スタッフ対談第1回は主務の山崎喬平、副務の相浦直人、学連の関口珠季の3人にお話を伺った。チームの円滑な活動を支えるスタッフの思いに迫る。
※この取材は8月8日に行われたものです。
ーー自己紹介をお願いします
関口 スポーツ科学部4年の関口珠季です。最近の趣味は一人旅です。夏は福井県に恐竜を見に行きました。
山崎 スポーツ科学部4年の山崎喬平です。最近の趣味は散歩することで、よく近くの公園に散歩しに行ってます。
相浦 教育学部3年の相浦直人です。最近の趣味はB’zの曲を聴くことです。おすすめは Easy Come Easy Go!です。
ーー横の人の紹介をお願いします
関口→山崎 選手思いな真面目な主務です。
山崎→相浦 相浦くんの印象は、アニメ愛が強いと思います。
相浦→関口 関口さんの印象は、部内で一番まともそうな感じですけど、普通に変な人です。 まともそうなだけです。 でも仕事はしっかりしてるようなイメージがあります。
ーー夏のオフの期間の過ごし方
関口 旅行やビーチバレーボールの運営をしました。
山崎 僕は地元に帰って友達と美術館に行ってました。
相浦 自分は父方のおじいちゃんの家へ帰省した後で、好きなアニメの聖地巡礼とB’zのボーカルの稲葉さんの出身地に行ってきました。 聖地巡礼の方は香川県の小豆島ってところで、稲葉さんの出身地は岡山県の津山市です。
ーー大学に入る前はどんな部活動をされてましたか
関口 高校はハンドボール部に所属してました。
山崎 中高どっちもバレー部やってました。
相浦 自分は中高バレー部でやってました。

対談中の山崎
関口 バレーボールに興味があったからです。姉がずっとバレーボールをやっていたので、憧れがありました。
山崎 自分が入ったのは、やっぱりバレーが好きだったのもあって動画とか見てて、早稲田が強かったので、すごい堅実なところがいいなと思ってて。
それで、あとは自分はプレーは全然できないんですけど、選手を支える側面みたいなのをやってみたいなと思って入部しました。
相浦 自分は父がこの部のOBだったので、それで昔からバレーも行ってましたし、それで入ろうかなっていう感じです。実際に試合を見たのは二回ぐらいなんですけど、ちょっと話は聞いてたり。あとは今の松井監督が4年生の時の1年生だったので、馴染みもあってっていうのが大きいです。
ーー役職についた理由を教えてください
相浦 一応副務は指名されたものではあるんですけど、自分は父がOBで、主務をやってたのもあって、自分もここに来たら主務やりたいなってのもあって。それで1年生のころからずっとそういう話をしていたので、仕事の方に関わらせてもらってっていうのがきっかけとしてはあるかなと思います。
山崎 自分が入部した経緯と一緒で、支えるってことをやってみたくて、1年生のころからそういう名目で入ったので、そのまま4年になって主務という形でやってます。
ーー仕事内容について教えてください
相浦 練習の時は、今だったら合宿の日程調整を主務と連携してやったりとか、書類書いたりとかをやります。大会の時はあんまりやることはないです。合宿は手続きとか、旅行会社の人との話し合いとかの調整が難しいです。
関口 大会運営です。大会運営に必要な手続き、処理が主な仕事です。当日はコート設営や観客の方の対応をしています。
山崎 僕も基本的に相浦と一緒で、練習中は事務の業務がある場合は、例えば大会エントリーだったり、あとは大学に出す書類とか、今だったら合宿の工程を作るっていうのがメインであります。大会の時は主務としてっていうより、ベンチに入るマネージャーとして動いてるので、主務として何かあるっていうのはあんまりない感じですね。早慶戦や合宿が一番主務だったらメインになる大きい仕事かなという風に思いますね。
ーー大会時にマネージャーとしてのポジションに入っていて、大変なことはありますか
山崎 データを一番自分が頭に入れておくことが大事なのかなっていう風に思ってて。やっぱり選手もプレーしててどうしても抜けちゃう部分があるので、どんな選手なのかとか、相手の情報は本当に徹底的に入れています。

対談中の相浦
ーー主務と副務で役割分担はありますか
山崎 そんなに何か役割を分けてるっていう感じではないですね。基本的に僕が仕事を振って、いろんな書類を作ってもらって、来年主務になった時のために頭に入れられるようにっていうところでやってもらってるんで、特に役割を分けてるって感じじゃないですね。
ーー最上級生になって仕事面で変化したことはありますか
山崎 今までは慧さん(板垣 令8政経卒)がプレーヤーだったので、自分が率先して何でもやればよかったと思うんですけど、来年は僕もいなくて3年生以下に託さなきゃいけないということで、うまく人を動かすっていうところが重要になってくるというか、役割が変わったとこかなっていうふうに感じてます。そこが自分はまだまだできてないので、試合をやってても、負ける時は練習の時点でモチベーションや質が下がってるところで、なかなかうまく自分が言えないところがあって、そこが課題でもあり変わったとこなのかなっていうふうに感じてます。
