【連載】第2回 スタッフ対談2026 アナリスト編 小川唯×大坊心彩人×加藤志音×関円佳

バレーボール特集

スタッフ対談第2回はアナリストの小川唯、大坊心彩人、加藤志音、関円佳の4人にお話を伺った。データを分析しチームの力になる彼らの思いとは。

※この取材は8月6日に行われたものです。

ーー自己紹介をお願いします

小川 スポーツ科学部スポーツ科学科4年の小川唯です。最近の趣味は、趣味じゃないかもしれないんですけど、夏オフで実家に帰った時はずっと妹のバレーの試合を見てました。

大坊 商学部3年の大坊心彩人です。趣味はYouTubeをずっと見ていて、ドンマイ川畑っていうめちゃくちゃ面白い YouTube チャンネルがあるので、ぜひ見てみてください。

加藤 スポーツ科学部スポーツ科学科2年の加藤志音です。趣味は YouTube で、ゆる言語学ラジオを見てます。

 社会科学部年1年の関円佳です。趣味は音楽を聴くことで、バンドとかよく聴いてます。

ーー横の人はどんな人ですか

小川→大坊 どんな人かな。アナリストになる時点で結構変な人が多いと思うんですけど、大坊はまともな感じを出してる変な人だと思います。良いところはちゃんと自分の中で芯を持って考えて、チームのために動いてくれてると思うので、そこはいいと思うんですけど…変ですね。

大坊→加藤 変っていうのは大前提で、なんでもそつなくこなす。プレーも仕事も悪いところが見つからない、変だということ以外。後輩なんですけど尊敬してますね。

加藤→関 変ですけど、まだ全部は引き出せてない、未知の変があるかもしれない。ちょっとズレてるところがありますけど、面白いですね。これから引き出していきたいと思います。

関→小川 唯さんはすごく変で(笑)。結構おしゃべりかもしれない。おしゃべりで怖そうに見えるけど優しい。部活の中で一番尊敬してます。

ーーオフの期間の過ごし方は

小川 オフが2週間ぐらいあったんですけど、本当に頭から終わりまでずっと実家にいて。ご飯食べて寝て食べて寝てっていう、自堕落な生活を送っていました。本当に何もしてない素晴らしいオフでした。

大坊 自分もほとんど実家に帰ってて、本当は川に行って釣りをしようと思ったんですけど、天気が悪すぎてそれも叶わず、何するかなってなった時に、仕方なく就活のことを始めたり、スカウトの練習をしてたら、気がついたら終わってたと。そんなオフでした。

加藤 いち早く実家に帰りまして。体を動かしておきたいんで、高校の仲間とバレーしたり。あとはジェラート巡りをしましたね。行っちゃいました。

全員 爆笑

加藤 そんな面白いですか。

小川 ジェラート食ってるだけでおもろいよ。

 しかも巡ってますよ。

小川 いいな。長野にジェラートあるんだ。

加藤 一応ジェラートは山越えてきてるんですよ。あとは高校の友達とご飯に行きましたね。

 私は実家が東京なので、地元の子とかと旅行に行ったり、初めて富士急に行きました。富士急で絶叫に乗ったり、あとは家族と韓国に行きました。

小川 田舎帰ってるうちらとは全然違うよ。

ーーアナリストになった理由について教えてください

小川 自分は元々バレーをやってて、バレーが好きだから、大学でも部活で男子か女子かどっちかに入りたいと思ってたんですけど、入部するタイミングで男子の方が結果を残して強かったっていうのがあって、自分はバレーがそんなに上手じゃなかったので、これまでできなかったような経験を積めるんじゃないかなと思って。その時女子のスタッフの募集がアナリストしかなかったので、そのままアナリストに応募してって感じです。

大坊 自分が大学3年に上がるタイミングで選手を辞めようって決めて。でもチームに残って、チームのために自分ができることは何かなって考えて、唯さんとか啓さん(菅原 教4=山形南)とか、4年生や去年の4年生とかにも相談して、アナリストいいんじゃない?みたいな感じで、唯さんにも推していただいて。それで自分もやりたいと思ったので、3年生の4月から始めたっていう感じですね。

