【男子バレー】高い総合力を発揮して法大にストレート勝利

男子バレーボール

9月12日 秋季関東大学リーグ戦 千葉・キッコーマンアリーナ

 秋季関東大学リーグ戦(秋季リーグ)第3戦は、法大と対戦した。第1セットから高い攻撃力を生かして試合を優位に進める。第2セットからはスタメンを一部変更し、1セット目とは異なる動きの中でも安定して力を発揮した。第3セットは序盤から大差をつけ終始リードを保ったまま取り切って、セットカウント3ー0(25ー17、25ー22、25ー12)でストレートで勝利した。

   第1セット、立ち上がりにMB菅原啓副将(教4=山形南)のサーブからOP中上烈(スポ2=京都・洛南)がダイレクトで叩き込み流れを掴む。サーブレシーブが乱れた状況でも中上が落ち着いてブロックに当てて出し冷静さを発揮。続けてセッター瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)のブロックポイントや、OH小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)のスパイクで一気に駆け出す。中上が切り返しや二段トスなどの場面で高い決定率でスパイクを決め、相手を寄せつけない。後衛に下がってもバックアタックを打ち込み縦横無尽の活躍を見せた。最後はリベロ布台聖主将(スポ4=東京・駿台学園)のディグからMBローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)がクイックで仕留め25ー17でセットを取った。

 第2セット、スタメンを一部変更し麻野堅斗(スポ4=京都・東山)と川野琢磨(スポ2=東京・駿台学園)が登場。3枚ブロックのシャットで序盤にブレイクすると、麻野がノーブロックの状況でクイックを打ち込んだ。相手がブロックに当てて弾いたボールに布台が片手で追いつき、リバウンドをとって立て直し、OH德留巧大(スポ3=長野・松本国際)がライトから決め切ってラリーを制した。さらに小野が二段トスを打ち込み連続得点につなげると19ー13と大きくリードする。相手が2連続サービスエースで追いすがるも、ローゼンのクイックや川野のスパイクで取り返し優勢な状況を維持。最後は瀬川がワンハンドで麻野にトスを上げ、打ち切って25ー22でセットを取った。

 第3セット、1点目から麻野がブロックでシャットすると、続けて小野がディグを上げてすぐにバックアタックを打ち切り、さらに小野がサービスエースを決め一挙3連続得点で好調な滑り出しとなる。ローゼンが相手のクイックを跳ね返して得点し、川野のディグを上げ、布台の二段トスを小野が高さを生かしてブロックの上から長いコースへ決めて、切り返しの強さを見せつけた。直後にローゼンがライン際にサービスエースを決め、9ー5と点差を広げる。相手のタイムアウト後も勢いは止まらず、川野がサーブレシーブを上げ小野がライトから打ち込み、相手のミスも重なって5連続得点で突き放す。さらに間を置かずに德留がサーブで崩し、ローゼンのクイックやダイレクトで再び5連続得点。大きく差をつけて終盤を迎え、最後は選手交代でセッターがコートにいない中、德留がオーバーで丁寧にトスを上げ、小野が打ち切って25ー12でセットを取りストレートで勝利した。

 守備、攻撃ともに高い力を示し勝利を掴んだ早大。リーグ初週にあった硬さが抜けてきて、良いパフォーマンスを発揮して試合を進めた。また、途中交代でベンチの選手が全員出場し、各々の役割を全うして勝利へ貢献した。明日以降も総合力の高さを生かして、自分たちの形のバレーを展開していってほしい。

(記事 井口そら 写真 阿部仁胡、増田葵衣、山口愛結)

セットカウント
早大25ー17
25-22
25-12
法大
スタメン
アウトサイドヒッター 小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)
アウトサイドヒッター 德留巧大(スポ3=長野・松本国際)
ミドルブロッカー 菅原啓(教4=山形南)
ミドルブロッカー ローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)
オポジット 中上烈(スポ2=京都・洛南)
セッター 瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)
リベロ 布台聖(スポ4=東京・駿台学園)
途中出場
麻野堅斗(スポ4=京都・東山)
伊東昌輝(商4=山梨・日本航空)
川野琢磨(スポ2=東京・駿台学園)
工藤文将(スポ2=東京・早実)
坂本勇芽(教2=東京・早実)
關屋幸馬(スポ1=静岡・浜松修学舎)
西原涼瑛(スポ1=熊本・鎮西)

小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)

ーー試合を振り返って

 フォーメーションを変えながらいろいろと試していく中で、必要のないミスがかなりありました。それでも、大差で勝つことができた点はよかったと思います。

ーーライトから打つ場面もありましたが、難しいと感じたことはありますか

 普段はレフトから打つので、ライトから打つのは難しいですが、セッターの桜輝(瀬川桜輝、スポ2=宮城・東北)がブロックを振って、良いトスを上げてくれたので、プレーしやすかったです。

ーー德留巧大選手のトスは打ちやすかったですか

 いいトスだったと思うので、明日から引き続き最低限のトスを上げてもらえればと思います(笑)。

ーー次戦への意気込み

 前半戦とはいえ、油断できない相手だと思うので、自分たちがやるべきことをやって、相手の強みを潰し、今日のような試合展開にできればと思います。

川野琢磨(スポ2=東京・駿台学園)

ーー試合を振り返って

 2セット目からの出場になって、アウトサイドでは久しぶりで春季リーグ戦ぶりだったのですが、まだトスと合わせられてない部分もあったり、周りとのコミュニケーションが取れていない部分もあったのですが、しっかり勝ち切れたので良かったと思います。

ーー代表活動で学んだこと、チームに持ち帰れたことがあれば教えてください

 強いサーブに対しての面の残し方だったりとか、ハイセットのときの高いブロックでの打ち方というのが自分の中で結構経験になったのですが、今日の試合ではあまり生かせなかったので、次の試合から生かしていきたいと思います。

ーー今年の秋季リーグ戦では初出場となりましたが難しさはありましたか

 あまりコンビも合わせられていなかったので、思ったようにプレーはできなかったのですが、レセプションは効果率的にもそんなに悪くなかったし、動きも悪くなかったので、難しさはある中でしっかりできたのかなと思います。

ーー次戦への意気込み

 明日は1試合目で東京学芸大となのですが、色々なフォーメーションで自分たちも動いていて、バタバタしている部分もあるのですが、しっかり勝ち切れるように頑張りたいなと思います。

中上烈(スポ2=京都・洛南)

ーー試合を振り返って

 今日は1セット目に出させていただきました。1セット目は「今週はやり切る」ということを4年生と話していたので、先週とは違うプレーができて自分的には良かったのかなと感じています。

ーー乱れた状況でも冷静にブロックに当てて出していたと思いますが、落ち着いてプレーができていましたか

 序盤から結構体の調子がいいと思ったので、そんなに焦ることないなというのは、自分の調子的にも感覚的に分かったので、そこら辺は焦らずに、決め急がずにということで冷静にできていたのかなと思います。

ーー次戦への意気込みをお願いします

 明日もまた厳しい戦いになると思うのですが、今日の法大とはまた違ったチームで、そこで気を抜かずに、また明日はスタートから出ると思うので、もう一度気持ちを入れ直してやっていきたいと思います。