【男子ラクロス】第4Qで怒涛のゴールラッシュ!東大に快勝を収める

男子ラクロス

4月11日 東京大学農学部グラウンド

Team 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
早稲田大学 3 3 2 7 15
東京大学 1 1 2 0 4

得点者

1Q

吉田宗一郎、進藤洸翔、内田玲央

2Q

三戸優也、富田隼平、大河原健

3Q

大河原健、内田玲央

4Q

河西翔永、井原幸輝、進藤洸翔、高野元、進藤洸翔、塚本健琉、山田伊織

試合後の選手たち

 夏のような強い日差しが照りつけたこの日、グラウンドには多くの新入生が詰めかけ、新歓試合らしい活気と熱気に包まれていた。早大は前戦で慶大に惜敗を喫したものの、終盤に見せた追い上げは次戦への確かな手応えを感じさせるものだった。その勢いをそのままに、早大は試合開始から絶え間なく猛攻を仕掛け、相手に試合の主導権を渡さない。終わってみれば15ー4と圧倒し、快勝を収めた。

ボールを保持するMF内田

 第1クォーター(Q)は立ち上がりこそ相手の攻撃を受ける展開になるが、G長田謙伸(政経4=埼玉・大宮開成)のセーブから攻撃に転じると、まずはAT吉田宗一郎(教育4=東京・早実)が先制のゴールを決める。MF内田玲央(商4=東京・国学院久我山)、AT進藤洸翔(国教4=東京都市大附属)も立て続けにショットを決め、序盤から3点のリードを奪う。このQ、早大はグラウンドボールを抜け目なく拾い上げる執念を見せ、終始テンポの良い攻撃を展開。1失点を許したものの、攻守にわたり主導権を握る理想的な滑り出しを見せた。

 勢いを保ちたい第2Q。開始早々、早大はマンダウンが痛手となり1点差に迫られる。試合の流れが相手に傾きかける中、MF三戸優也(商4=東京・早実)がゴールを決めると、再び早大が試合の流れをつかんだ。さらに、FO富田隼平(商4=神奈川・県立大和)がフェイスオフで競り勝つと自ら敵陣へ攻め込み得点を決め、チームを鼓舞するプレーを見せる。その後、MF大河原健(社学3=東京・早稲田)も追加点を決め、早大はリードを広げることに成功し、6ー2で前半を折り返した。

ボールを保持するMF大河原

 早大の勝利を決定づける上で重要となる第3Q。MF大河原がこの試合2得点目となる正確なショットを突き刺し、チームにさらに勢いをもたらす。対する東大もすぐさま点を取り返し、一進一退の攻防が繰り広げられた。中盤、相手のミスを見逃すことなく猛攻を仕掛け、MF内田もこの試合2得点目となるゴールを決め、相手を突き放しにかかる。その後、相手にポゼッションを許すとこのQ2失点目を喫する場面もあったが、着実に追加点を積み重ねることに成功した。

 迎えた最終第4Q。早大の攻撃がさらに爆発し、怒涛のゴールラッシュが始まった。まずはG黒田康希(スポ3=東京・成蹊)が好セーブでチームのピンチを救うと、SSDM塚本健琉(政経2=東京・早大学院)が正面からショットを沈める。続けて、AT進藤洸翔(国教4=東京都市大附属)が右サイドからゴールを奪うと、チームが目標としている1試合10得点を達成。ここからさらに、MF高野元(文構2=東京・朋優学院)、MF井原幸輝(商4=東京・早大学院)、DF河西翔永(教育4=愛知・名古屋)が立て続けにネットを揺らし、東大の反撃の芽を完全に摘み取った。攻撃の手を緩めない一方で、ディフェンス陣も冷静な対応で相手を寄せ付けない盤石な守りを見せる。終盤、AT進藤が再び得点を挙げると、最後を締めくくったのはMF山田伊織(国教4=早稲田佐賀)だ。それまでMF山田は惜しい場面が続いていたが、会心のショットをゴールに突き刺した。このQだけで早大は7得点を記録し、15ー4と圧倒的なスコアで試合を終えた。

 前戦の惜敗から見事に立て直し、六大戦の勢いを取り戻した早大。第4Qで見せた怒濤のゴールラッシュは、どこからでも得点が狙える層の厚さを改めて証明した。次戦の法大戦でも、自分たちのスタイルを貫き通せるか。関東最強の座を見据えた戦いは、ここからさらに熱を帯びていく。

(記事 小畑萌、写真 高津文音・川田真央)

試合後インタビュー

FO富田隼平(商4=神奈川・県立大和)

――今日の試合を振り返っていかがでしたか

 今年のフェイスオフのテーマで点を取ろうと話していたので、実際に点を取れたのは良かったかなと思います。チームとしてもやろうとしてたことをしっかりできた試合だったと思うので、かなり良かったです。

――ゴールを決めた時の心境はどうでしたか

 全日(全日本大学選手権)のときは完全にブレイク状況でまっすぐ走って点を取ったんですけど、今回はしっかり1on1をしてショットまで行けたのでそこは成長だったかなと思います。

――今日の試合に向けて意識的に取り組んだことはありますか

 やっぱりフィールドの部分は力を入れています。フェイスオフの練習だけではなくて全員の組織練とか、フルフィールドブレイクみたいな練習があって、そこでオフェンス力を高めようと心がけていました。

――次の試合への意気込みをお願いします

 変わらず点を取ることは一番大事にしたいと思っていて、その後はしっかりオフェンスにつなげることです。チームの流れを作るのは大前提だと思うので、そこもしっかり果たせるように頑張りたいと思います。

DF福島颯太(社学3=東京・早実)

――試合全体を振り返っていかがでしたか

 10点取ることを目標としている中で15点取ることができましたし、ディフェンスも攻撃に参加できたところは良かったなと思います。

――試合中どのようなことを意識してディフェンスに臨みましたか

 危ないところを1人で守るのではなく、なるべく1対複数人になるように人数をかけて守るということを意識していました。

――今日の収穫はありましたか

 危ないところに人数をかけて守るという部分について、人数のかけ方をみんなで予測するということはある程度できたと思いますが、人数を寄せている分逆サイドに隙ができてしまいました。次からはバランスを見てやっていこうと思います。

――次の試合に向けての意気込みをお願いします

 まだ首位を目指せると思うので、しっかり勝って1位通過できるように頑張りたいです。

G黒田康希(スポ3=東京・成蹊)

――試合全体を振り返っていかがでしたか

 慶大戦で負けてから、オフェンスもディフェンスもだめだったところを反省しうまく改善して、いいところをしっかり残していきました。その結果が点差に現れたと思います。

――後半から試合に出たときの心境を教えてください

 点差があり、そこそこ余裕もあったので、前半に出ていたメンバーに感謝です。六大戦といえど、自分をアピールするチャンスなので、結果を出せて良かったと思います。

――今日の試合に向けて、どんなことを意識して練習してきましたか

 立ち上がりを意識して練習してきたのですが、ファーストショットを決められてしまったので、そこは改善できたらと思います。

――次の試合に向けての意気込みをお願いします

 次の法政戦は、リーグ戦でも戦う相手だと思うので、圧倒していけたらと思います。