ついに今年もインカレ(全国学生選手権)の季節がやってきた。10月31日に個人戦、11月1日に団体戦がどちらも相撲の聖地である東京・両国国技館で開催される。そんな中、全3回でお送りする相撲部インカレ直前対談。第1回では、成松孝信(スポ1=東京・武蔵)と佐渡遥(先理1=東京・成城学園)のルーキーコンビが登場。入部してから様々な日々を過ごし、チームの雰囲気にも徐々に慣れてきたように見える。今回の対談では、初めてとなるインカレに挑戦する2人の思いに迫った。
(なおこの取材は10月18日に行われました)

同期として仲を深めながらともに成長してきた2人
ーーお互いの紹介をお願いします
成松 先進理工学部1年の佐渡遥さんです。ずっと中高とサッカーをやってきて、けど大学でサッカーじゃなくて相撲部のマネージャーとして入ってきてくれた僕の唯一の同期です。(佐渡が)本当に相撲が小さい頃から大好きで、主に力士とすごい仲良くなるのが早くて、この前幕下の力士と急に友達になったとか聞きました。
佐渡 普通に話してたら仲良くなりました。
成松 訳が分かりません(笑)。
佐渡 スポーツ科学部1年の成松孝信くんです。ずっと相撲をやっていたんですけど、高校では野球をやっていて。でも初めて学校に相撲部が付いているところに来て、本格的に相撲をやれて多分嬉しいんだと思います(笑)。入ってきた頃よりも強くなっていて、ずっと結古していて。一番稽古してるので、すごい強くなってるって最近ちょっと感じてます。
ーー新入生対談を5月にさせていただきましたが、そこから2人の仲は深まりましたか
成松 5月よりはね。
佐渡 5月よりはね。
成松 合宿とか大会とかで一緒に遠征をして、土日とかも一緒に、毎週のように会ってはいるので、仲良くはなっていると思います。
佐渡 同じですね。
ーーお2人で料理をされていましたが、成松さんはお手伝いを続けられていますか
成松 手伝える時はぐらいで。別に僕はほとんど任せきりなんですけど、4月に料理初心者で入ってきて、黒木先輩(黒木香菜子(教4=福岡・県立筑紫丘))のご指導のもとでとてつもなく上手くなっているので来年からも期待しています。
ーー佐渡さんは成松さんに手伝ってもらえて助かると感じたことはありますか
佐渡 あります。回転が足りてなくて最近、焼く量が多くて、また手伝ってもらいました。
ーーこの1年間を振り返っていかがですか
成松 自分としては(早大相撲部に)入った時に全国出場とAクラスで勝つっていうところを目標にしてたんで、そこは今までに達成できたので、やっぱ次はインカレで活躍するっていうのが。東日本だとAで1勝だったんで、団体戦っていうのが今怪我人も多い中で1人1人すごい大事になってくるので、自分が1勝じゃなくて勝ち越し。そして全部勝てるような相撲を取ることを今回のインカレで目指したいなと思います。
佐渡 入った頃は緊張してたっていうか、そんなみんなと話してなかったんですけど。合宿とか遠征とか多くて、慣れてきてみんなと話すようになって、みんな面白くて楽しいなってずっと思ってます。料理に関しても、入ってきた頃は何もできなかったんですけど、香菜子さんに教えてもらって少しずつできるようになってきたかなって思います。

