【連載】新体制始動特集『Next Gen』第4回 安藤優希×石川琴実×押川千夏×渡邉早和子

庭球男子

 第4回は女子対談。安藤優希(スポ=東京・日出)、石川琴実(社=東京・白鵬女子)、押川千夏(社=福井・仁愛女子)、渡邉早和子(社=愛媛・新田)と切磋琢磨(せっさたくま)している姿が印象的な新2年生たちが登場する。昨年は目標としていた結果を残すことはできなかったが、関東学生新進選手権ではチーム内で上位の成績を残した。ルーキーイヤーを終え、今季への飛躍が期待される選手たちの素顔に迫った。

※この取材は3月25日に行われたものです。

「みんなでチームで戦うことの素晴らしさとかをすごく感じることができた」(安藤)

対談は和やかな雰囲気の中で行われた。左から石川、押川、渡邉、安藤

――新4年生の代は4人にとってどのような存在ですか

(色紙を書くため部屋に残っていた)清水映 1回抜けようか?(笑)

(同じく部屋に残っていた)木元 抜けたほうが良いね!

清水映 だってこれ(色紙を)考えていたら、恥ずかしくなっちゃうよ。

安藤 めっちゃかっこいいです。頼もしいです、頼もしい。

渡邊 いないとやばいというか、練習でもいるといないとじゃ大違いというか。

安藤 プレーとかでも引っ張ってくださるし。えっとー、えっとー。練習とかにいるとすごいオーラがあって雰囲気が良くなるし、でもなんか怖いっていうよりも普段はすごく優しいのでとても良い学年です。

石川 チームが締まるよね。

一同 そうそう。

渡邊 いたらなんか頑張れる!

清水映 何それ、泣いちゃうんだけど。

一同 (笑)

――ルーキーイヤーの戦いを振り返っていかがでしたか

石川 あ、ルーキーイヤー。

安藤 なんて聞こえたの?

石川 え、何も考えてなかった。何を振り返えるのか分からなかった。

一同 (笑)

石川 まあ入学した当初は、高校テニスと大学テニスの違いというか、そういうのに自分が付いていけてなく。試合でも自分の100パーセントを持っていけなかったり、すごい大変でした。一年生の仕事とかもあって、慣れるまではすごい大変だったのですけど、なんか慣れたら。うーん、結構実力が拮抗(きっこう)してる分、ちょっとでも頑張ったらその分結果は高校とかと比べたら出やすいのかなっていうのはこの一年を通してすごい感じました。まあダブルスではインカレインドア(全日本学生室内選手権)を取ることができたので、清水さんたちの代が抜けた時に単複両方で団体戦でも使ってもらえるような選手になれるようにこれからは頑張りたいなと思います。

押川 私は今年一年あんまり思うような結果が出せないまま終わってしまったのですけど。その一つ一つの大会、出れなかった大会も含めて、この悔しい気持ちを忘れずに次の一年でしっかり勝負していけたら良いかなと思います。

渡邊 私は自分が結構思い描いていたものとは違って、うまくいかなかったっていうのがこの1年間あって、実際大学入って慣れるとこから全然うまくいかない。周りのレベルもやっぱ高いので、それについていけないっていうのもありました。これからはもっともっと、練習から早稲田の選手たちがうまくて強いので食らいついていけるように。頑張って吸収して、最終的にはそのチーム目標としている王座(全日本大学対抗王座決定試合)優勝に向けて、自分のできることを精一杯出し切ろうと思います。

安藤 結果はあまり出すことができなかったですけど、その一つ一つ出た大会とか、毎日の練習とかはすごく濃く。なんか目標というかここまで勝ち進みたいなっていうのはあまり達成できなかった一年ではあったのですが、すごい成長することはできたと思っています。結果以上に濃い試合だったり、濃い1年間だったのですごく良かったです。あと高校は団体戦がある高校ではなかったので、大学で初めて団体戦経験して、自分が思ってたよりもすごく。なんか初めて団体戦に、なんか、まあ、うん、ちょっとまとまらない。

一同 (笑)

安藤  こんなにすごい、なんか個人スポーツだけど。団体、みんなでチームで戦うことの素晴らしさとかをすごく感じることができた。リーグでは初めて試合に出させていただけて、選手のプレッシャー、個人戦と違うのを一年目で感じることができたのはすごく良かったです。リーグは負けてしまい、王座に行くことができなかったので、今年はチームの力になって王座奪還できるように頑張りたいです。

