【連載】 ソフトボール インカレ直前対談『Be Only One, to be No.1』第5回 齋藤拓哉主将×鈴木寛汰朗副将×武晃平

特集中面

最終回に登場するのは、チームを引っ張る齋藤拓哉主将(スポ4=青森・弘前学院聖愛)、鈴木寛汰朗副将(文構4=東京都市大付)、武晃平(スポ4=東京・狛江)の3人。齋藤組の集大成となるインカレ(全日本大学選手権)を前に、チームへの思いなどを伺った。

※この取材は8月27日に行われたものです。

それぞれがオンリーワンの存在に

――まずはお互いの他己紹介をお願いします

齋藤 鈴木寛汰朗です。文化構想学部で、副将を務めています。チームで4番を務めていて、バッテリーのリーダーとか色々プレーの面で支えてもらっているような存在です。インカレで5ホーマー以上打ってくれることを期待してるんで、すごい楽しみだなって思ってます。

鈴木 武晃平です。スポーツ科学部4年で、チームで副将を務めてます。プレーヤーとしてはなんでもできるというか、長打も打てるし小技もできるし、器用なタイプのバッターだと思っています。チームの運営に関して言うと、あんまり自分から引っ張っていくタイプではないんですけど、自分たちが強く言ったことをフォローしてくれたりとか、下級生の面倒見が良かったりとか、ティーボールの活動とかも献身的にやってくれてるので、そういった姿はすごく尊敬できるなと思います。

  齋藤拓哉です。チームでキャプテンを務めています。選手としても3年生の時に大学日本代表に選出されていたり、プレーでもチームを引っ張る存在である上で、さらにキャプテンとしてこの代始まってからいろんな取り組みを中心として引っ張ってきてくれました。インカレでは優勝して拓哉を胴上げできればと思います。

――それぞれの第一印象は

  第一印象って言っていいのかわかんないですけど、初めて会った時、声が低いなって。

一同  (笑)

鈴木 拓哉の第一印象は、なんだろうな。正直言うと、若干、壁があったじゃないですけど、2つ年上のこともあって、最初はちょっと気を遣ってたかな。大人っていう感じの第一印象ですかね。

齋藤  武は、スポ科の同じクラスで、野球出身みたいなところを自己紹介してて、その後に話しかけに行ったっていうのがまず第一印象という始まりみたいな感じで、すごい静かで寡黙で(笑)それで、ソフトボール部の体験あるけど一緒に行かないっていうのがまず最初。その時からずっと静かな感じかな。あんまりちょけキャラみたいな雰囲気はなかった。最初は。

――今年のスローガン「be only one, to be No.1」に対して、チームの雰囲気やモチベーションにどのような変化が出ていると感じますか

齋藤  全員がソフトボール出身者じゃなくて、野球からソフトボールに転向した人もいて、ソフトボールだけで勝つのはちょっと難しいなって思っていたので。じゃなくて、何か1人ずつスペシャリスト、オンリーワンの存在になれれば優勝できると思っていたので、そういう意図があってそのスローガンにしました。試合中の掛け声とかでも常にbeオンリーワンとかっていう風には、みんなでそういう意識はすごい強くあるのかなと思って。例えばですけど、ピッチャーの隄とかであれば、誰よりも遅いボールみたいな。そういうオンリーワンの存在っていうのがどんどん出てきたのかなと思ってて。インカレ優勝したタイミングで、個々人が、自分はこれがオンリーワンだっていうのが言えるような状態になっていれば優勝できるかなというふうには考えています。

鈴木  自分的にはプレー以外の面ですごいそれを感じてて、齋藤組が始まってからここ数年なかったような活動、OBとの関わりが増えたりだとか、自分たちから積極的に他の部に関わりに行ったりだとか、そういう機会が増えて。今までできなかった活動ができてるので、そこはこのチームの特徴にできたのかなと思いつつ、まだプレー面に関してはこの活動が充実してる分、もっとみんなが個性を発揮できるんじゃないかなって。インカレではもっと個性を上げていけるんじゃないかなと思います。

 そうですね、寛汰朗が言ってたみたいに他の部活と交流して、ソフト部だけじゃなく日本一になってる部活の活動を見ることでナンバーワンに近づくっていう思いで活動してて。まだまだ日本一になるために選手1人1人がもっとオンリーワンの個性を発揮して、もっと個性が出せれば日本一になれると思うので、そこはまだまだ足りないところなのかな。

