【バドミントン】男女ともにフルゲームの激闘を制す/秋季リーグ戦最終日

バドミントン

関東大学秋季リーグ戦 9月20日 神奈川・日体大健志台キャンパス

9月20日、関東大学秋季リーグ戦(リーグ戦)の最終日(5日目)が行われた。女子が日大、男子は東情大と対戦。男女ともにフルゲームの熱戦を制し、女子は1部4位、男子は6連覇となる2部優勝で入替え戦の挑戦権を獲得した。

女子の第1シングルスには神尾朱理(スポ1=大阪・四天王寺)が登場。第1ゲームは取っては取られる一進一退の展開となったものの、相手の隙を突いて前へ落とす技ありのプレーで15-11と先取する。続く第2ゲームも神尾らしい軽快なフットワークで主導権を握り、15-10でストレート勝ちを収めた。第1シングルスとして流れを引き寄せる貴重な1勝を挙げた。

勢いに乗りたい第2シングルスの土屋和心美(スポ2=宮城・聖ウルスラ学院英智)は、序盤こそ連続失点を許すも徐々に自身のペースへと持ち込む。ラリーで辛抱強く耐えて相手のミスを誘い、絶妙なコースをつくスマッシュやヘアピンを織り交ぜて第1ゲームを15-12で獲得。第2ゲームも巧みな配球で相手を崩し続け、ストレート勝ちでチームに連勝をもたらした。

しかし、続くダブルス陣は苦しい戦いを余儀なくされる。第1ダブルスの高口諒子(スポ2=栃木・作新学院)・神尾組は、好攻撃が噛み合い第1ゲームを15-10で先取するも第2ゲームをデュースの末に落とす。第3ゲームは緩急をいかした攻めで終盤に追い上げたものの、最大7点という序盤の点差が響き、12-15で悔しい負けを喫する。 第2ダブルスの岡本萌奈未主将(社4=西武台千葉)・尾﨑羽音(社4=岡山・倉敷中央)組も、尾﨑の強烈なスマッシュや岡本の冷静なゲーム組み立てで食らいつくも、ミスから相手に流れを渡してフルゲームの末に敗戦。勝負の行方は最終第3シングルスに委ねられた。

チームの勝敗を背負ってコートに立ったのは岡本主将。第1ゲームを相手のミスを誘う攻めで先取すると、第2ゲームも冷静なドロップショットなどで着実に得点を重ねる。インターバル明けには一気にギアを上げ、13点目、14点目、そしてマッチポイントと圧巻のスマッシュを連続で叩き込み、ストレートで快勝。最後は主将自ら勝負を締めくくり、早大が3-2で接戦を制した。

男子の第1シングルスには石井大翔(人1=東京・実践学園)が登場。第1ゲームは力強いスマッシュで序盤を優位に進めるも、終盤のミスが響いてデュースの末に15-17で落とす。続く第2ゲームも攻めきれずミスから流れを奪われ、ストレートで敗戦を喫した。

この雰囲気を払拭したのが、今越健太主将(スポ4=石川・金沢市工)。第2シングルスに出場した今越は、ラリーで丁寧にゲームをつくりつつ強いスマッシュで相手を崩し第1ゲームを15-9で先取。第2ゲームは相手の失点を逃さず瞬く間に差を広げ、15-5で快勝した。

勢いに乗る今越は小山武瑠(先理4=高知・土佐)との第1ダブルスにも出場。第1ゲームは今越の2連続スマッシュからのカットが決まり15-7で先取。第2ゲームこそ相手の攻撃に押されて落としたものの、勝負の第3ゲームでは2人の連続スマッシュなど、このペアの持ち味である攻撃的な姿勢を貫いて終盤に一気に引き離し、15-6で接戦をものにした。

第2ダブルスの大西悠斗(先理4=東京・淑徳巣鴨)・藤吉珠李(スポ2=福島・ふたば未来学園)組は相手の勢いに押されストレートで敗れ、勝負は第3シングルスの太田匡亮(スポ3=宮城・聖ウルスラ学院英智)に委ねられた。

