【連載】ソフトボール インカレ直前対談『Be Only One, to be No.1』第3回 西村優汰×福永隆稀

特集中面

インカレ直前対談第3回となる今回。3年生で新チームのキャプテンに就任した西村優汰(法3=神奈川・桐光学園)と4年生で内野手の福永隆稀(スポ4=大阪・北野)に話を伺った。学年は違くとも仲睦まじい姿を見せてくれた2人に、これまでのチームの振り返りとインカレへ向けての心境を伺った。

※この取材は、8月18日に行われたものです。

1つに向かって頑張ってるっていう段階ですね(福永)

一一まずは他己紹介をお願いします
福永 彼は法学部3年生の西村優汰くんです。普段なんも考えてないような人で、話しかけても返事は返ってくるんですけど、絶対聞いてないやろみたいな感じしかかない後輩です(笑)。
でも、新チームのキャプテンになりました。多分頑張ってくれるんじゃないかなと思います。

西村 4年生のスポーツ科学部の福永隆稀さんです。隆稀さんは関西人なんで、めっちゃ喋ってくれて、いろんなこと言ってくれて、内野手で一緒なので練習でも色々教えてもらって、めっちゃ感謝してて、けどボケとか結構言うんですけど、滑ってる場面が多くて、あとちょっとなんですけど、結構ウケるネタとか言ってほしいなと思います。

一一お互いの第一印象を教えてください

福永 彼は神奈川の桐光学園っていう、野球で言うと強豪出身で背も高かったので、これは有望株来たな、みたい感じで、第一印象はうわ楽しみだなっていう感じでした。

西村 僕の隆稀さんの第一印象は、初めて会ったのが体験行った時で、その時が最初の集まりだったんですけど、そこで今日の声出し誰やるみたいなことで最初に手あげたのが隆稀さんだったんですよ。
自分は神奈川の桐光学園出身なんですけど、マジカル桐光行きますとか言って、マジカルバナナが始まって。あ、こんな人いるんだってめっちゃ面白かったです(笑)。

一一ソフトボール部に入ろうと思ったきっかけは

西村 僕自身は、準公式野球部と迷ってたんですけど、ソフトボール部は他の先輩に勧誘されて練習に来た時に、ものすごい声が出てて、活発なコミュニケーション取れてる雰囲気で、その部分にとても惹かれました。

福永 練習前のそういう声出しとかもよかったんじゃないかなって思います。雰囲気の良さっていうのは、そこはみんな共通して感じてると思います。

一一今のチームの雰囲気は

福永 去年より上級生が多くて、個性が強い4年生が多いので、去年に比べると最上級生のぶつかり合いは多いのかなっていう風に思ってるんですけど、練習外ではいつも変わらない。それは自分が入学した時からずっと変わんないんですけど、さっき言ったみたいなボケ合うような感じで楽しくできてるかなと思います。

西村 インカレまで2週間で鍛えてる中で、チームとしては今の段階ではまだまとまりきれてない部分があるんですけど、全員でまとまろうって意識がより強くなってきて、厳しい声かけとかもある中で、1つに向かって頑張ってるっていう段階ですね。

一一オフの過ごし方を教えてください。

福永 チームメイトとドライブ行くことです。同級生もそうですし、たまに後輩も来てくれることもあります。チームメイトで遊ぶってなったら大体ドライブしてるかなって感じです。

西村 僕がめっちゃ寝ることが多いですね。週6練習やった後はずっと寝てます。
あとインターン行ったりします。

反省してもしきれないないです(西村)

一一今年のスローガン「 Be Only One, to be No.1」に対して、チームの雰囲気やモチベーションに変化はありますか

西村 今年のスローガンっていうのは、円陣でも 「Be Only One」って言って声掛けをしているので、スローガンが1人1人に浸透していると思います。
もう1点が、その言葉を意識してるので当事者意識を持って1人1人行動できてるなっていうのは、今年は特に感じます。

福永 今西村が言ったみたいに、そのスローガンの浸透っていうのは過去3年と比べても1番強いのかなっていう風には思っています。
さっきも言ったように、個性的な人が多いっていうところで、 「Be Only One」っていうのが意味のあるスローガンになってると思います。優勝を見据えた時に、その個性がソフトボールに活かしきれてない部分もあるのかなと思ってるので、あと3週間でどれだけ1人1人が唯一の存在になれるのかという意識を強く持っていれば、チームとしても勢いに乗って目標達成まで近づいていけるんじゃないかと思います。

一一今年のチームを振り返って

西村 なかなか勝てない時期が続いて、勝てなかった後に振り返っても、次こそは勝つぞっていう思いでみんなやってきた中で、それでもずっと勝てない。
東日本も初戦で敗退してしまって、自分自身も結果出てない中で、なかなか辛いシーズンではあるんですけど、それでも最後インカレっていう1番でかい大会で勝てれば全て良しだと思っているので、そこに向けて今全部切り替えてやっているような感じです。

福永 同じく今年の代が1番、練習試合、公式戦含めて勝てない代で、練習試合も練習っても負けてばっかりのような感じで、負け癖じゃないですけど、勝てるような試合でも、最後の最後にミスして負けたりというようなことが多いです。ソフトボール経験も比較的みんな浅いので、そういったところで負けが重なるところもあると思うんですけど、経験が浅いからこそ、最後まで伸びしろが大きく残ってるかなと思ってて、ここまで来たらやるだけなので、あとは試合で全部勝って、チームの雰囲気を良くしていければていう感じですね。