「負けてよかったって言えるくらい強くなりたい」(安藤)

安藤は新進女子シングルスベスト4と結果を残しつつある

――昨年は王座出場することができませんでしたが、連覇が途切れたことについてはどう感じていますか

石川 私個人的には、団体での日本一が経験したくてこの庭球部に入学しました。まあ早稲田に入ったら王座優勝できるだろうみたいなのがちょっと自分の中にあったっていうか。なので、まあ春の早慶戦で負けて厳しいことは分かっていたけど。でもなんかいけるんじゃないかっていうのがあって、その、、まとまらないね(笑)

安藤 これ喋れば喋るほど自分が何言いたいのか分からないよね(笑)

石川 自分は出させてもらって、リーグ戦で(チームとして)負けたチームに2敗したところで。私が落とした、わたしのダブルスが落としたので、なんかすごい申し訳ないっていうか。結構自分のせいで連覇を途絶えさせちゃったのかなって感じでした、ちょっとだけ。

押川 私も石川と同じで高校の時に日本一を経験できなかったっていうこともあって、早稲田…(舌を噛んでしまう)

一同 (笑)

押川 早稲田大学に入って日本一を経験したいと思ってたので、正直自分が入って一年目で連覇が途絶えてしまったことに対しては、悔しいというか驚いたというか。

一同 (笑)

石川 他人事だな(笑)

安藤 でも分かる(笑)

押川  自分のその連覇をまだ経験してなかったので、よく分からない部分もあったんですけど、ちょっと残念で…。

一同 (笑)

安藤 連覇できないことへの驚き(笑)

石川 結論残念(笑)

押川 残念だったんですけど…、まとまらないな。でもまた奪還に向けてチームが始動し始めてると思うので、この雰囲気でしっかり次の王座までに準備し、みんなで王座を取りたいと思います。

渡邊 そうですね。連覇っていうか。入ってきたばっかりなのであんまり実感がないというか。連覇が途切れたというか、その勝ったのを経験してないので分からないんですけど、連覇っていうのは。でも2人も言ったように、私も高校で個人戦でも団体戦でも日本一というのを経験したことがなく、それを経験したいなっていうのもあって早稲田大学に入ってきました。去年はできなかったのですけど、今年は絶対にこのメンバーで王座優勝したいって気持ちが去年よりもほんとに気持ちは高いというか。強く思っているので。自分がどういう立場でどうなるか分からないですけど、とにかくその時できることを全力でやるだけだと思っているので、まあコーチ陣の方も日頃から準備してろと最近言われているのですけど、そういうのも含めて日頃から自覚持って準備していけたらなと思います。

安藤 王座を13連覇女子していて、このチームにいればなんかもう優勝できるっていう気持ちが、心のどこかに多分一年生みんな、チームみんな多分あったと思います。対校戦とか負けたりしていても、いざリーグ(関東大学リーグ)とか王座になったら、早稲田のなんかの力でどうにか優勝できるっていうか、負けるはずがないって気持ちがあって挑みました。負けるんだっていう、負けた後はちょっと信じられないっていうか、ほんとに行けないのだ。王座優勝どころか王座に行くこともできないのだっていうのを最初はちょっと信じられないような感じで。良いプレーをしないと他大もどんどん強くなって、なんか勝てない、負けるっていうのが一年目で分かりました。石川と同じなんですけど、自分が試合で負けた一敗がチームの負けにつながったのがすごい悔しい。悔しいというかなんかもう申し訳なく、なんかもうチームにいるのが申し訳ないくらい…。

一同 いやそれは(笑)

安藤 ほんとにそのくらい大事な。全部、一戦がすごい重たいので、そういうのがこういうことなんだ。なんか自分が負けるってこういうことなんだって分かりました。あとほんとにチーム、良いプレーとかしないと負けるっていうのが分かったので。何回言ってんの(笑)

渡邊 自分でツッコんでる(笑)

安藤 すごい良いチームだと思うので、負けを、負けてよかったって言えるくらい強くなりたい。強いチームになっていけたらなと思います。

「自分が思ってたよりかは戦えるのだな」(石川)

全日本学生室内選手権優勝などダブルスで結果を残した石川

――新進(関東大学新進選手権)を振り返って、いかがですか

石川 新進はずっとダブルスでやってきた部分があって、シングルスの試合で正直自分でも目標が立てづらいというか。どこまでいけるのかも分からない中だったので、とりあえず悔いのないようにやり切ろうと思っていて。自分が思ってたよりかは戦えるのだなっていうのは感じて、戦えるって感じたと同時にまだまだだなとも思っています。次の試合が春関(関東学生トーナメント)なのでそこでしっかり頑張れるように見つかった課題を練習で意識して取り組んでいきたいと思います。

