昨季は全国大学選手権セカンドステージ敗退と、2年連続で年越しすら叶わなかったラグビー蹴球部。覇権奪回を目指すチームの主将に今季はロック桑野詠真(スポ4=福岡・筑紫)が就任した。新チーム発足から約2週間。昨季の振り返りから今季に向けた意気込みまでを伺った。
※この取材は3月16日に行われたものです。
「まずは自分のパフォーマンスを上げなくてはいけない」
主将就任の経緯を話す桑野主将
――12月27日の試合が終わってからオフはありましたか
二週間くらいありました。
――その期間は何をされていましたか
少しの間地元に帰った後、こっちでゆっくりしていましたね。
――12月27日の試合が終わった後どうしたいか聞いた際にリフレッシュしたいとおっしゃっていましたが、その点に関してはどうですか
地元に少し帰ったのですが、結局試合のビデオを見ていて。でもそれなりにリフレッシュできました。
――筑紫高校が花園に出ていましたが、ご覧になりましたか
はい。テレビで見ました。
――後輩の戦いぶりはどうでしたか
一勝できたのでよかったと思います。
――その二週間でトレーニングなどはしましたか
僕は一月の最後に手の手術が決まっていたので、オフ期間中はウェイトくらいしかしてないですね。
――シーズン中も一回手のけががありました
昨シーズンの最初の方にけがしたところと同じところで、手術しなきゃいけなくなって手術しました。
――主将就任が決まったのは予餞会当日ですか
正式にはそうですね。
――いつ頃からそういった話があったのですか
東海大戦が終わってからは一平さん(岡田一平前主将、平28スポ卒=現クボタ)に「来年はがんばれよ」と一言かけてもらいました。その後、4年生の総意ということで選んでもらって予餞会で正式に決まりました。
――聞いた時はどう思いましたか
そんなにとまどいとか驚きもなくて、前の学年の時から学年リーダーになって、チームを引っ張っていかなければならないというのは分かっていたので、とまどいとかはなかったです。
――覚悟はできていたということですか
そうですね。
――山下大悟監督(平15人卒=神奈川・桐蔭学園)はどんな方ですか
ファーストミーティングでもあったのですが、勝つためには何が必要か理論的に話してくれます。練習中は熱い人柄というか、その中にも自分たちに対する愛情や厳しさを持ち合わせたすごく良い監督です。
――全体練習は山下監督が指揮をとられているのですか
全体練習は主に古庄ヘッドコーチ(古庄史和ヘッドコーチ、平15教卒=国学院栃木)ですね。
――主将という立場になって、自分の中で変化はありますか
キャプテンになって、もっと自分の試合でのパフォーマンスを上げなくてはいけないと思いますし、その点では自分のレベルアップのためにもっともっと何ができるのか考えています。チーム全体としては、雰囲気としてまだまだ帝京大に勝つには程遠いと思います。いまは基礎の練習をしているのですが、そこをどれだけ地道に努力して積み上げられるかという大事な期間ですね。
――理想の主将像はありますか
特にはないですね。理想の主将像を持つとその人に似てくるというのがあるので、そういったものは持たずに自分らしくやっていきたいです。理想はないですけど良いなというキャプテンは、今まで見てきましたし、今もコーチでいるのですが大峯さん(大峯功三ジュニアコーチ、平27スポ卒=福岡・東筑)です。リーダー像としては布巻さん(布巻峻介、平27スポ卒=現パナソニック)とか大峯さんとかが僕の中にはありますね。
――それは具体的にはどういった点ですか
色々ありますけど、どれだけ周りの人に影響を与えられるか、影響力の大きさを感じました。大峯さんは僕が2年生の時に4年生のロックで、色々なことを指導してきださって、僕が成長できたのも大峯さんのおかげなので、本当に尊敬しています。
――口うるさく言うというよりは、自分のプレーで引っ張るということなのでしょうか
もちろん言うことは言いますけど、まずは自分のパフォーマンスを上げなくてはいけないということを僕はいま一番考えています。周りには、チームのルールを守っていない、徹底できていないという部分はそこは厳しく言うという感じですね。
