【連載】ア式蹴球部 夏季特集『PROVE ONESELF』 第6回MF秋山虎之亮×MF久米遥太×DF林奏太朗

特集中面

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ア式蹴球部夏季特集第3回は、秋山虎之亮(法3=湘南ベルマーレU18)、久米遥太(政経3=東京・早実)、林奏太朗(スポ3=サガン鳥栖U18)のトップチームで活躍する3年生の3人。2年ぶりの国立競技場での早慶戦に対する思いについて迫った。

ーー昨シーズンをふまえてどのような意識で今シーズンに入りましたか 

 

秋山 昨シーズンは試合に出たり出なかったりだったんですけど、4年生中心にチームの力で1部上げてもらったなという感覚があったんで、日本一のために自分が必要だったって言われるような活躍ができるようにと思って前半戦臨みました。結果的には全然駄目で、出たり出なかったりで良い時もあるけど駄目な時の方が多かったなという印象です。個人のところをもっとフォーカスしなければいけないなと感じた前期でした。 

 

 初の1部で、自分が復帰してディフェンダーとして試合に出て、失点が多かったのは、優勝に向けてチームがやっていく中で1番駄目なことだったと感じています。 

 

久米 昨シーズン2部でチームとしても個人としても結果を出せた中で、今シーズン1部でも同じような活躍とか結果を出せるようにと臨みました。結果的に前期はチームとしては、最低限のまだ優勝狙えるラインでできたんですけど、個人としての数字は去年と比べてのあまりついてないので、もっと後期はつけていきたいです。 

 

ーー前期の振り返りをお願いします

 

秋山 チームとしてはギリギリの試合を勝ち切れたっていうのは一定の成果があったかなというところもありつつ、林が言ったように失点が多くて無失点の試合が1試合しかなかったと思うので、そこはチームとして課題が残りました。得点のところは1点取られても2点取るだったり、そこの力はついてきているので、後半戦は失点のところをフォーカスしてできれば良いのかなと思います。 

 

 中央や国士館のような強い相手に自分たちのプレースタイルを貫かないと、優勝はまだまだ遠いかなと思いました。この夏だったり、大臣杯でしっかり力をつけて自信を持つことが勝利を積み重ねる要因になると思うので、しっかりやっていきたいなと思っています。 

 

久米 虎も言ってたんですけど、失点が多いのは優勝を狙うにあたって改善しなければいけないところです。得点も取れてはいるんですけど、国士館とか中央みたいな相手に対しては点を取れてないので、そういう相手に対しても少ないチャンスを決めていくことだったり、もっとチャンスを作ることを夏でフォーカスして練習したいなと思います。 

 

ーーここまでチームの雰囲気はいかがですか

 

秋山 チームの雰囲気はすごく良くて、4年生にひたむきにやる、真面目にやる選手が多いので、それでチームは引き締まりますし、練習に対しても前向きにやれていると思います。ただ公式戦がない週だったり、そういうところでの緩さだったりはまだまだあるので、そこは4年生だけに頼っていてはいけないし、自分たち3年や下級生がそういう時にこそもっとチームを引き締める声かけなどをやっていかなければいけないのかなと感じています。 

 

 このチームは学年関係なく言い合えるのは良いところだと思いますが、まだまだ要求の数がまだ足りないと思うので、そこを多くしていかないとチームの士気が上がっていかないかなと思います。 

 

久米 真面目にやる選手が多いので、緩い雰囲気はそんなにないんですけど、去年の山市(山市秀翔、令8スポ卒=現川崎フロンターレ)くんのような飛び抜けた存在がいないので、周りに強く要求する選手がもっと出てこないと、より上は難しいのかなと思います。 

ーー前期で印象に残っている試合を教えてください

秋山 自分は法政大戦で、何もできなかったなというのが本音です。個人としてもですが、チームとしても相手の技術のレベルも、切り替えのレベルも高い中で、自分たちがやってきたことがまだまだ全然足りなかったなと思い知らされた試合でもありますし、その悔しいという気持ちとか、切り替え、技術の基準をこの1年間通して忘れてはいけないと思うので、自分は1番印象に残っています。 

