今回登場するのは大学野球3年目を迎えようとしている熊田任洋(スポ2=愛知・東邦)、生沼弥真人(教2=東京・早実)、中村将希(教2=佐賀・鳥栖)の内野手トリオだ。新チームを迎え、それぞれに求められる役割はより大きくなっている。昨年の悔しさを晴らすため、あるいは更なる成長のため日々練習に励む3人に来季への思いを伺った。
※この取材は12月11日に行われたものです。
「(生沼と中村将は)ライバル意識を持っている」(熊田)
1年時から遊撃手として活躍する熊田にかかる期待は大きい
――最初に他己紹介をしていただこうと思います。まずは熊田さんの他己紹介をお願いします
生沼 熊田は野球に関しては寡黙というか、毎日コツコツやることを積み重ねている印象で、とにかく真面目ですね。
中村将 野球に関する意識はトップクラスで、野球のことを常に考えている印象があり、上を目指している選手でもあるので、一年の春からリーグ戦に出て経験もある中で、練習を怠らないというか、自主的に練習とかをやっているイメージですね。
――これを聞いて熊田さんはどうですか
熊田 周りから見たらそうなのかなと。
――続いて生沼さんの他己紹介をお願いします
熊田 結構野球に対して研究熱心というか、野球を純粋に上手くなりたいというのを見ていて伝わります。
中村将 野球エリートというか、中学から名門の世田谷西リトルシニアで、高校も早実で主将で、しかも4番で、中心選手という感じで華があります。あと、チームで一番野球好きです。野球大好きなので、みんなあまり練習してないと思うのですが、めちゃくちゃ練習しています。
生沼 みんなが練習していないと思われる(笑)。
中村将 チーム内では努力をしていると印象はないかもしれないですが、とても練習しています(笑)。
――これについて生沼さんはどうですか
生沼 中村将希はちょっと言い過ぎですね(笑)。多分そんなこと思ってないですね。
熊田 ここは結構ライバル意識を持っているんですよ。
――次に中村将希さんの他己紹介をお願いします
熊田 ガッツはあるのですが、野球に対してネガティブな考えがあるので、ガッツが空回りしちゃうことはありますね。
生沼 出身が鳥栖なのですが、田舎から早稲田に出てきて、絶対のし上がってやるという気持ちというのを常に感じていて、自分にはないところなので見習いたいと思っています。あと、日常生活ではガッツというところで番長キャラというか、みんなが番長と呼んでいて、リーダー的な要素を持っていますね。
中村将 番長とは呼ばれてないので(笑)、そこだけは勘違いしないで。作り話が結構あるので(笑)。確かにガッツが空回りすることはありますね。
――仲の良い同期はいるのですか
熊田 森田(朝陽、社2=富山・高岡商)とか白塚(公基、文構2=福井・高志)とかとは結構オフの時に遊びます。
生沼 自分は結構遊んでいるメンバーがいて、野村(健太、スポ2=山梨学院)、茅野(真太郎、教2=東京・早実)、金澤(大地、スポ2=福島・磐城)で遊ぶのですが、やっぱり中村とは野球のかけがえのない仲間です。
――中村さんも生沼さんと仲がいいということですか
中村将 野球やっている時は仲良いです。日常生活では喋らないです(笑)
――チームに気になっている後輩はいますか
熊田 一個下の中村敢晴(スポ1=福岡・筑陽学園)は可愛がっています(笑)
生沼 印出(太一、スポ1=愛知・中京大中京)と梅村(大和、教1=東京・早実)ですね。印出は最近ずっと一緒に自主練習をやっているので、いつもバッティング見合っている仲で個人的に注目しています。梅村は中学からずっとチームメイトをやってきている仲なので、梅村のことを一番知っているのは自分なんじゃないかと思っているので、個人的に異変とかを気付けるように特別という存在ですね。
中村将 自分はバッティングが持ち味なのですが、園部(将大、教1=東京・早大学院)と反町(惠眞、スポ1=早大本庄)の二人もバッティングでアピールしたい選手で、よく打撃の話とかするので、気になっていますね。
「中川さんの求めている水準について行ってやろう」(生沼)
新チームになってから生沼の打撃は好調だ
――新チームはどのようなチームでしょうか
熊田 中川さん(卓也、スポ4=大阪桐蔭)を中心に、オンとオフをしっかり切り替えることができるチームかなと思います。