――ファーストミーティングの際にはどんなお話をされたのでしょうか
ファーストミーティングでは、僕は話をせず、監督からプレー面などのチームの現状の話がありました。
――スローガンである『BE THE CHAIN』の意味を教えてください
一人一人が個々を高めないと帝京大には勝てないということと、個々を高めるだけだはなく、ディフェンスや全部のプレーに関して繋がっていこう、連携していこうということで『BE THE CHAIN』ということになりました。
――スローガンは山下監督からの提案ですか
そうです。
――早大とアシックスが提携しましたが、それでなにか変わったことなどはありますか
練習着はいままでも統一されていたんですけど、ウエイトとかも含めて改めてチームウェアが統一されたので、見栄えが良いですね。スパイクもすごく履きやすいです。新しいユニフォームに関してはまだ着ていないので何とも言えないですけど。デザインに関しては素晴らしい人がデザインしてくれましたし、それの価値を高められるかは自分たちが勝つかというところに懸かっていると思うので。負けると格好悪いユニフォームになってしまいますし、自分たちがどれだけ勝って格好良いユニフォームにできるかだと思います。
――岡田前主将と何か話したことはありますか
自分1人では部員全員を見ることはできないので、うまく周りを使ってやってくれということを言われました。
――岡田前主将が予餞会で「100人近い部員を1人で見るのは不可能」と話していましたが、実際にやってみてそういったことは感じることはありますか
そうですね、あります。
――本田宗詩宗詩副将(スポ4=福岡)や委員の選手とどのように連携をとっていきたいと考えていますか
毎年委員というものはあったのですが、それぞれのタスクが決まっていませんでした。今は委員の中でもしっかりタスクの明文化をして、今であれば、寮長は山口(和慶、スポ4=福岡)で寮の徹底管理を任せています。食事の面では寮の食事も変わって、体重も管理しなくてはならないので、そういった部分は佐田(涼祐、社4=東京・早実)に任せています。やることが明確になったので、それをどれだけ徹底できるかですよね。
――今はどのような練習をされているんですか
今は二部練をやっていて、午前中はウェイトで午後はレスリングとユニットスキルという感じです。レスリングをした次の日はランセッションといってスピードトレーニングをやっています。
――全体で合わせるというよりは、一人一人の能力を高めるというかんじなのでしょうか
そうですね。今は一人一人が基礎を積み上げるということと、ことしはスクラムとディフェンスとブレイクダウンを強みにしたいので、その三つの柱の基礎を積み上げている途中ですね。
――今季から就任した伊藤雄大スクラムコーチ(平17人卒=東京・国学院久我山)からはどのような指導を受けているのですか
まずスクラムを組む前提の姿勢のところから基礎を積み上げている途中です。まだ多くの人数では組んでいなくて、一対一、二対二ということで基礎を積み上げています。
――1年生が入寮されたようですが、印象はどうですか
まだあまり話してないです。プレーもまだ見ていなくて。一緒に練習もしていなくて、1年生は1年生だけで練習しているのでまだわからないです。
「全体を通して精度が低かった」
昨季はセットプレーの中心として活躍した
――昨シーズン全体を振り返ってみていかがでしたか
チームディフェンスが崩壊していたという印象があります。あとは、自分たちの立ち返る強みというか、そういうものがなかったと思います。もちろん敗因は立ち返る強みがなかったということだけではなくて。多くのことがありますけど、挙げたらキリがないですね。
――昨季の反省点はチームで共有されたりしたのでしょうか
そうですね。ファーストミーティングで昨季のチームのディフェンスとかも見たので。そういう反省はチーム全体でしましたね。
――昨季のチームの良かった点、悪かった点を具体的に教えてください
良かった点はそんなにないと思います。悪かった点はさっきも言った通り、ディフェンスの部分ですね。さらにセットプレーやブレイクダウンだったり。挙げたらいっぱいありますね。
