【連載】秋季早慶戦直前特集『乾坤一擲』最終回 丸山壮史主将

野球

 最終回に登場するのは、丸山壮史主将(スポ4=広島・広陵)だ。早慶戦で連勝を飾ると東京六大学リーグ戦(リーグ戦)優勝となる早大ナイン。『負けられない戦い』にどのように臨んでいくのか。一年を通して感じた主将としての意識についても伺った。

※この取材は10月21日にオンラインで行われたものです。

「後半に勝負」


笑顔で取材に答える丸山主将

――ここまでのリーグ戦を振り返って

 開幕カードで連敗してチームとしては悪かったと思いますが、東大戦から意地を見せることができつつあった中で、特に明治1回戦に粘り強く逆転できたというのは、この夏取り組んできた「後半に勝負」というのが神宮の舞台で体現できたことだと思っています。

――開幕で連敗となりながら現在は3位(※取材時点)と、優勝の可能性が残される順位になっています。順位や結果はどのように捉えていますか

 立教の2戦を落としたというのはとても悔しかったですし、また法政でピッチャー陣が頑張ってくれたのに野手で援護できなかったところで、いろいろ課題はあると思っています。(白星を)取りこぼしたっていうのはありましたが、今は他力ではありますが優勝を狙える位置にいる(※)ということで、いい形で早慶戦に臨めているのかなと思っています。< br>※取材後の他大学の結果で、自力優勝の可能性が復活(早慶戦で2勝)した

――秋季リーグ戦の試合について具体的に振り返っていきたいと思います。まず開幕戦はかなり苦しいスタートになりました

 夏のオープン戦が、自分自身もチームとしても春とは違う成長を感じていました。ですが、それをいざ神宮で秋(季リーグ戦)が始まった時にできていなかったのがちょっと歯がゆいというか、悔しさがありましたね。

――夏のオープン戦で感じたチームの成長は、主に後半の強さの部分が強いのでしょうか

 後半の強さというのはもうこの夏は誰もが言ってきたと思いますが、後半に2点以内でというのをテーマに置いてきたので。それをオープン戦ではかたちにできていたんですが、立大戦ではできなかったので。やっぱりそこには歯がゆさがありました。

――その後東大戦では2試合連続二桁得点と、どちらも大勝となりましたが、開幕戦からどのように切り替えましたか

 立教に負けたという過去は変えられないので、その負けた分を何とか取り返してやっていこうと前を向いて、夏にやってきたことを信じてみんなで一丸になってやっていこうという話をしました。

――東大戦に向けてチームの雰囲気が変わったなというのを感じましたか

 そうですね。得点を取った時であったり、得点だけに限らず仲間がヒットを打った時であったり、仲間がナイスプレーした時にベンチもスタンドも全員が喜び合っていました。それがチームの勢いになっているのかなと思っていました。

――一方で、法大戦では2試合とも引き分けとなりました。この結果についてはどのように捉えましたか

 ワンチャンスをものにできなかったことはもちろん、相手はプロに行くようなピッチャー2人でしたが、何とか点が取れたと思います。西垣(雅矢、スポ4=兵庫・報徳学園)、徳山(壮磨、スポ4=大阪桐蔭)やブルペンに控えていた下級生ピッチャーが何とか粘ってくれたので、負けなかったことは大きいですけど、勝ちきれなかった悔しさというのが残った試合となりました。

――法大戦後はミーティングでどのようなお話をされましたか

 1点に対する執着心というか、ヒットじゃなくて内野ゴロであっても、何とか1点を取ることをもっと、執念を燃やしてやっていこうと話しました。そこを練習中からと話しました。

――その後の明大戦では2連勝となりましたが、そのようなアプローチの中で何か変化は感じましたか

 明治戦の初戦もなかなかヒットが出ず、今井(脩斗、スポ4=埼玉・早大本庄)のホームランのみだったと思いますが、前半はそういう苦しい展開でした。後半は自分たちがやってきたことを信じてやっていこうと話して、「後半に勝負」とずっと言い続けていたので、それをみんなが、特に野手陣が次につなぐという気持ちを前面に出してプレーできていたことが勝ちにつながったと思っています。