生沼 中川さんという高校全国制覇を成し遂げている方が主将になったということで、今のところはみんなが中川さんの求めている水準についていってやろうという感じですね。
中村将 主将の中川さん、副将が蛭間さん(拓哉、スポ3=埼玉・浦和学院)で、二人とも日本の中でもトップレベルの選手だと思うので、実績と経験がある二人が中心になってチームを作る中で、厳しさもあるのですが、その二人のレベルに周りがどこまで追いつけるかという感じで、そこのレベルに達すれば絶対に勝てるチームと思うので、そこを目指してやっていきます。
――中川さんを中心とした4年生が中心となってチームを作っている感じですか
中村将 はい。
――中川主将と蛭間副将はどのような人ですか
熊田 本当に高校大学と高いレベルで実績を残してこられた二人なので、言っていることに納得させられますし、試合でも「この一球で負ける」とか、「この1プレーで流れが大きく変わってくる」とかを、ものすごく影響力がある二人がチーム全体に言うことで、この二人の価値観をみんなが合わせてくれば勝てるチームになると思います。
生沼 スイッチがオンになった時に目の色が変わるではないですが、集中力が他の人よりもある印象なので、そこは見習いたいなと。 また中川さんには守備を教わっていて、蛭間さんにはバッティングを訊くことがあるのですが、技術的なことを親身になって教えてくるのでありがたいです。
中村将 二人が言った通り、自分たちが今まで見てきた目線ではないレベルでやってきたからこそ学ぶことが多いので、その二人が言っていることを理解して、それを行動に移していこうと思っています。
――大学野球生活も来季で3年目になります。木製バットや大学野球の投手などに慣れましたか
熊田 自分の場合は結果に出ていないので、慣れたと思っても結果を出さない限り説得力がないので結果を出せるようにやっていきたいなと思います。
生沼 (金属バットと木製バットが)違うなという印象は無くて、順応できているとは思うのですが、自分も熊田がいうようにスタメン貼って結果を出すところまでいって初めて順応だと思うのでまだまだだと思います。
中村将 高校では金属を使っていて、大学に入って木製を使い始めました。最初は苦戦したのですが、その点に関してはだんだんと慣れてきたかなと思います。ただ今までフレッシュリーグや二軍戦の方でしか球を見られていないから、一軍のリーグ戦に出るよう投手をまだ見られていないので、一軍と二軍では天と地の差だと思っていて、六大学の投手は日本トップクラスの球を持っていると思うので、それをこれからしっかり準備していきたいです。
――今はどのような練習に取り組んでいますか
熊田 打撃面では、崩されて打ち取られる事が多かったので、シンプルに軸で振ると言うことを意識して取り組んでいます。
生沼 トレーニングなどを筋力アップのためにやっていたのですが、打撃の時の姿勢や投げる時の姿勢に自分の癖にもトレーニング一つ一つがつながってくると勉強したので、トレーニングを競技力向上に繋げると言うことを意識して取り組んでいます。
中村将 自分は守備が課題なので、とにかく守備力を上げることを取り組んでいます。
――今秋の最終戦をそれぞれ違う視点から見て感じた事があると思うのですが、それについて教えていただけませんか
熊田 勝てた試合で負けてしまったと思います。あの一球に泣いたというか、あの一球で負けてしまったというか、それを春リベンジできるようにできたらなと思います。
生沼 ベンチから見ていたのですが、4年生の最後の3年生や下級生が4年生のために必死になっていると言うのがフィールドを見渡して強く感じる事があったので、自分があの舞台に立った時にそう言う姿を周りから見て感じ取れるぐらいの取り組みというのを普段からしていくべきだなという風に勉強するような気持ちで見ていました。
中村将 自分はスタンドから見ていたのですが、見ていてあの舞台で結果を残すために自分たちは練習しているのだなとよく分かった試合というか、本当にその一球で勝つか負けるかを左右する怖さと面白さを見た試合だったと思います。
――優勝した慶大にあって早大には無かったものは何ですか
熊田 気迫とか、本当に勝ちたいと思っている気持ちですね。
生沼 早慶戦だけを見ていれば早稲田の方が押していたというか、最後のまとまりは早稲田の方が全員で向かっていく気持ちは圧倒していたと思うのですが、リーグ戦全体を通して見た時に慶応は負けない力があったので、流れが悪い状況でもなんとか食らい付いて引き分けに持ってくるとか、そういうところが慶応にはあって早稲田には無かったのではないかと思いました。
