【競泳】松崎りんが自由形2冠達成! 女子メドレーリレーでは内田さくらが見事な追い上げで銅メダル獲得

競泳/水泳

第102回日本学生選手権水泳競技大会3日目 9月5日 東和薬品RACTABドーム

大会も折り返しとなる3日目。昨日の勢いをそのままに、さらなる得点を積み重ねたい早大。この日は、松﨑りん(人3=東京・日大二)が800メートル自由形の金メダルに続いて2冠を達成し、女子4×100メートルメドレーリレーでは銅メダルに輝いた。

女子400メートル自由形に松崎りん、青木虹光、竹澤瑠珂が出場。この種目は、3人での表彰台独占を掲げて臨んレースであり、早大のライバル同士の戦いが期待された。惜しくも竹澤は予選9番となり、あと一歩のところでA決勝に残れず悔しい結果となった。「りんさんのラストインカレで一緒に決勝に残れず悔しい」と涙ながらに語り悔しさを滲ませた。。しかし、B決勝では、「自分がB決勝で勢いをつけてりんさんと虹光さんにいい形で繋げたらなと思い泳ぎました」とB決勝1位でゴールし、A決勝組へ良い流れを紡いだ。その思いを受けた松崎と青木の両選手は、前半から果敢に攻める展開を披露。後半でスパートをかけた松崎が抜け出し、見事な優勝を飾った。松崎はレース後、「絶対優勝して瑠珂ちゃんの分まで点を取ろうと思い臨みました」と語り、普段はライバルだがチームの絆が込められてたレースとなった。一方、5位となった青木は、テンポの速い泳ぎで前半を攻めるのが持ち味だったものの、「攻めたつもりがそこまで攻めれてなくて、真ん中のラップタイムも行き切れなかった」と語り、思うようなレースができなかったと語った。しかし、明日の800メートルフリーリレーでの学生新記録更新という去年のリベンジに向けて早くも気持ちを切り替えた。

男子100メートル背泳ぎには松下湊、添田重樹、塩田直也が出場。3人での決勝進出を目標掲げて練習から切磋琢磨する3人。予選レース、まず登場したのは松下。朝一のレースとなったが後半に追い上げを見せ、55秒83でフィニッシュ。惜しくも目標としていた54秒台には届かなかったものの、自己ベストにあと0.11まで迫るレースを見せた。続く組で泳いだ添田は、自己ベストにこそ届かなかったが、粘りの泳ぎで16番手の枠を死守しB決勝へと進出。松下と添田はB決勝に進出し、チームへ流れを呼び込む役割を果たした。予選最終組には、インカレ初出場の塩田直也が登場。持ち味の鋭いスタートダッシュで前半50mを1位で折り返すと、後半も粘り強い泳ぎで予選全体5位に食い込み、堂々の決勝進出を果たした。惜しくも3人での決勝進出とはならなかったものの、それぞれ得点は獲得し、各々の役割を果たした。塩田は決勝では、予選からタイムを0.2秒上げ、54秒台でゴール。しかし、「自分の実力だとメダルを取らないと行けない立場だったので、調子を合わせることができず悔しい」と語り、自己ベストでの表彰台を目指していただけに悔しさを口にした。この悔しさを糧に、来年は早大短距離種目を牽引する存在としてのさらなる飛躍に期待したい。

女子400メートルメドレーリレー決勝には、水野、加藤、児玉、内田が出場。去年銀メダルを獲得し、今年は優勝へのリベンジに向けて強い意気込みで臨む種目。まず序盤の200メートル個人メドレー決勝直後の水野が疲れを感じさせない泳ぎで先頭集団にくらいつく。続く加藤心冨は、前日に自己の大会新記録を大幅に更新して優勝。勢いそのままに6位から1位に昇り出る。3泳で引き継いだ一年生の児玉は、個人メドレーを専門とする中でバタフライ単体種目で攻めのレースを見せる。順位は4番手に下がってしまったものの最終泳者の女子主将内田さくらに引き継ぐ。児玉からバトンを受け継いだ内田は、「本当にこれが最後のリレーなので、全てを出し切るような気持ちで泳ぎました」と語り、必死の追い上げで54秒92という引き継ぎ記録ではあるものの、自己ベストを大きく上回る最高の泳ぎを見せた。順位も4位から1つ上げ、見事銅メダルを獲得した。