――明大1回戦は特に最終回の好機から連打が生まれての逆転というかたちになったと思います。初戦の敗因として挙げた「泥臭さ」や開幕前に仰っていた「後半の強さ」がという点で、チームの意識の変化を感じられましたか

 そうですね。明治戦の時はもう勝つしかありませんでした。引き分けでもダメ、勝つしかないという中で、一人一人の自覚でやったり責任感であったりがオープン戦でやってきたことにプラスアルファして臨めました。リーグ戦の試合を重ねることで成長できた部分がかなり多かったように思っています。

――特に成長したなと感じる部分というのは何がありますか

 「何としてでも次へつなぐんだ」という気持ちや「絶対ここから逆転してやるんだ」「全員で1点取りに行くんだ」という気持ちを持てたことで、1つの方向を向くための大きな力が生まれるような感じが変化として出てきたと思います。

――丸山選手ご自身は、試合の後半に向けてどのような声かけをしましたか

 特に前半で苦しい展開、例えば明大戦1回戦では徳山が思うように投げられなかったと思いますけど、その時に「我慢しろ」というか、「絶対後半チャンス回ってくるから」というような話を、攻撃が始まる前の円陣で常に言うようにしていました。

――特に明大1回戦では丸山選手や岩本選手といった、主将、副将から適時打が生まれたことでチームが勢いづいたように感じました。そこについてはどのように感じましたか

 8回に無死一、二塁で自分に回ってきたんですが、そこで結果を残せず、空振り三振に終わってしまいました。本来だったら監督さん(小宮山悟監督、平2教卒=千葉・芝浦工大柏)がバントのサインを出して次に(つなげよう)という気持ちもあったと思いますが、監督さんが自分を信じて行ってこいと言ってくれたにもかかわらず、結果を残せなかったのが悔しかったです。なので、9回が始まる前に円陣で「8回は申し訳なかった。もう一回自分まで回してくれ」と話しました。もう一度ここから意地を見せようと臨んだ打席だったので、自分も岩本も執念でなんとか持っていけたかなと思います。

――8回の悔しさと円陣を経て9回に打つことができたと

 そうですね。8回はとても情けなくて、悔しかったので、みんなでつないでやっていこうと話しました。

――9回で有言実行されたことでチームが勢いづいたようには感じられましたか

 その前の逆転タイムリーを打った今井であったりとか。ツーアウトから蛭間(拓哉、スポ3=埼玉・浦和学院)、福本(翔、社4=東京・早実)、中川(卓也、スポ3=大阪桐蔭)と、みんながつないでくれた。そのみんなの姿が自分たちの自信になったので、その姿が本当に良かったと思っています。

「目の前の一球にとにかく集中して、こだわってやっていく」


東大1回戦で先制ソロを放ち雄たけびをあげる丸山

――今シーズンは例年に比べて変則的な日程となったと思います。日程の違いからくる影響や難しさは何かありましたか

 リーグ戦では初めてかもしれないですけど、夏のオープン戦とかもそのように戦っていたので。そこまで自分は(差を)感じることなく、次の試合に向けて頭を整理して、どうやって戦っていくか、チームとしてどうやっていくか、個人としてどうやってピッチャーを攻略していくかということをひたすら考えるように、その準備をとにかくしていました。