中村将 生沼が言うように、終盤とかは早稲田は勢いがあって力を発揮していましたが、それを第一週から出せればよかったと思います。
「監督さんや学生コーチの方に求められているものを超せるように」(中村将)
打線を引っ張る役割が求められる中村将
――ここからは個別の質問に移らせていただきます。まず熊田さんにお聞きします。昨季に続き今季もリーグ戦全試合に出場されました。今年を振り返っていかがでしたか
熊田 1年間通して本当に4年生に申し訳なかったというか、早稲田の代表として情けなく悔しさしかないシーズンでした。
――守備は春秋通じてわずか2失策でした。守備についてご自身はどう振り返りますか
熊田 投手が打ち取った打球をしっかりとアウトにするということを心がけて練習からやってきたので、それが神宮の舞台でできたのはよかったと思いますが、無失策を目指してやっていきたいと思います。
――一方で打撃は春秋ともに打率が2割を切る結果となりました。不調の原因についてはありますか。
熊田 シーズンが終わってオフになった時に冷静になって自分の打撃について見直した時に、自分の本来の持ち味を発揮できなかった、強く振るということを去年の冬は取り組んでいたのですが、それで段々とフォームが崩れていったのかなと感じたので、軸で振りボールにコンタクトするということを心がけてやっていきたいと思います。
――この冬も打撃を中心に取り組むという事ですか
熊田 はい。
――早慶戦2回戦の後に涙されているシーンが印象的でした。どんな思いが込み上げたのでしょうか。
熊田 4年生ともっと野球したかったですし、本当に申し訳なかったという思いです。
――3年目はどのようなことを意識して臨みますか
熊田 大学野球も3年目なので、自分がチームを引っ張る立場になってきたので、引っ張っていくためにも自分が結果を求められますし、4年生を支えていきたいなと思います。
――続いて生沼さんに質問します。早大野球部に入って感じたことはありますか
生沼 もともと自分が取り組んでいる練習や、ダッシュ一本などもそうですが、やっていると思っていても、もっと詰められるところがあるということです。一球入魂という言葉を教えてもらい、キャッチボールの一球にしても、細かいところを考えてやらなければいけないなというのを一番強く感じました。
――今年は春にリーグ戦初出場を果たしましたが、今年を振り返っていかがでしたか
生沼 比較的に特に何もできずにチームの足を引っ張ってしまったというかたちになったのですが、あの舞台に立った時に、技術的にもそうですし、確固たる自信がないと、いつも通りのプレーができないと感じました。なぜ結果が出なかったのかと考えたときに、やはり自分の実力や、メンタル的にも余裕がない、自信がない部分が出てしまったのかなと思います。
――この一年で成長したことはありますか
生沼 まず一つは体、これは春と比べて筋力が確実に増えている分、自分が思っている動きや、動きの習得などは早くなっているのもあり、速球に対する打ち返す力など、フィジカル的な部分は伸びてきたというのは感じます。そして、リーグ戦に少しですが出してもらったことで雰囲気を感じ、どういうものなのかというのがわかるくらいにはなったので、来年に向けていいイメージが湧きやすくなったと思います。
――城西国際大とのオープン戦で本塁打を放った時に打撃フォームを少し変えたという話がありましたが、新しい打撃フォームの手応えはいかがでしょうか
生沼 これまで自分が思っているところから打ちにいく時に、もう一歩肩が入ってバットが出てこないという現象がずっと起きている状態で、思ったところにバットが出てこなかったのですが、今は先にトップを作って、いつでも打ちにいけるというかたちを意識しています。秋までに出た課題とはまた違う課題がこれから出てくると思いますし、そういった意味では、多少ですが進歩はあったと思います。
――今井脩斗さん(スポ4=埼玉・早大本庄)が三冠王になったことは刺激になりましたか
生沼 今井さんはファーストの守備の時に昨年一年間同じポジションでずっとやっていて、コミュニケーションをとったり、個人的にバッティングについて聞きに行かせてもらったりすることが多かったです。その分見習うこと、自分に生かせることをたくさん聞けたので、自分もそういったことを来季から目指してやっていればなと思います。