男子4×100メートルメドレーリレーには、塩田・高井・新開・松井が登場。メダル獲得を目標にレースへ挑んだ。第一泳者の塩田は、個人種目の100メートル背泳ぎ直後という厳しいコンディションの中、55秒27で7位につけ、2泳の高井へ引き継ぐ。「最後、不甲斐ない形で申し訳ないです」と悔しさをにじませた。塩田から引き継いだ高井は、個人種目で自己ベストを更新して決勝進出を果たしチームに貢献。その勢いのままリレーに臨んだ。しかし、思うような泳ぎを見せられず、7位のまま3泳の新開へ。新開は、200メートルバタフライでの悔しさを晴らすべく意地の泳ぎを見せ、順位を一つ押し上げた。タイムも51秒05と驚異的な泳ぎで、最終泳者の松井へつなぐ。アンカーを務めた松井も、今大会なかなか思うような結果を残せずにいた中、最後に意地を見せる。49秒37の力泳でさらに順位を上げ、5位でフィニッシュ。順位を上げてレースを終えたものの、目標としていたメダル獲得にはあと一歩届かなかった。レース後、塩田と高井は涙を流しながら、悔しさをかみしめた。

※掲載が遅れてしまい大変申し訳ございません

(記事・金坂祥吾 写真・永吉梨々子 比嘉門夢 和田まさき)

女子 100m背泳ぎ 予選

柴田菜摘 1分04秒22

男子 100m背泳ぎ 予選

塩田直也 55秒13

松下湊 55秒83

添田重樹 56秒17

女子 200m個人メドレー 予選

水野柚希 2分15秒74

児玉海生 2分15秒87

高橋実花 2分26秒69

男子 200m個人メドレー 予選

竹田翔真 2分04秒89

女子 400m自由形 予選

松崎りん 4分14秒54

青木虹光 4分16秒55

竹澤瑠珂 4分17秒61

男子 400m自由形 予選

飯田光達 3分55秒89

木村佳華 4分01秒01

女子 4×100mメドレーリレー 予選

水野柚希・加藤心冨・児玉海生・内田さくら 4分07秒25

男子 4×100mメドレーリレー 予選

松下湊・原田拓弥・山口遼大・高橋俊太朗 3分39秒58

女子 100m背泳ぎ B決勝

柴田菜摘 1分04秒49

男子 100m背泳ぎ B決勝

添田重樹 56秒41

松下湊 56秒74

男子 100m背泳ぎ 決勝

塩田直也 54秒89

女子 200m個人メドレー B決勝

児玉海生 2分15秒98

女子 200m個人メドレー 決勝

水野柚希 2分16秒81

女子 400m自由形 B決勝

竹澤瑠珂 4分15秒97

女子 400m自由形 決勝

松崎りん 4分10秒86

青木虹光 4分13秒64

女子 4×100mメドレーリレー 決勝

水野柚希・加藤心冨・児玉海生・内田さくら 4分03秒87

男子 4×100mメドレーリレー 決勝

塩田直也・高井直人・新開誠也・松井理宇 3分37秒24

塩田直也(スポ1=東京・淑徳巣鴨)

ーー初のインカレ決勝の舞台

ずっとチームでインカレに向けてやってきて、色んな思いがあったんですけど、自分の実力だとメダルを取らないと行けない立場だったので、調子を合わせることができず悔しいです。

ーー久しぶりの54秒台でしたが、タイムの感想

正直、調子を上げることができず不安でいっぱいだったんですけど、54秒8まで上げれたのは良かったですが、調子が合っていればなという後悔があります。

ーー予選から決勝に向けて意識した点

水中動作があまりうまくいかなかったので、そこを意識しました。

ーーこの後のメドレーリレーに向けて

メドレーリレーは、もう悔しいとか言ってられないですし、大好きな主将の誠也さんと泳ぐ最後の機会なので、絶対に悔いが残らないようなレースをしたいと思います。

女子400フリー決勝

松﨑りん(人4=東京・日大二)

ーー自由形2冠ですが、率直な感想

本当に2冠できると思っていなかったので、びっくりしているのと、諦めなくて良かったなと思います。

ーー今大会最後の個人種目でしたが、どのような思いで臨みましたか

瑠珂ちゃんが予選終わって悔しい思いをしているのを見ていて、自分が代わりに絶対優勝して瑠珂ちゃんの分まで点を取ろうと思い臨みました。

ーー明日のインカレ最終レースのリレーに向けて意気込み

8継はリレーの中でも1番盛り上がる種目ですし重要なレースなので、今日はしっかり休んで明日いいパフォーマンスができるように頑張りたいです。

青木虹光(スポ3=群馬・明和県央)

ーー決勝レースを振り返って

攻めたつもりがそこまで攻めれてなくて、真ん中のラップタイムも行き切れなかったなという印象です

ーー松崎さんと決勝を泳いだ感想

予定では瑠珂ちゃんとりんさんと3人で決勝頑張りたかったのですが、2人が決勝進出という中で、昨日の8フリのワンツーフィニッシュに続いてりんさんと表彰台を目指していたのですが、私が5位で少し申し訳ない気持ちがあります。