――それぞれの役職について、意識していることは

  さっき役職についてご紹介あったんですけど。基本的に拓哉と寛汰朗が言葉やプレーで強く指導したり強く引っ張るタイプで、自分はどちらかというとそういうタイプではないので。後輩のサポートなどの部分を最初から役割として一年間やってきました。その上で、まだまだ自分がもっと引っ張らないといけないところは、インカレ本番ではプレーでもって自分が引っ張っていきたいなと思います。あとはやっぱり、ティーボールとかチームの運営のところで精力的に活動していくのが自分の役割なのかなと思っています。

鈴木 グランド以外では拓哉とか武が中心になってティーボールとか色々な活動を進めてってもらってるので、そこは自分は関わってないんですけど。グラウンドの中では3人の中で一番プレーで引っ張るし、練習中の言動では、チームに対して、強く言うことが目的じゃないんですけど、チームがある程度1つの方向を向けるように、時には厳しくする立場かなと考えています。

齋藤  自分はこれまで上3年主将という役割を見てきて、もっとこうした方がいいなっていうところを踏まえて運営しようとずっと思っていて。まず一つが部員と首脳陣をつなぐ役割もありますし、もちろんプレーでも引っ張っていかなきゃいけないなと思ってるし、結構いろんな面でチームの中心にはならないといけないなと思っています。で、初めのうちは結構自分で頑張ろうと思って運営していたんですけど、寛汰朗とか武とか、すごい頼りになる存在がいるので、そこをいかに活かせるかとか、どう頼れるかみたいなところはちょっと途中から意識して、自分1人で抱え込まないように意識してやっていました。

――現チームのこれまでを振り返って

齋藤 1年を通じてなかなか勝ててないっていうのは正直な現実かなと思っています。綺麗事じゃないですけど、インカレで勝てばいいと思っている一方で、やはりトーナメントでまだ勝てていない、勝ち方をまだ知らないという現状があるので、そういう意味では、いかにインカレに向けて勝てる雰囲気っていうのを作り出せるかが今の大事な課題というか、この時期に課題を置いてるところかなと考えています。このチームのいいところがしっかりと出せれば勝てると思ってますし、1年間インカレに向けて頑張ってきたので、あとはやるだけと思っています。

鈴木 振り返りで言うと、拓哉が言った通り1年間なかなか勝てないですね。元々始まった時は去年から出てるメンバーも多くて、正直どこかで野手に関してはそれなりに計算ができて、あとはピッチャーだけっていうところかなと思ってスタートしたのが、実際始まってみたらなかなか野手もそこまで思った通りの活躍ができず。ただ、ポテンシャルはあるっていうふうに感じてる部分も。結果が出てないことに対する、自分たちがもっとできるのになっていう歯がゆさがずっと1年間続いてきた感じだと思うので、そこを最後にインカレで全員のポテンシャルを全て出し切れるような大会にできればと思っています。

 ほとんど被るんですけど、新チーム始まってから勝ててないっていうのが強くて、秋リーグも関東インカレ(関東大学選手権)も春も、しっかり勝ててないっていうのが。ピッチャーもそうだし、野手も。最大限のピッチャーと野手が最大限の力を発揮すれば、インカレでは勝てると思うので。あとは本当にもうインカレに向けてやるだけというか、インカレで最大限のパフォーマンスを発揮するために準備してやるだけだと思います。

――ご自身のプレーを振り返って

 この1年間自分自身のプレーを振り返ると、うまくいってないことの方が多くて、良かった点は正直そんなに思いつかないんですけど。打席での結果が昨年1年間に比べたら打ててないっていうのが現実なので、もう少しこうすればとか正直今振り返ることはそんなにないんですけど、インカレでは自分の持ってる力を全て出して、しっかりチームの勝利に貢献できるような行動をしたいです。

鈴木  個人的にはある程度の結果が秋から春にかけて出てるなとは思ってたんですけど、やっぱり大事なトーナメントの試合とか、一発勝負の場面の大事なところで打ててない時もあったので。そこらへんの精度というか、一球に対する集中力をもっとインカレに向けて上げられればいい結果が出るかなと思っています。あとはそれ以外にも、バッテリーを中心に自分がリーダーって見てる部分もあります。守備でいかに最小失点に抑えるかは、ピッチャーだけの責任じゃなくて自分も責任を伴ってくるので、そこをもう一度考えたいと思っています。