 自分は国士館大戦が印象に残っていて、自分たちと圧倒的に違ったのは決めきるところと守り切るところが圧倒的な差が出ていて、その差で結果的に0-1で負けてしまいました。国士館みたいなチームが勝ち続けるチームという印象なんで、そういうチームになっていかないといけないなという印象です。 

久米 自分は筑波大戦が印象に残っていて、初めての1部の初戦で固さもあったんですけどこの試合で勝てたことで、上位争いじゃないですけど沈んでいかずに、勝ち点を上げるスタートダッシュが切れたと思うので、この試合が印象に残っています。 

 

ーー個人のプレーの振り返りをお願いします

秋山 前期は、自分は少し攻撃的なインサイドハーフのところをチャレンジした中で、攻撃のタスクが増えた分、自分としてもそこを持ってやらなきゃいけないという意識が強くなったんですけど、そこの意識が強すぎて自分の良さであるボールダッシュのところだったり、ボール奪うところにフォーカスできていなかった部分があったなと思っています。自分の1番の強みを出しつつ、それに加えて攻撃を出さなければいけなかったのに、そこをおろそかにしてしまったのは自分の中で反省があります。後期は誰よりもボールを奪うことにしっかり焦点を当てながらも、攻撃面でも違いを作っていけるような選手になりたいと思っています。

 

 リーグ、アミノ杯含めて試合勘を取り戻したことが1番良かったところで、コンディションは上がってきたので、あとは守備力だったり、個人で守りきるところを上げないと、後期で勝てる試合も勝てないなという印象なので、そこは頑張っていきたいです。 

 

久米 自分もプレーの幅を広げる試みというか、今までやっていないようなところで受けることだったり、色々なことを練習からチャレンジしていました。ただその中でゴールだったり、アシストだったり、攻撃での違いを見せなければいけなかったんですけど、そこがあんまりこう見せられなかったです。ただその取り組みは間違っていなかったと思うので、それを続けつつさらに特徴をもっと出せるようにしていきたいです。 

 

ーー3年生として心掛けていることを教えてください

秋山 3年生は4年生と下級生を繋げる立場という位置付けでもあると思うので、プレー面以外のところではチームが一体感を持つために、下の学年ともコミュニケーションを取りながら、1,2年生が上級生にも言えるような空気を作るために繋ぎ役としてやっていました。あとは3年生は役職も少なくて上級生だからのびのびとできる立場ではあると思うんですけど、その立場に甘んじて自由にやっていたら、自分たちが4年生になった時に強いチームを作れない、心の中では今自分が4年生だという、それぐらいの覚悟を持ってこの半年は取り組みました。 

 ピッチ外では3年生というところは意識してたんですけど、ピッチ内ではあまりその意識はしていないです。ディフェンスリーダーとしてどうチームを引っ張っていくかということを1番考えていました。 

久米 3年生は4年生とも距離が近い関係性なので、4年生には1,2年生からしたら要求しづらいと思うんですけど、そういうとこで自分たちが要求していくことを心掛けていました。 

今季ケガから復帰した林

ーー昨年から成長した部分を教えてください

秋山 自分としては攻撃のところで、クロスに入っていくタイミングだったり、ゴールへ

の感覚は少しずつ増えてきたのかなと思います。ミドルシュートも去年だったらほとんど打っていなかったと思うんですけど、そこを練習から少しずつ意識していったのは、去年と比べてより前のポジションやったってのもあるんですけど、成長した部分かなと思います。 

 

 去年1年間プレーはしてないんですけど、1年時にプレーしていてそこからフィジカル的にも成長できているので、そこは良かったなと思っています。 

 

久米 去年は感覚で調子が良い日、悪い日があったんですけど、それをなくせるように特にボール持ってない時にどう動いたらボールを受けられていたとか、そういうことを取り組んだので、少しずつ去年よりは成長してるかなと思います。 

 

ーーリーグ戦中断期間でこだわって取り組んでいきたいことを教えてください

秋山 1つはボールを奪うことは後期誰よりも突き抜けようと思っているので、そこは意識しつつも、今成長したところで上げたゴール前の感覚は結果はまだついてきていないので数字でしっかり示せるように、点を決められるボランチを目指してやっていきたいと思います。 

