リーダーやチアリーダーズのように前に立って大きく目立つことはないが、応援を音で支える吹奏楽団。練習にコロナウイルスの影響を大きく受けた部門であると同時に、応援活動が外野席からに制限され、吹奏楽団が奏でる音は応援を届ける上でその大切さが改めて認識されることとなった。今回は吹奏楽団の4名に入部してからの今まで、そしてこれからの応援について伺った。
※この取材は9月18日に行われたものです。
卒部までは後ろを見ずにやって行こうかなと思っています(石島)
箱根駅伝応援で早朝、音出しをする吹奏楽団
――1年間を通して印象的だった出来事はありますか
石島 やっぱり箱根駅伝(第96回東京箱根間往復大学駅伝)がまともにできたという意味では一番大きな活動だったので、これまででは一番箱根が印象深いですね。ちょうど代が変わって、自分たちの代になって初めての応援だったのでもちろんミスというか来年に生かしていくところはあったのですが、それでも自分たちは3学年、今の4年生から2年生の代で3パート含めて初めてできた応援だったので、そういう意味では大手町のコールというのが印象深かったかな。1年ぶりにシード権獲得できたので、来年につながったというか予選会からではなくて本選から後輩たちはできるという意味で印象深いエピソード、場面でした。
野田 私は応援とかイベントっぽいことではないのですが、本年度常任指揮者が代わって新たな指揮の先生を迎え入れて新体制での合奏が始まったというのが結構印象深くて、これまで技術の面とか少しおろそかになってしまっていた部分があったので、そこを4年生中心に見直して新たに練習の体制を変えようというのをやっていったことが結構1年の初めに挑戦できたことかなと思って印象深いです。
井口 私も今の先生の新しい合奏がすごく現在進行形で印象に残っていて、すごくいいなと思っていて、できないところを見逃さずにしっかり向き合ってくださる方なので、12月に向けて今の先生と一緒にどんどんスキルアップできたらと思っています。
小林 私はイベントに出演するのが好きなので、イベント系の話なのですが、1月くらいだと思いますが、ラグビー部の優勝パレードに出させてもらったことがものすごく印象的で、野球部の優勝パレードは今までできなくて、去年もできそうでできなかったことがすごく残念だったのですが、今回ラグビー部の優勝パレードという形で準備とか急なことではありましたが、結構貴重な機会で出演できたことがすごく印象に残っています。あとは、定期演奏会のドリルのステージに向けて、私はドリルの演技を作る担当なのですが、それに向けて相方の部員と一緒に作っているのが印象的というか今、中心に頑張っていることです。
――様々な演奏機会が少なくなっていますが、いかがですか
石島 発表会だけでなくていろいろなイベントが今年はなくなってしまったのでその意味ですごく悲しいというか残念ではあるのですが、なんとか定期演奏会はやろうと決めて、形はどうであれやる方向で進めているので、そこだけは死守したいという思いで今はやっている感じですかね。どうしてもやれなかったことに目が行ってしまうのですが、卒部するまではそっちというよりは定演の方に目を向けて、終わってからいろいろ少しくよくよしようかなと思っているので、それまでは後ろを見ずにやっていこうかなと思っています。
小林 例年だとこの時期はたくさん応援行かせてもらっている時期だと思うのですが、やっぱりそういうことも今はできないので、行けないのは悲しいですが、定期演奏会のことに集中できるというように捉えてしっかり練習作りだったり、演技作りだったり、環境作りというのを頑張っていけたらいいかなというふうに思っています。
野田 たしかにできないことがたくさんあって、悔しい気持ちとかもあるのですが、例えば今回の野球の件のように突然できる状況に変わるということもあるので、そのできる状況のときのために今練習とかできることをやって準備していきたいなと思います。
――コロナ禍で、吹奏楽団は練習が難しい状況があったと思いますが、合奏などはどのようにされていましたか