ーー調子は良さそうとおっしゃっていましたがこのタイムに関して

ベストには全然届いていないんですけど、今シーズンの中では良いタイムだったので、まだ諦めずに明日のレースも頑張りたいです

ーー明日の8継にむけて

去年もこの種目で学生新記録を目指していたんですけど、切れなかったので今年はリベンジを掲げて頑張ってきたのでそこを達成したいです。

竹澤瑠珂(スポ2=東京・武蔵野)

ーーどのような思いで臨みましたか

りんさんがラストということもあって、3人で表彰台に登りたいという話をしていた中で、決勝に残れず悔しいですが、自分がB決勝で勢いをつけてりんさんと虹光さんにいい形で繋げたらなと思い泳ぎました。

ーー800mフリーリレーでりんさんと虹光さんと泳ぎますが意気込みをお願いします

今自分の状態だと迷惑をかけてしまうと思うんですけど、それでも最後諦めずに自分の持ってる最大限の力を出せるよう準備したいと思います。

女子4×100mメドレーリレー

1泳・水野柚希(先理3=埼玉・栄東)

ーー200m個人メドレー直後のレースでしたが振り返っていかがですか

個人メドレーの決勝では、タイムの少し落としてしまったので、その分リレーではなるべく周りに離されずに次の加藤さんに繋ごうと意識しました。

2泳・加藤心冨(スポ3=埼玉・春日部共栄)

ーー調子がいい中でのレースいかがでしたか

前半は、神大の小畠さんが速いっていうのは分かっていたので、後半で抜かせたらなと思い泳ぎました。

 ーー1位で児玉選手に繋ぎました

 あまり周りが見えなかったのですが、もうちょっとさ差をつけられたら、よかったかなって後悔してます。

3泳・児玉海生(スポ1=愛知・豊川)

 ーー先輩方と泳ぐレースいかがでしたか

本当に三泳でコトミさんが一番で帰ってきてくれたので、本当に一番でさくらさんに引き継ぎたかったんですけど、それができなかったことが本当に悔しいです。

ーー本日4レース目でした

個人も9位っていう不甲斐ない結果で終わってしまったので、リレーだけでもチームの役に立てたらと思って4レース泳いだんですけど、疲労のある中では頑張れたかなとは思うんですけど、とても力不足も感じたので、練習を頑張ろうと思いました。

4泳・内田さくら(スポ4=和歌山・向陽)

ーー54秒92という素晴らしいタイムでした。ここに関してはいかがですか

思ってたより速く泳げたのはすごく良かったんですけど、やっぱりチームとして優勝を目指していたので、そこに対する悔しさっていうのはあります。

ーー最終学年で後輩と泳ぐ貴重なレースでした。どのような思いで臨みましたか

おそらく私は8継には出ないので、本当にはこれが最後のリレーだったんですけど、前の3人がつないでくれて、もう全てを出し切るような気持ちで泳ぎました。

男子4×100メートルメドレーリレー

1泳・塩田直也(スポ1=東京・淑徳巣鴨)

ーー新開さんとの最後のレースでした

ちゃんと結果で恩返ししたかったんですけど、全然できなくて最後不甲斐ない形で申し訳ないです。

ーー個人レースの直後でしたが

正直、身体もキツかったですけど、疲れとか関係なしに戦えるようになって色んな人に恩返しできるような選手になりたいと思います。

ーー明日の50m自由形に向けて

明日は個人で50m自由形に出場するので、絶対にいい形でチームに勢いをつけたいと思います。

2泳・髙井直人(スポ2=石川・金沢)

ーー昨日の自己ベストで臨むリレーでした

もう本当に足引っ張ってしまったので、申し訳ないというのと悔しい気持ちでいっぱいです。

ーー先輩の新開さんと泳ぐレースでした

本当に死ぬほどお世話になったので、最後くらいは結果でメダルを獲得できたらなと思ったんですけど、本当に悔しいです。

3泳・新開誠也男子主将(スポ4=鹿児島情報)

ーー昨日の悔しい思いからのレース

昨日の200mバタフライの結果が本当に悔しくて、夜も色々思い出して寝れない時間もあって、昨日に掛けていただけに悔しい気持ちが大きったんですけど、まあこうやって後輩3人と本気でメダルを狙って本気の勝負ができたことは幸せだったなと思います。

ーー最終学年で後輩と泳ぐ貴重なレースいかがでしたか

本当に泣いても笑ってもインカレは最後のレースになるので、自分自身もこれまでメダルを取ったことが無いですし、最後はメダルというカタチに残るような良い状態で締めくくりができたらなと思います。

4泳・松井理宇(スポ3=東京・日大豊山)

ーー新開先輩から引き継ぎましたが、どのような思いで泳ぎましたか

メダルを目指していたので、48秒で返って来ないとダメだなと思っていたので、本当に悔しいです。

ーー明日の最終日に向けて

この3日間は悔いの残るレースしかしていないので、最終日はしっかり決勝に残って、点数を獲得できたらなと思います。