押川  私にとって今年の新進は復帰戦というか、まあ復帰戦だったの頑張りたいっていう気持ちが強かったです。最後の負けた試合は、全然自分の思うようなプレーができないまま終わってしまって、課題もすごいたくさん見つかりました。それと同時に新進という学生大会までに少しずつ準備してきたことを出せた部分もあったので、そこに関しては良かったかなと思います。新進に出れたことでまた次の春関へのモチベーションだったり、練習しなきゃいけないことが見つかりました。春関が予定通りあるか分からないですけど、またしっかり準備して、今年一年の始めの試合をしっかりやっていけるように頑張りたいと思います。

渡邊 新進振り返って、結果だけを見ればもう少し頑張りたかったなっていうのはありました。新進までの練習とか結構調子も悪くなくて結構良い感じだねみたいな感じだったんですけど、いざ試合になると。

一同 (笑)

渡邉 いやほんとに結構良くて、口にはしなかったですけど。結構良くて、結構頑張れそうって思って臨んだ新進でした。シングルス一回戦とかも別に悪くなくいっていたのですけど、だんだん試合重ねていくごとにどっかで過信しすぎたとこがあって。それで全然うまくいかなくなって。シングルスは隣の隣にいる石川琴実さんに負けたんですけど(笑)。やる前は普通にやりにくくない相手でもあったから、お互いまあ知っていて、いつも通りやれば良いなっていう気持ちで臨んだのですけど。逆になんか知りすぎてて、いざ試合になるとちょっとやりにくい部分もどっかあり。内容としてはあんまり良くなかったのですけど、でももうちょっとゆったりできたら良かったなっていうのはあります。ダブルスはそうですね。楽しかった!

安藤 楽しかったよね!!

一同 (笑)

渡邊 安藤と組んだのですけど、ダブルスは高校の時とか全然力入れてないってわけではないのですけど。シングルスだけ頑張ってきて、今回の新進はダブルスで勝てたので満足はしてないですが、高校の時に比べるとダブルスで勝てるようになってきて、結構良いところまでいったんですけど。最後惜しい負け方をして、そこがやっぱ悔しいなーっていうのはあり、これからはシングルスだけじゃなくダブルスにも力入れてもっともっとうまくなりたいなと思います。

安藤 シングルスもダブルスも結構勝てそうな試合で負けてしまい、ほんとに悔しかったです。結構タフなドローで、シングルスもダブルスも一回戦から強い相手だったんですけど、そういう試合を勝って何試合かこなせたのはすごく良かったと思います。久しぶりにあんなに試合した気がするシングルスとか。

一同 (笑)

安藤 大学の大会って大会期間長いんですけど、全然試合しないんですよー。でもなんか久しぶりになんか大会、試合をこなせた感じが。こなすっていうか。

石川 こなしてたんだ(笑)

安藤 こなしてはないけど(笑)。なんか(試合が)できて、結構まあ楽しかったです。まあ負けても、負ける試合って大体悔しいのですけど。なんか意味のある大会に。調子悪くて負けても、(調子が)良くて負けても、意味のある負けとか意味のある大会にするってすごい大事だなと。どこで負けたかっていうのをすごい感じました。でも優勝した子と準優勝した子が一部の大学の新2年生で、そういう子たちがやっぱり勝っているので。私が負けた相手も慶應の同い年でそういう子たちが勝っているので、私たちも頑張らないと。団体戦にそういう子がでてきてこれからも力、戦力になってくると思うので、「私たちが倒せるように頑張ります」って思いました。

「自分に自信を持ってプレーできるように」(押川)

春関、早慶対抗試合ではインパクトを残した押川

――現在はコロナの影響で大会が中止になっていますが、どのように過ごされていますか

安藤 1日練習(笑)。1日ずっと練習なんですけど、オフの日は1日オフなので、それはまあ休める。でもずっと練習だな。外部の試合も無くなり、ずっと練習です。

――対校戦があるとお聞きしたのですが

安藤 この前あったのですけど。他大の相手にアルコール持ってきて。

石川 手に振りかけてくださいって(笑)

