【バドミントン】男女ともに初戦を快勝/秋季リーグ戦

バドミントン

関東大学秋季リーグ戦 9月12日 神奈川・日体大健志台キャンパス

 9月12日、関東大学秋季リーグ戦(リーグ戦)が開幕した。1部5位の女子は1部2位の日体大、2部1位の男子は2部4位の神奈川大と対戦。男女ともに4-1で勝利し、良いスタートダッシュを切った。

 男子は2部4位の神奈川大と対戦。

 第1シングルスは今越健太主将(スポ4=石川・金沢市工)。先日行われた東日本学生選手権(東日本)で男子シングルス3位の早大のエースだ。第1ゲームは相手のミスから幸先よく得点を重ねると、15-8で先取する。続く第2ゲームは中盤まで相手の勢いに苦戦する展開となるも、我慢の展開から強烈なスマッシュで加点し15-13で奪取。開幕戦特有の硬さからか、今越らしくないミスが出る場面もあったが、それでもストレート勝利をあげ、チームを勢いづける1勝をもたらした。

 続く第2シングルスには太田匡亮(スポ3=宮城・聖ウルスラ学院英智)が登場。第1ゲームは巧みなカットショットで主導権を握るも、終盤の競り合いで逆転され、13-15で落としてしまう。挽回を狙う第2ゲーム、序盤は好調に進め、一時は点差が5点あったが9-9と追いつかれる厳しい展開に。しかし、ここからプッシュやスマッシュ、ネット際での攻防により連続得点を挙げ、15-12でゲームを取り返した。勝負の第3ゲーム、インナークロスへの素晴らしい一打でベンチを沸かせると、中盤で相手を引き離し15-11で勝利。見事な逆転劇で2勝目を挙げた。

 王手をかけて迎えた第1ダブルスには、今越・小山武瑠(先理4=高知・土佐)ペアが出場。第1ゲームを15-7で圧倒したものの、第2ゲームでは両者譲らぬ接戦に。連続得点で点差をつけられても連続得点で追いつくなどの粘りを見せたが、汗で滑るハプニングや相手のネットインといった不運も重なり、終盤に逆転を許して14-16で落としてしまう。運命の第3ゲーム、コートチェンジを8-4と圧倒して迎えるもその後11-11と追いつかれる苦しい展開となったが、最後はデュースの接戦の中で今越の冷静なジャッジと小山の鋭いカットが光り、16-14で勝利。チームの勝利を決定づけた。

 続く第2ダブルスの太田・藤吉珠李(スポ2=福島・ふたば未来学園)ペアも15-6、11-15、15-4で勝利を収め、勝勢を盤石なものとした。第3シングルスこそ落としたものの、全体を通して強さを見せた早大。2部5シーズン連続王者の早大は今期も優勝に向け弾みのつく開幕戦となった。

 女子は日体大と対戦。

 先陣を切った第1シングルスの黒川璃子(スポ3=西武台千葉)は、立ち上がりに強烈なストレートスマッシュを決めて有利に試合を進める。しかし中盤以降はミスの重なりから6-7と逆転を許すと、相手の高さのある攻撃や鋭い2連続スマッシュに押され、相手のペースに乗せられ流れを取り戻せないままストレートで敗戦を喫した。

 嫌な流れを断ち切りたい第2シングルスには神尾朱理(スポ1=大阪・四天王寺)が登場。第1ゲームは緩急をつけた丁寧な配球で相手のミスを誘い、15-12で先取する。続く第2ゲームは0-4と出遅れる苦しい立ち上がりとなったものの、焦らずラリーを展開して猛追。相手のミスを突いて6-5と逆転に成功すると、その後も巧みな配球で相手のミスを誘い、最後は鋭いプッシュを決めて15-11で奪取。ゲームカウント2-0のストレートで制し、チームにリーグ戦初の勝ち星をもたらした。

 勢いに乗る早大は、第1ダブルスに岡本萌奈未主将(社4=埼玉・西武台千葉)・尾﨑羽音(社4=岡山・倉敷中央)ペアを投入。「守りに入らず攻めの展開を作ろうと意識した」との言葉通り、第1ゲームは強気の姿勢から繰り出す強力なスマッシュを軸に相手を押し込み、15-9で先取する。続く第2ゲームは相手も粘りを見せ接戦となるが、積極的な攻撃や、互いの動きを生かし合う息の合ったコンビネーションが光る。岡本が組み立て前線で決めれば、尾﨑も力強い連打で得点を重ねて相手を惑わせる。2人の強みを発揮し、最後は尾﨑の強烈なスマッシュが決まって15-11。圧巻のストレート勝ちでチームの勝利に王手をかけた。 