――新体制に入り、ここまでの練習で重視していることはありますか
生沼 基礎的な練習が多いのですが、正直春まで時間はあってないようなものだと思いながらやっているので、基礎的なことでも、試合で使えるプレーに生かせることはないかということを考えながらやっているという意味では、一つ一つのメニューをこれまでより頭を使って取り組んでいる意識はあります。
――4年生が抜けたことで気持ちに変化はありますか
生沼 やるべきことはその時によって変わりますし、気持ちは変わりませんが、4年生が抜けて寮生になりました。寮生ということはチームの顔にならなければならない存在なので、その自覚、覚悟を持って取り組まなければいけないと思っています。
――中村将希さんに質問します。早大野球部に入ってからここまでを振り返っていかがですか
中村将 早稲田大学の野球部は、全国からいろんな選手が来ていて、考え方なども違います。今まで自分は小さいところでしかやってなかったので、やはり日本のトップクラスの選手、全国制覇をしている選手もいますし、そういう選手のプレーや考え方などを見ると、刺激をもらい、勉強になります。
――早大野球部に入部してから重視してきたトレーニングはありますか
中村将 ウエイトトレーニングは力を入れてやっているのですが、この大学に来て、特に体の使い方を重視しています。ただ単に筋肉をつければいいというわけではなくて、バランスや、特に体幹など、いろいろ教えてもらっているのですが、トレーナーの方々に習っているお尻の筋肉の使い方や体幹の使い方など、体の使い方のトレーニングを特に意識して取り組んでいます。
――秋の東大一回戦で初出場しましたが、初めてのリーグ戦はいかがでしたか
中村将 リーグ戦は観客の数も違いますし、応援団がいて雰囲気も全然違ったので、あの舞台で野球をやるにつれて、自分の力をどれだけ発揮できるかというのは大事だと思いました。今年は本当に少しだったのですが、そういう経験をさせてもらったことで、リーグ戦というのはこういう雰囲気のなかでやるんだというのが分かり、練習の時から常に神宮を意識して取り組んでいます。
――秋季フレッシュトーナメントでは全試合でスタメン出場しました。秋季フレッシュトーナメントを振り返ってください
中村将 フレッシュトーナメントでは結果的に全試合に勝つことが出来たのですが、個人的にはフル出場できずに途中交代という2試合でした。個人的に悔しい試合になり、全然満足はしてないので、その悔しさを来年の春のリーグ戦につなげられるように日々練習しています。
――城西国際大とのオープン戦は「3番・三塁」として出場しました。新体制として初めての試合となりましたが、今まで出た試合とは違いましたか
中村将 一軍の試合でスタメン出場するのは多分初めてだったと思うのですが、そこで3番で出させてもらい、いい打順で使ってもらえたので、その期待を上回る結果を残したいと思っています。来年の春は、小宮山監督(悟、平2教卒=千葉・芝浦工大柏)や学生コーチの方に求められているものを越せるように、それ以上のものを返せるように練習していきたいです。
――今後は中川さんが二塁にコンバートされたことで、三塁のレギュラー争いは激しくなると思います。今後出番をさらに得るために取り組んでいることはありますか
中村将 自分はバッティングが売りなので、とにかくその強みで他に負けないくらいアピールし、自分の課題である守備を周りに差をつけられるくらい練習して、課題を克服できるように取り組んでいます。
――熊田選手は、オフは何をされますか
熊田 僕は基本的に部屋でのんびりしています。ネットフリックスで映画とか見たり昼寝したり歌っていたりしています。
――最近感動した映画はありますか。
熊田 『ワンダー君は太陽』という映画が沁みましたね。
――生沼選手はどうされますか
生沼 オフでも外に出たいタイプなので、一人行動にハマって色々なところに行っています。
――最近はどこに行きましたか
生沼 原宿に行ってパンケーキ食べました。あとはニトリに行って部屋に置けそうな、おしゃれな物を探しに行きました。自転車を漕いで高校の駅の方まで行って、よく行っていたご飯を食べに行きました。
――中村さんは何をしていましたか。
生沼 ダラダラしていたり、友達と遊びに行ったりのですが、疲れている時には温泉に行ったりしています。