石島 自分たちは8月から活動を再開して、それまでは何もできなかったです。オンラインで顔を合わせて出来ることを模索するというかコミュニケーションをとったりすることはあったのですが、吹奏楽団として何かできていたかというと、ほとんどできていないに等しかったです。8月から少しずつ練習場というのを与えられていて、そこ自体は使わせていただけるので、そこを使ってあまり密にならないように部員が今30名強くらいいるので、約半分ほどに割って時間を分けて練習をするという形で全体というよりは分けて練習をする。特に9月に入ってから合奏というところをたくさんやれるようになったのですが、今日も(合奏が)あったのですが、新宿文化センターの展示室をお借りしてある程度広さがあって、30名くらい入ってもある程度間隔が保てるという環境だったので、そちらを利用して合奏練習というのはやっています。
――みなさんの担当楽器はなんですか
石島 自分がサックスですね。
野田 私はトランペットです。
小林 私もトランペットです。
井口 私はクラリネットです。
――楽器ごとに大変だったことはありますか
井口 家だと吹けない部員が結構多かったので、やっぱり家で出来ることがあまりなくて、8月に(活動が)再開して、楽器吹くのが5カ月ぶりですという人も結構いたので、8月からすごくみんな練習が増えて一生懸命頑張ったという感じですかね。
野田 8月まではオンラインでパートごとに意見交換をしたり、下級生と話したり、あと定期的に4年生内での話し合いというのをやっていて、そこで今後の練習どうしていくかとか、定期演奏会のことをどうしていくかを話していた感じです。
石島 私と小林はね、オンラインで、ZOOMでなんかやってなかったっけ?
小林 その話忘れていた(笑)新人部員が入ってきたのですが、その子が初心者でトランペット始めたいということで、すごくやる気に満ち溢れていて「トランペット買いました」と言われたので、とりあえずオンラインでできることをということで、その子がちょうど自宅でトランペット吹けるということだったので、オンライン上で時差はありながらも、一緒に練習したりだとかレッスンの先生を呼んで一緒に楽器のこと教えてもらったりとかをやったのが良かったなと思います。
――ことしは新人が例年通りの時期に入部できなかったと思いますが新歓において吹奏楽団ならではの困難さはありましたか
小林リーダーやチアは、それがやりたくて入ってくる人がほとんどだと思います。そうすると結構早い段階で部員も集まっていたのですが、吹奏楽団って早稲田の中にたくさんあって、最後まで集まりにくかったのが、大変だったというか焦りを感じました。逆に言えば、今5人入ってくれたのですが、コロナの中で何もわからず、授業も本来の形で受けられない中でも、ここを選んでくれたのは本当に奇跡のようにも感じますし、うれしく思っています。
井口小林は本当に面倒見が良いというか、すごいです(笑)。私も楽器初心者で入ったのですが、そういう初心者にとってもこのような先輩がいることは良いことなのではないかな、と思います。
――お互いの印象を聞かせてください
小林(井口は)ここぞというときにみんながかけてほしい言葉をかけてくれる人だと思います。4年生内で今後の方針をどうしようかと考えていた時に、コロナウイルスの影響で定期演奏会もできないのではないかとか、後ろ向きになりがちで、出来ない理由を探してしまっていたのですが、その時に井口が「たとえどんな状況になっても私たちがやりたいという意思があればできるのだから、練習も、出来る形でやっていこう。」と言ってくれたのが印象的です。結構ふわふわしているように見えますが、ここぞというときに言ってくれる存在です。
井口おお(笑)。私は東京都大学吹奏楽連盟理事という役職をやっていて、東京都大学吹奏楽連盟の情報が入ってくるので、他の大学の状況を知っているからこそ、そういう言葉を掛けました。
石島井口は、先ほども、ほんわか系というイメージが挙がっていたのですが 、ストイックなところもあると感じています。自分は、疲れて早く帰りたいと思ってしまうのですが、練習を長時間やった後も、みんなが片づけをしている中で連符の練習をしているのを見るので演奏に熱心だと思います。
小林野田は人に対して時間を割くことが苦にならない人だと思います。私は初心者で入ったのですが、最初は譜面もリズムもわからないという状況の中、野田がずっと一緒に私の譜面を演奏してくれて譜読みを常に一緒にやってもらいました。今も、ドリルのステージを作っているのですが、下級生にドリルの技術を熱心に教えていて、人に教えるために時間を割いてくれます。