――それでは、夏のオープン戦の戦い方が生かされたかたちだったのですね

 そうですね。夏休みの戦い方もそうですし、オープン戦の日程もそれに対してマネジャーが準備してくれていたので、そこが生きていると思います。

――シーズンを通して早大打線は少し波があるようにも感じました。現在の打撃の調子はどのように感じていますか

 確かに波があるように見えるかもしないんですけど、打撃は水ものなので。打てない時にどうやって点を取るかというのが絶対大事になってくると思います。慶応にもいいピッチャーがいるので、もし打てなかった時にどうやって点を取るのかというのをこだわっていきたいです。また、今調子がいい今井、福本、中川の3人に何とかいい形で回すということだったり、そのようなつながりのある打線にしていきたいと思っています。

――打てない時の点の取り方として、具体的に話し合っていることはありますか

 打てない時はもちろんセーフティーバントやスクイズ、犠牲フライであったりとか、あとはエンドランとか機動力をもった奇策も必要だと思います。慶応戦に向けて、そういうところの準備もしっかりしたいと思っています。

――今井選手や福本選手の好調についてのお話がありましたが、4年生選手の活躍についてはどのように感じていますか

 今自分自身があまり納得のいくような打撃成績ではないので、今井や福本のような選手は本当に頼りにしています。あとは中川の成長というか、去年と違った成長を感じているので、そこは本当に頼もしい後輩だなと思っています。

――早慶戦での連勝ができれば優勝の可能性が残されています。その点についてはどのように捉えられていますか

 もちろん優勝を目指してやっていきました。でもやっぱり一戦必勝。どれだけ目の前の試合を全力でやっていくか、一戦一戦を勝つことの積み重ねだと思います。スローガンにしている、早稲田の精神である『一球入魂』もそうです。一戦もそうですが、目の前の一球にとにかく集中して、こだわってやっていきたいなと思っています。

――早慶戦に向けて4年生の間ではどのようなお話されていますか

 野球自体がラストの選手もいますし、もちろんサポート側、学生コーチに回ってくれた選手もいますし、ベンチに入れなかったり、背番号をもらえなかったりした選手の分まで勝ちたいです。みんなで喜べることは価値を共有することだと思うので、自分が打ったとか自分が抑えたとかというよりも、チームが勝つためにメンバーは全力でやっていこうというように、4年生だけでなく全学年に向けて話をしています。

――主将として、リーグ戦を通じて特に意識されていたことはありましたか

 自分の言葉というのがチームの中の勢いになる時もありますし、緊張感をほぐすこともあると思います。春のリーグ戦でもっとこうしておけば良かった、こういう言葉をかければ良かったという反省も踏まえて、視野を広く持って、「この選手にはもっと楽な言葉をかけてあげたいな」という風に考えながら声かけをしています。

――春季リーグ戦から主将として成長した点でいうと、声かけの部分が大きいのでしょうか

 キャプテンとして周りを見る余裕であったりとか、この選手にはこの言葉が刺さるんじゃないかであったりとか、そういうことも考えられるようになったことが成長かなと思っています。

「全力で慶応を倒しにいく」


4年である丸山にとって、早慶戦はこの2試合が最後だ

――ここから秋季リーグ戦での丸山選手ご自身の成績の方を伺っていきたいと思います。ここまでほとんど毎試合、コンスタントに1本ずつの安打を打っていると思います。今シーズンここまでの打撃を振り返っていかがですか

 自分自身は納得できていません。秋のリーグ戦が始まる前の目標であった打点が足りていないです。毎試合1本以上のヒットというのは、今ほぼ7試合でできているので、そこは監督さんから見て計算できる選手に近づいているかもしれないですが、ここ一番の一本であったり、ここで打ってほしいというところでの一本というのがまだ足りてないと思います。そこに物足りなさを感じているので、自分自身の打撃に関しては納得できていないです。

――では、特に納得ができていない点は勝負強さの部分が大きいのですね

 そうですね。先ほども言いましたけど、明治の第1回戦の8回の時の打撃であったり、試合の流れや勝ち負けを左右する場面での一本にこだわっています。そこで結果を残してこそだと思います。結果というよりは、そこをこだわってやっていきたいです。

