TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |||||
明 大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||
早 大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | × | 3 | |||||
(早)○西垣―岩本 ◇(二塁打)中川卓 |
---|
雨天の影響で順延した東京六大学秋季リーグ戦(秋季リーグ戦)第5週の明大2回戦がこの日、快晴の下行われた。試合は早大先発・西垣雅矢(スポ4=兵庫・報徳学園)と明大先発・藤江星河(1年)による投手戦に。6回まで両校無得点で試合が進むが、均衡を破ったのは早大だった。7回、1死満塁から中川卓也(スポ3=大阪桐蔭)が右翼線に3点適時二塁打を放ち、これが決勝点に。負けたら後がないこのカードで、見事連勝を飾った。西垣は無四球完封勝利で、三振も11個奪う完璧な投球を見せた。
先発の西垣はこの試合の前まで21イニング連続無失点と好調を保っていたが、この日も圧巻の投球。11奪三振、無四死球で、これで30イニング連続無失点、防御率はリーグトップの0.77とした。
適時打を放ち喜ぶ中川卓
殊勲打の中川卓もこの日2安打の活躍で、打率を.379まで上げた。これでチームは勝点を5に伸ばし、試合数こそ違うものの首位・立大に並んだ。両校の結果次第では、優勝をかけた早慶戦になる可能性も残る。泣いても笑っても最終カードとなる早慶戦は2週間後、10月30日、31日に行われる。
(記事 山崎航平、写真 佐藤桃子、永田悠人)