齋藤  自分は去年の秋のインカレまではずっと外野を守っていて、去年の秋からサードに転向しました。元々は自分は外野手だしなっていう正直なところがあったんですけど、どうせやらなきゃいけないんだったら、もう日本一のサードになろうという思いで1年間やってきました。サードとして大きな結果が残ってるかどうかは正直わからないけど、ピッチャーとかベンチとかに近いポジションにいるので、そういう意味では、試合中声を出したりとか、ピッチャーに声をかけたり。あと、サードなので全体が見えるポジションにいるので、そこで周りをよく見たりとかっていうところでは、少しは貢献できてるのかなとは考えています。バッティングの方は正直なかなか試合では打ててない現状があります。もうインカレあと5試合しかないので、あとはもう楽しんで、自分が打てば勝つとか、そういうふうに背負うことなく、いかに寛汰朗につなげるかとか。ここで自分が決めるっていう場面も出てくるとは思うんですけど、常にその意識というよりも、一番信頼できるバッターにつなぐというところを意識して、楽しんでインカレに臨めればなと思います。

――4年間でのベストゲームは

齋藤 1つに絞るのがすごい難しいんですけど、あえて2つ挙げさせてもらうと、2年生の時のインカレの日体大戦と、今年のインカレ2次予選の試合かなと思います。両方すごく緊迫したゲームで、2年生の時は負けて、今年の春は勝ったんですけど、苦しい中で勝った試合負けた試合を両方経験したというのはすごく印象深いです。特にインカレの緊張感は正直、2年生の時の日体大戦が一番あったっていうのは自覚していたし、自分が最後のバッターで終わってしまったっていうところもあるので、あの時の悔しさが原動力になって、あれから2年頑張れたのかなと思います。

鈴木 自分も全く同じ2試合あげようと思ってたんですけど、1試合に絞るとしたら、2年のインカレの準々決勝の日体大戦かなって思ってて。ベストゲームって言えるかわからないですけど、その試合自体は自分のエラーで負けてしまった部分もあって、すごい悔しくて。その時の悔しさというか、4年生への申し訳なさみたいな部分が大きくて、その気持ちがこの2年間、自分を成長させてくれたモチベーションにはなってるかなと思ったので、この部活に行った4年間の中で転換点というか、そういう意味ではベストゲームなのかなと思います。

 さっき拓哉も言ってたんですけど、今年のインカレ2次予選の慶大戦です。自分自身が春リーグ結果が出なくて、自分のせいで2次予選に回ることになってていうところで、かなりプッシャーを自分自身にかけていた中で、2次予選の試合で結果勝つことはできたんですけど、結構しんどい試合だったと思ってて。試合終わった後に4年生結構みんな泣いてたのが、自分も泣いてたんですけど、強く印象に残っているので、その試合が4年間で一番印象に残ってる試合かなと思います。

大会を通じて完成形に(齋藤)

――インカレを前に現在の心境は

齋藤  あと2週間か、2週間で終わっちゃうなっていうのが正直なところです。だからどうこうっていうわけではないんですけど、4年間頑張ってきて、あと2週間で終わるっていうのが、意外と早かったなっていうところでもありますし、最後はもう優勝して終わりたいなっていう、その一心で今を過ごしています。

鈴木 自分的にはまだちょっとあんまり実感がわいてないというか。3年半ぐらいずっとグラウンドで練習してるのが当たり前で、それが終わってしまうのがまだ全然実感がわかないんですけど。インカレ自体で言うと、ここまで齋藤組で結果を残せてないので、結果を残さなきゃいけないっていうプレッシャーもあるし、結果を出したいっていう気持ちもめちゃめちゃ大きいかなと思います。ただその一方で、最後はみんなで楽しくソフトボールをやって、笑って終わりたいというか。最後は皆楽しんでソフトボールしたいなっていう気持ちが今はすごく強いです。

 インカレ自体に対しては楽しむっていう気持ちが強くて、これまで1年間結果が残せてないので、しっかり結果を出したいっていうところと、本当にインカレを楽しんで優勝したいっていうところがあります。その上で、あと2週間でこのチームでみんなとソフトボールすることがもう終わるっていうのを考えると、最近寂しさが少しずつ出てきました。

――インカレの目標は

一同 優勝です。

――優勝のために必要なことは

齋藤 2週間で技術が飛躍的に成長するっていうのはかなり難しいのかなと思っているので、どうやったらチームが一丸となって戦う雰囲気になれるかというところはすごく意識しています。毎年紺碧隊やってると思うんですけど、その応援の声であったり、あとはただ歌うんじゃなくて、パッターにどうやったら届くのかみたいなところを大事にやっています。あとはチーム一丸となれるかどうか、戦う姿勢になれるかどうか、そういう雰囲気を作れるかどうかというところが、あと2週間でやらなきゃいけないことかなと思います。

