【アイスホッケー】1点差の死闘を制し勝利 5位決定戦に臨む

アイスホッケー

第73回関東大学選手権大会 5月16日 東京・ダイドードリンコアイスアリーナ

早大
5 – 4
立大
Shots On Goal
39 51
Penalty Minutes
10 4
得点者
  • 0:18 杉本
  • 13:00 岩村
  • 33:48 石垣
  • 39:27 高見澤
  • 44:17 石垣
P1
2-1
P2
2-1
P3
1-2
得点者
  • 4:48 池田
  • 33:25 浅野
  • 45:29 池田
  • 56:49 池田

 5月10日の法大に惜しくも敗戦し、ベスト4入りを逃した早大。少しでも高い順位で関東大学選手権大会(春リーグ)を終えるべく、立大と対戦した。先制したのは早大だったが、終始一進一退の攻防ががつづき、互いに得点を奪い合う展開に。主導権を握り続けた早大だったが、終盤には1点差まで詰め寄られる。それでも最後はディフェンスで踏ん張り、5-4と接戦を制した。

 第1ピリオド、先制したのは早大。FW笹沼葵(教4=東京・早実)のシュートをGKが弾くも、FW杉本大洋(スポ2=埼玉栄)がリバウンドに素早く反応し、ゴールに押し込んだ。春リーグは立ち上がりに苦戦していた早大が、初めて第1ピリオドからスコアを動かす。しかし、その後同点とされると、思うような攻撃ができない時間帯が続いた。それでもピリオド中盤、ゴール前の混戦からFW岩村晴翔(社4=東京・早実)がこぼれ球を沈め、再び勝ち越し点を奪取。主導権を渡しきることなく、2-1で最初の20分を終えた。

相手と競り合う笹沼主将

 第2ピリオドは立大に押される場面が多く見られた。FW高見澤英翔(スポ3=埼玉栄)がトリッピングの反則を取られ、防戦を強いられる。立大が上手く攻撃を展開し、早大としては思うように攻めることができなかった。しかし、公式戦初出場のGK壬生仁(スポ1=青森・八戸工業)がこの時間帯を最少失点で抑えると、スケーター陣がこの好守に応えるように、その後2得点を奪いリードを広げる。ピリオド終盤は自陣でのプレーが続いたが、安定した守備を見せ、4-2と2点のリードを保ったまま最終ピリオドへ。

話し合う選手たち

 最終ピリオド、相手の反則で得たパワープレーの機会を生かし、追加点を挙げる。FW笹沼を中心に攻撃の体制を整えると、FW石垣がセンターからシュートを決める。点差を広げた直後、立大も食らいつくように1点を返し、一進一退の攻防が繰り広げられる。ピリオド中盤、DF飯塚が自陣から一気に駆け上がり、そのままゴールかと思ったが、ビデオ判定のけった得点とは認められず、追加点とはならなかった。その後は、パスコースを封じられ、なかなか中央へつなげることができない状態が続いた。ラスト3分、立大の池田(4年)がこの日3点目を沈め、1点差に詰め寄られる。更に直後、痛恨のペナルティシュートを献上したものの、ここはGK壬生が何とか守り切る。「ゾーンに入っていた。止められると思った。」と壬生は力強く振り返った。立大の6人攻撃にも粘り強いディフェンスで対応し、最後までゴールを割らせなかった。最後まで勝敗の行方が分からない死闘となったが、5-4で勝利した。

ディフェンスをかわす高見澤

 杉本が「すこし不甲斐ないところがある。」と振り返ったように、終始リードを保ちながらも、立大に押され、ペースを掴みきれない試合となった。しかしこの試合に勝利したことで、早大は5位決定戦に駒を進めた。対戦するのは慶大。6月に行われる早慶戦を占う一戦になるだろう。

(記事 齋藤汐李、写真 池田健晟)

FW杉本大洋(スポ2=埼玉栄)

―― 試合を振り返っていかがですか

リーグが1個下のチームと試合をしてこの点差なので、少し不甲斐ないところがあります。

―― 試合開始早々の得点でしたが、ご自身の得点振り返って

キャプテンの笹沼さんが打ったシュートのリバウンドを叩いただけなので、簡単なゴールっていう感じでした。

―― これまでの試合とは違い、第1ピリオドから得点につながるシュートを決められていましたが

シーズン入ってから、春はなかなかうまくいかなくて。去年の秋は絶好調だったので、その調子を取り戻してきた感じがありました。自分自身として、今日のゴールはすごい自信がつきました。

―― 第2ピリオドはディフェンスの時間帯が長かったですが

ディフェンスの時間は長かったんですけど、 1年生キーパーの壬生を中心に守り抜けたので、それはすごい良かったなと思います。

――試合全体を通して、かなり荒れた展開になりましたが、チームの雰囲気は

相手にしないで、自分たちのプレーに徹しようっていう感じでした。なのでチームの中で荒れた雰囲気にはならなかったです。

――得点しては取り返される展開でしたが、チームとしてはどう立て直していましたか

4年生や副将の飯塚さんを中心に、冷静に立ち回っていこうとチーム内で声掛けしてくださったので、それがすごいい影響になりました。

――次戦への意気込みをお願いします

相手は慶應なので、しっかり圧勝して早慶戦に備えたいと思います。

GK壬生仁(スポ1=青森・八戸工業)

――試合を振り返っていかがですか

1回練習試合をした相手ではあったんですけど、全然違うゲームでした。こちらが押される展開で、苦しい中でしたけどとりあえず勝てたことは良かったと思います。

―― 公式戦初出場でしたが

少し緊張はしてましたけど、できる限りいつも通りのプレーをしようと努力していました。

――実際に大学の舞台でプレーしてみて

やっぱりスピード感が早いですし、みんな高校とかより全然レベルが高いなって感じます。

――失点後にはチームメイトからどのような声掛けがありましたが

「全然大丈夫だから。俺が点数取ってくるから。」と熱い声をかけてもらいました。

――ペナルティシュートの場面を振り返って

結構ゾーンに入っていたので、止めれるなって感じがしていました。自分の読み通りのとこに来たなって感じでした。

――第3ピリオドは相手のオフェンスが厳しい場面もありましたが

みんながシュートブロックとかもしてくれて、全員で守りきって勝てたなと思います。

――個人として感じている課題は

今日は、フェースオフ直後に2、3点ぐらい取られたので、そのあたりはビデオとか見て直していきたいなって思います。

――次戦への意気込みをお願いします

近年、早稲田がまだ5位になれてないということを聞いたので、絶対に5位と取ります!