関口 総務委員長や副委員長など、組織をまとめる立場を経験することが増えたことで、自分のことだけではなく、組織全体を見ることを意識するようになりました。また、自分の判断や行動に責任を持つという意識も以前より強くなったと思います。
ーースタッフとして活動していく中で大変なことはありますか
山崎 やっぱり練習外での仕事が多いっていうところがあるかなという風に感じてますね。選手はここでプレーして、あとは自主練するなり帰ってコンディションを整えるというところで、ここにいるだけで完結するんですけど、やっぱりスタッフは家に帰ってても企業さんだったりとか対応はいっぱいあるので、そういったところで自分の時間が取れないってとこが大変な部分なのかなと思いますね。
相浦 自分も山崎さんとほぼ同じような感じなんですけど、やっぱり気が休まる時間がすごく少ないなっていうのがあって。それこそ連絡がいろんなところから来てすぐ目を通さないといけないから、どこか遠くに行く時とかも、なんか怖いなと思いながら行ったりしてるので、気が休まる時間がすごく短いなと思います。
関口 それが仕事なので、特に大変さを感じるようにはもうなっていないと思います。
ーーインカレとリーグ戦だとどっちの方が大変とかはありますか
関口 それぞれ違う大変さがありますが、個人的にはインカレの方が大会の規模が大きいので、大変だと感じますね。スポンサーの方をはじめ、関わってくださる方が多いので、リーグももちろんですが、インカレではより責任の大きさを感じる場面が多いと思います。そういった部分で、インカレは規模の大きさならではの大変さがあると感じています。

対談中の関口
ーー活動する中でどんなことにやりがいを感じていますか
関口 選手たちがプレーする舞台を少しでも支えられていることに、学連活動のやりがいを感じています。
山崎 さっきメインでやるのが早慶戦とか合宿って言ったんですけど、そういったところが終わった後は一番達成感があるというか、そこが一番ですね。合宿も2週間以上あるので、そこを全部やりきった後はだいぶ達成感がありますね。
相浦 自分も何かイベントとかがあった時に、仕事をやってる時が一番自分働いてるなと思うので、そういう時が一番存在意義を感じられるので、そこがやりがいかなと思います。
ーースタッフの活動の中で、得意だったり好きな仕事はありますか
関口 大会運営です。
相浦 僕は書類を作るとか、ちまちましたことをやるのが好きですね。人を動かすのとかはあまり得意ではないです。ツールがすごく使えるとかではないんですけど、やってる時が一番楽しいかなと思います。
山崎 今はやってないですけど、試合記録を作るとか、文章を作る系は得意な方ではあるかなと思います。
ーースタッフとして活動する中で、大切にしていることはありますか
関口 誠実であることを意識してます。
相浦 書類とかをなるべく正確にっていうことを意識します。
山崎 選手目線に立つってことが一番かなと自分は考えてて。やっぱり自分の目線だけだと、どうしても大変さとか選手のコンディションも絶対わからないと思うので、そういったところで選手にどれだけ寄り添えるかってとこは意識してますね。
ーー学年によって接し方の工夫などはありますか
山崎 同期は結構文句が多い奴らが多いので、別にあしらっとけば大丈夫なんですけど、1、2年生とか学年が下の子たちは初めてのことが多くて緊張したりとかそういうのもあるので、そういったとこは優しくしたり、そういうとこは多いですね。
ーー他大と比べて早稲田のスタッフの特徴はありますか
山崎 全体的に物事に対する考え方のレベルが高いのかなっていう風には感じてます。アナリストとしても、松井監督から求められることは結構ハードルが高いことなんですけど、そういったところにちゃんと向き合って全力でやってるっていうところもあるので、全員がしっかり松井監督が言うような「全部出す」ってとこを選手だけじゃなくて、スタッフもちゃんと体現してるってとこが他の大学と違うところなのかなっていう風には感じてます。
相浦 他の大学に比べて、スタッフがチャラついてることが少ないのかなとは思います。普段の行動とか見ても、 落ち着いて真面目な人が多い。粛々とやるような感じだと思います。
ーー今までで印象に残ってる試合はありますか
山崎 去年の全カレの決勝が一番印象に残ってるかなっていう風に思います。最初リードされてる中でも、そこから怒涛の追い上げをできるというか、そういったとこを自分は初めてベンチに入って近くで見れて、それで優勝までたどり着けたっていうのがすごく印象に残ってますね。
