アジア大学バスケの頂点を決める大会、アジア大学リーグ(AUBL)。大会初出場の早大は3日、オーストラリア代表のシドニー大と初戦を戦った。試合は早大のペースで進み、98-65の完勝。グループステージ突破を決めた。F松本秦(スポ2=京都・洛南)は大会新記録となる36得点、3P8本をマークした。

試合は第1Qから早大ペース。G下山瑛司(スポ4=愛知・中部第一)の積極的なボールプッシュと松本の3Pシュートを中心に早大が得点を重ね、序盤からリードを奪った。その後も2人の勢いは止まらず、早大がさらに点差を広げる。ディフェンスもオールスイッチを中心に相手のターンオーバーとタフショットを誘発。この試合の相手のターンオーバー数は計21本を数えた。第1Qを25-13で終える。
第2Qは開始直後から早大が12連続得点で大量リードを奪う。F野津洸創(スポ1=静岡・藤枝明誠)のスクリーンを活用した下山のペネトレイトから得点を生み続け、エース・F三浦健一(スポ4=京都・洛南)は連続バスケットカウントで存在感を放った。相手ボールマンへ強いプレッシャーをかけるディフェンスも機能し、52-24のダブルスコアで試合を折り返した。
後半の早大は国際大会の笛に苦しみ、オフェンスファウルで得点機会を逸する。それでも下山が持ち前のスピードとシュート力を生かし、停滞したオフェンスを支えた。点差は縮められ、66-45で第3Qを終える。
第4Qは開始直後に松本が連続で3Pシュートを沈める。わずかに残っていた逆転の目を摘み、試合を決定づけた。早大の3Pシュートとトランジションを中心とした超攻撃的バスケットは最後までシドニー大を圧倒し、大差で試合は終了。最後はベンチメンバーもAUBLのコートに立ち、98-65の大勝で初戦を飾った。
松本は36得点5アシスト7リバウンド、下山は16得点10アシスト8リバウンドと躍動。早稲田の攻撃的バスケットの可能性をアジアに示す一戦となった。早大には留学生も、ビッグマンもいない。だからこそ磨き上げた独自のバスケスタイルが、国内ではなく国外でも花開いている。
シドニー大が2敗のため、早大2位以上は確定。ベスト8となるノックアウトステージへの切符をつかんだ。次戦は前回準優勝の強豪・清華大(中国)と、グループ首位通過を懸けた戦いだ。
(記事 石澤直幸)
早大 スターティングメンバー
| Pos. | # | 選手名 |
|---|---|---|
| G | 0 | 下山瑛司(スポ4=愛知・中部第一) |
| G | 4 | 城戸賢心(スポ4=福岡第一) |
| F | 6 | 三浦健一(スポ4=京都・洛南) |
| F | 9 | 藤山拓翔(スポ3=新潟・開志国際) |
| F | 12 | 松本秦(スポ2=京都・洛南) |
| 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 | |
| 早大 | 25 | 27 | 14 | 32 | 98 |
| シドニー大 | 13 | 11 | 21 | 20 | 65 |