 

 いつも兵藤(兵藤慎剛監督、平20スポ卒=長崎・国見)さんがおっしゃっているんですけど、この暑い中でどれだけ運動量を出せるかが後期に繋がってくると思っています。まずは自分に勝てるように練習や合宿から意識していきたいなと思います。 

 

久米 後期は前期より沢山ゴールとかアシストを取りたいので、クロスとか、ドリブルで仕掛けるだったり、そういう武器をもう1回磨いていけるように練習したいです。 

 

ーー後期に向けてチームとしてどのような成長が必要か教えてください

秋山 チームとしては、ゴール前の守備のところで失点に対してもっとアラートになっていく必要があるので練習からやっていくのと、相手のレベルが高くなって強度が強くなった時に、チームの力が必要になってくると思うので、強い相手に対しても自分たちのサッカーを貫けるような共通認識を持ってやっていければよいなと思います。 

 

 失点のところでコミュニケーションだけで防げる失点があったと思うので、練習の中でコミュニケーションの量を増やしていくことだったり、後ろの選手は伝える量を多くすることは意識していきたいと思います。 

 

久米 前期は国士館、中央のような相手に対して点が取れなかったところで、フリーでのクロスの質とかシュートの質の差があったと思うので、もっとそこをこの夏で伸ばしていけたら良いかなと思います。 

 

ーー他己紹介をお願いします。良いところ、好きなところを紹介してください

久米→秋山 良いところは、リーダーシップがあって3年生をまとめてくれるところです。好きなところはウエイト中に皆結構喋っているんですけど、いつもただ黙々とやっているところです。

林→秋山 ストイックなところと、食事のこだわりがすごいところです。好きなところはアニメ好きなところです。

 

秋山→林 良いところはオンとオフがはっきりしてるというか、オンのときはすごい集中力があるんですけど、オフになった時のちょけとかはあるから、だからこそこのパフォーマンスに繋がってるのかなと思っていて、それはすごく良いなと思います。 好きなところは人懐っこいところで、周りを巻き込んで中心となっているのでそういうところは好きだなと思います。

久米→林 良いところは自分からまとめたりはないんですけど、たまにリーダーシップを発揮するところです。好きなところは、たまにラインとかで出してくる佐賀弁です。

秋山→久米 好きなところは普段真面目でちゃんとしているんですけど、たまに抜けてるところがあって。この前のエピソードでいうと、夜ご飯を食べに行ったんですけど、その時にリュック背負って行って、帰りに寮の前まで行ってからお店にリュックを忘れたことに気づくみたいな、おっちょこちょいな部分があってそこは好きだなって感じですね。良いところは筋トレとかご飯とか誘ったら一緒に来てくれるところです。 

林→久米 虎もですけど、自主練に付き合ってくれるところが良いところで好きなところです。

 

ーープレーの紹介もお願いします

林→秋山 潰せるところが1番の魅力で、センターバックとかディフェンスラインに入った時になんでそれシュートブロック行けるの、みたいな感じのプレーが多いので、そこはすごいなと思います。 

久米→林 相手にした時はパススピードが速すぎて、守備が間に合わないです。相手からしたらめっちゃ嫌な選手で、本当にキックがすごいなと思います。

秋山→久米 久米はドリブルが魅力だと思われがちだと思うんですけど、逆サイドからのクロスに対して飛び込むことをさぼらないし、しかもそれをしっかり決めてくれるというところは久米の良いところだと思います。去年早慶戦もヘディングで決めてたし。 

 

ーー仲の良い先輩や後輩のエピソードを教えてください

秋山 浦川舜(政経4=埼玉・早大本庄)くんです。舜くんは今年のプレシーズンの名古屋遠征で同じ部屋になってから急激に仲良くなったんですけど、アップの時も舜くんが前で自分が後ろというのが定位置になって、関係値が深いかなと思います。 後輩は、裕哉(髙橋裕哉、社1=FC東京U18)かな。センターバックで2人でやっていた時もあって自主練でもボール蹴ったりするのと、アミノ杯の時も同部屋になって、スマートな見た目してるの意外とできないことが多いところが可愛いなと思うので、ちょっと推してます。

