【水球男子】インカレ初戦 メンバーを入れ替えながら沖縄大に快勝

水球男子

第102回日本学生選手権水泳競技大会水球競技 

2026年9月10日(木)

千葉国際総合水泳場

 シーズン最後の大一番、第102回日本学生選手権水泳競技大会水球競技(インカレ)がついに開幕した。昨年の準々決勝・中大戦で味わった敗北の悔しさを胸に刻み、愚直に力を磨き上げたこの一年。加納恒心主将(スポ4=東京・明大中野)を中心に意地と誇りを懸け、狙うは当然メダル獲得だ。早大水球部の集大成となる戦いが、今ここに始まる。

 初戦はインカレ初出場のメンバーを中心に起用。粟飯原壱成(人1=福岡)の先制点で主導権を握るも一進一退の展開が続き、第3ピリオド(P)を9-9で終える。勝負どころの終盤に主力を戻して一気に攻め立てると、相手を突き放して17-11で勝利。見事に初戦を突破し、明日の準々決勝・専大戦へと駒を進めた。

 井上賢伸(教1=東京・早大学院)のセンターボールで始まると、まず試合を動かしたのは早大。インカレ初出場の粟飯原が、右サイドから鋭い角度で叩き込み会場を沸かせた。その後は、一進一退の攻防が続いたが、残り1分半に土倉悠(スポ1=東京・桐朋)が永野冬惺(スポ4=東京・明大中野)からのボールを正確にゴールへ投げ込み第1ピリオド(P)は2ー2で終える。続く第2Pも井上のセンターボールからすぐさま攻撃に繋げ、永野がシュート。しかしその後から早大は、攻撃のチャンスをものにできない時間が続き、その隙に相手に3連続得点を許してしまう。3ー5となるが、ここで安良岡知恩(教3=東京・早大学院)が粘りのシュートで得点を返した。残り2分には土倉がペナルティースローのチャンスを確実に決め切り、前半を6ー7の1点ビハインドで終えた。

 後半戦開始1分半、水浦楽久(スポ1=石川・金沢工)から渡ったボールを猿山智宥(先理3=東京・早大学院)が左サイドから決め切って、今試合初得点を挙げる。その後すぐさまペナルティースローのチャンスを奪い、これを粟飯原が堂々と決め切った。早大の連続得点となるものの沖縄大も巧みなプレーで反撃は止まず第3Pを9ー9の同点で終えた。負けられない最終ピリオドは、勝負どころ主力選手たちを一気に戻し、早大の猛攻が続いた。斎藤昴泰(スポ3=神奈川工)、永野が得点を重ねていき、そして加納主将もキレのあるシュートで意地を見せる。そこから、水浦、簗瀬亮冴(スポ2=鹿児島南)、そして永野と怒涛の攻撃で、4連続得点。相手に攻撃の隙を与えることなく、点数を引き離し、17ー11で勝利を収めた。

 次戦は、約1ヶ月前の日本選手権で敗戦を喫した専大との対戦だ。メダル獲得を目指す上ではこの準々決勝を突破しなくてはならない。決して簡単な試合ではないものの、「どれだけ事前準備ができるのか」「当日どれだけミスをしないか」(醍醐)を徹底し、そして強い意志と気持ちで「1年間積み上げたもの」(斎藤)を出し切る一戦にしてほしい。

(記事 指出華歩、写真 指出華歩、金坂祥吾)

粟飯原壱成(人1=福岡)

ーーまず、Bチームで沖縄大学戦に挑むと監督から聞かされた時から今日までどのような準備で取り組まれていましたか

 最初Bチームで初戦に挑むと聞いた時は、本当にびっくりしました。僕は九州出身ということもあり、相手の沖縄大学には知っている選手が多かったので怖い部分はありましたが、準備だけはしっかりしなければいけないので、過剰に調べました。

ーーどのようなゲームプランで挑みましたか

 もともとミーティングで、どのようなオフェンスをしてくるのか把握できていたので、そこを徹底することを大切にして挑みました。

ーー初めてのインカレでもあり、先輩方の想いも背負った負けられない試合だったと思います。どのような思いで試合に臨みましたか

 入部して半年間ぐらいですが、4年生一人一人に本当にお世話になってきたので、その方たちの力に少しでもなれたらなという思いで臨みました。

ーー前半は沖縄大学を追いかける展開となりましたが、試合全体を振り返って、チームとしてはいかがですか

 Bチームだと、ボコボコにされると思っていたので、追いかける展開になったことは想定内ではありますし、想定よりもよく出来たという印象です。

ーー先制点も決められたと思います。個人のプレーを振り返っていかがですか

 僕が先制点を決めればチームとして、すごく盛り上がると思っていたので、先制点を狙いに行くことは意識していました。

ーー緊張はありましたか

 やはり、緊張は、ありました。ですが、1点目を決めてから緊張はだいぶ解けていつも通りプレーできたので、よかったです。

ーー最後に次戦への意気込みをお願いします

 次戦は、専大戦で、Bチームは出ることはないと思うのですが、しっかりと先輩方のサポートができるように頑張りたいです。

土倉悠(スポ1=東京・桐朋)

ーーどのようなゲームプランで挑みましたか

 一つ一つのミーティングをこなして、念入りに準備し、3年生の安良岡知恩(教3=東京・早大学院)さんを使って、中で勝負しようという作戦でした。

ーーどのような思いで試合に臨みましたか

 やはり4年生の恒心さん(加納恒心主将、スポ4=東京・明大中野)とは仲良くさせて頂いていたので、負けたらまずいという気持ちで戦いました。

ーー前半は沖縄大学を追いかける展開となりましたが、どのような意識でしたか

 やはり、先輩たちが引退しないように少しでも点を決めようという気持ちで臨みました。

ーー2ピリオド目で最大2点を追いかける場面がありましたその時のチームの雰囲気や気持ち的にはどのようなものがありましたか

 やはりBチームなので、自分たちは挑むだけだったので緊張せずリラックスして行けたかなと思います。

ーー個人のプレーを振り返っていかがですか

 まだまだ改善する余地があったのでこれからシーズンオフですが、頑張りたいと思います。

ーー次戦への意気込みをお願いします

先輩たちと肩を並べられるように頑張りたいです。