加藤 僕は高校の時に、顧問の先生が未経験で教えられなかったので、自分が教えたり球出ししたりみたいな、そういう立場をしていたんですけど、その時に指標として数字があると分かりやすいんじゃないかなっていうので数字を出し始めて、そこで興味を持ちました。一回早稲田に体験に来させてもらって、それで唯さんとか先輩方がデータを取ってるのを見たり、色々聞いて。今までずっとプレーをしてたんですけど、本格的に数字を使ってバレーボールを見てみたいなっていうのがきっかけで始めました。

 私は中学は選手としてプレーして、高校ではマネージャーで、マネージャーの経験が結構楽しかったなって思ったのと、早稲田に入学して、せっかく勉強して入ったから何かバレーでできることがないかなって考えた時に、バレー部のアナリストを見つけて。それで、唯さんと同じで、男子の方が結果を残してたので、男子部のアナリストになりました。

ーーアナリストになる前と比べて、試合を見る視点の変化はありますか

小川 自分はバレーをやってたけど、そんなに強かったわけじゃないんで、バレーに関する知識とかも増えて、より深く見えて面白くはなったかなと思いますけど、あんまりアナリスト関係ないかもしれないです。

大坊 正直ないというか、知識が増えて、普通に日本代表の試合とか見ててもコースとか考えたりしますけど、ほぼないですね。

加藤 わがままを言って選手としてプレーもさせてもらってるんですけど、実際にプレーしてて思うんですけど、結局プレーヤーでやるとプレーのことに必死になっちゃうので、あまり変化はないっていうか、今後は外と中の両方をうまく関連させてやっていきたいんですけど、ちょっとまだそのレベルには達してないです。

関 私もそんなに仕事できないんで、まだコースとかもそんなにで、サーブの速度とか測る仕事がメインなんですよ。代表とか見ていいサーブとかあると何キロだろう。って思っちゃいます(笑)。今も何キロだったんだろうって思いながら見てます。

ーー選手経験がアナリストに生きることはありますか

大坊 自分は選手の時にそんなにまだデータを大事にしてなかったっていうか、自分もそうですけど、みんなも多分そんな見てなかったであろうデータとかが、アナリストをやってみて、資料を見るのすごい大事だなとか思い始めて、それをみんなに共有したり、ここを見ればこういう数値がわかるよっていうのは伝えたり伝えなかったりしてるっていうか、そんな感じで自分自身に何か生きるっていうよりは、みんなに生かすっていうような感じですね。

加藤 選手としてプレーするときは、色々大量のデータを言われても考えられないし、そんな実行できないので、必要なデータを選手の目線で考えて伝えてあげるとか、その伝え方とかっていうのは考えるようになりました。

小川 アナリストを始める時にバレーの経験があると、用語くらいは知ってるじゃないですか。それが全くわからないところから始まったりすると、無理だとは思わないですけど、大変でその分ちょっと労力が必要なのかなと思いますけど、自分はそのぐらいです。

 私もそんな感じです。

ーーどのような仕事を行っていますか

小川 練習でゲームとかがあったら、そのデータを出したりします。あとは練習の映像を撮影して、その映像を共有して。選手とか監督とかに共有したりするのがメインです。あとはリーグ期間中だったりしたら、リーグの仕事というか、土日だけでは仕事が終わらなかったりするので、その仕事をやったりとか、対戦相手のミーティングを行ったりするので、それに向けた準備を練習の時間も使ってやってることが多いです。

ーーアナリストの仕事をしていく中で、学年ごとの役割の違いはありますか

小川 アナリストの仕事として、スカウトっていう、試合を見て誰がサーブをどこからどこに打って、誰がレセプションAパスでとか、そういうのを試合中に打ってるんですけど、1年生とかアナリストなりたての時って、あれをいきなり入力できるようになるわけではないので、1年生とかにはミーティングで使う資料だったりとか、そういうちょっと簡単なことというか、そういうことをやってもらってる部分が多くて、上級生に上がれば上がるほど直接ミーティングのパワポを作ったりとか、スカウトを入力する量が増えたりすると思います。