 勝利を決めるべく臨んだ第2ダブルスの髙口諒子(スポ2=栃木・作新学院)・神尾ペアは激闘を展開。第1ゲームを11-15で落とし、第2ゲームを15-10で奪い返して迎えた勝負の第3ゲーム。互いに譲らない接戦となり、中盤は相手の攻撃に苦しめられ9-12とリードを許す。しかし、ここから髙口の粘り強いレシーブと神尾の鋭い攻撃で12-12の同点に追いつくと、13-13の局面では両者の好レシーブからチャンスを作り神尾が得点。最後は飛び跳ねる喜びを見せた神尾がスマッシュを叩き込み、15-13で劇的な逆転勝利。チームの勝利を確定させた。

 勢いそのままに臨んだ第3シングルスの岡本も18-16、15-6でストレート勝ちを収め、終わってみれば4-1の大勝。最高のスタートを切った。

 男女ともに快勝し、幸先よくスタートダッシュを切った早大。男女それぞれの目標に向け、大会2日目は13日(日)に行われる。

(記事・写真 松田琳香)

インタビュー

今越健太主将(スポ4=石川・金沢市工)

ーー春のリーグ戦から今日までに特に力を入れて強化した取り組みはありますか

 スマッシュですね。自分から攻撃を仕掛けて決めることに挑戦した点が、一番変わった部分です。東日本の団体戦でも、最後に自分が打ち切って点を取ることができたので、練習の成果が出たのかなと思っています。

ーー今日の試合について、シングルスとダブルスそれぞれ良かった点や改善点があれば教えてください

 シングルスに関しては、相手のスマッシュで押し切られて簡単に決められる場面が多かったので、そこでしっかり我慢しきることが課題だと感じました。ダブルスは、自分が速い展開があまり得意ではなく、少し引いてしまって強気に出切れなかったのが反省点で、もっと強気に攻めていく姿勢を見せられたら良かったと思います。ただ、どちらもきちんと勝ちきれた点は良かったですね。

ーー4年生として最後のリーグ戦になると思いますが意気込みをお願いします

 全勝して入替戦にも勝ち、1部に昇格して卒業できるように頑張ります。

岡本萌奈未主将(社4=西武台千葉)・尾﨑羽音(社4=岡山・倉敷中央)

ーー春のリーグ戦から今日までどのような点を意識して取り組んできましたか

岡本 個々の力を伸ばすことに重点を置きました。互いに個を高めつつ、2人で組んだ時にコンビネーションを合わせる形で練習に取り組んできました。

尾﨑 最後のリーグ戦になるので、2人で楽しんでプレーできたらと思って臨みました。その結果として勝利がついてくれば良いなと思っています。

ーー今日の試合について、良かった点や改善点があれば教えてください

岡本 ハーフ球からの攻撃が今まで以上に自分たちから攻め込めて、2人で決める形をつくれたのが良かった点です。改善点としては、レシーブで崩される場面が少しあったので、球の精度をもっと上げていきたいです。

尾﨑 東日本で守りに回った際に、弱気になってしまうことが多かったのですが、今回は守りに入らず攻めの展開をつくろうと意識しました。足をしっかり動かして素早くシャトルに触れたのが良かった点です。明日は最後まで気を抜かずに15点を取るまで集中したいです。

ーーこのペアの強みやお互いの良いところを教えていただけますか

岡本 後ろからの連打が強みなので、私が前衛として道を開けることや、連打の後に攻撃を続けられるように役目を果たすことを心がけています。自分が後ろの時は尾﨑に決めてもらい、前に入る時は尾﨑の球を活用して自分が決めるというコンビネーションの良さがあります。

尾﨑 私は1人で突っ走ってしまったり、ミスが続いてしまったりすることがあるのですが、岡本が冷静に状況をコントロールしてくれます。お互いの長所が噛み合っていて、ペアを組んで長い分、相互理解の深さは他のペアに負けない強みだと思っています。

ーー4年生として最後のリーグ戦になりますが意気込みをお願いします

岡本 最上級生としての自覚と責任を持ち、全勝を目指して頑張ります。

尾﨑 ダブルス専門として、全勝してチームの勝利に貢献したいです。


結果

男子

〇早大 4-1 神奈川大

1S 〇今越健太 2(15-8, 15-13)0 

2S 〇太田匡亮 2(13-15, 15-12, 15-11)1 

1D 〇今越健太・小山武瑠 2(15-7, 14-16, 16-14)1 

2D 〇太田匡亮・藤吉珠李 2(15-6, 11-15, 15-4)1 

3S ●中島勇介(政経4=東京・早実) 0(8-15, 11-15)2 

女子

〇早大 4-1 日体大

1S ●黒川璃子 0(9-15, 6-15)2 

2S 〇神尾朱理 2(15-12, 15-11)0 

1D 〇岡本萌奈未・尾﨑羽音 2(15-9, 15-11)0 

2D 〇髙口諒子・神尾朱理 2(11-15, 15-10, 15-13)1

3S 〇岡本萌奈未 2(18-16, 15-6)0 


    3S 〇岡本萌奈未 2(18-16, 15-6)0

    尾﨑 ダブルス専門として、全勝してチームの勝利に貢献したいです。