第71回早慶春季定期戦 6月13日 KOSÉ新横浜スケートセンター
- 49:29 種市
- 56:56 杉本
0-3
0-1
2-3
- 2:05 冷水
- 9:03 三田
- 17:50 芝田
- 36:00 Rocco
- 45:45 Rocco
- 50:52 芝田
- 52:27 冷水
関東大学選手権大会を6位で終え、目標の5位には一歩届かなかった早大。最終戦では慶大とのマッチアップとなり、早慶戦の結果を占う一戦となった。その3週間後の6月13日、伝統の早慶春定期戦の火蓋が切って落とされた。春季は慶大ホームでの開催となるが、会場には両校の応援部やたくさんのファンが集結し、大いに盛り上がりを見せた。

慶大の素早いブレイクアウトに対応し切れず、第1Pでは3失点を喫し、一気に主導権を握られる。シュート数に大きな差はなかったものの、早大は十分に形を作った状態でシュートを放つ場面が少なかった。第2PはGKを壬生仁(スポ1=青森・八戸工)へ交代し、最小失点で抑えたが、オフェンスの面では、決定的な場面を演出することができない。最終Pには2得点を返し意地を見せたものの、最後まで試合の流れを引き寄せることはできず、終始慶大ペースで進行。最終スコア2-7で大差での敗戦となった。

第1P、早大にとっては大きな誤算となる立ち上がりとなった。開始2分、早大はキルプレーの時間帯に、慶大・FW冷水(1年)にGK左を射抜くシュートを決められ、先制を許す。さらに再び数的不利の状況で、慶大がゴール裏を起点にFW三田(4年)へパスをつなぎ追加点を献上した。早大としてはこれ以上離されたくないが、敵陣に侵入しても、シュート前にスティールされ、得点に繋げることができない。ラスト2分、慶大・FW冷水(一年)が放ったシュートがポストに跳ね返ると、そのこぼれ球をFW芝田(3年)が押し込み3点目。GK大塚斗琶(スポ3=北海道・苫小牧中央)が体を目一杯使いったセーブを見せるも守りきれず、キルプレー中に2失点を喫する厳しい立ち上がりとなり、0-3で第1Pを終えた。

第2P、早大はGK大塚に代えて、1年生GK壬生を起用。序盤は連携が噛み合わず、パスミスが目立ち、思うように攻撃の形を作れない。ラスト6分を切った場面では、早大にペナルティーが重なり2人少ない苦しい状況に。慶大はフェイスオフ直後から積極的にゴールを狙ったが、早大は集中した守備でこのピンチをしのいだ。すると、FW笹沼葵(教4=東京 ・早実)がパックキャリーでブルーラインを突破するとGKとの一対一を迎える。しかし、この決定機も決め切ることができない。この隙に、慶大に追加点を許し0-4となってしまう。その後は逆に慶大のペナルティーが重なり、早大が2人多いパワープレーの展開に。FW石垣逞斗(政経1=Canadian International Hockey Academy)、DF飯塚創哉(教3=東京・早実)、FW杉本大洋(スポ2=埼玉栄)を中心に陣形を作り得点を狙うも、慶大GKの好セーブに阻まれ得点には至らない。反撃の糸口をつかめないまま、0-4で第2Pを終えた。

最終P、第2Pのペナルティーが持ち越され、早大が数的有利の状態でスタート。流れを変えたい早大は、再びFW笹沼が自らパックを運びチャンスを演出するも、シュートまで持ち込むことができない。その間に慶大がGKの股下を抜くシュートで5点目を沈める。試合開始から50分、ようやく早大がスコアを動かす。FW樋口能乙(スポ3=青森・八戸)がスロット付近から右サイドのFW種市圭佑(スポ1=埼玉栄)へパスを送り、そのままFW種市が冷静にシュートを決め切り、早慶戦初出場・初得点を果たした。ここから流れを引き寄せたい早大だったが、直後に慶大へ6点目を献上。さらにここまで1ゴール4アシストと慶大をけん引していたFW冷水(1年)がこの日2得点目、チーム7点目を挙げ、一気に離されてしまう。それでも早大は意地を見せる。DF飯塚が攻め上がり、ゴール前で倒されるも、こぼれたパックをFW杉本が押し込み2点目を奪取。終盤までペナルティーによる数的不利の中でも何度もチャンスを作ったが、反撃は及ばず、2-7で試合終了。完敗を喫した。

春季定期戦での敗戦は、第64回以来8年ぶりとなった。序盤からキルプレー中の失点が重なり、早大は最後まで思うような試合展開へ持ち込むことができない。最終Pに得点を重ねたものの、終盤の追い上げも実らなかった。春リーグとは対照的に、慶大の勢いに圧倒される形となり、雪辱を期す結果となった。

(記事 齋藤汐李、写真 木田翔子、村田未歩、藤本聡、皆川ひろと)