鈴木  これもまた2年前の話になってしまうんですけど、2年前も東日本インカレで日体大にコールドで負けたところから、最後の1ヶ月でチームの成長の角度が変わったというか、今までよりも成長の角度が上がって。すごいスピードでみんなが成長して、最後日体大と僅差の試合をできたっていうところで。今似た雰囲気かどうか客観的に見てわからないんですけど、すごくみんな気が入って練習ができてるので、そういった意味では成長角度が上がってて、すごくいい雰囲気でインカレが迎えられるんじゃないかな、優勝には近づいてるんじゃないかなっていうのが正直な感想です。

  残り2週間しかないので、ここでやる練習での雰囲気もそうですし、富山に行ってインカレの試合が始まって、勝つチームの雰囲気にしっかりするということが大事なのかなと思います。バッターを打たせるだとかピッチャーに抑えてもらうための声かけをもっと重点置いてやれたら、さらに雰囲気は良くなると思います。

――初戦の甲南大の印象は

  試合をやったことがないチームなので…でも関西のチームということもあって、印象とかじゃないんですけど、こちらが雰囲気で押していくことが大事なのかなと思います。乗せてしまうと良くないのかなと。

鈴木 自分も同じであんまり…。実力的にはどうかわからないですけど、やっぱり大阪とかそういうノリだと思うので、雰囲気で圧倒できるような準備を今してるので、相手の雰囲気に飲み込まれないことが一番大事かなと思います。

齋藤 自分も一緒で、初回こっちが0点で抑えてしっかり得点して、こっちに流れを持ってこれさえすれば大丈夫だと思うので。今2人が言ってたように、雰囲気を作らせない、こっちが作るっていうところをできればなと考えています。あとはしっかり分析も今進めているところなので、どんな相手でも細かく分析して戦う準備をしていきたいなと思います。

インカレでも普通に戦える相手かなと思ったのが収穫かな(鈴木)

――関西遠征を行ったそうですが、収穫は

鈴木 関西のすごくレベルの高いチーム、同志社大とか京都産業大とか関西大とかの、関西リーグでいう1位から3位ぐらいのチームと試合ができて、いろんなピッチャーを見れて、日本代表のピッチャーとかも見れて。そういった相手に対しても、自分たちのやるべきことができれば得点できるなっていうのはわかったし、自分たちがしっかりインカレまでに課題を潰していけば、インカレでも普通に戦える相手かなと思ったのが収穫かな。

――現在のチームの完成度は

齋藤  かなり甘めにつけて70点かなっていう風には個人的に思ってて。まだまだ個人の、もっとできるなっていうところがあります。潜在能力じゃないですけど、もっともっと引き出せるし、もっともっと打てるし守れるし投げれるしっていうところはあるので、そこをどう引き出せるかは、あと少しの時間でやるべきことかなと思っています。インカレ初戦に100パーセントで臨むことはもちろん大事だと思うんですけど、その一戦一戦しっかりと成長させて、決勝の時にはもう完成したチームで戦って、優勝できればと思っているので、大会を通じて、これは完成形だって言えるように進めていきたい、成長していきたいなと思っています。

 自分も結構甘めにつけて70点くらいかなと思っています。考えてたこと被ったんですけど、インカレ初戦に100点の状態で臨んで、そこから成長していって。自分たちは優勝したことがないので、優勝できるチームの完成度なんて正直身をもって体感したことがないんですけど。今ある70点が優勝する時に200点になってれば優勝できると思うので。そこを目指して一戦一戦成長していければいいかなと思います。

鈴木  ちょっと何点ってつけるの難しいんですけど、個人的には技術の成熟度というか、技術的なレベルだったら優勝を目指せる位置にいると思ってて。あとはその技術を試合でどう発揮するかっていうところでしかないと思うので。各個人のポテンシャルを見れば、正直全然最終日の準決、決勝でも戦えるポテンシャルがある選手は揃ってると思っています。いかにそれを自分たちが引き出すか、引き出す要因が応援なのか雰囲気なのか、個人の気持ちとか自分たちが乗せていくのかわからないですけど、そこらへんで選手のポテンシャルが全て発揮できる環境を整えてあげて、選手がポテンシャルを発揮できれば100点になるのかなと思います。