相浦 自分は一番直近になってしまうんですけど、東日本インカレの決勝の中大戦かなと思います。教育実習とかで人も多少抜けたりしてる中で、苦戦するかなって思ってたんですけど、こんなに強いんだなって単純に見てて思ったのですごく印象に残ってます。
ーー選手と関わる際に意識してることはありますか
相浦 自分は多分接するのは後輩が一番多いと思うんですけど、不満とか、あとはコンディションとか、ちょっとでも問題を抱えてたりするといいパフォーマンスが出せなくなったりすることもあると思うので、そういうのを自分から聞きに行ったりするようにしてます。
山崎 自分も同じで、とにかく寄り添うっていうとこは意識してます。
関口 特段意識していることはないのですが、敬意を持って接することを心がけています。
ーー代が変わってからここまでのチームの状況を振り返ってみていかがですか
山崎 120パーセントの力を出したらどこのチームにも負けないというところは感じてます。それこそ今年強いであろう中央さんだったり、順天さんには 3-0で勝ててるってとこはすごく自分たちの中で自信になるとこなんですけど、逆に早慶戦で慶應さんに負けてしまったりとか、あとは春に筑波さんと明治さんに負けてしまって、波がだいぶ大きいっていうところがあるので、後半残り夏から秋にかけてそこの波が小さくなれば、本当に安定して強くなれるんじゃないかなっていう風には感じてますね。
ーースタッフの目線から見て、早稲田のチームのいいところはどんなところですか
山崎 全員がちゃんとバレー以外のとこにも意識を向けられてるところがすごくいいのかなっていう風に感じていて。合宿とかでもミーティングをして振り返る時に、移動がスムーズじゃなかったとか、食事の部分とか、そういうところも反省として出してきたり、プレー以外の当たり前の行動を徹底するってところが、早稲田としてすごく大事にしてる強みの部分なのかなっていう風には感じてます。
相浦 なんだかんだみんな真面目だなっていうところがありますね。私生活でふざけてはめを外すことも特にないですし。練習前はふざけてても、練習中はちゃんとバレーに向き合ってやったり、そういう切り替えがちゃんとできてる人が多かったりとか、真面目なんだなっていうのが一番印象に残ります。
ーー1番真面目なのはどなたですか
相浦 切り替えとかの面で一番すごいなって思うのは、やっぱり小野(駿太 スポ3=静岡・聖隷クリストファー)かなと思います。普段基本ずっとふざけていて、バレーの練習前とかもめんどくせえなとか帰りてえなとか言ってるけど、練習全然ちゃんとやるしすごいなと思います。多分めんどくさいとか帰りたいとか、全然本心で言ってると思うんですけど、練習になるとちゃんとやるし。 それを感じさせないプレーがすごいなと。
ーー選手に何かこの際に伝えておきたいことがあれば教えてください
山崎 学業も疎かにせずにちゃんと取り組みましょう。
相浦 怪我だけは絶対にしないでほしいです。
ーー今後の活動の目標
山崎 僕はもうとにかく悔いなく終わるってとこが一番かなっていう風に考えてます。春のリーグも敗れて、早慶戦も負けてしまって。早慶戦は特に自分の中でも運営とか色々後悔が多かった大会ではあるので、そういったとこでもうこれ以上悔いなく、自分のやるべきことをやって終われたらいいかなっていう風に感じてます。
相浦 自分は4年生の活躍する舞台をちゃんと整えられるようにっていうのを頑張りたいと思います。
関口 秋季リーグ、全日本インカレと大会が続くので、まずはそれぞれの大会を無事に運営できるよう、しっかり取り組んでいきたいです。また、残りの活動の中で、今後につながるものを少しでも後輩たちに残せたらという思いで、最後まで活動していきたいと思っています。
ーーもし今高校生の人で早稲田のバレー部に入りたいという人がいたら、どのようなアドバイスをしますか
相浦 そんなにみんなが思ってるほど生き残るのが辛い場所ではないっていうことですかね。
山崎 社会人になる一歩前の段階だと思うので、そういったところでバレーだけじゃない色々なことも学べる場所だと思うので、学べる本当にいい機会になる4年間になると思います。
関口 成長させてもらえる環境だと思うので、一つの選択肢として考えてもらえたらと思います。
ーーありがとうございました!

◆関口珠季(せきぐち・たまき)※写真左
2005年1月12日生まれ。162センチ。千葉・鎌ヶ谷高出身。スポーツ科学部4年。学連の様々な新しい取り組み通して、後輩へつなげていけるように切り『拓』きます!
◆山崎喬平(やまざき・きょうへい)※写真中央
2004年9月30日生まれ。177センチ。静岡東高出身。スポーツ科学部4年。『悔いなく』やり残しゼロで最後までやり抜きます!
◆相浦直人(あいうら・なおと)※写真右
2005年6月24日生まれ。168センチ。東京・早大学院出身。教育学部3年。更なるクオリティを求めて『ていねいに』仕事に取り組みます!