【アイスホッケー】ペナルティが重なり苦戦 猛攻を見せるもベスト4の壁破れず

アイスホッケー

第73回関東大学選手権大会 5月10日 東京・ダイドードリンコアイスアリーナ

 関東大学選手権大会(春リーグ)、ベスト4進出をかけて法大と対戦した。新体制対談では「入学以来ベスト4に残ったことがない。今年は法大に勝って、ベスト4に残りたい。」とFW笹沼葵主将(教4=東京・早実)はこの試合に対する思いを語っていた。試合は終始ビハインドの展開となった。第1ピリオドから早大はペナルティが重なり、数的不利の時間が続く。2点を追い、迎えた第3ピリオドでは、開始早々追加点を奪われるも、ようやくFW村上太一(スポ2=北海道・白樺学園)が1点を返すと、続けてFW石垣逞斗(政経1=Canadian International Hockey Academy)が公式戦初得点を決め、1点差に迫る。しかし、更に法大に追加点を許し、2-4で敗戦。目標としていたベスト4にはあと一歩届かなかった。

ボード際でパックをキープする松下

 第1ピリオド、早速早大に先制のチャンスが訪れる。フェースオフからDF松下仁(商3=東京・早実)が抜けだすと、ゴール前にパックを運びシュート。一度は得点かと思われたが、ハンドの判定でこの得点は取り消しとなった。直後、平嶋(3年)がゴール裏からのパスに上手く反応し、そのままシュートを決め先制を許す。ペナルティが重なったことで、ディフェンスにまわる時間が長くなってしまい、早大のホッケーを組み立てることができなかった。その後は徐々に攻撃の形を作り直していったが、決定機を生かせず、その間に法大に追加点を献上してしまう。ラスト5分、FW村上がペナルティショットを獲得するも決めることができず、0-2で第2ピリオドへ。

ゴールを死守する大塚(写真左)と田村(写真右)

 第2ピリオドは確実に攻勢に出る時間帯が長かった。DF飯塚創哉副将(教3=東京・早実)、FW石垣、DF榎本康生(文3=東京・早実)でパックを回しチャンスを伺う。立て続けに惜しい場面を演出するも、相手GKの好守に阻まれ、ネットを揺らすことができなかった。「良い流れでシフトを繋げていけた。最後決めきるというところはインカレまで磨き続けなければいけない。」と石垣は振り返った。第2ピリオドは互いに無得点で終える。

相手ディフェンスと競り合う笹沼

 第3ピリオド、開始20秒でFW笹沼がハイスティッキングのペナルティにより、数的不利の状況に。この時間を無失点で終えたかったが、法大の菅原(2年)がGKの隙をつきゴール右に流し込み、その差は3点に広がった。しかし、ここから早大の反撃が始まる。相手GKが弾いたパックをFW村上が拾いFW笹沼に繋げると、ゴール裏から再び村上にアシストしシュート。試合開始から45分、ようやくスコアを動かした。するとその10数秒後、FW石垣が公式戦初得点を決め、1点差まで詰め寄る。この流れのまま試合を展開したかったが、その後痛恨の追加点を相手に許してしまい再び2点差に。ラスト3分も切ったところで、早大はGKを下げ6人攻撃を仕掛ける。相手のペナルティもあり、一時スケーターが3人多い状態で猛攻を見せるも、ゴールをこじ開けることはできなかった。最終スコア2-4で敗戦した。

得点を喜ぶ選手たち

春リーグの2試合ともに立ち上がりに苦戦し、序盤から早大のホッケーを組み立てることができていない。しかし、「最後までみんなで戦って、次に繋げられる試合だった。」と石垣が振り返ったように、終盤の追い上げは今後勝ち進んでいく上で、鍵になってくるだろう。次戦の立大戦に勝利に、少しでも高い順位で春リーグを終えて欲しい。

早大
2 – 4
法大
Shots On Goal
32 38
Penalty Minutes
14 4
得点者
  • 44:57 村上
  • 45:11 石垣
P1
0-2
P2
0-0
P3
2-2
得点者
  • 2:32 平嶋
  • 12:36 芹野
  • 40:29 菅原
  • 52:23 北山

FW石垣逞斗(政経1=Canadian International Hockey Academy)

――試合を振り返って

3月の集合から、チームとしてこの法政戦に向けて準備を続けてきました。出だしが良くなかったので負けてしまったんですけど、最後までみんなで戦って、次に繋げれるような試合だったと思います。

――公式戦初得点を決めた感想は

プレー中は自分のゴールとかあんまり気にしてなかったんですけど、ひとまず得点でチームに貢献できてよかったです。

――大学の舞台で実際にプレイしてみていかがですか

相手チームもハードにプレーしてきて、チームで戦っているので、個々の力では勝てなくてもみんなで戦うことが大事だと思います。後半はスピード感もあって、自分たちのホッケーができたと思います。

――第1ピリオドはディフェンスの時間帯が長かったですが、立ち上がりはどう感じていますか

初めはペナルティが続いて、数的不利が続いたので、シュートを打たれる場面が多かったんですけど、10分間の数的不利の中、1点で抑えられたのは良かったかなと思います。

――反則が重なり、キルプレーの場面が多くなりましたが、守備面で意識したことは

キーパーに任せないで、体張ってみんなでシュートを止めに行くところは意識していました。

――第2ピリオド以降は惜しいシュートが多くみられましたが、攻撃のテンポについてはどう感じていますか

良い流れでシフトを繋げていけたと思うんですけど、最後決め切るというところで、決定力はこれからインカレまでずっと磨き続けなければいけないところかなと思います。

――次戦に向けて意気込みをお願いします

ここを落としてしまったんですけど、この先に2試合、早慶戦含めて3試合全勝していくための再スタートというところで、しっかり気を引き締めて勝っていきたいと思います。