【男子バスケ】フィーバータイム作れず連敗

男子バスケットボール

10月11日 第102回関東大学リーグ戦 青学大相模原キャンパス

 本日の相手は前回対戦時、逆転劇を演じた大東大。ファウルトラブルが立て込み、相手ビックマンのポストプレーを止められなかった早大は大東大にリードを許す展開が続いた。さらに4/9(本)3Pシュートを沈めた早船(大東大1年)を中心とした外からの攻撃も利用され、逆転の機会を逃した早大は80-88で敗れた。

 第1Q序盤、正確なシュートで得点を重ね好スタートを切った。しかし、ンジャイパプンデリセク(大東大2年)を中心としてリバウンドで勝る大東大はセカンドチャンスから確実に得点を積み上げリードを許す。F松本秦(スポ2=京都・洛南)が2本の3Pシュートを沈め点差を縮めるも、22-19の1ポゼッション差で第1Qを終了した。

 G城戸賢心主将(スポ4=福岡第一)のジャンプショットから再開した第2Qはオフェンスリバウンドから攻撃回数を得てすぐに逆転するも、ゴール下でのファウルトラブルに苦しんだ。松本が3回目のファウルを犯しコートを去ると早大は得点が止まり、35-46と点差を広げられ前半を終えた。

ドライブを仕掛けるG下山瑛司(スポ4=愛知・中部大第一)

 第3Qは相手のファウルを誘発しながら得点を稼ぐ。また、F野津洸創(スポ1=静岡・藤枝明誠)のバスケットカウントや城戸の3Pシュートが流れるように決まり、各クォーターの得点が20点を切っていた前半に比べ第3Qの得点は24ポイントと巻き返しを見せる。しかし、大東大も早大のペースにのまれることはなく、59-67と点差を大幅に縮めることができないまま第4Qに突入した。

シュートを放つ野津

 最終Qはバラダランタホリ玲依(大東大4年)のバスケットカウント、早船の3Pシュートを浴び追い詰められた早大だったが、ここで南川がこの日3本目のブロックショットでチームを盛り上げる。また松本、G嘉手川太智(商4=沖縄・開邦)の連続得点で点差を縮めると、タイムアウトあけに松本が3Pシュートに成功。しかし残り0.9秒のところで中村英司(大東大2年)にタフショットを決められ80-88で試合を終了した。

スティールから速攻を決める嘉手川

 リバウンドから一気にトランジション攻撃を畳みかける”フィーバータイム”を増やしていきたい早大だが、敗戦試合ではその短さが浮き出ている。リーグ戦も終盤を迎え、残り4試合のうち対戦校3校は1巡目で勝てなかった相手との戦いが待っている。早大の強みを出し切り、全日本選手権へと繋げられるか。

(記事 北郷美結 写真 石澤直幸、行木葵、前田真輝)

早大 スターティングメンバー

Pos. # 選手名
G 0 下山瑛司(スポ4=愛知・中部大第一)
G 3 嘉手川太智(商4=沖縄・開邦)
G 4 城戸賢心(スポ4=福岡第一)
F 12 松本秦(スポ2=京都・洛南)
F 19 野津洸創(スポ1=静岡・藤枝明誠)

1Q 2Q 3Q 4Q 合計
早大 19 16 24 21 80
大東大 22 24 21 21 88

コメント

G城戸賢心(スポ4=福岡第一)

ーー今日の試合を振り返って

 昨日のリバウンドの課題のところをみんなで意識しようって言っていた中で、ビッグマン2人にたくさんリバウンドを取られたので、そこは反省点だと思います。

ーー出だし、タイムアウト明けはリバウンドからの縦パスで得点するプレーが決まっていたが手応えは

 そこはすごくよかった時間帯かなと思います。

ーーオープンが決められていない印象だがシュートタッチを振り返って

 疲労などもある中で、練習からもう少し見直してやっていきたいと思います。

ーーリーグ戦優勝が難しくなりましたが、インカレ優勝に向けてリーグ戦をどのような位置付けで捉えていますか

 入れ替え戦になるかは分かりませんが、チームの状況として、2人が怪我しているという中でまた4試合戦っていくので、その中で自分たちができることを探して、インカレ優勝に向けて、ひとつひとつの試合を無駄にせず、自分たちの強みを増やせるようにやっていきたいと思います。

ーー次の試合への意気込み

 あと4試合あって、(相手は)留学生の高さもあると思うので、その中で毎回やられてしまったリバウンドとディフェンスの部分をしっかり修正して、まずは次の試合を勝てるように頑張ります。

F松本秦(スポ2=京都・洛南)

ーー本日は34得点でした。活躍を振り返って

 ファウルが込んでしまったことと、ディフェンスで簡単に抜かれてフリースローを与えてしまったことが反省点です。

ーーファウルトラブルになる試合も多くなっていますが、対策は

 基本の1対1のディフェンスはまず最低限やらないといけないと思っています。あとはチーム5人で守っているので、ルールの確認を再度行いたいです。

ーー試合ではトランジションから流れを得る時間もありましたが

 トランジションは自分たちの一つの武器です。今日は2、3本くらいしか出ていなかったと思いますが、もっと出していきたいです。そこからセカンドトレーラーで攻めたり、ミスマッチで得点するというのは、どんどん動きながら増やしていきたいと思います。

ーー前日に続き、良い流れが点数に結びつかない試合でした。改善点は

 自分で行きすぎちゃっている部分もあると思います。味方にパスを合わせながら、5人全員が点を取らないと、点数は伸びていかないので。

ーーディフェンスではバラダランタホリ玲依(大東大3年)選手にゴール下で大量失点を許しましたが

 フィジカルにやってくる相手に対しては、身長差がそこまであるわけでもないので、しっかり守らないといけないと思います。そこはまだ自分の課題だと思います。

ーーチーム全体では勝負所で3Pシュートを決められる場面が多くあります。外の守り方は

 1対1で抜かれて、ヘルプに出ざるを得なくなってシュートを打たれるシーンや、マッチアップのミスでシュートを打たれるシーンが多いです。1対1は最低限やらないといけないですし、マッチアップのミスはコミュニケーションで絶対改善できるので。基礎の部分をもう一度見直さないといけないなと思います。

ーー松本選手個人では、以前シュートのスランプを感じていました。現在はいかがですか

 もうそんなにですね。大丈夫です。

ーーアテンプトは昨年の1.5倍超になりましたが、確率は28%。今季ここまでの数字はどのように感じていますか

 全然満足するような数字ではありません。チーム全体でも自分の単発のシュートで終わっていることが多いです。そのシュートを打っているなら決めないといけませんし、アテンプトが多くなると味方の分も減るので。そこは味方の分も決めないといけないと思います。

ーー残った試合で目指す数字は

 スリーポイントの確率が40%を超えるというのは、一つの基準になると思っています。もう(シーズン合計で)そこを超えるのは難しいと思いますが、なるべく上げられるように頑張りたいと思います。

ーー残り4試合はハードな相手との戦いになります。意気込みを

 インカレに向けても大事な4試合になると思うので、もう一度チームで一つになって頑張りたいと思います。