――一方、東大1回戦で放たれた先制のソロホームランはチームを勢いづける1本になったと思います。振り返っていかがですか

 東大1回戦の時は、その前に立教が東大に負けていて、春リーグでは早稲田も引き分けていて、今年は今までの東大とは違うような感覚がありました。そういう思いがあって、なんとしてでも打つという気持ちで打席に立ったので、チームに勢いをつけられたかどうか分からないですが、自分の1本でみんながつないでくれたというか、みんながつないでくれたおかげで勝てた試合だと思っています。

――今シーズンは特に1球目から積極的に打っていく姿勢やセンター方向へ打ち返すような打球が多いように感じます。そこのところは意識されていますか

 この夏はアウトコースの球を強く逆方向に打つというのを意識していました。そこをテーマにしておいていたので、それが特に立教戦などで結果として出たというのは、自分の中で手応えを感じました。ですが、後半戦でインコースや落ちる球というのが増えてくる中で、もう一回どうやって対策するのかというところをできる限り準備して、慶応戦に挑んでいきたいと思っています。

――夏に変えた部分として、開幕前にはホームベースから離れたり、右足の踏み込みの部分を挙げていたと思います。そこの部分もいい影響が出てきていますか

 立教戦では逆方向に長打を打てていましたし、そこは特に自信がついた部分ではありました。やっぱりシーズンを戦っていく中でそこを意識しすぎて肩が入りすぎたり、自分の感覚と映像で見た時の感覚に狂いがあったりしたので、そこを中盤修正するようにしました。そこを平日とかの練習で取り組んで、もう一回原点に戻ってやっていこうとやってきました。

――自分で感じていた点とその映像で見て違った点は具体的に何がありましたか

 自分の中ではまっすぐ立って踏み込むというぐらいの意識だったんですが、構えの時点から踏み込んだような、ピッチャーに対して少し背中を向けるような構えになっていました。それだとインコースの球が当たりにくいので、そこの修正を今も取り組んでいる感じです。

――早慶戦までに詰めていきたい点を伺おうと思っていたのですが、特に意識されているのは打撃の部分なのでしょうか

 そうですね。打撃ではその部分であったり、昨年徳武(定祐氏、昭36商卒=東京・早実)コーチが仰っていたフォームが自分の中では一番手応えがあるので、その時のノートを見返したりとかして、もう一度早慶戦でいい打撃ができるように調整している段階です。

――徳武さんから教わったフォームと現在のフォームと比べて足りていないと感じる一番の部分は何がありますか

 下半身主導で触れていないところですね。右ヒジをたたむというか、ピッチャー側のヒジのたたむのが少し甘いなと。感覚としても試合の動画を見た時にしても感じています。

――その打撃以外の点で守備やチームに関して詰めていきたい点はありますか

 守備に関しては、特にピッチャーにはセカンドゴロを打たせば安心だというように、信頼されるようなプレーを常に心がけています。あとはキャプテンとして、プレーでチームを熱く引っ張っていくであったり、言葉で鼓舞していくであったり、背中でも言葉でも引っ張っていくというところを常に意識しています。

――その現在のご自身の調子というのはどのように捉えられていますか

 正直調子が良くはない中で、一試合に一本出しているというのはプラスに捉えています。ですが、調子が良くない中で、試合に入っているのはやっぱりダメだと思うので、なんとか自分の中で救いというか、これだというものを完璧にして集大成の早慶戦を迎えたいなっていうふうに思っています。

――現在のチーム状況についてはどのように感じていますか

 こんなところで負けないぞという雰囲気が出てきました。やっぱり明大1回戦の逆転の時から、何か変わったような気がします。逆転できるんだという、過信ではないんですけど、いい自信を持てるようになってきたと思います。1点に対して貪欲に、勝負どころを見極めて全員が一丸となって入り込めるようになったというところで、良くなってきていると思います。

