第2回早大競技会 5月9日 埼玉・織田幹雄記念陸上競技場
五月晴れの下、多くの選手が集った第2回早大競技会。1500メートルが1組、5000メートルが2組行われ、早大からは計16人の選手が出走した。佐々木哲(スポ2=長野・佐久長聖)が1500メートルと5000メートル2組に出場し、1500メートルで5着、5000メートル2組では1着。2週間後に控える関東学生対校選手権(関東インカレ)の3000メートル障害に向け、手応えをつかむ一戦となった。

レースを走る岩下
最初に行われたのは1500メートル。早大からは、小平敦之駅伝主将(政経4=東京・早実)、山﨑一吹(スポ4=福島・学法石川)、岩下和史(スポ4=神奈川・神大附)、佐々木哲、冨田拓臣(スポ2=茨城・水城)、吉田新(商2=東京・早実)、上杉敦史(スポ1=千葉・八千代松陰)、和田寛(基理1=埼玉・西武学園文理)、鈴木勇飛(人1=静岡)、高舘友杜(創理1=千葉・船橋東)の計10人が出走した。スタート直後吉田、岩下が飛び出し先頭でレースを進める。最初の1周を58秒、2周目を60秒で通過。800メートルを過ぎたところで、吉田がレースを抜けると先頭争いは岩下と小林航央(阿見AC)の2人に絞られる。先に仕掛けたのは岩下。残り250メートルを切ったところで、岩下が猛烈なスパートをかけ先頭に躍り出る。最後までスピードを維持し続け、3分44秒47の1着でゴール。5着以降にはこの日1本目のレースとなった佐々木哲、小平、上杉が順にフィニッシュした。

レースを走る神先(写真左)、和田
安食光翔(スポ2=山形南)、神先強志(スポ2=東京・駒澤大学)と、1500メートルを走った鈴木勇、高舘、和田が出場した5000メートル1組。序盤から早大勢が、和田を先頭に集団を形成する。1000メートルを2分53秒で通過すると、先頭集団は7人に絞られた。 2000メートル手前から鈴木勇が一気にペースを上げると、集団も徐々にばらけ始める。2800メートルを過ぎたところで和田が鈴木を抜き、再び先頭へ出ると、3000メートルで和田、鈴木勇、高舘がレースを離脱。残った安食と神先は、後半苦しい走りとなり、安食は15分25秒51、神崎は15分28秒52でのゴールとなった。

レースを走る佐々木哲
最終レースとなった5000メートル2組には、鈴木翔瑛(人3=群馬・富岡)、桑原マテウス大地(スポ2=東京・国学院久我山)、安江悠登(法4=埼玉・西武学園文理)、大和田春(スポ3=高知追手前)、そしてこの日2本目のレースとなった、佐々木哲、小平、上杉の計7人が姿を見せた。号砲とともに勢いよく飛び出したのは、1500メートルにも出場した小平、上杉、佐々木哲の3人。400メートルを67秒で通過し、このままのペースで行くかと思われたが、800メートル手前で佐々木哲が先頭に躍り出ると、独走状態を築く。隊列も縦長になり、小平が第2集団を、上杉が第3集団を引っ張るかたちに。2500メートルを過ぎたところで第2集団がばらけ始めると、上杉と鈴木翔が徐々に位置を上げる。佐々木哲が依然として、トップをひた走る中、2番手の小平も淡々とペースを刻んだ。4000メートルで小平がレースを離れると、上杉が2番手に順位を上げ、レースは残り1周へ。佐々木哲がラストの直線でギアを上げ、14分11秒45の1着でフィニッシュ。2着には14分26秒53で上杉が続いた。また、終始安定したレース運びを見せた鈴木翔瑛が5着でゴール。14分34秒79の自己記録となった。
6人の選手が2本のレースを走った本競技会。特に佐々木哲にとっては、「関東インカレ3000メートル障害での優勝」に向けた重要な調整となったであろう。昨年、決勝の舞台に立てなかった悔しさを糧に、チームを優勝へ導く快走を見せてくれるはずだ。
(記事 石本遥希、鈴木京介、写真 上杉美結、川田真央、岸本咲彩、鈴木京介、鶴本翔大、永尾早渡、平川陸)
結果
▽男子1500メートル
岩下和史(スポ4=神奈川・神大附) 3分44秒47(1着)
佐々木哲(スポ2=長野・佐久長聖) 3分50秒21(5着)
小平敦之駅伝主将(政経4=東京・早実) 3分56秒14(6着)
上杉敦史(スポ1=千葉・八千代松陰) 3分56秒16(7着)
和田寛(基理1=埼玉・西武学園文理) 3分56秒32(8着)
高舘友杜(創理1=千葉・船橋東) 3分59秒07(9着)
山﨑一吹(スポ4=福島・学法石川) 4分01秒37(11着)
鈴木勇飛(人1=静岡) 4分02秒44(12着)
冨田拓臣(スポ2=茨城・水城) 4分02秒81(13着)
吉田新(商2=東京・早実) DNF
立迫大徳(スポ3=鹿児島城西) DNS
▽男子5000メートル
安食光翔(スポ2=山形南) 15分25秒51(1組12着)
神先強志(スポ2=東京・駒澤大学) 15分28秒52(1組13着)
佐々木哲(スポ2=長野・佐久長聖) 14分11秒45(2組1着)
上杉敦史(スポ1=千葉・八千代松陰) 14分26秒53(2組2着)
鈴木翔瑛(人3=群馬・富岡) 14分34秒79(2組5着)自己新
桑原マテウス大地(スポ2=東京・国学院久我山) 14分48秒09(2組12着)
安江悠登(法4=埼玉・西武学園文理) 14分57秒12(2組18着)
大和田春(スポ3=高知追手前) 14分59秒52(2組21着)
鈴木勇飛(人1=静岡) DNF
高舘友杜(創理1=千葉・船橋東) DNF
和田寛(基理1=埼玉・西武学園文理) DNF
小平敦之駅伝主将(政経4=東京・早実) DNF
コメント
佐々木哲(スポ2=長野・佐久長聖)
ーー本日のレース前のコンディションはいかがでしたか
この競技会に向けての特別な調整はしていませんでした。練習の一環として、1500メートルと5000メートルの2種目を走り切ることが目標でした。
ーー5000メートルでの目標タイムの設定はありましたか
14分20秒を設定していました。(トラック1周を)68秒から69秒で押していくことが基準のタイムでした。
ーー本日の記録を振り返っていかがですか
1500メートルでは、3分48秒前後のタイムでゴールしたかったです。5000メートルは、14分20秒を設定タイムとしていた中で、14分11秒という結果になりました。設定のタイムよりは良かったですが、自分の感覚としてもう少しペースを上げることができたと思います。
ーー先月の金栗記念(金栗記念選抜陸上中長距離大会)から練習方法を変えた点はありますか
金栗記念の(3000メートル障害の)結果が納得のいくものではなかったので、もう一度土台づくりとして、1日に走る距離を増やしました。
ーー次戦に向けての意気込みをお願いします
関東インカレ(関東学生対校選手権)3000メートル障害での優勝が目標です。今日のレースを弾みにして、最高の状態で関東インカレを迎えられるように、残りの2週間を過ごしていきたいと思います。