【連載】ラグビー部 新体制特集『RISE OVER』第1回 LO小林光晴×FL城央祐×SO服部亮太

特集中面

 

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 初回を飾るのは小林光晴(文3=福岡)、城央祐(スポ3=神奈川・桐蔭学園)、服部亮太(スポ3=佐賀工)の3名。下級生時代から『赤黒』を見にまとい、今年は3年生ながらも委員を担う彼らの熱い思いを伺った。

※この対談は3月18日に行われたものです。

ーー他己紹介をお願いします

小林 城央祐です。桐蔭学園高で花園を優勝した時のキャプテンです。僕らの代でもいつも中心的な存在で、みんなを引っ張ってくれてます。ラグビー中はしっかりしているけれど、プライベートではほんわかしている意外な一面もあります。いつもニコニコしていて本当に優しいです。

 服部亮太です。すごく活躍しているし、みんなが知っている選手だと思います。ラグビーに対しても真摯に取り組んでいると思うのですが、グラウンド外ではずっとふざけていておちゃらけている明るい性格です。常に笑いの中心にいて、もしかしたら日本の中心にいるかもしれないそんな男です(笑)。

服部 小林光晴です。この雰囲気からは分からないようなラグビーでのフィジカルであったり、ガッツさが結構あって。でも日常生活では本当におっとりしている感じです。でもルールとかには厳しくて、規則に反している人がいるとハッキリダメだと言ったりとか、こんなにもおっとりしているにも関わらずしっかりしている漢です。

小林 恥ずかしいな(笑)。

 

ーーお互いが知っている意外な一面などはありますか

服部 ファンの方とかはこの2人のラグビーの部分しか分からないと思うのですが、一緒に住んでいると、「何を考えているのだろう」と思うほど本当におっとりしていて、「あんなにプレーは激しいのにこんなにも穏やかなんだ」というかわいいギャップがあります。そこはみんなに知ってもらいたいです(笑)。

小林 他の人から見たら亮太は大人びているとかクールな印象があるのかもしれませんが、本当は子どもっぽいところがあるというか(笑)。

城 一番がきんちょだもんね(笑)。

服部 クールに見えてるなら嬉しいね(笑)。

早稲田のプライドを体現していきたい(小林)

ーー同期との思い出はありますか

服部 みんなでサバゲー行ったよね。

城 去年のちょうどこの時期に40人ぐらいで行って。

服部 誰が上手いとかなくてみんな突っ込む感じで。気づいたら撃たれてたみたいな。

城 突っ込みあって身体当てあって、めちゃくちゃ痛いけれど撃ち合うみたいな。

 

ーー入部当初から見てそれぞれの成長したなと思うところを教えてください

服部 央祐は高校JAPANの時から知っていて、合宿でも遠征でもいい選手だなとは思っていました。ミッツーは同じ福岡出身で小学生の頃から知っていました。高校の時もKOBELCO CUPという大会で九州でチームを作る時に、東福岡高や佐賀工高がメインになってしまう中で福岡高から唯一入ってきて、その大会の最優秀選手に選ばれたのもミッツーで。強豪校の選手ばかりの中で選ばれるのはすごいなと思っていました。実際に一緒に試合もしている時もすごいプレーするなと思っていて。その後は一緒に早大に行くと聞いて、サイズも入学して大きくなったし、2年生になってからもフィジカルも強くなって、こんなにも強くなるのかっていうぐらい成長していました。小学生の頃から知っている自分にとってはエモいですね(笑)。

城 光晴は1年生の頃はずっとラグビーが嫌いで。「もう練習行きたいくない」とか言っていたんですけど(笑)。今年は成長したと思うし、ラグビーを少しは好きになって前向きな思考になったのも変わったところなのかなと思います。

小林 僕は亮太のことは小学生の頃から知っていて、福岡でも有名な選手だったんですけど、身長が小さくて。高校の時にあったらめちゃくちゃ伸びていて。

服部 実は僕めちゃくちゃ小さくて。でも高校生のある日に身長が伸びて。中学生の頃も小さくて高校もこのままかなって思っていたんですけどある期間を境に伸びて。ずっと寝ていたので、寝る子は育つは本当なんだなと思いました。