石島パフォーマンスする人、演技する人としての精神、心構えを備えていると思います。だからこそ高いレベルを追究しているのだと思います。
野田言ってくれた石島に対してなのですが、表情に出ないタイプという風に自分でも言っているのですが、確かに表情には出なくても熱いものを秘めている印象があります。見た目はクール、中身は熱い男、みたいな感じです。普段はがちがちの熱男ではないのですが、大事な時に石島がみんなにぱっと何か言うと締まるので、やはりそういうポジションなのだなと思います。一方でいじられキャラでもあるので、愛されているな、とも思います。小林は3、4年間同じパートでやってきて、包み込んでくれるような存在だと思っています。お世話になりっぱなしなような気がしています。落ち込んだ時も励ましてくれますし、同じパートだったからこそここまでやってこられたと思います。井口は芯があって、自分をはっきり持っているし、自分の仕事をしっかりこなすという印象です。すごく頼りになります。
井口野田は、きょねんの定期演奏会でドリルを一緒にやっていて、やりやすいなと思っていました。やるべきことを整理して提示してくれるのですごくやりやすかったです。
野田その時に井口はセンスがいいなと思いました。演技を作るうえでセンスはすごく大事なのですが、会場の照明を一緒に考えている時に、色や光の組み合わせのセンスもいいなと思いました。
小林褒め合いみたいで恥ずかしいですね。
一同(笑)。
演奏で「届ける」
きょねんの定期演奏会
――4年間で一番思い出に残っていることはなんですか
小林 ふたつあります。ひとつは新人の夏合宿です。毎日帰りたいと思いながら参加していましたが、結局同期と10日間乗り越えることができました。今でも夏合宿を思い出すことがよくあります。大変なことがあった時に、あの合宿を乗り越えたから大丈夫だろうと思える、頑張る糧になる経験でした。2つ目は、吹奏楽団では応援歌を吹けるようになるためのテストに受からないと球場でその曲が吹けないという制度があります。1個下の初心者で入った後輩が、初めて『紺碧の空』の試験に受かった時に、わざわざ練習場で「小林さん『紺碧の空』受かりました」と報告に来てくれたことです。それが嬉しかったというか、鮮明に覚えています。
石島 自分も2つあります。1つ目は応援で、2年生と3年生の秋の早慶戦の第3試合、どちらも劇的な勝利をしたんです。2年生の時、その時期はやさぐれてて、辞めたかった時期なんです。腐っていた時期なのですが、そこで最後逆転した時に踏みとどまるというか、この良い経験できたことが続ける原動力になりました。3年生の時は、総務補佐という下級生をまとめるちょっと厳しめな役職をやっていました。そういう時期だったからこそ、皆が盛り上がっていく姿、最後の最後に力を振り絞っている姿を見た上で、選手も繋がったと思いました。繋がる力というか、自分たちがやったことが繋がる瞬間を感じることができたので、強く印象に残っていますね。もうひとつは、3年生の夏合宿です。自分が総務補佐をやっている時期で、合宿の雰囲気というか、全体をうまく進めていくためにどうするかということもやっていました。自分が新人担当というわけではありませんでしたが、今の2年生たちが初めて来た時は、すぐにでも帰りたいというか、自分たちが新人の時と同じような絶望に満ちたような顔をしていた時期もあったにも関わらず、日に日に成長していく姿を見ました。3パートで何かやったり、新人マラソンをやったりなど辛いことを乗り越えていく中で、顔つきが変わっていくところを体感できました。そういう体験ができた夏合宿はすごく辛かったですが、印象深く残っているエピソードです。