――チームで注目してほしいポイントや選手は

武 完全に個人的な意見なんですけど、髙岡(信太郎、法3=大阪・清風南海)選手に注目してほしいです。彼は去年のインカレにも出場している自分たちの一個下なんですけど、去年インカレでも2安打結果を出してて、その後に半年間留学に行っていて復帰したという身ながら、関西遠征ぐらいからどんどん結果を残しているので。初戦だったり、関西の男でもあるので、チームの雰囲気を作ってるのも髙岡なので、注目してほしいなと思います。

鈴木  自分は同期の加藤(雅隆、先理4=愛知・名古屋)くんに期待して欲しいなと。プレーだけじゃない面での貢献がすごく大きいというか、チームの雰囲気作りはこのチームにおいて彼の秀でている部分です。ベンチの声にも注目してほしいですし、彼自身のプレーで言うと、意外性というか、あっと思わせるようなプレーをするのが彼自身のストロングポイントでもあるので、そこに注目して欲しいです。

齋藤  自分は福永(福永隆稀。スポ4=大阪・北野)に注目してほしいです。ケガに悩まされたりとか、ショートっていうポジションになってからも結構ミスがあったりとかっていう中で、それでも必死に頑張ってる姿を見ていたし、サードとショートというポジションで近いところにいて、結構コミュニケーション取る機会が多くて。チームの中ではなかなか自分の思いを発信しきれない部分があるんですけど、この前4年生だけでミーティングした際に、泣きながら自分はこの同期と一緒に優勝したいんだっていうのを語ってくれて。それぐらいの思いがある人間なんだなと思っているので、本人のプレーとか、あとはベンチでの声とか、その辺に色々注目して欲しいなと思います。

――ご自身のアピールポイントは

 アピールポイントはバッティングで、チャンスの場面で回してもらうことが多いので、それをしっかりつなぐバッティングもそうですし、自分でしっかり結果を出すっていうところが持ち味だと思っているので。1打席1打席の集中力と、結果を残す姿勢というのに注目して欲しいなと思います。

鈴木 長打力と言いたいところなんですけど、1年間かけてやってきたポイントで言うと、バッテリーで抑えるみたいなところを見てほしいかなと思ってて。この1年間自分がピッチャーの練習とかメニューとかも一緒に考えながらやってきて、この数年なかったことかなと思ってて。そういった意味ではピッチャーと親密というか、いろんなコミュニケーションを取ってきて信頼関係も出てきて、今はすごく息が合うというか、こういう抑え方をしたいなとか、こういうボールでこうバッター打ち取りたいなみたいな部分がすごい合致してきました。色んなピッチャーがいるんですけど、そういうところの連携はこの1年間成長したポイントかなと思っています。

齋藤 自分もアピールしたいプレーでのポイントもありますけど、今年1年間主将として寛汰朗と武とチームを作ってきて、すごいアバウトにはなってしまうんですけど、チーム力みたいな。個人としてのアピールポイントとちょっと離れてしまうかもしれないですけど、自分たちが作ってきたチームっていうのをアピールしたいなと思います。

――最後に、インカレに向けて意気込みをお願いします

 これまで1年間、どちらかというとしんどいことの方が多かったんですけど、最後みんなで優勝して、笑って終われるように、残り2週間しっかり毎日一生懸命頑張りたいと思います。優勝します。

鈴木 同期とか後輩もすごく大好きなメンバーなので、このメンバーで楽しくやって、最後は木村監督(秀雄、平8理工卒=山口・柳井)と、この1年間頑張り続けていたのを一番近くで見ていたので拓哉を、胴上げして終わるようなのが一番理想かなと思ってます。

齋藤  苦しい1年間だったんですけど、最後に勝って笑って終われればいいと思ってるので、優勝して木村さんを胴上げして、笑って終わりたいなと思います。

ーーありがとうございました!

(取材・編集 田島凜星、写真 西本和宏)

◆齋藤拓哉(さいとう・たくや)※写真左

青森県・弘前学院聖愛高出身。スポーツ科学部4年。最近はVIVANTを観るのにはまっているとのこと。齋藤組のトップとして、最後の舞台で花を咲かせます!

◆鈴木寛汰朗(すずき・かんたろう)※写真中央

東京都市大付高出身。文化構想学部4年。最近は後輩も含めてご飯に行き、深い話をして盛り上がることが多いそう。扇の要として、攻守でチームをけん引します!

◆武晃平(たけ・こうへい)

東京都・狛江高出身。スポーツ科学部4年。ドライブに行く時は運転してもらう隣で喋り続けるという武選手。勝負所でのバッティングに注目です!