第4回は西原涼瑛(スポ1=熊本・鎮西)と江原修平(慶大)による男子ルーキー対談。両大学のこれからを背負っていくお二人にお話を伺った。
※この対談は5月29日にオンラインで行われたものです。
ーー自己紹介をお願いします
西原 早稲田大学スポーツ科学部1年、西原涼瑛です。ポジションはMBです。鎮西高校出身です。よろしくおねがいします。
江原 慶應義塾大学経済学部1年、江原修平です。ポジションはOPです。慶應義塾高校出身です。よろしくおねがいします。
ーー初対面はいつですか
西原 初対面は、全中選抜(=全国中学生選抜)の時です。
ーーお互いの第一印象は
江原 自分の第一印象は全中選抜で、涼瑛とは一緒にMBをやっていて。遠征先の部屋が一緒だったので、その時から本格的に話すようになりました。すごいおもしろい子だなという風に思いました。
西原 僕は、修平がJOCとかで優勝していたので上手い人だなっていうイメージがあって。話し方が頭の良さそうな人だなって思いました。
ーーお互いの個人のプレーについて
西原 修平は、パスもスパイクもできて、中学校の時も急にMBをやることになっても、1番できていたので。すごく器用な選手だなと思っていました。
江原 涼瑛は、高校3年のインターハイで対戦した時が記憶に残っていて。その時のプレーをみていて、スパイクのキレもすごいし、ブロックも正確なリードブロックをするので、すごいなって思いました。
ーーバレーボールを始めたきっかけは
西原 姉や母がバレーボールをやっていて。小学校3年の時にその影響でなんとなく始めました。
江原 母がバレーボールをやっていて、同じ小学校の体育館でバレーボールチームがあって。小学校1年生の時に体験に行って、始めました。
ーーバレーボールの魅力は
西原 僕は、チームを作っていくうえで、喧嘩したりすることももちろんあるんですけど、1つの目標に対して、話し合えるのがとても楽しいです。他にも仲間と一緒にプレーできるのがいいところだなと思っています。
江原 自分は、バレーボールはボールを人と繋ぐ珍しいスポーツだと思っていて。他の選手と繋ぐ時に、コミュニケーションを取ったりだとか、1点取った時に、全員と喜びを分かち合えるところが良いところだと思います。
ーー高校2年時の国体、春高の慶應と鎮西の試合では、お互いスタメンとして出場されました。振り返っていかがですか
江原 まず国体の時の話をすると、国体の時は、1回戦勝って、そのあと鎮西と当たるってなった時に、もう正直勝てるわけないよねって話してて。だったらもう楽しもうみたいな雰囲気で当日を迎えて、全力で立ち向かいました。いざ戦ってみたら意外といい勝負ができて、結果としては国体の時は鎮西に勝つことができて。奇跡だなと思いました。春高の時は、もう1回鎮西にあたるってことになったんですけど、その時は向こうに油断も隙もないだろうし、ガチガチにくるなと思っていて。慶應のセッター(=松田悠冬・商2)も怪我からの復帰直後だったので。これはどういう試合になるのかなと思って不安だったんですけど。結果的には負けてしまったんですけど、フルセットでとても良い試合ができて。今思うと、鎮西とは良い試合をしてきたなと思います。
西原 僕は国体の時は、勝てるだろうというか、ちょっとダメな余裕があったというか。結果としてはやられてしまったんですけど。春高の時には、自分たちは慶應に苦手意識を持ちながらもなんとか勝ち切ることができたので。高校2、3年生と2年間、良いライバルだったなと思っています。
ーー進路を選択した理由
西原 僕は歴代の先輩、水町泰杜(令6スポ卒)選手だったり、宮浦健人(令3スポ卒)選手だったりがいて。やっぱり、1番上のところだと思っているので。1番強いところがいいなと思って選びました。
ーー塾バレー部に入部した理由
江原 もともと大学でそんなにバレーを続ける気はなくて。春休みに入ってからは旅行に行ったり、新歓でサークルとかを見たりとかもしてみました。でも、これまで自分の生活はバレーボールで満たされていたことを再認識して。入部することを決めました。
ーー高校と大学バレーの違い
西原 僕は高校で休みがなかったので、休みがあるのがすごく嬉しいです。授業とかはちょっと大変なんですけれども。なんとかやれています。
江原 自分は高校も、結構生徒に任せられている部分が大きいというか。言ってしまえば、放任というか。大学もその延長線にあると思っていて。宗雲先生も生徒たちに練習のやり方とかは一任しているので。似てるようで違うところもあるんですけど、練習の環境はそんな感じです。大学の授業は高校の授業よりも難しくて、ついていくのが大変なんですけど、頑張っています。
ーー大学生活が始まって約2ヶ月ですが、いかがですか
西原 高校の時より楽できてます。
江原 英語の授業が大学難しくてそれに苦労しているのと、大学生がよくいう1限がきついっていうのを身を持って実感しているというか。1限に行くつらさを実感してます。