野田 私は新人から3年生までどんなイベントでも楽しんできたタイプだったので、絞り切れないのですが、私は応援がやりたくて入ってきたので、一番印象に残っているのが応援です。その中でも2個印象的なものがあります。1個目が、新人の本当に初めて行った初戦です。高校の時に吹奏楽部で高校野球の応援をしていて、野球応援を経験していたつもりでした。しかし、大学の応援部に入って、初めて大学の野球応援を体感した時に、リーダーとチアと吹奏楽団の一体感から出るエネルギーをとても感じて、試合中ではなく試合前の応援練習の時に一体感に感動して涙がでていました。それくらい感動して、周りの上級生に心配されるという経験をしました。もう1個は、去年の秋のリーグ戦で指揮をふらせていただく役職についていたのですが、秋のリーグ戦の最初、早稲田がずっと点を取れていませんでした。私が指揮をふったその日のその回に早稲田が秋リーグ初めての得点をして、皆が涙を流して『紺碧の空』を歌ったり肩を組んでやっている光景を指揮のところから見ることができて、とても貴重な『紺碧の空』だったなと思いました。その光景がとても目に焼き付いています。
井口 私は本当に絞り切れないのですが、3年生の時に『六旗の下に』という行事の裏方、運営に携わることができたことです。その時に下級生時代には自分のアイディアが形になっていくことや自発的に積極的に何かをするタイプではなかったので、自分が考えたことが大きなステージの一部になることにとてもやりがいを感じられました。東京大学や立教大学の同期と一緒に行動したのですが、とても仲良くなることができて、他大学の事情も聞くことができて、自分からもっと色々やってみようという前向きな心持ちに変われた行事だったので、とても印象深いです。
――好きな応援歌をあげてください
井口 『ビバ早稲田』です。皆大好きな曲だと思うのですが、演奏するのがわりと簡単なんです。私が初めて合格をもらえた曲なのでとても印象に残っています。
石島 自分も『ビバ早稲田』好きですが、『早稲田健児』のほうが好きです。泥臭い感じがするというか、自分はリーダーではないですが、リーダーのような熱い要素を歌詞から感じるので、辛い場面とかで流れると、頑張ろうという気持ちになれるので好きです。『ビバ早稲田』もリーダーのテクがかっこいいので好きです。
小林 『えんじの歌』という早慶戦で負けた時に歌う歌です。もちろん勝ってほしいのですが、あのメロディーや歌詞が心に染みてしまって、常に良い時ばかりでなく負けてしまうこともあるのですが、その時に歌って癒されるというか、励まされる曲だなと思います。メロディーも歌詞も好きです。
野田 ベタだなと思われそうで言いづらかったのですが、やはり『紺碧の空』が一番かなと思います。最近はあまりないのですが、応援シーズンなど毎日応援部の活動をしている時は鼻歌で出ちゃうくらいです。応援歌や校歌が鼻歌で出ちゃった時はちょっと染まってるなあと自分で思っています。あとは『えんじの歌』が出たので、『早稲田の栄光』も好きです。合宿のとても濃い応援練習をやった後に皆で肩を組んで歌ったり、早慶戦に勝った時に歌ったりするのですが、歌詞や雰囲気を感じながら歌うと結構染みる歌だと思います。
――秋季リーグ戦の外野での応援についてお聞かせください
石島最初吹奏楽団が参加できるかどうかがネックで、参加できると決まったのがここ1、2週間のことでした。まず参加できるってことが貴重なことなんだなと思いました。よく連盟の人からも言われるのですが、コロナ禍の中で応援が
応援ができるのが六大学が初らしいです。連盟の方々や関わってくれた方々が、利益を生まないにも関わらず伝統を大事にしてくれて、その中でも吹奏楽団が奏でる音楽というものを大事にしてくれてこのような外野での応援に繋がったと思うので、まずできること自体に非常に感謝をしたいと思います。外野ということでいつもより少し遠い形での応援になるので、今までよりも演奏が重視されるのではないかという気がします。感染対策ということで、いつも1ブロックのところ幅広く人員を配置して3ブロック程度に広がって演奏します。今まではノリで演奏してもある程度合っていたのですが、ノリで演奏するとずれてしまうという状況であると思うので、皆が今まで以上に指揮を見て、そこに合わせるという意識を持って臨んでくれると思うので、音楽のクオリティというところをより意識できるリーグ戦になればいいかなと思っています。きょうも応援練習をやったのですが、去年のリーダーの小野さんがいらっしゃって、選手のいるところまで響くような演奏をしてほしいと言っていました。覚えている部員がどれくらいいるか分かりませんが、しっかりと今年の目標「届ける」をより意識しないと成り立たない応援だと思います。皆で定めた目標を意識してほしいと思いますし、例年以上に自分たちの演奏を遠くにとばすという意識を持って臨んでくれればなと個人的には思っています