ーー4年生としてアナリストのチームを引っ張る上で、意識してることはありますか

小川 そんな別に引っ張ってないんで、本当にないんですけど、関係性が悪いと仕事する気なくなるじゃないですか。人間関係がうまく回るように気をつけたいなと思ってるんですけど、できてるかわかんないです。でもそのくらいですかね。

ーーかなりできていそうです

加藤 おかげさまで。

小川 いいらしいです。良かったです。気をつけてることはそのぐらいですかね。あと普段優しくしておいたら、大変な時手伝ってくれる可能性が上がるじゃないですか。それもちょっとあります。そんな感じです。

ーーアナリストの仕事をしていく中で大変なことはどんなことですか

 資料とかはみんなが見ると思うので、ミスが許されないっていうか、それは気をつけたいと思ってます。

小川 選手が思ってるより細かくない?。フォントとか資料を作るのも一年生にやってもらってるけど、結構めんどくさい。大変っていうよりめんどくさい感じなので、なんかかわいそうだなと思ってます。

大坊 今言ったように、リーグ中のミーティング資料とか。対戦相手の資料なのですごい大事ですし、それがインカレとかだともっとスケジュール感がきつくなってきて、とにかく正確かつスピード感を持ってやらなきゃいけないっていう状況が多くなると結構大変ですね。

ーー試合を見ていて、特に注目するポイントはありますか

加藤 自分のチームは、セッター配球が偏ってるなとか、あと桜輝(瀬川 スポ2=宮城・東北)とか烈(中上 スポ2=京都・洛南)とか同期が多く出ていて、同期だと言いやすい部分もあるので、例えば力んで下打っちゃってるとか、そういう数字に表れないところを見て後で伝えるようにはしてます。対戦相手とかで注目する点はわからないですね。まだ必死にデータを打ってるので、試合中にどこか着目してっていうのはないですけど、自分のチームに対してはそんな感じです。

小川 対戦相手は、ミーティングである程度形式が決まってるっていうか、だいたいこれは押さえておこうみたいなポイントがあるので、そこは特に見るようにしてます。それとセット終盤とかになった時にどういった偏りが出てくるのか、例えばこのコースばっかり打つとか、そういうのは終盤って顕著にいろいろ出やすいと思うので、そこは特に気をつけて見るかなと思います。

大坊 僕は相手の終盤の傾向とか全然わからないんで、自分のチームだったら、志音が言ったこと被っちゃうんですけど、駿太(小野 スポ3=静岡・聖隷クリストファー)、徳留(巧大 スポ3=長野・松本国際)、ローゼン(マーク有廉ジュニア スポ3=茨城・土浦日大)が出てて、ここがダメだったとか、ここが良かったんじゃないかみたいな話をするようにはしています。ベンチで見てるのと、上から見てるのはちょっとまた違うかなっていう感じがしてて。春リーグの時とかも、唯さんとか志音とかが、選手とかベンチの選手が多分気づけてないであろうこととかも言ってくれてたんで、そういう風に積極的に言うようにしています。

 試合見てて注目するのは、さっき言っちゃったんですけど、サーブの速度。

全員 爆笑

 仕事として好きなんですよ。ちょっと傾向とかもわかってないんで、3人みたいに深く考えて見てはないと思います。見る時間ができるまでの余裕がまだないんだと思います。

ーーアナリストの仕事の中で、得意な仕事や好きな仕事はありますか

 私はサーブ測定(笑)。

小川 ずっと一緒じゃん(笑)。

 結構いろんな場面で測るじゃないですか。普通のサーブだととにかく測りまくって、あれはちょっと苦手なんですけど。ゲーム形式とかだとゆっくりやってくれるんで、そういう時のサーブ測定が好きです。

加藤 得意なことはないですけど、スカウトは面白いですよね。データを打てるようになったら、試合中に入力するのができるようになってきて面白いし、それがないとアナリストの仕事は始まらないので、得意ではないですけど、打てればおもしろいです。やっぱ終わりがないじゃないですか。どこまでも情報量を増やしていけるので、楽しくはありますね。