太田は第1ゲームを15-6で大差をつけて奪うと、第2ゲームは一時6-10と先行される展開に。しかし連続スマッシュで追いつき、技ありのヘアピンで逆転。その後は一進一退の攻防が続く中、得意のラリー戦へ持ち込むと、最後は絶妙なクロスヘアピンを決めて16-14で勝利。土壇場での強さを見せた太田がチームを3-2の勝利へと導いた。

4年生にとって最後のリーグ戦となった今日の試合を、男女ともに見事勝利で飾った早大。特に2部の最優秀選手賞に輝いた今越は、単複合わせて今大会9勝無敗という圧巻の数字を残し、エースとしてチームを強力に牽引した。さらに、男子は来たる入替え戦への切符を手にし、チームの目標である1部昇格をかけた運命の決戦へ挑む。 

(記事・写真 松田琳香)

コメント

神尾朱理(スポ1=大阪・四天王寺)

ーーリーグ戦は単複合わせて7勝し、チームに大きく貢献した

 シングルスは春からやっていた分、自分の中で「この相手には勝てるな」という目安が大体分かっていました。その中で少し厳しいかなという相手や、今までずっとライバルで少し苦手意識がある相手にも勝ち切れたことは、実力はもちろんメンタル面でも成長を感じられました。

ーー高口諒子(スポ2=栃木・作新学院)とのダブルスについて

 高口さんにはアタック力があるので、自分が前に入って高口さんに後ろから打たせる形をつくることと、反対に、私が後ろに回されたときには、私がシングルスをやっているので(球を)上げないでずっと攻撃の形をつくって、高口さんが前で止めることの両方で、攻撃のプレー的にはどちらが後ろになっても相手に強い球を打てるのが強みです。

ーー日大戦、シングルスとダブルスでそれぞれ良かったところ

 シングルスは、前半戦の3日間に比べて昨日今日はあまり調子が良くなかったのですが、今日は決め急いだり、ミスをしたりしないように気をつけ、安全なプレーを余裕を持ってできたので、調子が悪い中でも点数的に追い込まれる場面が少なかったと思います。ダブルスは1回東(東日本学生選手権)でやった相手でした。このリーグ戦では、初対戦で、少し格上だと思う相手に勝っていたので、勢いのままいってる感じがあったのですが、今日の相手には自分たちが落ち着いてプレーできたのもそうですし、最後は負けてしまいましたが、最後まで諦めないで追いつくという気持ちの面で、2人とも切らさずにできたのが良かったかなと思います。

小山武瑠(先理4=高知・土佐)

ーー今日の試合で3ゲーム目に意識したことは

 2ゲーム目の後半はかなり守りに入ってしまい、自分は前衛にいたのにもかかわらず消極的になってしまっていたので、今越と話し合って、決めることを意識しました。

ーーリーグ戦は5試合全てでダブルスに出場し4勝

 1部に昇格するには負けられない試合が多かったのですが、ひるまずに自分たちから攻めていけ、結果的にチームに貢献することができたので、すごくよかったと思います。

ーー主に今越健太主将(スポ4=石川・金沢市工)と組んでたが、このペアの強みは

 自分が前衛で今越が後衛という形を多くつくれるというのと、2人で引け目なく攻めることができるというところがすごく強みだと思います。入替え戦でもそれを意識して頑張っていきたいです。

ーー入替戦に向けて意気込み

 自分のダブルスというのが大事なキーになってくると思うので、最後に1部に上げて引退できるように頑張りたいです。

結果

女子
1S○神尾 朱理2(15-11、15-10)0 

2S○土屋 和心美2(15-12、15-10)0 

1D●高口 諒子 神尾 朱理1(15-10、14-16、12-15)2 

2D●岡本 萌奈未 尾﨑 羽音1(15-10、12-15、12-15)2 

3S○岡本 萌奈未2(15-10、15-9)0

男子
1S●石井 大翔0(15-17、11-15)2 

2S○今越 健太2(15-9、15-5)0 

1D○今越 健太 小山 武瑠2(15-7、13-15、15-6)1 

2D●大西 悠斗 藤吉 珠李0(11-15、10-15)2 

3S○太田 匡亮2(15-6、16-14)0