
第4回となった今回は選手とは違う立場でチームを引っ張ってきた2人、今井珠生(文4=東京・早実)、中内俊太朗(スポM2=東京・筑波大付)の対談。マネージャー、コーチとしてチームを支えてきた2人のこれまでの振り返りから最後となるインカレへの思いまでを伺った。
※この対談は、8月18日に行われたものです。
チームの士気だったり雰囲気が良くなってくるのかなっていう風に最近は感じてます(今井)
一一まず他己紹介をお願いします
中内 早稲田実業学校高等部出身の今井珠生さんです。新歓来た時になんかすごいやる気に満ち溢れてたのがめちゃめちゃ印象に残ってて、その時はマネージャーっていうのがあんまりいなかったんですけど、これまで野球やっていて、ソフト部に入って明確にやりたいことがあって入ってきたみたいなところから始まり、4年間すごい頑張ってきたと思います。あと彼女はノックが打てます。
ソフトボールが好きっていうのはめっちゃ伝わってくるし、多分ソフトボールがやってる人が好きなんだろうなっていうのは4年間通して自分は感じてました。
今井 筑波大学付属高等学校出身のスポーツ科学部の大学院修士2年の中内俊太朗さんです。今は学生コーチをソフト部で務めてくださっていて、後輩に打撃だったり守備だったりのアドバイスをしてくださってる方です。
エピソードとしては、なんか自分はなんか結構相談事があると結構1番最初に俊太朗さんに相談することが多いので、なんでも話しやすい先輩っていうのがいいところかなっていう風に思います。
あとは、なんか言葉遣いがすごい綺麗な方で、厳しく言うときは厳しく言ってくれるんですけど、チームの士気を上げたりとか、雰囲気を良くするための言葉選びがほんとに上手な方だなっていう風に思います。俊太朗さんも野球、ソフトボールがすごく好きで、3月に毎年WILLっていう大会に参加してるんですけど、その時になんか野球、ソフトボール人口を増やそうっていうプロジェクトを主体的にやってくださったりとか、そういう業界に進まれるので、本当にベースボール型競技っていうのが大好きな方なんだなって思います。
一一続いて最近ハマっていることを教えてください
今井 自分は最近switchのどうぶつの森にめっちゃはまってて、最近はスロープをかけて畑を耕して島民の人口を増やそうっていうのをやってます。
中内 自然がすごい好きで、海行ってぼーっとするのが好きではまってます。
あとはディズニー大好きです。最近で言うとReach for the Starsっていうディズニーランドのプロジェクションマッピングの後のドローンショーみたいのが始まって、自分はまだ行ってないんですけど、それの動画とかよく見たりしてます。
一一今のチームの雰囲気は
中内 昨年もそうなんですけど、めっちゃ仲いいです。上下もそうですし、横の良さっていうのはずっとあるなって思うんですけど、去年と比較して言うと、今年の特に4年生はお互いをすごい信頼してるていうのが伝わってきてて、人数が多いっていうのはあるんですけど、例えばうまくいかないことがあっても、ちゃんとそれをミーティングとかで直接言える、結構きつい言葉とかも言ったりするんですけど、ちゃんと言って、で、どう良くしていくかみたいな議論ができるところは今年の結構特徴かなと思います。
今井 自分も俊太朗さんと似たような感じで、今の4年生は学年の人数が1番多くて、他の学年からも数の暴力って言われるぐらい多いんですけど、その中でお互いの思ってることを隠さずに伝え合えるっていうのは、信頼にも繋がりますし、すごいチームにとってもいいことなのかなっていう風に思っています。だんだんちょっと言葉もきつくなってくる時はあるんですけど、それ以上にチームの士気だったり雰囲気が良くなってくるのかなっていう風に最近は感じてます。
一一今年のスローガン「 Be Only One, to be No.1」に対して、チームの雰囲気やモチベーションに変化はありますか
中内 Be Only Oneっていうのがこだわりだと思うんですけど、今年の代は4年生の人数が多い中で、試合に出られる人数って9人じゃないですか。打線も含めたら10人だと思うんですけど、ただ試合に出るだけじゃなくて、ベンチにいる人が試合に出られなくても何かしらの役割みたいな、キャラクターみたいなのが活かされるチームなのかなと思っています。例えば加藤くんだったら試合に出る機会は少ないかもしれないけど、もう1番のムードメーカーとして、その人のなんか1個強みを磨いて、それがチームのためになったらいいよねっていう、何かの強みを作ろうっていうので、このBe Only Oneっていうスローガンでこれまでずっとやってきたので、そこは今年のチームは自分の良さを武器にするっていうところはすごいこだわってきたのかなと思います。