大坊 僕も資料作るよりはスカウトの方が楽しい。少しずつできるようになってきたり、シンプルに試合を見てるんで、ただ資料作り続けるよりは飽きにくいかなっていうので、スカウトが好きです。

小川 自分はミーティングのパワポを作るのが結構好きです。パワポに表とかグラフとかを貼るじゃないですか。それがちょっとズレてたりすると結構気になるんですよ。それをちまちま合わせるのが結構好きです。虚無じゃないですか、合わせるのって。そのボーっとできる時間がいいです。

ーー印象に残ってる試合はありますか

小川 自分の経験してる範囲では、自分が1年生の時と3年生の時は全カレ優勝できたんですけど、その時は決勝まで行くと、慢心みたいな感じじゃなくて、いい意味で自信を持って勝てるっていうゲームができてたと思うし、そういう雰囲気があって、見ててもあんまり負ける気がしなかったゲームで。2試合とも負ける気があまりしなくて、自信を持って見られたので、それは印象に残ってます。去年の決勝もですし、泰杜さん(水町 令6スポ卒=現ウルフドッグス名古屋)の時の最後の順大戦も負ける気はしなかったし、それは自分だけじゃなくて、その周りの人も負ける気はしてなかったんじゃないかなと思います。

大坊 自分の入学前の試合なんですけど、唯さんが1年生の時の全カレもめっちゃ印象に残ってて、その時の準決勝が確か東海とやって、決勝が順大で、その試合を見て、早稲田に入学する前だったので、すごいかっこいいなって思いましたし、大学バレーの独特の雰囲気みたいなのがめっちゃ出てて。それで大学バレーに入り込むのがすごい楽しみになったっていうのもありますし、そういう試合を今年のチームとかでも見せられるんじゃないかなっていう風には思ってるので、それを見せられたらいいなって感じです。

加藤 僕は去年の全カレで日体と当たったやつで、ストレートで勝ったんですけど、最初相手が先行していって、何しても追いつけないみたいな展開をずっとやってて、負けるんじゃないかみたいなことをちょっと感じて、久しぶりに前のめりに試合を見ましたね。ああいうところでちゃんと競り勝てる、後半から出られるチームになったので、決勝まで行けたし、勝てたんじゃないかなっていう風に思うので、それが一番印象に残ってます。

 あまりいい意味じゃないかもしれないですけど、私は今年の早慶戦が初めて部員として見た試合だったので、結果は負けちゃったんですけど、それが今のところ一番印象に残ってます。

ーーアナリストのやりがいを教えてください

大坊 選手の方から感謝されたり、たまに松井さんとかも「アナリストの優勝です」みたいなねぎらいの言葉をくれたり、あえて言ってるのかもしれないですけど、それでも嬉しいですし、それこそ唯さんとかも結構些細なことでもありがとうっていうことを言ってくれるので、それぐらいですかね。

加藤 気づいたことを言って、それを実行してくれてハマった時とかは言ってよかったなと思うし、外から見ている人としての意味があるじゃないですか。そういう時はやりがいを感じます。基本的に自分たちが戦術を考えるというよりは、松井監督とかが戦術を立てるための材料を作るみたいなところがメインだと思うので、滅多にそういう機会はないんですけど、そういうアドバイスとかがハマった時はやりがいを感じます。

 私はそもそもアナリストの仕事をそんなにまだやっていないので、この間の東日本インカレとかだと、先輩たちがずっと夜遅くまで資料とか作ってて、最後の決勝とかは特にデータ通りに進んで勝てたみたいな。そういうことがあると良かったなっていうか、ちょっとでも勝つためのヒントになったのかなとは思います。

小川 自分は他の大学の事情はよくわからないですけど、早稲田は比較的データを選手も監督も見てくれてるチームなんじゃないかなと思っています。アナリストの仕事はデータを見てもらうためにやってるので、それで見てもらえなかったら本当に何にもならないじゃないですか。だからそれを使おうとしてくれてる姿勢はすごくありがたいなと思います。

