関東学生リーグ戦 女子 4月12・19日 夢の島公園アーチェリー場
4月12・19日の2日間にわたり、関東学生リーグ戦(リーグ戦)が行われた。1エンド6射を12エンド行い、個人の総得点を出し、チーム上位4人の合計得点がチームの得点となる。今大会で早大は、上位5校に入れば6月に開催される全日本学生王座決定戦(王座)の出場権を獲得することができる。第1戦はチーム得点2168点で12校中9位と悔しい結果に終わったものの、第2戦ではアジアユース選手権大会最終選考会を終えてチームに合流した五関晄子(スポ2=エリートアカデミー)、古庄千陽子(スポ1=エリートアカデミー)を中心に順位を上げ、最終2位で堂々の王座出場を決めた。
春の好天のもと開幕したリーグ戦第1戦では、髙橋梨杏女子主将(スポ4=神奈川・横浜)が安定した行射でチームをけん引した。前半をチーム内トップの個人14位で折り返し、続く後半も点数を伸ばして303点を記録し、最終599点の個人13位で試合を終える。浅田陽香(スポ3=東京・昭和)も安定して高得点を記録し、存在感を示した。一方チームは前半1096点で12校中12位と大きく出遅れ、後半は順位を上げたものの9位にとどまった。

チームをけん引した髙橋
巻き返しを狙う第2戦では、第1エンドから古庄、五関が50点台を連発する好スタートを切り、流れを作る。1週間前のアジアユース選手権大会最終選考会で2位の古庄、5位の五関という、その若き主力が毎エンド50点台を重ねていき、チームを引っ張った。チームは前半を全体2位の1201点で折り返し、後半へと勢いに乗る。1エンドごとに風向きが変わる難しい状況の中、後半も2人の勢いは止まらず、個人で見事古庄が全体1位、五関は全体2位に輝いた。髙橋も第9エンドに56点を獲得するなど着実に点を取り、「色々な人に声をかけたり、みんなを笑わせられるような発言をできた」と振り返るように、周囲を常に鼓舞し、雰囲気面でもチームをけん引した。浅田も試合が進むにつれ調子を上げ、チームは後半も順位をキープし全体2位で第2戦を終えた。

個人1位を獲得した古庄

個人2位に輝いた五関
午前に試合を終えた男子やスコーパー、サポートメンバーらの熱のこもった応援も受けながら、見事リーグ戦2位を勝ち取り、王座出場も決めた早大。表彰式では選手一同、笑顔があふれた。個人1位の古庄は、「デビュー戦だったので少し緊張した部分もあったのですが、早稲田の皆さんと一緒に楽しむことができた」と振り返る。王座出場を決め、「シンプルに嬉しい気持ちが大きい」という髙橋は、「男女ともに完全制覇」を王座の目標に掲げた。念願の王座2連覇に向け、チーム一丸となってさらなる成長を目指す。

試合後、笑顔で写真に納まる女子選手たち
(記事、写真 本谷理彩)
結果
▽女子1部 第1戦・第2戦
髙橋梨杏 599点・579点
大塚南帆 474点・430点
林千代 507点・430点
林英絵 494点・501点
鈴木晴日 504点・491点
浅田陽香 558点・577点
平野娃奈 426点(第1戦)
小島エマ 455点(第1戦)
古庄千陽子 637点(第2戦)
五関晄子 623点(第2戦)
第1戦 9位 2168点
第2戦 2位 2416点
総合 2位
コメント
髙橋梨杏女子主将(スポ4=神奈川・横浜)
ーー先週の試合を受けて今日の試合はどのような気持ちで臨みましたか
先週は目標も達成できなくて、600にも乗らなくて結構悔しかったので、今回は楽しむということを念頭に置きながら、できる限りのことを発揮して、目標が610だったのでそれを超えられるように、かつ全員を鼓舞していきたいなというように思っていました。
ーー今日の試合を振り返って
点数的には、久々の夢の島というのがあって、結構風も難しかったなというところと、技術面にやっぱりまだまだ足りない部分が沢山あるなと思いました。でも雰囲気面としては色々な人に声をかけたりとか、自分からみんなを笑わせるような発言をできたので、雰囲気作りとしては結構良かったのではないかと思います。
ーー王座出場を決めた気持ち
シンプルに嬉しい気持ちが大きいです。今年は本当に点数が厳しい戦いになるかなと思っていたのですが、千陽子(古庄)と晄子(五関)がうまく引っ張ってくれて、私が最高学年として引っ張れなかったのはすごくふがいない結果にはなったのですが、4年連続で自分が在学中に王座に出場することができて、去年優勝したところから2連覇というところを自分が先頭で狙えるということがとても嬉しいので、本当に王座までの期間でもっともっと詰めるとこを詰めていきたいと思います。
ーー改めて王座への意気込み
女子は2連覇というところがかかっていて、男子も記録選考で通ると思うので、今度は男女ともに完全制覇というところを狙って、65代という節目の代を任されている自分たちで一番いい結果を残して、次の代に引き継げたらなと思っています。
古庄千陽子(スポ1=エリートアカデミー)
ーー個人1位を取った今日の試合を振り返って
今回の試合では安定して点数の浮き沈みがなかったので、そこはよかった点だなという風に思いました。風がエンドによって全然風の向きが右左変わってしまっていたのですが、落ち着いて自分で判断できたことはすごい良かったのかなと思いました。また、1年生で初めてのデビュー戦だったので少し緊張した部分もあったのですが、チームの早稲田の皆さんと一緒に楽しむことができました。
ーー王座への意気込み
初めての王座で緊張はしているのですが、1年生らしく早稲田に新しい風を吹かせられるような選手になれるように、練習をもっともっと頑張って、優勝できたらいいなと思っています。