GINZA MILE 6月21日 東京高速道路(KK線)特設コース
日本選手権から1週間。ナイキがプロデュースする1マイルレース GINZA MILEが、東京高速道路(KK線)特設コースにて開催された。強い雨が降りしきる中、3月に本田桜二郎(スポ1=鳥取城北)が樹立した日本記録の更新を目指し、多くの選手が序盤からハイペースでレースを進めた。「練習が順調にできていて、調子が良かった」と語った吉倉ナヤブ直希(社3=東京・早実)が終盤まで先頭争いを演じ、3分59秒60を記録。本田の日本記録を破る走りを見せた。

レースに臨む新妻
4月の日本学生対校選手権1万メートルで3位入賞を果たした吉倉と、先週の日本選手権5000メートルに出場した新妻遼己(スポ1=兵庫・西脇工)が姿を見せた男子1MILE公認エリート。スタート直後から激しい先頭争いが繰り広げられ、400メートルを59秒で通過した。吉倉が集団前方、新妻が集団後方でレースを進める中、折り返し地点へ。滑りやすい路面での折り返しであり、ややペースが落ちたが、その直後桑田駿介(駒大)が仕掛ける。吉倉もそれに反応し、先頭争いがさらに激化。1000メートルを2分32秒から33秒で通過し、日本記録更新に期待が高まる。依然として激しい競り合いが展開される中、1400メートル付近で吉倉がスパート。一気に先頭に躍り出た。そのままの勢いでいきたいところであったが、「ラスト200メートルで足が止まってしまい」、7着でのゴール。それでも、3分59秒60のタイムで従来の日本記録を破った。日本選手権から連戦となった新妻は、後半ペースが上がり切らず。4分11秒30でのフィニッシュとなった。

7着でレースを終えた吉倉
1マイルから1万メートルまで、オールラウンドな活躍を見せる吉倉。今大会でも「(動きの)キレが良くなってきている」と話し、好タイムを記録した。夏合宿では「スタミナをつけて、ハイペースで長い距離を押し切れる力をつけたい」と語った。持ち前のレースマネジメントの高さに加え、スタミナがつけば、他校にとって脅威の存在になるであろう。夏を越え、駅伝シーズンへ。吉倉、そして新妻の2人の力が必要不可欠であることは間違いない。 三冠に向け、2人はさらなる強化を図る。
(記事 石本遥希、写真 石本遥希、鶴本翔大、永尾早渡)
結果
▽男子1MILE公認エリート
吉倉ナヤブ直希 3分59秒60(7着)自己新 日本新
新妻遼己 4分11秒30(29着)
本田桜二郎 DNS
コメント
吉倉ナヤブ直希(社3=東京・早実)
ーー今日のコンディションを教えください
練習が順調にできていて、調子も良かったです。
ーー今日のレースを振り返っていかがですか
レース展開は良かったですが、ラスト200メートルで足が止まってしまい、悔しさの残るレースでした。
ーー3分59秒60というタイムについてはいかがですか
最後に足が止まってしまっても、このタイムを出せたので、(動きの)キレが良くなってきていると感じました。
ーー夏合宿で強化したいことについて教えてください
スタミナをつけて、ハイペースで長い距離を押し切れる力をつけたいです。
新妻遼己(スポ1=兵庫・西脇工)
ーー今日のコンディションを教えてください
あまり調整をしていませんでしたが、アップではスピードも出ていて、悪くない感覚でした。
ーーU20アジア選手権や日本選手権から連戦となりましたが、疲労はいかがでしたか
連戦となりましたが、あまり疲労を意識せずに、今大会に挑みました。
ーー同級生の増子陽太(スポ1=福島・学法石川)選手、本田桜二郎(スポ1=鳥取城北)選手の活躍から刺激を受けていますか
同級生がすごく活躍しているので、刺激を受けるとともに焦りもありますが、あまり気にせず、自分のペースでコツコツと積み上げていきたいです。
ーー夏合宿で強化したいことについて教えてください
夏合宿は駅伝シーズンに入るまでの大事な強化期間なので、ケガをせず、体調不良にもならず、自主性を持って、与えられた練習に取り組んでいきます。