――昨シーズンを通して、『精度』という言葉をよく使っていた印象ですが、その点に関してはいかがですか
天理大に負けた試合も、もう何回も見ましたけどやっぱり大事なところでの精度がとても低いな、と。全体を通して精度が低かったです。何回見ても、これじゃ勝てないなと思いました。
――桑野選手が中心となっていたセットプレーやモールに関してはいかがですか
おととしときょねんのラインアウト成功率は数字で見ても全く違いましたね。スクラムに関しても、突出した選手がいなかったぶん、8人全員でまとまって(スクラムを)組もうという意識付けができていたんじゃないかと感じています。モールに関してはもっともっと(トライを)取りたかったというのはあります。天理大戦に関してもモールで(トライを)取っていれば勝てましたし。ことしもスクラムを強みにしていきたいと思っているので、ことしは日本一のFWをつくり上げるという覚悟をしています。セットプレーやモールを強みにしていきたいと思います。
――カギとなるプロップ、ロック陣は昨季のメンバーが多く残りますね
そうですね。でもあまりそこは関係ないかなと。監督が変わりましたし、そうすればメンバー選考の基準も変わってくると思うので。いまはチームが分かれていなくて、FW・BKで分かれて練習しているんですけど、そのなかでもっともっと競争意識を高めてやって欲しいと思いますね。
――貝塚隼一郎選手(平28政経卒)が抜けたフッカーで注目選手はいますか
まだわからないですけど、たぶん出てくるのは峨家(直也、商2=兵庫・報徳学園)と鷲野(孝成、基理2=神奈川・桐蔭学園)だと思います。あの二人は昨季にAチームを経験しているので。それはチームにとってアドバンテージだと思います。あとは二人がどれだけ争っていけるか、どっちのほうが、自分が試合に出るんだ、チームに貢献するんだという気持ちを強く持てるか。その気持ちが強いほうが勝つんじゃないかと思います。いまラインアウトセッションにOBの方がきてスローなどの指導をしてくださっているので、いろいろなことを学んでいってもらいたいです。
――予餞会では藤田慶和前副将(平28スポ卒=現パナソニック)からも「いまのワセダは日本一を取れる環境ではない」という厳しい言葉もありましたが、それについてはいかがですか
たしかにそうだな、と思いました。みんな自分の中でそういうことに薄々勘付いていたと思いますし。でもいまは山下監督をはじめとするコーチ陣の方々が日本一にふさわしい環境をつくってくれていて、素晴らしい環境で練習できています。あとは選手たちがそれに見合った努力をできるか、その環境に見合った選手になれるかだと思います。
「日本一を取って、チーム全員で『荒ぶる』を歌いたい」
今季への意気込みを話す桑野
――どのようなチームにしていきたいという理想はありますか
まずはチームで決めたルールや規律に関して必ず全員が徹底できるチームにしていきたいですね。あとは、どんな状況においても努力できて、常にハングリーな精神を持った選手たちが集まった集団でありたいです。そのうえに勝ちがあると思いますし、そういうチームが勝つことでファンの方々や応援してくださる方々に、夢や希望や感動といったものを与えられるんじゃないかと思います。そういうことを経て、勝つことが一番なんじゃないかと。優勝したいですね。
――予餞会で山下監督が「日本一の取り方を教える」とおっしゃっていましたね
そうですね。現状としていまのワセダがどの立ち位置にいるのかということを再認識させてくれて、勝つためには、優勝するためには何をしなければならないのかということを教えてもらいました。
――今季からはフルタイムコーチが増えましたね
そうですね。僕がこういうのは変ですけど、そういったことも含めて、本当に素晴らしい環境だと思います。ほとんどのコーチがフルタイムですし。
――S&Cの部分に関しては今季も引き続き強化されているのでしょうか
