祝福を力に変え、まずはリーグ戦3連覇へ/祝勝会

準硬式野球

 全日本大学選手権(全日)での優勝から10日後のこの日、東京・上野恩賜公園内にある『上野精養軒本店』にて祝勝会が開かれた。会では池田訓久監督(昭60教卒=静岡・浜松商)の優勝報告や山口永路副将(社4=早稲田佐賀)ら選手のあいさつが行われた。また、早大OBや準硬式野球関係者など多数の来賓が集い、選手たちや首脳陣を祝福した。

楽しそうな選手たち

 会は池田監督の優勝報告に始まり、続いて主催者でOB会『紺碧倶楽部』会長の大久保信隆氏(昭39卒)があいさつ。そして元自民党総裁で稲門体育会会長の主賓・河野洋平氏(昭34政経卒)らが祝辞を述べた。その後は歓談の時間に。OBの「選手たちを腹いっぱいに」との思いから、沢山の上質な料理が提供された。

 歓談の後には池田監督が選手を紹介。吉田龍平主将(スポ4=東京・小山台)が学業の関係で不在だったこともあり、選手からは山口副将、前田直輝副将(スポ4=熊本)、鈴木涼馬(商4=東京・早実)、竹下直輝(スポ4=東京・小山台)、菅野太一(商4=東京・早実)の五人があいさつした。その後コーチ陣やOBのあいさつ、応援部による『紺碧の空』と校歌の斉唱などが行われ、OB会副会長の中根靖氏(昭38卒)が締めて閉会した。

あいさつする山口副将(中央)

 河野氏は祝辞で、全日で4年生が活躍したことを称賛。大学の四年間の中で成長を続けていくことが重要であり、現4年生がそれをできていたからこそこの結果が生まれたとの旨を述べた。また選手たちの口からは、「全日優勝で終わりではなく、東京六大学秋季リーグ戦(秋季リーグ戦)と関東地区大学・社会人王座決定戦でも優勝する」という力強い言葉が次々と聞かれた。この会で受けた祝福を力に変え、まずはリーグ戦3連覇を目指していく。

(記事、写真 池田有輝)

※掲載が遅くなり、申し訳ありません

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