2月26日から3月20日までの間、浦添キャンプを実施した早大。天皇杯奪還に向けて練習を続けた選手や監督のコメントをお届けする。
小宮山悟監督(平2教卒=千葉・芝浦工大柏)

--今年は守り勝つ野球
監督に就任してから常々言っているのは、守備を疎かにするなということです。守れないやつは使わないと彼らにも伝えていますので、 選手の意識は変わりつつあると思います。
--課題は打線でしょうか
打線はそんなに気にしていません。今日の試合(東海大戦)もディフェンスのところで課題が出た試合でしたので。
--好投を続ける髙橋煌選手は
去年の秋から全幅の信頼を寄せる存在になりつつあります。あとは本人の中で樹(伊藤樹、令8スポ卒=現楽天)のような柱としての自覚、それが周りに伝わるようになればシメシメという感じですね。
--宮城選手に関しては
(宮城)誇南に関しては今年ずっと良いピッチングを続けています。 春は去年の秋のようなことはないと思います。
--今年からはDH制も導入されますが
25人のベンチ入りメンバーの中で打つだけの選手は要りません。打てるし、守れるという選手をDHに使います。
--その理由は
1人分ベンチ入りが無駄になる。ただそれだけです。打つだけの人間で良いわけがないので。守備を重視していますし、守れる選手から打てる選手を起用します。
--ここまでで印象的な選手
中村(俊瑛、人2=兵庫・滝川)は抜てきですから、なんとか食らいついてやっていると思います。回ってきたチャンスを逃すまいと、必死にやっているところは評価できます。ただ、早稲田のレギュラーとして1番となると尾瀬(雄大、令8スポ卒=現トヨタ自動車)ですからね。その代わりが務まるかと言われたら無理ですから。そこを目指して頑張っているとは思います。
--今年はどのようなチームをつくっていきたいか
例年と同じような早稲田らしい野球ができ、神宮の早稲田ファンが納得するような布陣を組んで、対戦相手をやっつけること。そこを目指して頑張ります。
香西一希主将(スポ4=福岡・九州国際大付)

ーーここまでの浦添キャンプはいかがですか
練習量が増えていて、すごく良い環境です。みんな意識高くやってますし、今年はスタメンが本当に決まってないので。野手は特に自分が出るんだという気持ちで全員やってるなと、守備の1球を見ていてもすごい気合が入っているなと思います。
ーー遠征続きですが疲れは
疲れはもちろんありますが、夜にしっかりお風呂入ってケアしたり、全員で怪我がないようにキャンプを乗り切ろうということを話していて、各自が高い意識を持ってここまでできていると思います。ここまでアメリカと沖縄で怪我人も出ていなくて、僕はすごく嬉しいなと思っています。
ーーオフで今重点的に取り組んでいることは
変化球とストレートのバランスを良くするということです。困ったときはストレートに頼りがちなので、レベルの高い社会人相手だったり、アメリカでもちょっと思い切った配球を多くしてもらいました。自分の新しい引き出しを増やしながら、ここまでは良いオフを過ごせていると思います。
ーーチーム全体では
守備でミスなく、取れるアウトを確実に取るということです。あとは走塁意識を高めて、ベースランなどで早く先の塁に到達できるようにという意識を持っています。ピッチャーとして見ていても頼もしいですし、良い練習を野手と共にできていると思います。
--シーズンに向かって現在の個人、チームの調子は
チームとしてはすごく状態が上がってきています。アメリカでレベルの高い相手と試合させてもらったり、いつも自分たちより格上の相手と試合させてもらってるので、日々勉強しながらちょっとずつ試合になっていると感じます。大学生相手には圧倒できるように守備のミスをなくし、 ピッチャー中心として勝ち上がれるチームづくりをこれからしていきたいなと思います。
個人としては先発をしたいという思いですが、先発になるかリリーフになるかは監督次第なので。監督に任せてもらったところで腕を振りたいです。監督やみんなが見ていて安心できるようなピッチャーになりたいな と思います。
--ここまでの実戦では長いイニングを投げています
もともと先発をしていたので。自分の球種や特徴、けん制やフィールディングを含めて、長いイニングの方が自分の武器を出せると客観的に思っています。先発はレベルの高い宮城誇南や、髙橋煌稀と争わないといけないので、自分の武器を出してしっかり監督にアピールしていきたいです。その上でとにかく怪我なく。これからも試合がたくさん入っているので、怪我なくこの春を過ごしたいと思います。
--今後の意気込みをお願いします
チームとしても、個人としても優勝したいです。今年の春のチームのテーマが『どん底からの天皇杯奪還』というところで、監督も自分たちがすごく可能性のあるチームと言ってくれてて、期待してくれています。監督の期待に応えたいですし、自分としても本当に期待できるメンバーが揃っています。その力を最大限引き出せることをキャプテンとしてもしていきたいと思います。
岡西佑弥副将(スポ4=智弁和歌山)

