有原、笑顔で卒業!新たなステージへ

野球

 早大のエースとして活躍した有原航平(平27スポ卒=現プロ野球・北海道日本ハム)が、卒業に際して記者会見を行った。本日行われた早稲田大学の卒業式に出席した有原。学位記を手に会場に現れると、達成感でいっぱいの笑顔を浮かべた。「最後に校歌をしっかり歌って、ワセダで良かったなと感じました」。仲間と過ごした充実した四年間を胸に刻み、有原は新たな舞台への一歩を踏み出す。以下は選手、監督への質疑応答のコメント。


本日、早稲田大学スポーツ科学部を卒業した有原選手。ご卒業おめでとうございます!


有原航平(スポ卒=広島・広陵)

――卒業式を終えた感想は

久しぶりに野球部の仲間とも会って、最後に校歌をしっかり歌って、ワセダで良かったなと思いました。

――大学生活4年間で1番印象に残っていることは

本当にたくさんあるのですが、1番は復興支援ですね。自分は東北の大震災で、入学式もなくなってしまった学年でした。それで野球部で、復興支援というかたちで東北に行かせてもらう機会があって。すごく貴重な経験ができたことが心に残っています。

――早稲田大学野球部出身のプロ野球選手というのは数多くいると思いますが、どなたか先輩方とお話などはされましたか

本当にたくさんの先輩にお会いして、たくさんアドバイスしていただいたので、それを生かしてしっかり頑張りたいと思います。

――日本ハムには同じく早稲田大学を卒業した斎藤佑樹選手(平23教卒=現プロ野球・北海道日本ハム)がいらっしゃいますが、何かお話などはされましたか

普段からいつも話をしていますね。

――キャンプを終えて今のコンディションというものは

1ヶ月暖かいところでしっかり練習ができたので、良い体が作れたかなと思います。

――これからプロ野球、シーズンに入りますがことしの目標は

少しでも早く一軍で登板して、この1年を良かったなと思えるような年にしたいと思います。

――心配されていた肘の状態はいかがでしょうか

順調に調整はできていて試合でも投げられているので、不安はなくなっています。

――最後に今後に向けて意気込みを

これからは一社会人として戦うので、プロ野球選手である前に一人の人間として、しっかり生活していきたいなと思います。

★早スポ写真展、開催中!

有原選手のお写真、直筆のサインボールも展示しています

 早稲田大学の卒業式に際し、早稲田スポーツ新聞会では、写真展「早稲田スポーツ展〜仰ぐは同じき理想の光〜」を開催しています。ことしも全国各地で様々な実績を残した体育各部。早スポ記者がその一瞬を切り取り、カメラにおさめました。当会撮影の写真のほか、競技スポーツセンター所蔵の早稲田スポーツ映像、早大アスリートのグッズなども公開しています。ワセダにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください!

写真展「早稲田スポーツ展〜仰ぐは同じき理想の光〜」

【日時】3月25日〜4月2日(10時〜17時)※土日は閉室

【会場】早稲田キャンパス27号館地下1階 ワセダギャラリー