関東学生リーグ戦 男子 4月12・19日 夢の島公園アーチェリー場
4月12・19日の2日間にわたり、関東学生リーグ戦(リーグ戦)が行われた。第1戦はチーム得点3477点で12校中7位と悔しい滑り出しとなった早大。第2戦ではその得点を上回る3561点を獲得し、団体6位となった。最終的に上位5校に入ることができず、リーグ戦にて全日本学生王座決定戦(王座)の出場を決めることはできなかったが、記録選考による王座の出場はほぼ確実となっている。
この大会では、それぞれ1エンド6射を12エンド行い、その合計が個人の得点となる。出場するメンバーのうち、総得点が高い上位6名の合計点をチームの得点とし、その得点により大学対抗で順位を決定する。王座の予選を兼ねており、現4年生にとっては最後のリーグ戦であるため各大学応援に力がこもり、会場は熱気に包まれていた。

紺碧の空を熱唱するアーチェリー部員たち
春らしい暖かい陽気のもとで始まったリーグ戦第1戦。6エンドが終わった前半は、毎エンド安定して50点台を記録した野田慶一郎(スポ3=エリートアカデミー)が310点、熱のこもった声かけで選手を鼓舞した梅澤徹太主将(政経4=東京・攻玉社)も300点とチームを引っ張った。後半は、野田が314点、花垣伊里哉(創理2=東京・早稲田)が306点と気を吐いたものの、全体的に点数が伸び悩み、最終7位で第1戦を終えた。

チームを鼓舞し続けた梅澤
第2戦は、梅澤主将を中心とした円陣でより一層気合いを入れて始まった。野田が第1戦に続きチームを引っ張り、毎エンド50点台後半を連発して全体4位の328点で前半を折り返す。これが大学デビュー戦となった高野喜晴(スポ1=東京・武蔵)も、思い切りのよい行射でチームに勢いをもたらして、前半300点を獲得し、チームは全体5位の1783点で前半を終えた。続く後半でも野田の活躍が光った。11エンドには6射中6射を最高点である10点に当て、60点満点を獲得。最終個人順位では堂々の2位に入り、「久しぶりに良い点数が射てて個人的な内容としてはとても満足している」と語った。

チームをけん引し、個人2位に入った野田
スコーパーやサポートメンバー、午後に試合を控える女子選手やОB・ОGの力強い応援もあり、試合は終始明るい雰囲気で進んだ。梅澤主将も、先週の反省を生かし「盛り上がるときは盛り上がって、点数が出なかったときはしっかり切り替えることができた」と振り返る。チームの最終順位は6位と、惜しくも上位5校に入れず悔しい結果となったが、6月に行われる王座を見据え、「試合に向けて雰囲気面、技術面ともにこの2カ月でさらにブラッシュアップできるように頑張っていきたい」と前を向く梅澤主将。野田も「今回の反省を生かしつつ団体練習に力を入れていきたい」と意気込む。このリーグ戦を糧に、チーム一丸となってさらなる高みを目指す。王座での早大の活躍に期待したい。

試合後に笑顔で写真に納まるリーグ戦メンバー
(記事、写真 本谷理彩)
結果
▽男子1部 第1戦・第2戦
諸鹿優人 575点・579点
梅澤徹太 566点・583点
森田嵩之介 522点(第1戦)
高野喜晴 577点(第2戦)
野田慶一郎 624点・656点
花垣伊里哉 577点・586点
野口勇生 529点・480点
吉田真規 547点・539点
山﨑聖史 588点・580点
第1戦 7位
第2戦 6位
コメント
梅澤徹太主将(政経4=東京・攻玉社)
ーー先週の試合を終えて今日の試合にはどのように臨みましたか
雰囲気面での課題であったり、悪かった時の切り替え方というのが前回はうまくできていなかったと思い、こちらを改善して今回挑むことができたので盛り上がるときは盛り上がって、点数が出なかったときはしっかり切り替えることができたかなと思います。
ーー今日の試合を振り返って
今日の試合は風は吹いていなかったのですが、調子の悪い中での行射だったので自分としては悔しい部分はあったのですが周りのメンバーの支えがあって、最後まで射つことができたと思います。
ーー今後の意気込み
今後は6月中旬に行われる王座決定戦が控えておりますので、そこに向けて自分は選手として出場するために部内の選考を勝ち抜いていきたいと思います。また、チームとしては、昨年度は女子が優勝して女子としては2連覇がかかっていて、男子としては王座初優勝がかかっている大事な試合ですので、その試合に向けて雰囲気面、技術面ともにこの2カ月でさらにブラッシュアップできるように頑張っていきたいと思います。
野田慶一郎(スポ3=エリートアカデミー)
ーー今日の試合を振り返って
個人としてはシーズンベストを射てて、直近はあまり高い点を取れていなかったので、久しぶりにいい点数が射てて個人的な内容としてはとても満足しています。順位も2位を取れたので1位ではなかったのは悔しいですが、個人的な競技内容には満足しています。チームとしては、6人で3600という点数を目標に全員で取り組んできました。練習では結構射てていましたが、試合になるとみんなの点数が落ちるということは想像できていたものの、達成できなかったことが悔やまれます。その3600点という目標をクリアできていれば今回のリーグ戦も通過できていたので、もう少し対策できることはあったと思っています。特に夢の島特有の風には、正直もっと事前に練習内容など準備できることがあったと思ったし、実際今日はシーズンベストを記録できた一方、僕がみんなをサポートするというより僕がサポートされてばかりの試合にしてしまったので、チーム的には悔やまれます。
ーー今後の意気込み
個人的な目標としては、インカレと全日本選手権が夏、10月、11月に控えているのでそこで優勝できるように努力を続けていきます。チームといたしましては、リーグ戦は残念でしたが記録選考という方式でおそらくは王座選手権に出場できると思うので、反省点は沢山ありますけど切り替えて、王座では試合の形式が変わって6人の点数ではなく本当に団体戦になるので、そこで今回の風などの反省を生かしつつ団体練習に力を入れていきたいと思います。