ーーここまでの浦添キャンプはいかがですか
アメリカ遠征では練習量をこなすということができなかったので、浦添で練習をたくさんしています。
ーーオフの期間で一番重点的に取り組んでいることは何ですか
守備面では、確実にアウトを取るために、取り組んでいます。バッティング面では、自分は長打を打つタイプではなく、ヒットを打ちながら完璧に捉えた時のみ長打を打つことを目指しているので、確実性を上げるために練習しています。
ーーチーム全体としてバッティング面での課題や意識していることはありますか
ハワイ大戦の時期と比べると、アメリカや浦添での練習試合でヒットは出ているので、チーム全体として成長していると思うのですが、最後の1本が出ず、残塁が多いという課題があります。チームで1点をとるために、それまでに無駄なアウトを無くランナーを進められるかなどの練習をしています。
ーーシーズンに向けての目標はありますか
チームとしては、先頭が塁に出て、それを送ったり、無駄なアウトを相手にあげずにランナーを進めたりして、チャンスの場面で返すことを共通して1年間やっていきたいです、まず先頭。次に送り、返すということをテーマにしたいです。個人としても同様に状況に合わせたバッティングと、今は特に3番を打っていてチャンスで回ってくることが多いので、そこで1本が出せるように頑張りたいです。
寺尾拳聖副将(人4=長野・佐久長聖)

--ここまでの浦添キャンプはいかがですか
しっかりとした練習ができていると思います。
--オフで重点的に取り組んでいることは
個人的にバッティングが自分の持ち味だと思っているので、そこを中心にやりました
--重視するのは確実性が長打か
去年の秋はちょっと確率が悪かったので、春はしっかり確率を残して、大事な場面に1本ということを意識していきたいです。
--守備の方は
ピッチャーが良いので、守備で点を失うと勝てる試合も勝てないという話がありました。チーム全体でやっていこうという方針です。
--ここまではセンターも守っていますが
怪我人がたくさんセンターに出て代役みたいな感じなんですけど、全体を見れるので意外とセンターは守りやすいと思います。
--シーズンに向けての状態は
良くはないですけど、悪くもないです。ここから上げていこうという感じです。
--1年生も合流し、新しいチームの雰囲気は
競争がいろいろなポジションで起こっているので、やり合って良いかなと思います。
--意気込みをお願いします。
まずは春に優勝できるように頑張ります。
宮城誇南(スポ4=埼玉・浦和学院)