  先輩は青柳(青柳龍次郎、スポ4=群馬・前橋育英)と山田(山田皓生、社4=群馬・前橋育英)で、理由は時々どっちが先輩かわからなくなることがあるので、それは仲が良いということかなと思っています。後輩は根木なんですけど、根木は急に部屋に来たりとか、あとはサガン鳥栖時代のウェアをあげたりしたので、仲良いかなと思います。

久米  先輩は小林佳太(スポ4=東京・帝京)くんです。仮入部の時からご飯に連れて行ってくれたり最初の方から仲良くしてくれています。最近も日焼け止めをよく貸しています。後輩は、2個下の前田峻汰(教1=東京・早実)で、皆に対して絡んで仲が良いんですけど、自分も高校時代被っているのですごく絡んできてくれて良い後輩だなと思います。

 

ーー長期オフは何をして過ごされましたか

秋山 夏オフの5日間くらいは、全部テストがかぶっていたのでテスト勉強をしていて土日だけ高校の友達とフットサル大会に出たんですけど、隣で板倉選手とムロツヨシさんがフットサルしていて写真を撮ってもらったというエピソードがあります。

 練習参加が丸被りでした。

久米 僕も練習参加が丸被りでした。

 

ーー試合前のルーティーンを教えてください

秋山 試合前のルーティーンは、前日交代浴をすることと、前日の夜に野菜ジュースを飲むことで、当日は入場するときに左胸を3回叩くことで気持ちを入れています。 

 ホームの時とかはグラウンドに行くまでの部屋で準備するときとかに自分の好きな音楽をかけたりとか、入場の時にそのつま先をトントンすることです。 

久米 前日か当日の朝とかの試合前に、どういうプレーをするかをメモに書いておくことと、あとはお餅を食べます。 

 

ーー背番号への思い入れはありますか

秋山 自分は1年生の時からずっと17番着けていて、狙いがあるのかわからないですけど、今自分の中では17がいいなって感じなので、いいナンバーなのかなと思っています。 

 1年生の頃から22番で今年も22番で、最初は14番だったんですけど、池田(遼、スポ2=新潟・帝京長岡)が22番を着けていて、池田にお願いして変えてもらいました。22番を着けている吉田麻也(アメリカ、ロサンゼルス・ギャラクシー)選手だったり、今年だと富安(前オランダ・アヤックス)選手が着けていたので、自分の中でディフェンダーみたいな感じなので、22番にしました。 

久米 2年生の時は20番で今年から11番なんですけど、20番も愛着があったんですけど、11番の方が若い番号で主力っぽいので良いなと思っています。 

 

ーー憧れの選手はいますか

秋山 昔からずっとフランスのエンゴロ・カンテ(トルコ、フェネルバフチェ)選手と言い続けていて、カンテ選手はボールを奪えるし、どこにでもいるし、意外と注目されていないんですけどクロスに対して入っていくところだったり、ミドルシュートも意外と上手くて、そういう攻撃のところも目立たないけどいいところにいるよねみたいな選手を目指しているので、カンテ選手です。 

 自分は鈴木淳之介(デンマーク、FCコペンハーゲン)選手です。理由としてはどのポジションでもハイクオリティーでプレーできるところで、そういう選手になっていかないといけないなと思っています。 

久米 自分は伊藤純也(ベルギー、KRCゲンク)選手で、ポジションとかタイプが少し似ていて、スピードだけではなくてクロスとかも決めていて、そういうところを参考にしています。 

 

ーー自分のプレーの持ち味を紹介してください

秋山 自分の持ち味はボール奪うところ、そこの際で戦えるってところと、あとは誰よりも体張れるところで、本当に泥くさくやることは自分のモットーでもあるので、そこが自分の強みだと思います。 

 自分は後ろからのビルドアップ、攻撃の作りのところが自分の持ち味で、左足のキックは誰にも負けないというぐらい自信を持っているので、そこはもっと伸ばしていきたいなと思っています。 