服部 1年生の頃は役割的にも違いなのかは分からないのですが、2年生になってからはラインアウトのところでリーダーを担ってくれてBKにもコミュニケーションをとってくれるところは変わったのかなと思います。

福岡 同じFWとして2年生ながらもラインアウトも引っ張ってくれていますし、指示も的確で央祐についていこうと思うようになりました。

 

ーーそれぞれの選手のグラウンド外での尊敬するところはありますか

服部 央祐はゲームへの執着心ですかね。ずっとゲームしていて。集中力は尊敬しています。

城 光晴はお勉強できるところかな。さすが福岡高って感じ。

服部 お勉強は一級品ですね。会話していても賢さが滲み出てるというか。そこは羨ましく思います。

城 知性が溢れていて俺ら2人とは違うよね(笑)。

小林 央祐のすごいところは料理が上手なところで、この前はケーキを作っていました。本当にパテシエみたいな感じで。

城 年に1回の行事なので気合いを入れて時間をかけて作りました。

服部 ケーキならこっちも負けんよちなみに(笑)。植木太一(⼈3=神奈川・関東学院六浦)と糸瀬真周(令8スポ卒)と僕で、誕生日にケーキを作りあうことを2年間やって、この前も太一と作って。ケーキなら負けないですかね。そこは譲れないですかね僕と太一は(笑)。

城 早稲田のパテシエの座を狙ってる(笑)。

負けて後悔することのないようにしたい(城)

ーー自分のプレーの強みを教えてください

服部 僕は小学生の頃からSOしかしたことがなくて、SOは誰にも負けないというか、そこしかやってきてないからこそ、他の人よりも経験があるというか。

城 僕は結構プレースタイル的に目立つことは少ないのですが、ディフェンスであったりブレイクダウンのプレッシャーなど、見えないところで仕事をしていてチームを支えている自信はあります。

小林 願望も含めてなんですけど、キックオフキャッチはゲームの入りということもあって、自分がLOとしてしっかりしないといけないなとは思っています。

 

ーー昨シーズンを振り返ってみていかがですか

服部 悔しかったですけど楽しかったという一面もあって。僕が1年生の頃の4年生よりも昨年の4年生の方が過ごしている時間も長かったですし、日常生活も余計に楽しくて。だからこそ一緒に優勝したかった思いもあって。最後勝てなかったことに対しては、ゲームメイクをする僕の責任だと思っています。僕は後2回チャンスがあるので、彼らの分までやっていこうと思います。

城 去年は一瞬のように過ぎ去った気がしますし、残りの2年も一瞬で終わるのだなと実感したので、負けて後悔することがないようにしたいです。去年の4年生にはお世話になった先輩が多いので、その人たちの分まで今年は頑張りたいなと思います。

小林 自分は2年生で初めて『赤黒』を着ることができて、対抗戦だったり初めての経験が多いシーズンでした。だからこそ、みんなに支えてもらってばかりの一年間だったので、今年は自分の背中で見せていきながら支える立場になってチームに貢献していきたいなと思っています。

 

ーー昨年の印象に残っている試合はありますか

服部 大学選手権の天理大と帝京大との試合ではいいゲームメイクができたと思っています。対抗戦で明大に負けた中で、関東学院大、天理大、帝京大と手強いゲームを勝ち切れたことは個人としては印象に残っています。

城 僕も印象に残っているのは天理大戦です。すごい応援してくださる方も多くて、ギリギリの試合を勝ち切ることができて。ラインアウトの数も通常の倍ぐらいあって、使うサインも困っていたのですが、試合を崩さずに試合を進めることができて、自分の課題を見つけながらも、成長することができた一戦だと思います。

小林 自分は対抗戦もそうなのですが、ジュニア選手権の決勝の帝京大戦が印象に残っていて。なんとしても優勝したかったですし、勝てばAチームに流れを持っていけるという中で、前半は危ない時間も続いたのですが、諦めることなく勝利の執念を見せて、帝京大相手に身体をバチバチに当てながらギリギリの試合を勝てたことは自信にも繋がりました。自分としても帝京大に対してコリジョンでも負けない戦いができたことも自信に繋がって対抗戦や選手権に望めたのもよかったです。