4年生のためもっと勝てるように
ーー今年のインカレの会場は両国国技館ですがどんなイメージがありますか
成松 東日本選手権(東日本学生相撲選手権大会)の時がめちゃくちゃ久しぶりの国技館だったので僕自身。本当に小中以来とかそのぐらいだったんですけど、国技館っていうのは、他の会場とはやっぱり一つ違う会場だと思うので。プロの力士の方々が相撲取っている場でもありますし、僕らが使わせていただくっていうのがすごい光栄なことだと思うので、なんとかその土俵で活躍できるように頑張りたいなと思います。
佐渡 国技館は小さい頃からずっと大相撲を見に行っていた場所なので、行くとワクワクするんですけど、大会で行くと普段場所中に行けないところに行けたりするので楽しいですね。
成松 この前の大会ずっとぐるぐるまわってましたね、マネージャー陣2人が。どこ行ったってみんなで言ってたんですけど、見学してたんですね(笑)。
ーーインカレでの個人戦、団体戦それぞれの目標を教えてください
成松 個人戦はBの予選があって、本戦に行けるんですけど、そこのBの予選をまず突破したいなと思ってます。Aクラスになると、強さっていうのも一つ変わるので、そこを肌で体験できるっていうのが一つ目標なので。団体戦はAクラスでも、Bクラスでもできる限り勝つっていう。東日本も十和田大会(全日本大学選抜相撲十和田大会)も(成松は)1勝ずつだったので、団体戦。やっぱり僕が1勝じゃダメだと思って、もっと2勝3勝と勝てるように頑張りたいと思います。
ーーインカレに向けてどのように努力をされましたか
成松 先月には他大学との稽古もあったり、自分たちの中でもインカレっていうのは1年で一番大きな大会なので、9月10月そこに向けて。リーグ戦終わってから次はインカレだっていうので、みんなしっかりインカレに向けて頑張ってきたなって思います。
ーーインカレで成松さんはどのような相撲を取りたいですか、また佐渡さんはどのように部に貢献したいですか
成松 自分の相撲はまわしを取ったら何でもできるっていう相撲なんですけど、そうじゃないところに課題が、今までの大会で残っているので。インカレは自分が今までより成長したところを、まわしを取らなくても、まわしをどうやって取るのかっていうところの圧力とか、そういうところで変わったところを見せられたらいいなと思います。
佐渡 4年生最後の大会なので、4年生が悔いなく終われるようにサポートできればいいなって思います。
ーー4年生に対しての思いについて教えてもらえますか
成松 4年生の先輩方。僕が4月に入部してから、決まるのも遅くて、相撲部の経験がなかったりとか、色々ダメなところがたくさんあったと思うんですけど、本当に色んな指導していただいて。なんとかこの1年自分の目標としていたところを達成できたんで、それは4年生の存在も大きかったかなと思うので。次は自分が大会団体戦で点取ってきて、4年生を心よく送り出せるように頑張りたいと思います。
佐渡 特に香菜子さんにはお世話になっていたし、料理だけじゃなくて色んな生活面でお世話になっていたので感謝を伝えたいです。選手の4年生も私が緊張してうろついている中、話しかけてくれて心開けたのでありがたいです。
ーー初めてとなるインカレへの意気込みをお願いします
成松 このチームでやれるのも最後で、本当にこの1年間このためにやってきたと言っても過言ではないっていう大会なので。全員でまずはBの予選を突破して、そしてAの予選も突破して、どんどん上に上にいけるように頑張りたいと思います!
佐渡 4年生最後の大会で、みんなこのために頑張ってきたっていう感じなので、私も全力でサポートしたいし、自分にできることを探して。サポートして、最後悔いなく終わってもらえるようにしたいです!
ーーありがとうございました!!
(取材:池田健晟、鳥越隼人 編集:池田健晟)

◆成松孝信(なりまつ たかのぶ)
東京・武蔵高出身。5月に話してくれた全国出場の目標を見事に達成してくれました!色紙に書いた言葉は「新進気鋭」。インカレが4年生にとって最後の大会となる中で、ルーキーとしてかき乱す。成松くんのできる限りチームに貢献したいという一生懸命な思いが詰まってます!
◆佐渡遥(さど はるか)
東京・成城学園高出身。色紙に書いた言葉は「人のために尽くす」。1人1人がチームのためにと語る仲間思いの佐渡さんの人柄を見事に表しています!インカレの団体戦はみんなで頑張って勝つ。もちろんチームの人をいつでもサポートできるように準備は万端です!