今井 この唯一無二の存在になるっていうスローガンを拓哉が発表した時に、どんなに小さな仕事でも役割を決めて、その人がちゃんと仕事をこなしたりとか、プロジェクトを遂行したりするようにしようっていうのが大きな目的としてあって。
で、どんなに些細な仕事でも、やっぱりみんな役割があるから、率先してやるようになりました。
私は今、スポンサーのプロジェクトのリーダーをやってるんですけど、こういうプロジェクトって、この部活としては前例のないプロジェクトで難しいこともあったんですけど、監督だったりコーチだったり、同期たち、後輩の支えがあって、もうすぐ契約が締結しそうなところまで進めることができたので、やっぱりそういう風に1人1人の役割意識っていうのがあると、やる気だったりモチベーションにも繋がってくのかなっていう風に思います。
一一スポンサーのプロジェクトというのは具体的にはどういうものですか
今井 ソフトボールは競技人口が少なくて、男子ソフトボールだと女子よりマイナーなイメージがあったので、大学やソフト部として普及を進めていこうって考えた時に、やっぱりスポンサーっていうのは結構大きな武器になるかなっていう風に思ってて。
共同商品開発っていう企業から商品を貸していただいて、それを選手たちの間で使ってもらい、その商品のフィードバックを企業様に提供するっていうことをしています。大学生にしかできない付加価値っていうものを提供できたらなっていうふうに考えてプロジェクトを進めています。
何よりみんなで最後笑って終われるような大会にできたらいいな(中内)
一一今井さんはマネージャーとして4年間チームを支えてきだと思いますが、今の心境は
今井 やっぱり勝ちたい、最後まで、最終日まで残りたいっていうのがあって、自分が1年生と2年生の時は2日目まで残ることはできたんですけど、やっぱり最終日まで残るっていう壁が結構厚くて、何回も悔しい思いをしてきて。
そして去年は初戦負けというところで年々勝ちたいっていう気持ちが大きくなってくるので、私も選手に負けないように部活で頑張って活動したりだとか、選手が倒れないように健康面のサポートもできたらなっていう風に思っています。何よりも勝ちたいっていう気持ちが今はすごいあります。
一一中内さんは2年間コーチとしてチームを見てこられたと思いますが今の心境は
中内 まず自分はみんなが1年生入ってきた時からずっと見てて、今年のキャプテンの齋藤拓哉とかは、自分が4年生最後のインカレの時に、拓哉がセンターで自分がライトで一緒にプレイしてたりとかで、その時から比べても、みんなが成長してるなっていうのを見てくることができたので、心境としては、めちゃめちゃあっという間だったなという感じです。自分にとっても、学生最後のインカレになりますし、自分が新歓から頑張って入ってもらった代なので、なんかそこの思い入れはめちゃめちゃ強くて、自分にとっては同期と同じぐらい思い入れが強い代なので、誰もできなかったインカレ優勝っていうのを一緒に達成したいなっていう思いは強くありますし、何よりみんなで最後笑って終われるような大会にできたらいいなっていうのはあります。
一一東日本大会はお二人から見ていかがでしたか
今井 勝たないといけない試合だったなっていうのがすごい自分の中で試合が終わった時に思ってて。やっぱり何回も何十回も対戦してきてる相手、打席に立ってる投手を打ち崩せないっていうのが、本当にあってはならないことだなっていう風に思っています。別に練習をしてなかったわけでもないし、練習の質が悪いというわけでもなかったと思うんですけど、やっぱり何回も何十回も同じ打席に立っているのに、強いスイングができなかったりとか、自分の思うように触れてないっていうのがすごい課題だったかなと思います。東日本で成績を残すことができたら、インカレまでに良い雰囲気で繋げれたかなと思っていたので、そこが結構1番大きな痛いポイントだったかなっていう風に思ってます。
中内 自分もまさか初戦で負けるとは思ってなかったのでびっくりはしました。
