投手陣が粘りを見せるも あと一本が出ず惜敗/筑波大戦

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 東京六大学秋季リーグ戦(秋季リーグ戦)も終盤に差し掛かり、早慶戦まで1週間となったこの日、早大は首都大学野球連盟に所属する筑波大との一戦に臨んだ。

 3点を先制された直後の1回裏、蛭間拓哉(スポ4=埼玉・浦和学院)の左越え二塁打や四球で2死一、三塁のチャンスを作ると、吉納翼(スポ2=愛知・東邦)の二塁内野安打で1点を返す。3回には安打や犠打で1死二、三塁の場面を迎えると、印出太一(スポ2=愛知・中京大中京)が犠牲フライを放ち、1点差とする。一方で投手陣は初回に3点を失うも、それ以降は相手打線を抑え込み無失点リレーを見せた。投手陣の踏ん張りに応えたい打線だったが、本塁が遠く追い付くことができなかった。

 早慶戦前最後のオープン戦となる明日(30日)は、城西国際大学と対戦する。

先発し、粘りの投球を見せた加藤

マルチ安打と快音を響かせた吉納

途中出場で安打を放った梅村大和(教2=東京・早実)

(記事、写真 臼井恭香)

コメント

伊藤大征(社3=東京・早実)

――今日のピッチングを振り返っていかがですか

 あまりリーグ戦ではまだ登板機会がない中で、アピールの一環だと思っているので、しっかり自分のできることができたかなと思っています。

――立大2回戦での登板はいかがでしたか

 秋のリーグ戦では初登板だったので、しっかりゼロで抑えられたのは良かったのかなと思います。

――投手陣は結果を残していますが、雰囲気はいかがですか

 ピッチャー陣はピッチャー陣でしっかり抑えられているというのは全員で自信持ってやれているので。自分たちがやっている方向性としては間違っていない自信はみんな持っていると思うので、それはいい結果につながっていると思います。

――あと1週間は何を詰めていきたいですか

 慶應は六大学でも一番打線がいいので、しっかりそれぞれ今のレベルを、球種のこともそうですし、コントロールとか球速とか全ての面で少しずつレベルアップしていきたいです。

――早慶戦へ意気込みをお願いします

 中継ぎなので、正直チームの勝利に直接的に、絶対的な仕事ができるわけではないので。勝ち負けとか自分的には言えないですけど、しっかりとにかく自分の仕事をしていきたいと思います。