井口 外野か内野かに関係なく、とてもワクワクしています。応援部員の正装を着て神宮球場で楽器をふけるというのが最後なので頑張ろうという意気込みです。
小林 内野とか外野とか関係なく、応援できることに感謝の気持ちしかないです。話が飛びますが、春に普通に内野席で野球を観に行った時に、内野席に座っていた観客のおじさんたちが「応援ないと選手の声が聞こえていいね」と言っているのが聞こえて、悔しかったというか、自分たちがやっている応援は自己満足なのかなと思ってしまったことがありました。外野からという演奏で、周りにお客様もいないのですが、自己満足の演奏ではなく、選手に届く演奏をしたいと思っています。すごく楽しみです。
野田 私も届く音というところと、選手が見た時に元気が出るようなというところに気をつけたいと思っています。最近指揮の先生に指摘されている発音や音質を気をつけたいなと思っています。今までは疲れてやみくもに吹いてしまっていたのですが、今回は届かないと意味がないと思います。やみくもに発音してしまうと音は出ていても、遠くまで飛ぶ音にならないので、最近先生に指摘されていることなどを気をつけて選手にしっかり届くように演奏したいと思います。あと内野席にOBの方々や支援してくださっている方が来てくださると思うので、そういう方にも「やっぱり応援があった方がいいよね」と思ってもらいたいと思います。ハリセンを使った広げるアクションなどもあるはずなので、選手が見た時にえんじに染まっていて元気が出るように元気いっぱいアクションをしたいなと思います。
――引退後、後輩たちに期待することはありますか
野田 後輩は演奏に対する意識がすごく高い人が多いので、もっともっと演奏技術の高い吹奏楽団を作っていけると思います。応援部らしさをある程度残しつつ、演奏技術がもっと高いものを目指してくれたらいいんじゃないかなと思います。
小林 今年はなかなか完全な形の活動ができませんでしたが、来年は今年の経験を踏まえてより良いコロナ禍での練習や活動をよりブラッシュアップして、より良い活動にしていってもらって、楽しんで過ごして欲しいなと思います。
井口 私も野田と似ているのですが、演奏技術が高くて全然心配していないです。初心者の子が入ってきたら、温かく迎えてあげてほしいなと思っています。上手な子が多いので、温かく迎えて育てていってあげてほしいなと思います。
石島 ひとつはコロナ禍という中で、今年は試験運用した年でしかないというか、来年以降も今まで通りの狭い空間に集まって合奏するという日常はそうは戻ってこないと思います。今年やってきた練習内容や活動内容を踏まえて、さっき言っていたようにブラッシュアップして、来年以降できる活動に対して取り組んでいってほしいと思います。また、今年は3パートにおいて応援部の悪いところを変えられた年だと思います。コミュニケーションというか、話にくさというところ、ただ上級生だから偉いのかというそういう要素などを前例にならうだけでなく色々変えられた年だと思いますが、それも1年目だと形にはまとまっていないというのが現状としてあると思います。なので今年を踏まえて、来年以降どういう形がいいのか、今年の改善点を見つけ出していってみんなが応援にも演奏にも全力で取り組めるような環境作りをしていってほしいなと思います。
――ありがとうございました!
(取材・編集 佐藤桃子 中原彩乃 吉田美結)
早慶戦に向けて意気込み十分です!
◆石島航輔(いしじま・こうすけ)
1999(平11)年1月9日生まれ。東京・都市大学等々力出身。教育学部4年。役職は副将兼吹奏楽団責任者。マイブームは料理してる人の動画を見る事
◆小林未波(こばやし・みなみ)
1998(平10)年9月6日生まれ。東京・大妻中野出身。教育学部4年。役職は新人監督兼器材施設管理責任者。マイブームは?の質問には「胡麻豆腐」。
◆野田柚月(のだ・ゆづき)
1998(平10)年11月26日生まれ。広島・如水館出身。商学部4年。役職は渉外責任者兼ガードチーフ。マイブームはTWICEとNiziUの動画をたくさん見ること
◆井口優海(いぐち・ゆうみ)
1998(平10)年4月23日生まれ。栃木女子出身。文化構想学部4年。役職z学生誘導対策責任者兼大吹連理事兼東京六大学応援団連盟副委員長。マイブームは散歩と料理