久米 自分の強みは、一瞬のスピードとか背後に抜け出して仕掛けるところ、守備面でも強度のところだと思います。 

ゴール後の久米

ーー早慶戦の話に移りますが、今年の慶応へのイメージを教えてください

秋山 リーグが違って試合をする機会とか見る機会はないのですが、今年は多分バランスが良いのかなというイメージで、上手い選手が揃ってるのかなという印象はあります。

 今はどうかわからないんですけど、自分たちのプレースタイルを貫き通していて、後ろからつなげる選手が多いと思うのでそこは警戒していきたいと思っています。

久米  対戦していないのでわからないんですけど、ウイングに仕掛けられる選手がいて、ウイングが強くなるかな思ってそこは警戒したいです。

 

ーー早慶戦に対する思いを聞かせてください

秋山 早慶戦は自分が1年生の時はすごいなというくらいしか感じなかったというか、悔しい気持ちはなくて、キラキラしたかっこいい舞台だなという印象だったんですけど、去年は全く逆で、ベンチからずっと試合を見いてるだけでチームとしても負けましたし、ここに出られなくて自分は何をやっているんだろうという悔しさしか残らなかったです。なので今この舞台で自分がチームを勝たせてやりたいなという憧れからも試合に出なければいけないし、自分がこの舞台でチームを勝たせる活躍をしなければいけない舞台だなって思っています。 

 試合自体は自分の中では良い印象しかないんですけど、去年悔しい思いをしたのと、裏方を経験してそこで責任感が生まれてきたので、責任感を持って今年はプレーしたいです。

久米 高校3年生の時見ていて、大学1年生の時も仕事をしながら見て、どっちも勝ってすごくキラキラした舞台だなと思ったんですけど、去年自分が出た試合で負けて、勝つか負けるかは簡単なことではないんだなと感じたので、今年は絶対勝たせたいなと思っています。

 

ーー国立(MUFGスタジアム)という舞台への気持ちを教えてください

秋山 国立は日本のスタジアムの中でトップクラスに大きいと思いますし、そこで大学生の自分たちがやれるという機会は他の大学にはないことですし、そこは自分たちにしかない特権だと思うので、本当に準備してくれた方に感謝したいと思います。 

 自分自身、国立で試合するのは今回で3回目なので、2回はどっちも勝ってるので、今年も勝ちで終われたらと思います。 

久米 国立でプレーできるのは、マネジャー含め色々な人の努力があってできていることだと思うので、ピッチに立った時には全力で頑張りたいです。 

 

ーー初めて早慶戦を見たときどのような感情を持ちましたか

秋山 初めて見たのが大学1年生の時なんですけど、大学サッカーでここまでの熱気を作り出せるのかというのがすごく印象的でした。プロの試合と比べたら人数は少ないんですけど、熱量というか、本当に全員で作り上げたんだというのを、スタジアムの中に入って本当に感じたので、早慶戦という特別感をすごく感じました。 

 自分も大学1年生の時で、試合に出ていて見てはないですけど、あの環境と熱狂の中でプレイできるのは大学生の中で早稲田と慶応しかないと感じたので、当たり前じゃないという気持ちを持ってプレーしたいです。 

久米 高校3年生の時にボールボーイをしながら見ていて、大学サッカーで1番盛り上がる、大学の友達とか色々な人が見てくれる舞台なので出たいなと思いました。 

 

ーー早慶戦のキープレーヤーを教えてください

秋山 自分は、柏木陽良(スポ4=鹿島アントラーズユース)選手です。彼は1人で全部打開できるというか、どんなに苦しい時でも彼の個人技でゴールを決めてしまったり、見る人を魅了できる選手なので、それを国立の舞台で沢山の人に味わってほしいなと思います。 

 キャプテンの鈴木大翔主将(スポ4=ガンバ大阪ユース)選手でプレーで早稲田を体現してくれている選手だと思うので、大翔くんのミドルシュートに期待したいです。 

久米 センターバックの尾崎凱琉(スポ3=大阪桐蔭)選手で、今ケガから復帰している段階なんですけど、フィジカル、スピードのところがすごいので注目してほしいなと思います。

