TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
桐蔭横浜大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
早 大 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | X | 4 |
気温が30度を超す猛暑の中、桐蔭横浜大をホーム・安部球場に迎えてのオープン戦が行われた。
試合は、序盤から早大のペースで進んだ。先発の西垣雅矢(スポ4=兵庫・報徳学園)がテンポの良い投球で試合をつくると、女房役の岩本久重副将(スポ4=大阪桐蔭)が右越えソロで援護する。その後も熊田任洋(スポ2=愛知・東邦)の犠飛や丸山壮史主将(スポ4=広島・広陵)の適時打などで追加点を奪った。西垣の後を継いだユエン賢(国教2=セントジョセフ)や齋藤正貴(商2=千葉・佐倉)ら救援陣は、1軍戦の経験こそ少ないものの落ち着いた投球で無失点。先週の横浜商大戦に続いて2試合連続の完封勝利で、オープン戦開幕2連勝とした。
先発し好投した西垣
先制の右越えソロを放った岩本
2試合連続で無失点に抑えたユエン
1回を三者凡退に抑えた齋藤正
(記事 山崎航平、写真 高橋優輔)
コメント
岩本久重副将(スポ4=大阪桐蔭)
――どのような意識で本日の試合に臨みましたか
オープン戦をリーグ戦と同じような重みで、勝ちにこだわるようにチームとしてテーマを持って挑みました。
――結果としては先週に引き続き、いいかたちでの試合運びだったと思います
勝つために必要な個人個人の役割があると思うので、そこをしっかり発揮する、チームとして隙を見せないような試合をするというのがここ2試合はできていると思います。
――ご自身の打席に関して、第一打席では右方向への先制の本塁打を放ちました
逆方向にホームランが出たということは1つ自信になるので、春のリーグ戦では引っ張りのホームランしかなかったんですけど、広角に打てるようになってきているということは自信になるかなと思います。
――リーグ戦が終わってからの2ヶ月間の練習について、どのような部分に重点を置いていましたか
強化期間というのを野球部として設定して、全てにおいてレベルアップをするということで、野手陣はとにかく振る量を増やしていました。投手陣が何点取られても取り返すという気持ちで、守備では点を与えないような守備をしようということで、その期間の成果が少しずつ出てるのかなと思います
――投手陣に関して、先発の西垣投手(雅矢、スポ4=兵庫・報徳学園)はかなりいい状態に見えました
失投が少なかったです。思うようなかたちで配球通りに投げてくれたので打ち取れたというのと、息が合ってきたというか、西垣が考えている通りに要求できてますし、とにかく今日は息があった投球ができたと思います。
――6回以降は2、3年生の投手陣がそれぞれ無失点に抑えました。
1イニングだけなので、とにかく自分が持ってるいいボールをどんどん投げてこいというふうに声をかけていました。先頭打者をなんとしても打ち取るというテーマでやって、今日それが出来たことは収穫かなと思います。
――来週からは、試合数が増え本格的に実戦モードに入っていくかと思います
とにかく勝ちにこだわって、秋のリーグ戦に入る前に勝ちグセがつくように、どんな試合でも勝てるように準備したいと思います。
ユエン賢(国教2=セントジョセフ)
――先週の1軍戦初登板に続いての登板になりました
先週と同じく抑えることができたので、嬉しいです。
――2試合続けて無失点の投球になりました。この結果についてはいかがですか
課題がまだまだいっぱいあるのですが、とりあえず無失点で抑えたことはよしとします。
――ご自身の持ち味はどのようなところですか
今はストレートとチェンジ(アップ)を主に使っているので、それかなと思います。
――高校時代はどこで野球をされていましたか
カナダです。
――カナダの野球はどのようなものでしたか
「エンジョイベースボール」という言い方が相応しいのではないかと思います。
――早大に入学を決めた理由はありますか
早稲田は日本でもトップの大学なので、勉強であったりスポーツであったり、(早稲田で)したいなというのは子供の時からありました。
――次戦以降への意気込みをお願いします
登板するか分からないですけど、出番があれば0で抑えたいと思います。