一一東日本大会男子ソフトボール選手権大会はいかがでしたか

福永 あっという間でした。去年は3試合してどの試合も長い試合で印象的な大会だったんですけど、そのイメージを持って今年も群馬に乗り込んで、いざやるぞってなったら、2時間もかかんないぐらいの1試合がすぐに終わっちゃって、ほんとにあっという間だったなっていう印象が強いです。

西村 同じようにあっという間だったなっていうのと、ピッチャー陣がものすごく頑張ってくれた中で、もう打線が本当に機能しなかったんで、自分たちの責任というか、反省してもしきれないないです。

福永 印象に残ってるのが、朝一の試合で終わったので、昼以降も時間あって、群馬なので遠くはないので戻ってきて練習する話もあった中で、あえて群馬に残って1泊して、夜、長い時間、全体でも、ポジションごとでもミーティングをしました。4年生だけでもミーティングで本音というか、思ってることを言い合う時間になりました。
そういった面では、負けてはしまったんですけど、それをプラスに持っていくすごく濃い時間ではあったのかなと思います。

一一ミーティングではどのような話をしまましたか

福永 まずチームとしてはポジションであったり、右バッター、左バッターとか色々役割ごとに何が足りないのか、みんなで出し合ってこっからインカレに向けて2ヶ月でどこを上げていかなければいけないのかって話をしました。

それよりも楽しむ気持ちを持ってやりたいなと思います(福永)

一一インカレが目前と迫ってきていますが心境は

福永 めっちゃ楽しみです。組み合わせも決まって、相手も決まって、分析も始まって、相手チームの動画を見たりもするんですけど、率直に3回これまで経験して、2年生、3年生で試合に出させてもらってたんですけど、これまである種、先輩のためというか、先輩を引退させないように頑張ってたんですけど、今年は自分の結果によって自分の引退が決まるので、プレッシャーはありますけど、去年よりも一昨年よりもすごい楽しみが大きいかなっていう風に思います。

西村 僕自身は逆で、本当に勝てるのか不安しかないみたいなところが結構あって、本当に4年生は1番長く過ごしてたんで、僕は隆稀さんがおっしゃってたように、4年生と最後まで長くやりたいって思いで、最終的には今から優勝まで行きたいと思ってます。

一一初戦で対戦する甲南大学の印象は

福永 ほんとにソフトボールやってきて初めて聞いたので、大学自体はもちろん関西なんで知ってるんですけど、ソフトボールの印象がないです。勝つぞっていう気持ちと、早く見たい、動画とかなんでも見てみたいっていう気持ちです。

西村 僕自身も多分ちゃんとチームでやるべきことやったら勝てるのかなっていう思いがある一方で、ちょっとでも自分たちから崩れたら負ける、すぐに負けてしまうので、自分たちの勝負、自分たちがやることをやれれば勝てるのかなっていう印象です。

一一では、チームとしての目標を教えてください

福永 インカレ優勝です。
西村 僕も同じくインカレ優勝です。

一一今の時期での具体的な取り組みを教えてください

福永 チームとして取り組んでいるのは、氣を高めることです。この学年は優しいっていうか、優等生の集まりやっていうような声はいただいてて、本当に勝つなら、勝ち切るなら、そこを乗り越えないといけないっていう話をいただいている中で、指導者の方にを溜める練習っていうのを教えていただいています。

一一どんな練習なんですか

福永 簡単に言うと、集中力を高いところで相手を潰しに行くぐらいの球に対する集中力を持ってやるっていう体に刻むことです。
みんな打つところに構えて、ここに気をためて呼び込んで、そこで打ったら絶対打てるやろみたいな話です。
このチームは打てなかったら誰も打てなくなるのが課題でした。そこを打破するために取り組んでます。

西村 僕は1個1個の精度を高めるっていうところをやってるかなと思ってて。
自分たちだったら、カットプレーとかあったりする中で、その送球の正確性だったり、1個の1球のボールに対する集中力、一球一球に集中するっていうのをものすごいこだわって、今もチーム全体としてやってるような形になります。

一一それでは、個人としてのアピールポイント教えてください

福永 アピールポイントは元気です。最初の自己紹介でもあったんですけど、関西人っていう特徴を生かして、このチーム関西人2人しかいないので、元気よく相手の甲南大学の関西弁に負けなき勢いでやりたいなっていう風に思います。

西村 自分はパッション、情熱っていうのがアピールポイントかなって思ってまして、

福永 ほんとか?(笑)

西村 全然もう、技術は他の選手より劣ってるんですけど、インカレではそのパッションを出せるように頑張っていきたいと思ってます。

一一最後にインカレへの意気込みをお願いします

福永 もちろんインカレ優勝っていうのは簡単なんですけど、それよりも先に自分の学生生活としての最後の大会、高校、小中高含めて最後になると思うので、その舞台を1番楽しみたいなと思います。
その楽しんだ先にいい結果が来ればいいのかなっていう風に思ってるので、優勝もそうですけど、それよりも楽しむ気持ちを持ってやりたいなと思います。

西村 僕自身も楽しみたいんですけど、多分楽しめないと思うんですけど、その中でもパッションを全開にして、絶対に集中力切らさずに優勝したいなって思います。

                                (取材・編集・写真 大塚梨湖、中川晏結美)

◆福永隆稀(ふくなが・りゅうき)

(※上部写真・左)

大阪出身の4年生。関西出身ならではの元気と小中高と長年の経験でチームを引っ張る。自身の学生生活最後となるインカレでチームを優勝へ導く。

◆西村優汰(にしむら・ゆうた)

(※上部写真・右)

新チームのキャプテンに就任した3年生。今年は、1つ1つプレーの精度を高めることにこだわり経験を積んだ。持ち前のパッションを武器にチームを優勝へ導く。