9月26日 第102回関東大学リーグ戦 東京・日体大世田谷キャンパス
2巡目初戦を白星で飾り、追い風に乗って勝利を重ねたい早大は本日、国士舘大とマッチアップした。得点源であるF三浦健一(スポ4=京都・洛南)・F松本秦(スポ2=京都・洛南)が欠場の中、3試合ぶりにコートに立ったG下山瑛司(スポ4=愛知・中部大第一)。下山を中心にトランジション攻撃で得点を重ね前半はリードする展開を見せたが、3Pで国士舘大に続かれ終始均衡した試合運びとなった。しかし最後はわずかなリードを守り抜き68-66で勝ち切った。

足の負傷により直近3試合を欠場していた下山が今日から復帰。早大のファーストポイントはその下山のジャンプシュートだった。スピードバスケをけん引する司令塔がコートに戻った早大は、ファストブレイクで得点を重ねる。ディフェンスでは第12節の日大戦に続きゾーンディフェンスで相手ビックマン・ニシンバアニエル(国士舘大3年)に対応した。しかし、ブザービーターで3Pシュートを浴び、20-18で第1Qを終えた。
続く第2Qは両校ターンオーバーが多く見られ交互に得点を取り合う展開。宜保隼弥(国士舘大2年)がこのQだけで3本の3Pを沈め一時逆転を許すも、途中出場のG木村魁斗(スポ2=茨城・下妻第一)が持ち味の3Pシュートをしっかりと決め切りリードを取り返す。さらにF南川陸斗(文2=京都・東山)がブザービーターで3Pシュートに成功。途中出場の選手が役割をしっかりと果たし、39-35で前半を折り返した。

第3Qは序盤、国士舘大が流れを吹き返し連続8ポイントでベンチと共に盛り上がる。なんとかして相手の流れを断ち切りたい局面で、本日スタメン起用のルーキーF野津洸創(スポ1=静岡・藤枝明誠)がペネトレイトからターンショットを決め42-45。またG嘉手川太智(商4=沖縄・開邦)が3Pシュートで対抗するが終盤にも国士舘大に9連続得点を許し55-59と追いかける展開となった。

勝負の第4Qは攻守共に急成長を見せるF藤山拓翔(スポ3=新潟・開志国際)の3Pシュートで幕を開ける。残り5分、64-64の同点。早大は積極的なインサイド攻撃から相手ファウルを誘発し、フリースローを獲得した。68-66と2点差で残り10秒、国士舘大のシュートがリングを弾きルーズボールを取られかけるもなんとかコートに出させ残り1秒でマイボールに。得点は変わらず68-66のまま試合は終了し、終始均衡状態にあった本試合を勝利でおさめた。

フロアリーダー・ポイントリーダー不在の中で戦った早大は60点台に抑えられたが、ディフェンスで相手の得点を抑えたことや、そこから速い攻撃へと繋げたことが勝利を引き寄せた。留学生を擁する相手に対しても藤山・野津を筆頭にディフェンスリバウンドで有利に立った本試合。また、城戸・嘉手川を中心としたハッスルディフェンスから生まれたターンオーバーの効果が得点に滲み出ているように、超攻撃型の裏にあるディフェンスの重要性を再認識させられた試合となった。

本日の勝利をもってリーグ戦8勝5敗となったが、同じ勝敗数のチームは現在4チーム。一戦一戦が最後に見る景色の違いを左右することになる重要な試合だ。明日は、1巡目で惜敗した神大と戦う。7日前のリベンジを果たせるのか。14試合目となる神大戦は明日11:00、日体大世田谷キャンパスでティップオフ。
(記事 北郷美結 写真 指出華歩 取材 前田まき)
コメント
G城戸賢心主将(スポ4=福岡第一)

ーー今日の試合、主力である三浦、松本がいない中どのように攻めていくつもりだったか
得点の部分はみんなで補おうという形でやっていました。
ーー個人では14得点を記録していたが、プレーを振り返って
ポストプレーをずっと狙おうと思っていました、ポジション的に相手の方が(身長が)小さい時間帯が多かったので。
2点プレーばかりになってしまって、後半の3ポイントが入っていなかったのでそこは修正していきたいと思います。
ーー怪我人が増えたことによって普段出ない選手が出場する時間が増えたが、主将として心がけていることは
やはり下級生が出てくる時間が多くなるので、そういった時にのびのびやれるように声掛けしたり、そういう環境を作ることは意識しています。
ーー今日の相手の、中を使える留学生と3ポイントの連続でディフェンスが苦しんだ場面が多かったが、今後の対策は
自分たちはインサイドを固めることが1番なのですが、やはりそこでキックアウトなど、3ポイントを多く打たれる場面があったので、そこはうまくディフェンスのローテーションなどを修正していきたいです。
ーー明日は1巡目で負けた神大が相手だが、意気込みを
絶対勝ちます!!!
F野津洸創(スポ1=静岡・藤枝明誠)

ーー今日の試合を振り返って
内容は反省するところがたくさんあったんですけど、なんとかチームの勝利に結びつくことができてホッとしています。
ーー前半はディフェンスからトランジション攻撃を見せ、早大がやりたいバスケを遂行されているように見えたが振り返って
自分たちのバスケをやり続けた結果が生んだものだと思うので、やり続けてよかったなと思います。瑛司(下山)が帰ってきて、瑛司さんがいてくれることで、自分たちがやるべきことに集中できるので、(下山が帰ってきたことは)とてもありがたいです。
ーー第3Qは相手に24点取られました
拓翔(藤山)さんがファウルでコートアウトしてしまった後からコミュんケーションミスというか確認不足があって、相手に3Pシュートを渡してしまった甘さがあったからやられてしまったと思います。そこの部分を次の試合でどうなくしていくかも考えるべきだと思っています。
ーーそこから第4Qでは相手を7点に抑えました
自分たちがやられてしまっていたのが3Pシュートの部分だったので、それを絶対にやらせないということやゾーンディフェンスをやっていく中でコーナーをあけてしまっていたのでそこの修正をするなど細かいところを一つ一つ確認していってディフェンスの完成度をあげていけたと思います。
ーーオフェンスリバウンドは8-27で相手に大きくリードされました
国士舘大は意識が非常に強かったです。今日は勝ったとはいえそこが直らないと次は勝てないと思いますし、怪我人が帰ってきてももっと上には続かないと思うので、もっと気を引き締めていかないとと思います。
ーー16得点でチームトップでした
最後の場面のオフェンスリバウンドからの得点は自分の中で頑張れたと思うんですけど、第3Qのような得点が止まってしまった場面で秦(松本)さんや健一(三浦)さんがいない時にどのように得点していくか考えた時に、自分が任せられてることは少なからずちゃんとやらなければと思うので、自分なりの反省はあります。
ーーディフェンスリバウンドも光りました
留学生にとらせないボックスアウトという面では成功したところもあるんですけど、大事なところで相手にエンドワン取られちゃったところもあるので、負けゲームになってしまった可能性もあるので、それはもっと自分の反省点としてゲームの流れを見てやっていかないとなと思います。
ーー次戦(神大戦)に向けて、意気込みをお願いします
チームが危機状況にあるのは変わらないんですけど、自分たちのやるべきことをしっかりやってしっかり勝ちます。