TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
中央学院大 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
早 大 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 3 |
早大はこの日、中央学院大を迎えてのオープン戦。前日のエイジェック戦に続く連戦となった。
試合は今秋のドラフト候補にも挙げられる相手先発・山﨑凪(4年)を相手に3回までパーフェクトに封じられる苦しい展開。早大先発の徳山壮磨(スポ4=大阪桐蔭)は、初回に犠飛で先制を許すが、それ以降は立ち直り、最少失点で先発の役目を果たした。打線は相手投手が交代した4回、逆転に成功する。安打と四球などで2死満塁とすると、橘内俊治(教4=東京・早実)が左中間に走者一掃の三塁打。このリードを投手陣が守り切り、3試合ぶりの勝利を収めた。
先発し好投した徳山
決勝の3点適時三塁打を放つ橘内
連日のマルチ安打となった松木
力投するユエン
(記事 山崎航平、写真 佐藤桃子)
コメント
徳山壮磨(スポ4=大阪桐蔭)
――今日の登板を振り返っていかがですか
少しづつですけど春と比べると状態は上向きなのかなと思います。今日は変化球を試そうということで左にはインコースのスライダー、右バッターにフォークなど、いろいろ混ぜながら投げようというのをテーマにしていて、その中では変化球は有効に使えたかなと思います。
――立ち上がりは少しは不安定になりました
コースを狙いすぎたというところだと思います。もう少し大胆に投げられればよかったかなと思います。
――今日の投球への手ごたえは
スピードも今日も149キロ出て、春とかは140前半だったんですけど、戻りつつあるのかなと思います
――7日に行われた読売ジャイアンツ2軍とのプロ・アマ交流戦でも登板しました
正直ボコボコに打たれて、自分でもちょっと球は良くなってきてたんですけど…。それで打たれたとなると配球かなと思って、岩本(久重副将、スポ4=大阪桐蔭)とそこを話して臨みました。変化球でカウントを作って真っ直ぐで押したり、逆に真っ直ぐで差し込ませてから変化球だったり、この前の試合は真っ直ぐを続けすぎて狙われて打たれてしまって、変化球とのコンビネーションができていなかったので、そこを今日は反省を生かして投球できたのかなと思います。
――降板後にはブルペンで投球練習をしていました
監督さん(小宮山悟監督、平2教卒=千葉・芝浦工大柏)の指示で、試合に近い状況で球数を放る練習をしていました。15球投げて休んで、を数回繰り返していました。
――現在は強化期間と位置付けられていると思いますが、どのような練習を意識していますか
守備に重きを置いています。緊張感ある中でのノックはいい練習になっているかなと感じます。投手陣は個人練習なので、身体を追い込んだり調整したりを考えてやっている状況です。とにかく悔いだけないように、やり切ってリーグ戦に臨めるようにしたいです。
――リーグ戦開幕まで1か月を切りました
2連敗している中で今日は勝てて、とにかく勝ちグセをつけて全員が自信をもってリーグ戦を迎えられるようにしたいです。自分はチームのために投げて勢いをつけていきたいなと思います。
松木大芽(スポ3=石川・金沢泉丘)
――今日の試合を振り返っていかがですか
昨日も負けて2連敗中で、何としてでも連敗を止めるぞという気持ちでみんな試合に入ったと思うので勝てて良かったと思います。
――打撃が好調のように見えます
打席の中で打つ球をしっかり選べているので、それが結果につながっているのかなと思います。
――前日の試合では長打を2本放ちました。そこの部分に関しては
あまり長打は意識していないのですが、来た球を強くバットを振るという意識で、それがたまたまいいところに飛んだら長打になるかなと思っています。
――今は強化期間と位置付けられていると思うのですが、チームとして今どのような意識で練習を行なっていますか
チーム全体の連携だけでなく一人一人のバットを振る量や守備でボールを捕る量が全体的に増えていると思います。
――この練習は他の大学には絶対に負けないという部分はありますか
シートバッティングはうちのいいピッチャーが投げてくれるので質の高い練習ができているのかなと思います。
――リーグ戦まで残りちょうど1か月という中で、松木選手自身が克服したい課題はありますか
今日も盗塁で一つアウトになったのですが走塁面でもう少しチームに貢献できると思うので、打球の判断や盗塁に関して練習していきたいと思います。
――最後に今後の意気込みをお願いします
リーグ戦まであと1か月を切ってチームの雰囲気も良くなってきていると思うので、みんなでさらに頑張って練習していきたいと思います。