もちろんです。午前中は毎日ウエイトですし。今季からは村上さん(貴弘ハイパフォーマンスコーディネーター、平8人卒=東京・早実)がハイパフォーマンスコーディネーターなって、S&Cコーチには潮田さん(健志S&Cコーチ=国士舘大卒)というレスリングコーチが新しく入ったので。FWの、特にタイトファイブに関してはどれだけ体を大きく、それでいて走れる体にできるかが大事だと思います。練習後もウエイトをやったりもしているので、そういう点では小さな部分ですけど、勝つための文化の基礎はできてきているんじゃないかと思います。
――体が大きくなってきている実感はありますか
ありますけど、まだワセダのなかででかくなっているというだけなので。帝京大とかに比べるとまだまだ足りないなと思いますね。
――ライバルとして挙がるチームはありますか
全部の大学がライバルになると思いますけど、その中でもまずは帝京大を倒さないと日本一というものはないと思いますし、まずはそこですね。
――春シーズンでは帝京大とは試合がないですね
そうですね。関東大学春季大会は昨季の(関東大学)対抗戦の順位でグループが決まるんですけど、帝京大とは違うグループになってしまったので。それでも慶大、明大とは招待試合ということで毎年決まっているので試合があるんですけど。帝京大とは夏合宿でやるので、そこでどれだけ自分たちの力がわかるか、という感じですね。
――今の段階で、この時期までにはどれだけの力をつけておきたいといったイメージはありますか
いまはそんなに持ってはいないですが、実践を積みながらイメージをつくっていきます。
――他のリーダー陣に求めることなどはありますか
宗詩(本田宗詩副将、スポ4=福岡)に関してはまず自分のパフォーマンスを上げることですね。全員に対して言えることなんですけど。宗詩はWTBですし、どれだけトライを取れるかということに期待していますし、BKリーダーとしてもBK陣の統率というか、プレー面に関しては任せています。山口(和慶、スポ4=福岡)は寮長、そして委員として寮の徹底管理ですね。ラグビーだけじゃなくて私生活という部分も重要になってくると思うので。寮での規律に関してはきょねんと比べものにならないくらい徹底していますし、そういう部分ではすごく頑張ってくれていると感じています。佐田(涼祐、社4=東京・早実)に関しては食事と体重管理ですね。毎週ポジションリーダーが集まって全員の体重をチェックしていて。なぜ体重が減っているのか、なぜ体脂肪率が増えているのかということをしっかり聞いて、それを集めて話し合って、それに見合った食事を食べさせるようにしてくれています。ことしから管理栄養士の方や栄養指導の方も入ってくださったので、すごくやりやすい部分もあります。
――食事の面は大きく変わったのですね
そうですね。何キロの人はどのくらい食べて、というのが毎食決まっているので。すごくやりやすいです。
――広瀬泰斗選手(政経4=東京・早大学院)、加藤広人選手(スポ3=秋田工)、横山陽介選手(スポ3=神奈川・桐蔭学園)についてはいかがですか
広瀬に関しては委員の中で唯一といったらあれですけど、下の学年の時は下のチームを経験していて、僕が三年間チームを見てきたなかでもすごく努力している男というか、ハングリーさも兼ねていると思います。そういった経験から、僕らとは違った目線でチームを見てくれると思いますし、そういう目線から指摘してほしいと思っています。加藤と横山は、将来のリーダー陣になってくると思うので。そういった意味で委員に選びました。
――2年生から委員が出なかった理由はあるのでしょうか
単純に僕が必要ないかなと思ったので。委員がどれだけチームに対して徹底できるかが重要だと思うので、そういう意味で2年生からは必要ないと思いました。
――今後戦っていくうえでチームのカギとなるポイントなどはありますか
チームとしてはスクラムとディフェンスとブレイクダウンですね。そのなかでも僕はスクラムにこだわりたいです。日本一のFWをつくり上げたいので、他大学を圧倒できるようなスクラムを組んでいきたいですね。トップリーグを見ていても、強いチームはどのチームもセットプレー、スクラムやラインアウトがしっかりしていると思います。どんな場面でもスクラムで押し込めればチームの士気も上がりますし、そうすれば相対的に相手の総力も落ちますし。そういった面でもスクラムの強化というのは大きなメリットがあると思っています。