ーーアメリカ遠征が終わってすぐに浦添キャンプですが、体の変化は感じていますか
時差や多くの移動の影響もあり、疲労はなかなか抜けないです。ですが、監督さん(小宮山悟監督、平2教卒=千葉・芝浦工大柏)もおっしゃっている通り、状態が良くない中でどれだけうまくコンディションを整えて、パフォーマンスにつなげられるかというのが、キャンプの目的としてあるという風に言われてるので。その点に関しては、今のところは大変ながらもうまく整えられていけていると思います。
ーー沖縄は宮城投手の地元ですがいかがですか
今年が4年目で最後のキャンプですが、やはり(沖縄に)来るたびに頑張ろうと思えますし、地元で出来るというのはなかなかないことだと思っています。自分自身が高校から県外に出てきてる分、沖縄で野球をやれるというのは非常に嬉しいことなので、噛み締めています。
ーー沖縄のどこの出身ですか
読谷村という中部の村です。今は浦添で少し南にいますが、沖縄はやはり過ごしやすいやすいです。
ーー浦添でテーマにしていることはありますか
去年1年間スケールアップを意識して、うまくいった部分もうまくいかなかった部分もあったのですが、この冬はすべてにおける精度という意味で、完成度にこだわってやってきました。オフシーズンにやってきたことを実戦でどれだけブラッシュアップしていけるかというところが、今は大事になってくると思います。浦添では、冬に鍛えた完成度という部分を、実戦でどう出していけるかや、相手バッターに対してどう表現できるかが大事になってくると思います。今年はオープン戦の結果と内容にもこだわっていきたいなと思っています。今のところ、結果としては昨日(日本生命戦)も 5回1失点だったので、 もっと突き詰めていければいいかなと思います。
ーー今のチームの状態は
アメリカで、やれないことはないっていうことを多分みんな思ったと思うので、それをここに帰ってきてからもう1段階上げていけるかというところだと思います。ピッチャー陣では、それぞれがやることが改めて明確になったアメリカ遠征でもあったと思うので、そこに向けてあと2、3週間、リーグ戦まで1か月と少しですが、そこまで各々しっかり取り組んでいきたいです。明治相手にも戦えて、勝つだけの投手陣ではあると思うので、もちろんチーム全体ではありますが、ピッチャーからチームを引っ張っていければ、一番いいのかなとは思っています。
ーー開幕までどのような1か月を過ごしていきたいですか
今年1年間とにかく悔いを残したくないと考えていて、後悔しないような年にしたいです。この1か月もやり残しのない1か月にして、やり切ったと思える状態でリーグ戦に臨めれば一番いいのかなと思います。
安田虎汰郎(スポ3=東京・日大三)

ーー浦添キャンプはここまでいかがですか
初日から追い込むことができています。アメリカでどうしても練習量が減ってしまったので、リーグ戦に向けてもう1回ここから負荷をかけてコンディションを上げていかければいけません。今のところは良い練習ができているなと思います。
ーー遠征続きですが今までと違う感覚は
時差ボケも自分は感じなかったので、そういったところでは苦労は特になかったです。
ーーフォームの変更などについてはいかがですか
アメリカに行くまでの間、東京では結構ブルペンで球数を投げていました。アメリカで投げる数が少し減って、沖縄に来てまた球数を増やしています。その中でフォームも固まってきてはいるので、シーズンに向けてこのテンポでコンディションを上げていけたらいいかなと思います。
ーーこのオフで重点的に取り組んでいるところは
とにかく低めに投げるということですかね。フォアボールを出さない。とにかく低めに投げるというところをテーマに持ってピッチングをしてたので、そうなると自ずとまとまりのあるフォームというかバランス中心のフォームになっていったという感じです。
ーーチームの状況は
アメリカ遠征を経て、投手も野手も成長できたというか、色々な刺激をもらって今まで以上に前を向いて練習できていると思うので、リーグ戦に向かってチーム全体でひとつになって向かっていければなと思います。
尾形樹人(スポ3=宮城・仙台育英)

--浦添キャンプを振り返って
しんどいですね。今年からチームの中心になって誰よりも練習しないといけないと思い必死にやっているので、いい疲れなのかなと思います。
--遠征で磨くポイントは
守備は結構自信があるので、守備もやりつつ、バッティングを一番大事にしたいです。リーグ戦で相手投手の速い球、鋭い変化球に対応できる打撃を身につけたいです。
--チームの課題は
ヒットは出ているんですけど、ここぞの場面で決めきれないことです。自分もバント失敗があったので、作戦系の練習を今やっています。今は細かい戦術を磨く時間だと思うので、そこを大事にしながらやっています。
--キャンプでの目標は
リーグ戦に向けてしっかりとした準備をすることです。大雑把な野球ではなくて、細かい野球をしていき、準備をする期間だと思うので。練習だけでなく、会話もしながらコミュニケーションを取って取り組めたらと思います。
髙橋海翔(スポ3=山梨学院)

--浦添キャンプはここまでいかがですか
充実してやれてます。
--鍛えようと思っているものは
今年はバッティングをもっと上げて、神宮で打ちたいです。
--バッティングはチーム全体としての課題
ヒット数に比べて得点が少ないので、あと1本というところをチームとして意識してます。
--チーム全体で伸ばしたいところは
常々言われているのは守備なので、守備から流れを作ってバッティングにつなげていくというところです。
--個人として浦添キャンプやその後の意気込みがあればお願いします
浦添でヘトヘトになるまで追い込んで、神宮の舞台で活躍できるように頑張ります。