関東学生リーグ戦
2025年5月17日(土)
専修大学生田キャンパス
試合結果
チーム | 1P | 2P | 3P | 4P | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
早大 | 3 | 0 | 3 | 1 | 7 |
専大 | 5 | 5 | 5 | 7 | 22 |
得点者
古谷2、加納(恒)2、永野1、斎藤1、小林1
関東学生リーグ戦(リーグ戦)第3節は、専大と対戦した。試合開始早々、早大の3連続得点で、好調なスタートを切るも、専大の猛攻で大量失点し、3ー10で前半を終える。その後も、相手の勢いは止まらず、反撃出来ないまま、第4ピリオド(P)残り2分で力尽き、7ー22で、コールドでの敗戦となった。

ゴールを守る渡辺(浩)
試合開始30秒、専大に退水(※)を誘うと斎藤昴泰(スポ2=神奈川工)からのパスを古谷典也(スポ4=東京・明大中野)が流し込み先制する。カウンター合戦になるが、渡辺浩基(スポ4=東京・明大中野)の好セーブも続き、ゴールを死守。失点のないまま1分半永野冬惺(スポ3=東京・明大中野)が左サイドからゴールへと叩き込んだ。早大ペースで試合が進み、4分古谷からのボールを加納恒心(スポ3=東京・明大中野)がミドルシュートを決め、3連続得点。好調な滑り出しから主導権を握ったように見えた。だが、ここから試合の空気が変わる。専大のギアが上がり、鋭い連携と個の突破力で5連続得点。早大は、逆転を許し、3ー5で第1Pを終えた。

パス回しする古谷
巻き返しを図りたい第2Pだったが、専大の徹底された守備に攻撃の起点を生み出せず、なかなか得点につながらない。相手のペースは崩れることなく、またも5連続失点し、3ー10で前半を終えた。
第3P、開始2分古谷が鮮やかなミドルでゴールを揺らすが、再び相手に3連続得点を献上。5分半加納(恒)からのパスを斎藤がミドルショートで決め切ると、残り30秒加納(恒)が右サイドから鋭角でゴールを撃ち抜き、6ー15で最終Pへ。

1対1でゴールを狙う小林
専大のセンターボールがそのまま得点となり、最終Pが幕開けると、専大の勢いはさらに増していく。1分半早大は、すかさずタイムアウトを要求した。仕切り直し直後、外周のパス回しから、小林稜典(スポ2=岐阜・大垣東)が、強烈なミドルシュートを決め、意地のゴールに湧くも、相手の攻撃に圧倒され、さらに4連続得点を許し、7―22で、敗北を喫した。
※重大なファウルを犯した選手は、20秒間ディフェンスに参加できない。
(記事・写真 指出華歩)
コメント
加納恒心(スポ3=東京・明大中野)
――専修大に対してのゲームプランは、どのようなものが共有されていましたか
4月に行われた春の六大学対抗戦では、1点差で負けて、二週間前に行われた日本選手権関東予選では、コールド負けしている相手だったのですが、勝てない相手ではないと自分たちは認識していたので、関東予選は、コールド負けでしたがそこは気にせずに、まだ勝ち点を一つも取れていないので、全員で勝ちに行こうと話していました。
――試合全体の振り返りをお願いします
第1P出だしに3連続得点し、すごく良い流れで行けたのですが、そこから第1P終了時までに5連続失点してしまって、3ー5で第1Pが終わって、そこからズルズルと2P、3Pと点差が縮められず、さらに開いて試合が進んでしまったことが反省点だと思います。
――2得点ありました。個人のプレーはいかがですか
個人としては、1P目に、チームとしての3点目の得点を取れて、いい流れで持って行けたのでよかったかなと思います。しかし、自分からシュートチャンスを作りに行くだったり、アシストパスのところで、まだまだ未完成なところがあると思います。
――課題はありますか
個人としては、相手のペースに負けてしまっていたので、そこのフィジカル面の強化と、逆に自分がフィジカルで勝って、1対1で勝てる強さをつけないといけないと思います。
――次戦への意気込みをお願いします
明日は、王者日体大との試合なのですが、今日出た課題を克服しつつ、また次の試合に活かせるように、チーム全員でしっかり勝ちにこだわっていきたいと思います。