 

ーーご自身の早慶戦で見て欲しいプレーを教えてください

秋山 自分の特徴であるボールを奪うところと泥臭く戦うところは見てほしいですし、そこで体投げ出すところも結構自分いくと思うので、見てほしいです。 

林 自分は出るとしたらセンターバックで出ると思うんですけど、数字で結果を残したいと思っているので、得点、アシストできたらなと思います。

久米 自分はサイドで出ると思うので、縦に前にいく推進力あるプレーとゴールやアシストを見てほしいなと思います。 

 

 

ーー大学生のうちにどのような選手になっていきたいですか

秋山 自分は最初に掲げていたのは大学ナンバーワンのボランチになることで、そこは変わらず目指さなければいけないところです。そうしないと今後のプロでのキャリアでも戦っていけないと思うので目指していきます。あとは守備のところだけではなくて、攻撃面で点を決められるボランチだったり、ゲームを組み立てられるボランチをもっと追い求めてやっていきたいと思います。 

林 日本の大学の中でレベルが高いと言われている関東リーグの中で、早稲田は圧倒していかないといけないです。圧倒する早稲田の中の一員となれるような、自分のウィークである個人で守るところ、守備面のところを克服していかないといけないと思っています。後期で勝ち点を積み重ねていく中でそこが要因になってくると思うので、そこは頑張っていきたいなと思います。 

久米 攻撃の選手として今後のことを考えた時に、ボールが入った時に1人離すとか、そういうところで大学レベルでは圧倒的なものを身につけたいなと思います。 

ーーチームのために後期取り組みたいことを教えてください

秋山 チームのためにはもっと自分の中盤のところでボールを刈り取れれば、ゴール前までボールはいかないと思うので、そこの中盤で奪うところをもっとやらなければいけないです。あとはインサイドハーフとして出る以上結果が求められると思いますし、守備だけできてもチームとしてはそこまで必要ない選手になってしまうと思うので、中盤の守備で圧倒しつつも攻撃でしっかり点を決めれるような、両方できるような選手になりたいと思います。 

 1人で守るところをもっと強化していくことと、圧倒的なリーダーシップを日々の練習でしっかり鍛えていきたいなと思います。 

久米 後期苦しいゲームがあった時に、自分のところからチャンスを作ってゴールに繋げられるような選手になりたいです。

指示を出す秋山

ーー最後に早慶戦、大臣杯、後期リーグへの意気込みをお願いします

秋山 早慶戦、大臣杯、後期リーグは全部トップ目指してますし、そこで全部取れれば早稲田が日本一だと誰もが認めてくれると思うので、そこに対しての熱量だったり気持ちは他の大学より強く持って挑みたいと思います。 

 早慶戦、大臣杯は自分たちは関東1部で戦っているのでそこの差を結果で出せるように頑張っていきたいです。後期はインカレにもつながると思うので結果にこだわってやっていきたいです。

久米 早慶戦は勝たなければいけない試合だと思うのでしっかり勝って、大臣杯も自分たちが目標としている日本一を達成できる大会なので勝って、リーグも1位を取りたいと思います。

(取材、編集 山口愛結)

対談後に目標を書いていただきました

♦秋山虎之亮(あきやま・とらのすけ) 写真左

2005(平17)年7月2日生まれ。172センチ。湘南ベルマーレU18出身。法学部3年。安定した守備が特徴。最近はスタバにはまっていて、おすすめはトリプルエスプレッソラテの無脂肪ミルク変更だそうです!

♦林奏太朗(はやし・そうたろう) 写真中央

2005年(平17)8月25日生まれ。179センチ。サガン鳥栖U18出身。スポーツ科学部3年。黄金の左足を持つ、キックが光るDF。最近はゲームにはまっていて、同期の雨野選手とマイクラやブロスタをやっているそうです!

♦久米遥太(くめ・はるた) 

2005(平17)年4月7日生まれ。173センチ。早稲田実業学校高等部出身。政治経済学部3年。俊足とフィジカルを生かした推進力が魅力のMF。涼しい日はよく散歩をしていて、神社などに行くそうです!