ーーアナリストの仕事をする上で、モチベーションの維持はどのようにしていますか

小川 何がモチベーションなのかあんまりわからないです。でも自分は今年がもう最後なので、最後全カレで勝って終われるように。みんな勝って終わりたいと思うので、プレーとかはできないのですごい些細なことしかできないんですけど、それでみんなが最後笑って終わってもらえるように、少しでも何かできればいいなと思ってます。

大坊 僕の場合は、選手を辞めて自分の勝手でアナリストをやってるので、責任を持つじゃないですけど、モチベーションで困るってことはそんなにないですね。

加藤 速く正確にっていうのが大前提なので、情報を間に合わせるとか、必要な情報を伝えられた時の達成感ですかね。さっき言った、役に立った時の嬉しさというか、そういうやりがいと達成感みたいなのがモチベーションなんだと思います。

 そもそも先輩たちが誰よりもアナリストの仕事をしてるので、1年の自分がサボれないっていうのと、あとは早稲田の選手たちがみんなちゃんと真剣に動いてるし、自分もやらなきゃいけないなって思えるっていう感じですかね。

ーー選手と関わる上で何か意識してることはありますか

小川 大変そうな感じを出すとなんかウザがられそうなので、卒なくこなしてる感出したいと思ってるんですけど、できてるかわかんないです。大変アピールをしないことです。

大坊 自分はアナリストだからとか選手だからとか役職に関係なく、自分がしたいようなコミュニケーションを取ることを意識してます。スタッフだから選手と話しにくいとかはない方がいいと思ってるので、ずっと変わらず同じようなコミュニケーションを取るっていうような感じです。

加藤 1年生の時はずっと選手だったので、作業してるスタッフとちょっと距離を感じるところもあったんですけど、今両方やらせてもらっていて、そんなに意識してることはないですけど、楽しく接するのが一番いいのかなと思うので楽しくふざけてって感じです。なのでスタッフと選手のつなぎ役になれるようになりたいと思います。

関 自分はそもそもアナリストの仕事もあるけど、それ以上に1年生の仕事があるので、できるだけ自分だけが仕事しないみたいなのがないようにしたりとか、1年生とは特に積極的にコミュニケーションを取るようにはしてます。

ーー他の大学のアナリストと比べて、早稲田のアナリストの特徴はありますか

小川 多分なんですけど、出してる資料の数とかは他より結構多いし、細かいところまでこだわってやってるんじゃないかなと思っててます。映像を撮るカメラの画角もちゃんと決まってたりするんですよ。ここのフォントはこうで、このエクセルのこのセルの高さはこうでとかいちいちあるので、そういう細かいところまでこだわってやってるんじゃないかなと自分は思ってます。

大坊 他大だと大体バレー結構そこそこガチでやってた男性がアナリストに多いですけど、早稲田だったら別にバレーやってなかったって人もいますし、普通にバレーやってた人もいる。「多様性に富んで時代に即した方式」ですね。

加藤 情報量や資料の量。スカウト打つのは上の人はみんなできるので、量とこだわり強いのはあるんじゃないですかね。

 大坊さんと被っちゃうんですけど、ガチでバレーやってたわけじゃなくても、スタッフとして入れてもらえてチームの一員になれるところだと思います。

小川 色々入れてる分、色んな種類の変な人が多くないですか(笑)。

大坊 多様性の負の側面もあります(笑)。

ーー今年のチームの状況はいかがですか

小川 結果的には結構順調な感じは出てるけど、そんなイージーではないと思います。

大坊 他の人が思ってる以上に色々あった感はありますね。なので逆に東日本インカレで春季リーグ勝ってるからいけるんじゃないか、みたいな雰囲気もそんなにないっていうか。ここからもっときつくなることはまあみんな分かってるんじゃないかなっていう感じです。

加藤 さっき言ってたとおりに、結果だけ見ると優勝ですし、筑波と明治に負けたり早慶戦負けたりしてますけど、個の力はすごいあるし、去年スタメンとして在籍した人が多いので多少中身悪くても勝てちゃうというか、結果残せるぐらいにはなるので、だからこそ課題が明確だと思います。すごく負けてたりするとあれもこれも悪いってなっちゃうんですけど、ある程度の力があるから明確に課題が出ていると思うので、ある程度の強さがあるのはいいところだと思います。あとは劣勢時にどう立て直すかとか、そういう課題が明確になってるので、そこを潰せさえすれば中身も良くなると思います。

