全日本大学野球連盟は4日、2023年度の「プロ野球志望届」提出者一覧を更新。早大からは熊田任洋副将(スポ4=愛知・東邦)がプロ志望届を提出した。
東邦高時代は3年時に石川昂弥(中日)らと共にセンバツを制し、鳴り物入りで早大に入学した熊田。1年春から正遊撃手を務めると、秋には10季ぶりの優勝に大きく貢献する。3年秋には課題だった打撃で躍進。今春も熊田の打棒は健在で、打率3割4分1厘の好成績を残し自身初のベストナインにも選出された。春季リーグ戦終了後には侍ジャパン大学日本代表にも選ばれ、主に二塁手として日米野球を戦った。
試合
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打数
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安打
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本塁打
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打点
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盗塁
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打率
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失策
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昨季
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13
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44
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15
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2
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13
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4
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.341
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0
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通算
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71
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255
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62
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7
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35
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8
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.243
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10
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今月2日に行われた取材では「日本代表の活動を通してプロに行きたい気持ちが強くなった」と語った熊田。初戦を16日控えた秋季リーグ戦でも安定した活躍を見せ、ドラフト会議に向けてアピールしたい。
(記事 田中駿祐)