春季リーグ戦について
ーーそれぞれ春リーグを振り返ってみていかがでしたか
西原 僕らはまず1試合目がすごく皆さん不安って言ってたんですけど、しっかり勝っていいスタートができて、前半戦の最終戦の筑波大の試合で負けてしまったり、最後の明治戦も負けてしまったんですけど、全体で見るとすごいいい試合内容でできていたんじゃないかなと思ってます。個人としては、もうちょっと出場回数を増やしてチームに貢献できるようにしていきたいなと思っています。
江原 僕はリーグ戦の3試合目から入部させてもらって、そこからしか見れていないんですけど、僕たちはチームの目標として一部に上がるっていうところがあって、入れ替え戦に行くためには絶対に1位か2位にならなきゃいけないので、負けられない試合がずっと続いてたんですけど、そのプレッシャーに負けずに先輩たちが堂々と思いっきりプレーしてて。勝負する時は勝負するしそういう姿を見せてもらって、結果として勝ちにつながってて、すごくいい試合をずっとしてたと思います。個人としては数試合は出させてもらったんですけど、結構不甲斐ないプレーが多かったので、もっと上手くなっていいプレーができるようになりたいです。
ーーリーグ戦形式は高校まではなかった形式ですが、振り返ってみていかがでしたか
西原 僕はすごいリーグ戦がいいなと思って、その日の試合だけに集中できるっていうのはすごくやりやすいなと思いました。
江原 トーナメントは結局のところ勝つか負けるかっていう勝負だと思うんですけど、リーグ戦になったらそこにセット率とか得失点差とかが絡んでくるので、ただ勝てばいいっていう試合じゃないっていうようなことは実感して、そこが違うなという風に思いました。
ーー1年生の立場から見てご自身のチームはどのような特徴があると思いますか
西原 早稲田大学は先生がこうしろああしろと指示を出すのではなくて、4年生や3年生が主体になってチームを引っ張ってくれているので、状況が悪くなっても、監督がタイムアウトを取るんじゃなくて、コート内で空気を変えれる強さのあるチームだなと思いました。
江原 慶應大学は試合後に選手だけでミーティングをして、課題が何なのかとかを話し合って練習メニューまで決めてるので、自分たちがどうしたいのかっていうのがすごい反映されてるチームだなっていう風に思いました。あとはプレースタイルは、見ててすごいミドルが強いチームだなと思います。
ーー秋リーグからはお互いに一部同士で対戦することもあると思いますが、何か意識はありますか
江原 僕はあんまりないというか、試合にお互い出られたら意識するんですけど、まだそんなに出れていないので、まず試合に出て戦える土台を作れるように頑張りたいと思ってます。
西原 僕もまだそんなにがっつり試合に出てる訳でもないので、数年後にしっかり実力をつけてスタメンで出て、慶應と試合できたらいいなという風に思います。

早慶戦について
ーー早慶戦に対するイメージはどのようなものがありますか
西原 早慶戦は僕は野球のイメージで、すごく人がたくさん入ってるイメージがあります。
江原 僕は YouTube とかの切り抜きの動画で、一昨年4年生だった渡邊大昭先輩っていう選手がいらっしゃるんですけど、その人がすごいプレーをしてるのを見た記憶があります。
ーー早慶戦への意気込み
西原 早稲田もそうだし、この試合を見てくれる人も多いと思うので、確実に自分の良さを出して見せられるように準備したいと思います。
江原 早稲田大学は一部で優勝していてすごい強いチームだと思うので、向かっていく気持ちで準備できたらいいなと思います。
(取材、写真、編集 早稲田スポーツ新聞会 井口そら 慶應スポーツ新聞会 根本佳奈)

対談後にそれぞれWとKのポーズをしてくださりました!
◆西原涼瑛(にしはら・りょうえい)※写真左
身長190センチ。最高到達点339センチ。ポジションはミドルブロッカー。熊本・鎮西高出身。スポーツ科学部1年。初めての早慶戦で自分の良さを出せるようにします!
◆江原修平(えはら・しゅうへい)※写真右
身長189センチ。最高到達点330センチ。ポジションはオポジット。神奈川・慶應義塾高出身。経済学部1年。早大に対して向かっていく気持ちで戦います!