――春季リーグ戦を終えて、秋季リーグ戦もここまで8試合を終えた時点で主将としての意識の変化は何かありますか

 小中高大と野球をしてきて、初めてキャプテンをやることになりました。春のリーグ戦ではいろいろなキャプテン像を目指していました。チームにとって良いキャプテンとは何かを自問自答していて、自分自身と戦っているようなキャプテンだったと思います。とても情けなかったというか、周りに迷惑をかけていたなと思っています。この秋に関してはいい意味で、ほかの4年生であったりとか、中川など下級生でも引っ張ってくれるので頼ったりしています。力をもらいながら、チームをいい方向にひとつ良い方向に向いているのかなと思います。

――チームメイトに働きかけながら統率していく主将のかたちに見えますが、ご自身としては春の試行錯誤を経て主将としての意識がつくられたのですね

 今も前もそうなんですけど、ずっと仲間に助けられているというか。自分が引っ張っていかないとと思いながらも、やっぱり仲間に助けられているようなキャプテンかなと思います。いい意味で、誰がキャプテンだって具合のチームにしたいなと。みんなが熱い気持ちを持って、みんなが背中で引っ張ったりとか、適材適所で役割を持つような、一人一人が自覚と責任がある中でキャプテンは丸山だったんだっていうぐらいのキャプテンに慣れたらと思います。いい意味で目立たないようなものが、強いチームの理想なのかなっていうふうに思っています。

――春季リーグ戦の時点では「キャプテンとしてまだできることはたくさんある」というふうにおっしゃっていたと思いますが、この秋季リーグ戦の中で始めた新しい取り組みは何かあったりしますか

 秋季リーグ戦というか、夏のオープン戦でテーマを持ってやっていくというのは新しく取り組んだことの一つです。あとはもう常に自分が全力プレーでやっていく。当たり前のことを当たり前にできることが絶対大切だと思っています。そこはおろそかにしないというのをこだわってやっています。

――早慶戦を戦うにあたってカギとなる部分は何だと思いますか

 自分たちの勝ちパターンである、接戦をものにしていくというのが一番鍵となるかなと思います。後半の4イニングをどう戦うかですね。やっぱり後半になるにつれてアウトの重みが違うと思うので。もちろん先制して自分たちのペースでというのが理想なのですが、春に日本一の大学ですし、そう簡単にいかないと思います。後半の4イニングを粘り強く戦って、相手よりも1点でも多く取っていればいい。その粘り強さを前面に出してきたなって思っています。

――早稲田スポーツの読者に向けて、ご自身の注目してほしいポイントというのは何かありますか

 一球一球熱く、全力で相手に向かっていって、最後は全員で早稲田の勝利を勝ち取っていくところですね。野球部員だけじゃなくて、応援部であったりとか、たくさん応援してくださっているファンの方々に、一緒に喜びを分かち合えるように必死で頑張るので、まずはリーグ戦の残り2試合を応援よろしくお願いします。

――いつもこの対談の最後でもし色紙を渡されたら書く文字を伺っていると思いますが、これまで書かれていた『為』から変わっていますか

 やっぱり『為』ですね。本当に何か最後になるにつれて、いろいろな人が支えてくださっているっていうことを本当によく感じますし、その人のためにも何とか勝ちたいという気持ちでいっぱいです。

――早慶戦に向けて意気込みをお願いします

 全力で慶応を倒しにいく。その早稲田の選手の姿を見てほしいですし、その先頭を自分が引っ張っていけるような主将でありたいと思います。何が何でもいい思い出をつくることを目標にやっていきたいなと思います。

――ありがとうございました!

(取材・編集 小山亜美)

◆丸山壮史(まるやま・まさし)

1999(平11)年6月8日生まれ。179センチ、84キロ。広島・広陵高出身。スポーツ科学部4年。内野手。右投左打。今年度行われた全ての対談で『為』という言葉を強調していた丸山選手。早大を応援しているすべての人へ向けて、最後の早慶戦で主将としての集大成を示します!