 

チームを勝たせるのが10番の仕事(服部)

ーー委員に選出された理由を教えてください

服部 キャプテンからはアタックのところで中心になって欲しいと言われました。10番もそうですし、1年生から試合にでているということで、難しいゲームだったり、チームが方向性を見失っている時にアタックを中心にチームを引っ張っていければなと思います。

城 僕は去年からラインアウトの組み立てをしていて、今年も引き続きラインアウトリーダーとして、組み立てのところをやって欲しいと言われました。また、練習でのコンタクトでも体を張って、練習の質を高める役割があるのかなと思います。

小林 自分もコンタクトのところをキャプテンに評価してもらいました。これは直接言われたことではないのですが、央祐とか亮太とかと比べるとリーダー的な存在ではないので、風紀委員というか私生活の部分でも乱れているところがあれば正すというか、発言していければいいなと思います。

 

ーー委員での大変さを感じる瞬間はありますか

服部 昨年は下のカテゴリーの選手が上がってきて一緒にプレーをする中で、1つの方向性を見れていないというか、そこを1つにまとめ上げることに対しての難しさを感じています。

城 ラインアウトでは昨年の4年生の存在が大きかったなというのを感じています。自分はできていても、できない人はなぜできないのかというように、視点を変えて考えることに苦労を感じています。

小林 私生活や寮生活や部室の使い方など、どのようなアクションをしていくかという中でなかなか直らなかったりとか、逆に直ったりとか。150人近い集団の中でまとめることの難しさを感じる反面、やりがいも感じています。

 

ーー新チームのよさはどのようなところにありますか

服部 昨年も4年生の主体性がとてもあったのですが、今年はシーズンの始めから4年生が主体的に何事にも取り組んでくれているなと思います。

城 昨年のよさがあったからこそ、それを活かしながら次に進もうとしているところかなと思います。

 

ーー春シーズンへの思いをお聞かせください

服部 北九州で早明戦があるということで、自分の地元ですし、誰よりも思いが強いというか。こんなチャンスは2度とないと思うので、地元の友達の前だったり、親族の前だったり、普段観に来れない方の前でプレーできることは非常に嬉しいです。地元の同級生の子は小学生や中学生の自分で止まっていると思うのですが、「ここまで来たんだぞ」というのを見せれるチャンスでもあると思います。春シーズンは全部の試合がもちろん大事ですが、この北九州での試合はより気合いを入れて頑張りたいなと思っています。

城 慶大とか明大とか筑波大は友人が多かったり同級生も多く出ているので、友達がいる試合は楽しいのでとても楽しみです。

小林 自分は復帰戦にもなるので、もっと強くなって帰ってきたと思われるように成長したいです。

 

ーー今年一年の意気込みをお願いします

服部 昨年と一昨年で獲れなかった『荒ぶる』というものを今年は上級生として、チームの中心としての自覚と責任を持って優勝に導ければなと思います。

城 今年は何の試合であろうと全勝を目指して全てで勝ちたいと思います。

小林 全ての試合で早大としてのプライドと責任を持って圧倒したいです。

ーーありがとうございました!!

(取材・編集 村上結太、大林祐太)

※向かって左から

 

◆小林光晴(こばやし みつはる)

福岡高出身。文学部3年。昨年に『赤黒』デビューを果たし、豊富な運動量でチームを支えました!爬虫類が好きで、トカゲやイモリ、ウーパールーパーなどを飼っていたこともあるそうです。激しいプレーで観客をメロメロにさせます!

 

◆城央祐(しろ おうすけ)

神奈川・桐蔭学園高出身。スポーツ科学部3年。ルーキーイヤーからチームを支えたいた城選手ももう上級生に!今年も高いワークレートとラインアウトでチームを支えます!対談では生粋のゲーマーという意外な一面も明らかになりました!

 

◆服部亮太(はっとり りょうた)

佐賀工高出身。スポーツ科学部3年。類稀なるセンスで早大のアタックを自在に操ります!そんな服部選手の趣味はチームメイトとのケーキ作り。早大でのパティシエの座は誰にも譲りません!