渡邊 握手したわ。

押川 本当はしちゃいけないよね。

安藤 貴重な。あんまりこれからできないから、貴重な対校戦をこの間。まあでもボロボロに(笑)

石川 いいよ、やめよ。この話やめよ(笑)

安藤 まあでも1日練習してます。

渡邉 学校始まって欲しいなー。これはカットで(笑)

石川 この期間をどうするかとか言っとく?(笑)

安藤 やっぱりこの期間はいつ始まるか分からない春関とか早慶戦(早慶対抗試合)に向けてしっかり準備だね(笑)

石川 オフしか求めてないじゃん(笑)

安藤 練習したいよ、練習!(笑)

――春関に向けて新たに取り組んでいることはありますか

石川 春関に向けては、ダブルスは前衛のポジションをしっかり確立すること。どっちかっていったら前をメインにやってたんで、後衛の方も普通に戦える、戦えるというかやっぱり前衛を生かせるような配球ができるように今は意識しています。シングルスは、ネットに。最後ボレーで決めたいので自分のプレー的にはベースラインでのストロークのミスをなくすこと。あと少しでも甘い球があったらそれを見逃さずに前に入っていくことを、今は春関に向けて意識しています。

押川 今の自分の中での1番の大きな課題として、自信を持ってプレーをするっていうことがあります。試合の中で緊張した場面とかでもしっかり自信持ってラケット振っていけるように。練習からしっかり力強い球を打ち続けることだったり、どんな状況でも自分に自信を持ってプレーできるように。試合を想定して練習に取り組んでいます。

渡邊 春関に向けてはミスを恐れないのを大きな課題としています。試合になるとやっぱりミスが嫌だなっていうので、そういう気持ちもあり消極的になる部分があるので。練習からポイント練習とかでも。まあミスはダメなのですけど、それを恐れずにトライを何回もして球数を打って、もっと自信をつけていけたらなって思います。

安藤 私も自分から展開。いつも最初に相手に打たれたりしていて、ラリーは続くのですけどあんまり自分からポイントとかを、主導権を握ることができていない。一つ一つのショットの威力とかパワーとかを上げられるように練習しています。なんだろ?春関に向けて、、考えていたこと飛んだのだけど。なんかパワーとか付けられるように。スピードとか、ラリーを早く終わらせるように。ショートポイントが少ないのでそういうのを意識して練習してます。ダブルスは高校と全然違って、みんな強いというか。大学のダブルスはすごいレベルが高校と違って高いので、ボレーとかスマッシュとかの技術も結構うまい選手が多いので、まあ隣の隣の隣にいる石川さんにも最近はスマッシュを教わったりとか。結構パターンとか。ダブルスはいっぱい練習して体で覚えられるようにしたいです。

――新2年生はどのような代でしょうか

渡邊 なんでも出てくるんじゃない?

安藤 バランスが良い!

押川 仲良い!

渡邊 楽!

押川 頑張れるよね、あの中にいると。

安藤 9人いて、結構みんな仲良い全然喧嘩とかもないし。

石川 揉めないね!

安藤  バランスが良いです。なんか個性あるし。みんな一人一人、9人いるからなんか、揉めそうな時でも誰かがそういう仕事を進んでやってくれたりと、バランスがうまく保たれている。

渡邊 個性を良い意味でいじれる。裏で愚痴じゃないけどそういうのとかなく、逆に楽しくいじれる感じだからうまく成り立ってると思う。

安藤 強いよね!

渡邊 メンタルが?

安藤 違うよ(笑)。テニスのモチベーションとかも高いと思います。そのうまく行かない時とかやっぱモチベーションが下がっちゃう時期もあるし。落ち込んじゃったりとかそういう子がいたりとかそういう時期でもみんなで励ましあったりとか、なんかすごいライバルっていう。ライバルでもあるけど結構なんでも話せるっていうか。すごい良い意味でライバル、ライバルなのかな?

渡邊 最近仲良しこよしの集団って言われるじゃん?

安藤 言われちゃう。だからもっとバチバチしてって言われる。

渡邊 逆にどうしていいか分からない。

安藤 分かる。

渡邊 じゃあ練習の時バチバチしようか!

一同 (笑)

安藤 しようか(笑)

渡邊 今日の午後からしようか!

安藤 今日試合だもんね!

――入学予定の1年生とは、もう会われましたか

安藤 はい、今は仕事とか教えてます。

「早稲田のためにという気持ちを込めて、個人戦も頑張っていきたい」(渡邉)

渡邉はなかなか結果に結び付かないルーキーイヤーとなった

――本格的なシーズンが始まろうとしています。期待と不安どちらが強いですか

安藤 どっちだろう?