それが今のチームの実力であることは間違いなくて、このチームはなかなかリーグ戦もそうですし、関東、東日本って勝てなかった代だったんですけど、そこを乗り越えていくだけの力があるチームだなって思っているので、もう残り全日本1回しか残ってないですけど、そこで勝てばいいだけの話だと思ってるので、悔しかった思いをみんな持って今練習頑張ってるっていうのもわかってるので、悔しかったからこそ、9月のインカレでこれまでの苦しかった道のりっていうのを逆になんか証明してやるというか、うん、最後勝って自分たちはやりきったって言えたらいいなって思うような大会でした。
1勝でも多く勝ってほしいなっていう風に思います(今井)
一一初戦の相手、甲南大学の印象は
中内 これまで対戦経験がない大学、インカで通しても対戦経験がない大学で、正直どういうチームなのかっていうのも全体像あんまり掴めてないですけど、関西のチームって結構伝統的にノリがよくて、勢いにどんどん乗ってくるチームが多いので。なので、やっぱり初回の入りっていうのはすごい大事になると思うので、そこで呑まれると厳しい試合になるのかなっていうのはあるんですけど。ただ、相手がどこであれ、自分たちがやりたい試合っていうのが別に変わるわけではないと思うんで、逆に、関西のチームでさえも飲み込んでいくぐらい、自分たちもノリノリでテンション高くいけたら、自分たちであれば勝てる相手なのかなっていう風に思います。
今井 ここ4年、自分が入部してから対戦したことがない大学なので、情報量とかデータ量が少ないっていうのがちょっと大変かなっていう風には思うんですけど、そういう相手、見たことがない相手でも初戦から自分たちのソフトボールを体現できれば勝てる相手だと思っているので、強い気持ちを持って挑んでほしいと思ってます。
一一今のチーム様子は
今井 自分は去年よりいいんじゃないかっていうふうに思っていて、自分たちが思ってることを素直に伝えられているので、裏で隠すっていうことが今はない状態なので、自分たちが好きなソフトボールをするために、みんながチームをより良くするために頑張ってやっていけてると思ってるので、チームの状態はすごくいいし、学年の垣根も越えてすごい仲がいい状況なので、このままインカレまで状態を上げて頑張っていってほしいなっていう風に思ってます。
中内 早稲田は伝統的にこの夏ですごく成長するチームだっていうことは言われていたし、自分たちの代でもそれは感じてきたことでもあるんですけど、今年の代は特に今の時期が1番大事かなって思って。
まさにもう残り3週間切ってきた中で、こっからどれだけあげられるかっていう結構勝負の時期だと思うんですけど、その中でも雰囲気は良くなってきてるなっていうのは思いますし、集中力も上がってきて、あとはどれだけ自分たちの可能性を信じられるかっていうところにもなってくると思うので、4年生に対して自分はものすごく信頼してるので、あとは選手を信じて、チームを信じてやっていけばいいのかなと思います。
一一最後に選手たちへ一言お願いします
中内 自分たちは試合に出てプレーすることができないので、ベンチから信じて見守ることしかできないんですけど、今年の代はほんとに最後やってくれるだろうっていう信頼感があって、自分は苦しんできたところも見てきましたし、一緒に楽しくやってきたところも見てきたので、ベンチからできることは全力でやりたいなって思ってますし、何より最後みんなで笑って終わるっていうなイメージしか持ってないので、そこは信じて、全力で最後楽しんでプレイしてほしいなって思います。
今井 私は木村監督がこのチームに監督として就任してから、木村さんのことを胴上げしたいっていう思いがすごく強いので、なんとしてでも勝って木村さんを真の男にしてあげたいなっていう風に思うので、まずは1勝でも多く勝ってほしいなっていう風に思います。
ーーありがとうございました‼
(取材・編集・写真 大塚梨湖、中川晏結美)
◆中内俊太朗(なかうち・しゅんたろう)
(※上部写真・左)
自身も選手として活躍し、現在は学生コーチとしてチームを支えています。時には厳しくアドバイスしながらもチームの士気を高め、インカレでチームを優勝に導きます。
◆今井珠生(いまい・たまき)
(※上部写真・右)
マネージャーとしてチームを支え引っ張り続けてきた4年生。これまで培った経験と強い情熱を持ち、自身最後のインカレでチームを勝利に導きます。