【男子バスケ】3P不発で明大に敗戦 リーグ6位に後退

男子バスケットボール

10月10日 第102回関東大学リーグ戦 神奈川・青学大相模原キャンパス

 約2ヶ月間に及ぶ関東大学リーグ戦も残り6試合。10月10日、10勝6敗で2位タイの早大は、1ゲーム差で5位タイにつける明大と対戦した。早大は第1Qこそリードを奪うものの、その後の試合は明大ペース。早大は3Pシュート23本中5本の成功に低迷し、74-85で敗戦した。
積極的にボックスアウトに参加するF野津洸創(スポ1=静岡・藤枝明誠)

 第1Qは早大が守りから流れをつかむ。オフボールから激しいディフェンスをくり広げ、開始5分間で4失点に明大オフェンスを完封した。しかし、早大はオープンの3Pシュートを決めきれず、点差が思うように広がらない。23-14の9点リードで第1Qを終えたが、F松本秦(スポ2=京都・洛南)は「20点差ぐらいに広げて勝負を決められた」と悔いた。

3Pシュートを放つ松本

 第2Qは一気に明大の流れになった。早大は連続でターンオーバーを犯し、トランジションから失点。明大はこの試合で成功率39%を記録した3Pシュートで得点を重ね、一気に逆転した。厳しい場面でもG嘉手川太智(商4=沖縄・開邦)が果敢なドライブで粘りを見せるが、明大のリードは広がる。35-42の7点ビハインドで前半を終えた。

ディフェンスでチームをけん引する嘉手川

 第3Qはディフェンスとリバウンドが改善。この日7スティールの嘉手川が好守から得点につなげ、点差を縮めた。エースの松本は3Pシュートが10本中2本成功と不調ながら、ペイントアタックを中心にこの試合23得点。2人の活躍を中心として同点に追いつき、62-62で第3Qを終えた。

3Pシュートを放つG木村魁斗(スポ2=茨城・下妻第一)

 しかし、第4Qも早大は外のシュートに苦戦。対する明大は滑らかなボールムーブから湧川裕斗(2年)、齋藤翔太(3年)が効率よくシュートを沈めた。G下山瑛司(スポ4=愛知・中部大第一)、嘉手川、松本の3名が40分フル出場の早大は徐々に精彩を欠き、終盤には10点前後の点差に。下山が2本のプルアップ3Pシュートを沈めるなど意地を見せたが、74-85で敗戦した。

ドライブで相手を抜き去る下山

 今季の早大は第4Qの失速で接戦を落とす展開が目立つ。トーナメント式であり、より一戦の重みが増す全日本大学選手権を前に、今後の戦いで立て直しを図りたいところだ。

(記事 石澤直幸、写真 行木葵、北郷美結 取材 吉田真悠)

早大 スターティングメンバー

Pos. # 選手名
G 0 下山瑛司(スポ4=愛知・中部大第一)
G 3 嘉手川太智(商4=沖縄・開邦)
G 4 城戸賢心(スポ4=福岡第一)
F 12 松本秦(スポ2=京都・洛南)
F 19 野津洸創(スポ1=静岡・藤枝明誠)

1Q 2Q 3Q 4Q 合計
早大 23 12 27 12 74
明大 14 28 20 23 85

コメント

G嘉手川太智(商4=沖縄・開邦)

ーー試合を振り返って

 試合の入りと前半の部分はとても良かったのですが、そこで2桁台まで点差が離れることがなくて、すぐに相手に追いつかれてしまいました。去年だったら勢いづいたところで10点、20点と離していたのができないっていうのがチームとしては課題だと思います。

ーー第1Qはディフェンスが上手くいったが良かった点は

 身長が小さい分、下のビッグマンにパスを回させる前にガードにプレッシャーをかけてボールを奪う、というのが戦略でありました。前半はそれができたかなと感じています。

ーー対して中盤に逆転されたが課題点は

 ガードのところのプレッシャーがだんだん強度が落ちていったのもありますが、やっぱりビッグマンのところで粘り負けではないですが、そこで勝ちきれなかったところが後半の課題です。

ーー個人としてはドライブからの得点が目立ったが

 前半はタイミングが良かったところもあって点数を重ねることできました。けれども、後半になったときに体力の問題や、やっぱり大事な時間になるのでチーム全体としてプレー全体が重くなるというか、パスが全然回らないと(松本)秦や(下山)瑛司頼みなポゼッションが多くなるので、もう少し自分が絡めたらよかったなと思います。

ーースティールも積極的にしていたが狙っていたか
 
 明大は攻めるときにハーフコートを使う戦略というか、どこを狙ってくるかがだいぶパターン化されているので、そこは事前に研究していてずっと狙っていました。

ーー次戦への意気込み

 大東大も留学生もハーフの子もたくさんいて、また身長を狙われると思うので、しっかり今日の試合を踏まえて課題を潰して、明日に備えたいです。

F松本秦(スポ2=京都・洛南)

ーー今日の試合を振り返って

 出だしで相手が上手くいっていない時間帯に自分たちが点差を広げることができていたら、20点くらいは開けられて、そこで勝負をつけられただろうなと思います。そこは反省点ですし、自分たちは100点目指そうってやっているのに2Qと4Qの点数が10点台前半とかだったので、そこは相手に上手く守られてしまったなというふうに思います。

ーー接戦を取り切ることができないリーグ戦だが、課題は

 チーム的に、接戦に持ち込まれるとやはり経験的にも全員がそれを勝ちきったっていう経験がないので、そこは接戦にもちこまれるのではなくて、点差を広げてもっと余裕をもった試合展開にもっていけるようにしたいなと思います。

ーー3Pシュートが入らない試合でしたがやりずらさは

 ノーマークは作れていたので、自分もそうですけど、そのノーマークショットっていうところを決め切らないといけないと思います。

ーー松本選手としてはドライブでの打開から得点する場面が増えました。こちらの手応えは

 相手がハードにチェックにくるので、そこのカウンタードライブはずっと練習してきました。確率はまだまだ全然悪いですけど、もっと確率を上げていけたらなと思っています。

ーー去年からドライブで得点したいと言っていたが、去年からの成長などを自身で感じている点などは

 上手く体を当ててフィニッシュにいけているときと、ファウルをもらいにいこうとし過ぎて上手くいかないときがあります。今日の試合とかすごく多かったんですけど、相手がずっとファウル気味に来ているときとか、コーチからも言われているように、そこで避けるのではなくて、自分から当たりにいかないとファウルをもらえないので、そこは課題かなと思います。

ーー試合中は武藤選手とのマッチアップも。日本代表にも選ばれた選手ですが意識はしていましたか。

 しゃべるくらいでそんなに意識はしていないです。

ーー逆にオフェンスの時は見竹選手に守られている場面が多かったがどうだったか

 サイズもあってフィジカルもあって、すごく能力の高い選手で、そこに今日は上手く守られてしまったので。これが今の自分の実力なので、そこは自分でも真摯に受け止めて、もっともっと成長していかなければいけないなと思います。

ーー次戦への意気込みは

 相手がどんどん強くなっていく中で、負けが続いてはいますが、自分たちのやってきたことっていうのを出せるように頑張りたいです。