【連載】早慶定期戦直前特集 第5回 西崎梨乃×渡辺凜

特集中面

第5回は西崎梨乃(スポ4=大阪国際滝井)、渡辺凜(慶大)による早慶主将対談。チームの現状や春季リーグを振り返るとともに、早慶戦への思いを伺った。

※この対談は5月28日に行われたものです

ーー自己紹介をお願いします

西崎 早稲田大学スポーツ科学部4年の西崎梨乃です。ポジションはアウトサイドヒッターです。よろしくお願いします。

渡辺 慶應義塾大学文学部の4年の渡辺凜です。ポジションはセッターです。よろしくお願いします。

ーー趣味等オフの過ごし方

西崎 基本的にオフの日は家で過ごすことが多くて、YouTubeやNetflixを見ることにハマっています。

渡辺 私は食べることがすごく好きです。最近はメロンパンにハマっていて、いろいろなパン屋さんのメロンパンを探し歩いています。私が一番好きなのは、チェーン店のドンクさんの「こだわりメロンパン」です。

ーーチーム内で一番よく話す選手

西崎 やっぱり同期ですね。同期が2人しかいないので、大松未羽(スポ4=沖縄・首里)とはチームのこともバレーボール以外のこともよく話します。

渡辺 私も同期の2人とはもちろんよく話すのですが、1つ下の副将の小栁ここ(看4・慶應女子)ともよく話します。彼女とはメニューを考えることも多いので、すごく頼っていますし、心強い存在だなと思っています。

ーー早慶の交流はあるか

西崎 合同練習を早稲田の上井草キャンパスで2回ほど行ったことがあって、その時に交流したくらいですかね。

渡辺 慶應としては、早稲田さんがどのような練習をしているのか学びたいという思いがあって、こちらからお願いした形でした。

 

対談中の西崎

 

ーー相手に聞いてみたいこと

渡辺 早稲田さんは学年間の仲が良くて、チームの雰囲気もすごく良い印象があります。得点した時もみんなで盛り上がっていますし、普段からそういった楽しい雰囲気づくりのために意識していることはありますか。

西崎 学年ごとの人数が少ないこともあって、練習時間だけではなく普段の生活の中でも他学年との交流が多いです。良い意味で学年の壁がないので、得点した時の一体感やチームの雰囲気につながっているのかなと思います。 

西崎 慶應さんはサーブが強く、粘りのあるチームという印象があります。その2つの強みを生かすために、どのような練習をされているのか気になります。

渡辺 サーブに関しては春リーグに向けて特に力を入れていました。以前は5分程度だったサーブ練習を倍の10分に増やしていましたし、今は早稲田さんに勝つためにも攻めるしかないということで、とにかくサーブで攻めようという意識で取り組んでいます。メニューの合間にもサーブ練習を挟みながら、合計20分ほど徹底して練習しています。 

西崎 ありがとうございます。

ーー今年のチームを一言で表すと

西崎 一言で表すと「個性」だと思います。さまざまなバックグラウンドを持った選手が集まっていますし、性格もそれぞれ違います。私が経験していないことを経験してきた選手もいますし、逆に私が経験していることを経験していない選手もいます。選手一人一人の経験や特徴が違うからこそ、それぞれの個性が生かされているチームだと思います。 

渡辺 私たちは「全員バレー」ですね。去年と比べて主力メンバーが大きく入れ替わり、一からチームをつくるような状態でした。だからこそ誰か一人でも欠けてはいけないですし、みんなで協力しながら1点ずつ積み重ねていくことを大切にしてきました。チーム全員で戦うことが今年の強みだと思います。

 

対談中の渡辺

 

ーー今年の春季リーグ戦を振り返って

西崎 今年のチームは攻撃する人と守備をする人という役割がはっきりされていた分、それを発揮できた試合はうまく機能して勝つことができていたんですけど、そこが1つでも機能していないと自分たちの流れとか強みを生かすことができなくて負けてしまうケースが多かったなっていうのが春リーグで出た課題と振り返りです。

渡辺 私たちは3部に残留するっていうことを目標にやってきたのですが、結果として0勝10敗で4部に降格してしまいました。でも、これまで戦力的に厳しいって自分たちでも分かっていた中で、3部で1セットでも2セットでも勝ち取れるセットがあるということはそれなりに成長が見られたということですし、怪我とかイレギュラーなこともあったんですけど、なんとか全員で春リーグを戦いきれたっていうのはチームとして成長できた点かなと思います。秋リーグでは必ず3部に戻ってこれるように、またみんなで頑張ろうって改めて気を引き締めなおしました。

 ーー相手チームの印象

西崎 学年の壁がいい意味でないなと感じているのが慶應への印象です。

渡辺 攻撃力がすばらしいなと感じています。スパイカー陣の決めてやるみたいな、野心のような熱意もプレーから感じ取れるし、見てるこっちがワクワクするような試合を展開していて、学ぶところがたくさんあるなと思います。

ーー注目してほしい点

西崎 役割がしっかりしている分、それがうまく重なり合う瞬間が強いチームなので、その一体感に注目してほしいと思っています。

渡辺 とにかく諦めないという所です。とらなきゃ絶対に戦えないと思うので、とにかくボールを落とさない所と必死につなぐという所は、頑張って1点でもとれるようにしたいなと思います。 

ーー自分のチームの注目選手は

西崎 3年の川村彩乃(社3=岡山・就実)選手です。理由としては、チームの副将を務めてくれていて、チームのムードメーカーでもあり、大事なところでしっかり左利きのスパイクを決めてくれるので、ぜひ注目してほしいなと思います。

渡辺 3年の久保田幸来(法3・慶應湘南藤沢)選手に注目していただきたいと思っています。どんなに苦しい場面でも絶対に打ち切ってくれるという強さと、最近は特に精神的な成長もすごい見られたので、注目してほしいと思います。 

ーー早慶戦に向けて一言

西崎 4年間やってきて最後の早慶戦なので、まずは全力で楽しんで絶対勝ちたいと思います!

渡辺 「全員バレー」を掲げて、みんなで声を出してみんなでつなぐという精神を大切にしながら1点でも多くとれるように、全力で頑張ります!

(取材、写真、編集 加藤涼音 山内悠暉)

対談後にお二人の写真を撮らせていただきました!

◆渡辺凜(わたなべ・りん)※写真左

身長160センチ。最高到達点253センチ。群馬県立中央中等教育学校。文学部4年。

◆西崎梨乃(にしざき・りの)※写真右

身長174センチ。最高到達点293センチ。大阪国際滝井高出身。スポーツ科学部4年。