――どこの温泉に行きますか
中村将 「スパジアムジャポン」というかなり大きな温泉に行ったりしていますね。
「4年生を勝たせられるように」(熊田)
年々守備に磨きをかけている熊田
――3年生になり、どのような存在になりたいですか
熊田 一年生から試合に出ている以上、チームを引っ張る立場になっているので、4年生を支えつつチームに貢献できるような存在になっていきたいと思います。
生沼 試合に直接的に勝敗を左右するような結果を求められると思うので、とにかく自分ができる最大限を尽くして結果を残すという事が求められてくると思うので、結果的にチームのためになるという気持ちでやりたいと思います。
中村将 試合に出たら結果を出す事が求められるものだと思うのですが、自分の持ち味である声を出して一緒に巻き込んでいけるような存在になりたいなと思うので、チームを盛り上げるような存在になりたいと思います。
――個人的な成績などの目標はありますか
熊田 ベストナインとって首位打者を獲りたいと思います。
生沼 自分も一回ベストナイン獲りたいのと、今年は今のところ5番を打たせてもらっているので、蛭間さんが4番に座るとなったら、蛭間さんを歩かせて自分勝負ってなっているようではダメなのですが、チャンスで回ってくる事が増えてくると思うので、気を引き締めてやりたいです。
中村将 まずは全試合出場する事が目標で、その中でもし3番を打つ事だったら、後ろに蛭間さんがいるので、とにかく出塁することでチャンスを広げる事が役割だと思うので、出塁率を4割以上出せれば良いと思います。
――ライバルとして意識する選手はいますか
熊田 他大学のショート全員ですね。
生沼 まずは横にいる中村将希です。レギュラー争いをしているので、二人出られればベストですが、自分が出られない時もあれば、他の選手もいいので、とにかく中村には負けたくないです。毎日練習するときは意識してやっています。他大学では慶大の廣瀬(隆太、2年)、中学ではチームメイトだったので、高校ではホームラン数競って連絡を取っていたのですが、今では結果だけ見たら手の届かないところまで行ってしまっているので、なんとしてでも同じ土俵で戦いたいです。
中村将 生沼はずっとライバルで、チームの中でも特に意識してやっています。あとはとにかく自分に負けないように、自分は試合になったら緊張してしまうので、それは自分に自信がないからだと思うので、まずは誰にも負けないくらい練習して、不安要素を無くすようにやっていきたいです。
――最後に3年目のシーズンに向けて意気込みをお願いします
熊田 あっという間に3年目が来たので、4年生を勝たせられるように、チームの力になれるように頑張っていきます。
生沼 チームのことを考えるほどの分際じゃないと思うので、とにかく自分の求められている結果がチームにとってプラスになると思うので、そうしたら自ずと練習の態度も周りに良い影響を与えられるようになってくると思うので、まずは自分と向き合って、真剣にやっていきたいと思います、
中村将 自分はリーグ戦も結果を残す以前に出場をあまりできていないのが現状なので、リーグ戦で通用するような技量をこの冬にどれだけ成長できるかと思うので、この冬は特に自分に厳しくやっていければ、来年の春は自ずと結果はついてくるのかなと思います。
――ありがとうございました!
(取材・編集 芦沢拓海・矢彦沢壮真)
攻守に成長を続ける2年生内野手陣に注目です!
◆熊田任洋(くまだ・とうよう)(※写真左)
2001(平13)年4月15日生まれ。174センチ。愛知・東邦高出身。スポーツ科学部2年。1年生から全試合に出場しているものの今年は打撃に苦しんだ熊田選手。悔しさをバネに日々練習に励む熊田選手の攻守にわたる進化に期待しましょう!
◆生沼弥真人(おいぬま・やまと)(※写真右)
2001(平13)年11月23日生まれ。182センチ。東京・早実高出身。教育学部2年。「チームで一番の野球好き」と評された生沼選手。持ち前のパワフルな打撃が神宮の舞台で見られる時も近いかもしれません!
◆中村将希(なかむら・まさき)(※写真中央)
2001(平13)年7月26日生まれ。179センチ。佐賀・鳥栖高出身。教育学部2年。生沼選手へのライバル心がインタビューからも感じられた中村将選手。ムードメーカーとしてもチームを盛り上げ勝利に導きます!