――今季はバックローのメンバーが大きく抜けてしまうと思いますが、その点に関してはいかがですか
逆に言えばみんなチャンスなんじゃないかと思いますね。メンバー選考に関しては僕が決めることではないですし。今の時期はどれだけそれぞれが個を高められるかということが重要だと思います。バックローは少ないかもしれないですけど、個を高めていくしかないと思いますね。
――主将として意識していきたいことはありますか
周りを巻き込んでいくことですね。あとは、僕は日本一に向けて突き進むだけなので、日本一だけを追い求めてやっていきたいです。
――プレーヤーとしてはチームの中でどういった役割を果たしていきたいですか
今季のチームはスクラムを強みにしてやっていきたいですし、自分の強みはセットプレーだと思っているので、まずはセットプレーの核としてまとめ上げていきたいですね。
――チームとしてどういうアタック、ディフェンスをしていこうというのは決まっていますか
アタックはまだ決まっていないですけど、ディフェンスに関しては、テーマが『ライフライン』ということでやっています。きょねんはあまり横とのつながりを意識できていなかったので、いまではルールとかを明確化して、何をやらなければならないのかをいま練習しています。
――一人一人のコミュニケーションが重要になってきますね
そうですね。もちろんコミュニケーションは大事になってくると思います。
――人数が多い中で、チーム全体で意思を統一するということは難しいのではないでしょうか
そうですね。なるべく全員とは話すようにはしているんですけど、一平さんに言われた通り、一人一人と深くコミュニケーションをとることは難しいと思うので、どれだけ自分の意思をわかってくれる人を周りにつくれるかということが重要になると思いますね。自分の意思をわかってくれる人がいれば、そこから全体にも波及していくと思うので。
――5月から15人制の試合が始まっていくと思いますが、どのような試合をしていきたいですか
まだ細かい戦術はこれからですけど、チームとしてやろうとしていることをどれだけそれぞれ個人ができて、横と連携できるかが大事になると思います。まずはチームのルールを徹底していけるかだと思います。
――いつ頃からチーム全体で合わせるような練習が始まるのでしょうか
FWとしては来週くらいから8人全員でスクラムを組んでいく予定です。全体としてはわからないですね。コーチ陣が決めることなので。
――昨季はあまり春の試合結果にはこだわらない方針でしたが、今季はどうなるのでしょうか
僕としては個を高めていくことが重要だと思いますけど、負けてしまうとチームに負け癖というものもついてしまうとも思うので。勝ちにこだわる部分も出てくると思いますね。
――今シーズンに向けた意気込みを教えてください
帝京大を倒して、日本一を取って、チーム全員で『荒ぶる』を歌いたいです。個人的には、日本一のFWをつくり上げるということを目指してやっていきたいと思います。
――最後に、この特集を見てくださっているファンの方々にメッセージをお願いします
帝京大が(全国大学選手権で)7連覇していますし、ワセダは長い間結果を出せていないんですけど、そんな状況でもファンの方々は応援してくださっていることをありがたく思っています。試合に負けてもファンの方が厳しいものもありますけど声援を送ってくださるので、申し訳なさというものがあります。それは僕たちが勝つことで恩返しができると思いますし、感動も与えられると思うので、今季は期待して見ていてほしいです。
――ありがとうございました!
(取材・編集 進藤翔太、本田理奈)
今季への意気込みを書いていただきました!
◆桑野詠真(くわの・えいしん)
1994(平6)年10月11日生まれのAB型。192センチ、110キロ。福岡・筑紫高出身。スポーツ科学部4年。ポジションはロック。「日本一のFWをつくり上げる」と何度も繰り返した桑野主将。対談の最中、日本一への強い思いを感じました。その思いを胸に、『荒ぶる』に向けて突き進んでくれるはずです!