 サーブがまず速くていいですし、私は後から入ってきた側なので、前半のことはあんまわからないですけど、外から見てる感じだと仲良くていいのかなって。先輩後輩でバチバチもしてないし。多分私が知ってる限りではしてないし、怖い人とかもいないから、いいチームだなと思ってます。

ーー去年のチームと今年のチームを比べてみてどうですか

小川 出てる人とかは正直あまり変わらないけど、その代の色が結構出るというか、去年と今年どっちが悪いとかは本当にないと思うんですけど、去年のチームの感じと今年のチームの感じはまただいぶ違うと思ってて。それが悪いとかではないんですけど、去年と同じことをして絶対勝てるわけではないと思うので、自分たち4年生が今のチームに合った練習のやり方や雰囲気とか、そういうのを見つけていい感じにできればいいと思っています。今年は今年らしくというか、今のチームらしくできることを探して、最後勝てるように頑張っていけたらいいなと思います。

ーー選手に伝えておきたいことは何かありますか

 勝ってくれたら嬉しいです。自分は出れないんですけど、かっこいいプレーを見せてくれることを期待しているので、お願いします。

加藤 それこそ数字見るとかは結構してくれているので、だからですね、機材にボール当てないでくれれば大丈夫です。

大坊 そんなに言うことないというか、今年のアナリストとかは結構選手とコミュニケーション取っていて、言いたいことは言ってるんじゃないかなと思うので、僕はないです。

小川 自分も特にないですけど、選手が見やすいかなっていう計らいで、カメラとかを床に置いたりしてるんですよ。それにボールを当てて壊したりするんですよ。ボールを当てないか、当てたら弁償するか、どっちかをしてくれと言いたいです。そんぐらいしかないです。

ーー今後の活動の目標

小川 自分はあと4ヶ月ぐらいで学生バレーがもう終わって、社会人になってバレーをする予定もないので、全部出し切って終われるようにっていうことと、同期もそうですし、後輩とかもチームのために頑張ってくれてる子がいっぱいいるし、スタッフの方とかも、チームのために色々動いてくれているので、その人たちにいい形で今年のチームを終わってもらえると、自分は嬉しいです。なのでそうなるように頑張ります。

大坊 まずは今年の全カレでしっかり勝って。4年生は一番長く一緒にいた先輩なので、いい形で終えられたらなというのと、しっかり自分自身も納得してやりきれたと思えるように、全カレまで頑張りたいと思います。

加藤 選手とアナリストをやらせてもらっているので、その両方をやってるからこその独自の視点とか言えることがあれば、もっと積極的に発信していきたきたいっていうのと、あとはデータなんてもうAIで出せる時代なので、我々人間がやってるからこその意味を考えて、伝えるところとかそういうところをもっと意識して、チームに貢献していきたいなと思います。

 唯さんとか4年生と一緒に活動できる時間も少ないと思うので、仕事を早く覚えて、とにかく先輩の手を煩わせないというか、少しでも楽させてあげられるようなアナリストになりたいです。

ーーありがとうございました!

(取材、編集 井口そら)

◆小川唯(おがわ・ゆい)※写真左

2004年12月27日生まれ。156センチ。岐阜高出身。スポーツ科学部4年。最後まで細かい部分に「こだわる」ことを大切にしていきます!

◆大坊心彩人(だいぼう・みさと)※写真右

2006年1月23日生まれ。171センチ。岩手・不来方高出身。商学部3年。仕事を通して「人間力」も成長させます!

◆加藤志音(かとう・しおん)※写真中央奥

2006年12月11日生まれ。179センチ。長野・松本県ヶ丘高出身。スポーツ科学部2年。「人である意味」にこだわって仕事をしていきます!

◆関円佳(せき・まどか)※写真手前

2007年9月25日生まれ。157センチ。東京・新宿高出身。社会科学部1年。仕事の「速」さを高めてサポートできるようになります!