全関東学生弓道選手権 6月20日 東京・日本武道館
第56回全関東学生弓道選手権大会(全関東)の本戦1日目が日本武道館で開催された。1日目は男子団体・女子団体の予選、決勝トーナメントの2回戦まで行う。男子団体は本来の力を発揮できず、まさかの予選敗退。女子団体も思うように的中を伸ばせず、予選で姿を消した。
男子団体は6人順立で1人4射、計24射の総的中数で競い、上位24チームが決勝トーナメントへ進出する。早大は予選で序盤から的中が伸び悩み、苦しい立ち上がりとなった。途中、連続で的中を重ねる場面もあったが、最後まで流れを引き寄せることはできず。市橋健成主将(教4=早稲田佐賀)が皆中する活躍を見せたものの、計13中にとどまり、悔しい予選敗退となった。

続く女子団体予選。女子は3人順立で1人4射の計12中の総的中数で競い、上位24チームが決勝トーナメントへ進む。早大は、重田和泉副将(人4=早稲田渋谷シンガポール)が安定した射で皆中を果たしたが、チームとしては的中を積み上げることはできず、計6中。決勝トーナメントへ駒を進めることはかなわなかった。

男子部女子部共に悔しさが残る結果となった団体戦。市橋主将は今回の結果を、「良くも悪くも、今の早稲田の実力を知る機会になった」と振り返る。本戦2戦目は、個人戦決勝が行われる予定だ。早大勢の健闘に期待したい。
(記事 上杉美結、写真 川田真央)
結果
男子団体戦予選 24射13中
女子団体戦予選 12射6中
コメント
市橋健成主将(教4=早稲田佐賀)
ーー今日の試合を振り返っていかがですか
いつもの早稲田ではないというのが正直な感想です。主将として、本番でも強いチーム作りをできなかったことに、悔いを感じます。
ーーチームとして苦しい展開となる中で、主将として、どのような思いで試合に臨んでいましたか
最後まで諦めるつもりはありませんでした。自分が中てればきっと周りも続いてくれると信じて、最後まで気を抜かずに四矢を引き切りました。
ーー次の試合へ向けて、今日の結果をどのようにつなげていきたいですか
良くも悪くも、今の早稲田の実力を知る機会になったと思います。今回の悔しい思いを忘れずに、次の全国選抜(全国大学弓道選抜大会)で優勝を目指す糧にできればと思っております。
重田和泉副将(人4=早稲田渋谷シンガポール)
ーー今日の試合を振り返っていかがですか
予選敗退という結果に悔しく思います。また、目標としていた9中以上にも届かず、考えさせられる試合となりました。特に今回の試合は、常に安定して的中を出していたチームが通るべくして通っていたという印象があります。悔しさはありますが、まだ本来の実力が足りなかったのだと感じています。今回の結果を真摯に受け止め、「試合でできてこその実力」という言葉を胸に、今後の練習に励んでいきたいと思います。
ーーご自身は皆中でしたが、どのようなことを意識して引いていましたか
とにかく「伸び合い」をキーワードに、最後までやり切ることを意識していました。試合ではあまり緊張することなく、普段通りに引くことができたのが大きかったと思います。この二つが皆中につながったのではないかと感じています。また、試合後に後悔を残さないためにも、一射一射でしっかり伸び合うことを心がけていました。
ーー今回の結果を踏まえて、チームとしてどのような課題が見えましたか
今回の結果から、あと一本を詰め切る力がまだ足りなかったと感じています。また、普段の練習での実力を試合の実力として十分に発揮できなかったことも課題です。選抜やインカレ(全日本学生弓道選手権大会)では同じ悔しさを繰り返さぬよう、試合に臨めるよう努めていきたいと思います。そして、その先にあるリーグ戦では1部昇格につなげられるよう、チーム一丸となって努力していきます。