渡邊 半々くらいかな。

一同 うん半々!

安藤  絶対どっちか言ったほうが良いよね、半々とかじゃなくて(笑)

渡邊 ロクヨン(6対4)とか?

一同 (笑)

安藤 でも半々だもんね、ほんとに。

押川 期待したいけど不安。不安がないとも言えない。

一同 うんうん。

安藤  なんか期待を大きくできるように練習しているっていうか。なんだろ、なんて言うんだろう。

石川 今はまだ不安はあるけどまあこっからよね。不安をどれだけ消せるか。その不安を消したいから、消したいからっていうか、ちょっとでもその不安を取り除いて、、

渡邊 悪夢?(笑)

安藤 あれ抹消したから。記憶から(笑)

石川 新しいシーズンにいけるようにって感じ

安藤 半々だな!

一同 うんうん!

――春関での目標を教えてください

石川 春関はとりあえず単複、インカレ(全日本学生選手権)の本戦を決められるように頑張りたいと思います。

押川 私も去年インカレ行けてないので、単複行けるようにしたいのと。春関では去年の結果を超えられるように頑張りたいと思います。

渡邊 目標をめちゃめちゃ大きく言うと、もちろんダブルスシングルス優勝っていうところです。でもまだまだレベルに達してないから、最終的には目の前の試合をコツコツ勝っていくっていうのがあるんですけど、まあ目標は優勝ですね。

安藤 私もあんまり目標とか立てると逆にプレッシャーになっちゃうので、まずはインカレの本戦を決められるように単複頑張りたいと思います。あとはまあいっぱい試合できるように、一戦一戦頑張ります。

――個人の一年の方を聞かせてください

安藤 具体的な方が良いですか?

――具体的でも全然大丈夫です。

安藤 具体的じゃないですけど。

一同 (笑)

安藤 出た大会は去年より全部勝ち進む。去年の自分より全部超えるのが目標です。あとはけがをちょっと。小さいけがというか、長期的に休むけがはあんまなかったですけど、制限しないと練習できないようなけがが多くて、継続して頑張ることができなかったので、今年はけがを減らせるように頑張ります。

渡邊 練習でやっていることがまだ試合で結びついていないので、(結果に)結びつけるためにも方法を模索しているのですけど。結論球数を打って自信つけるしかないんで、そういうところからコツコツ基礎的なところからやっていくっていうのが目標です。個人で出れる大会を、私だけじゃなく早稲田のみんなが勝ったら団体戦とかにも自信がついてくと思うから、私には関係ないやとかっていうのはなしで。早稲田のためにという気持ちを込めて、個人戦も頑張っていきたいと思います。

安藤 かっこいい!

石川 めっちゃかっこいいね!

安藤 好感度上げようとしてるぞ、これ。

渡邊 違う違う。ガチだよ(笑)

押川 私も練習ではできていても試合ではできないことが、結構感じることがあるので。まずそれを。しっかり練習でできていることを試合でもできるようにすること。あとは盲腸にならない!(笑)。あとは病気をせずに1年間を健康に過ごして、自分が一つ一つの大会で立てた目標に1個ずつクリアできるように頑張りたいと思います。

石川 この一年間は体づくりを中心に頑張りたいと思っています。1、2年生の内に土台を大学に通用する土台を固めて、3、4年生になった時にジャンプアップするというか。すごい良い結果が出せるように、出せるための準備期間だと思って、良い意味で自分に期待しながら良い意味で自分に期待せずに頑張りたいかなと思っています。新2年生は人数多くて、チームが良くも悪くも私たちの雰囲気で動いてしまうと思うので、そこを良い方向に持っていけるようにみんなで頑張りたいなと思います。

――ありがとうございました!

(取材・編集 榎本紗凡)

4人で考え、書きあげてもらった。団体戦シーズンに向けて強い意気込みを感じる!

◆安藤優希(あんどう・ゆうき)(※写真左から2人目)

2000(平12)年7月2日生まれのO型。東京・目黒日大高出身。スポーツ科学部2年。大学での主な実績は、関東学生トーナメントシングルスベスト32。全日本学生選手権シングルスベスト64。関東学生新進選手権シングルスベスト4、ダブルスベスト8。

◆石川琴美(いしかわ・ことみ)(※写真左から1人目)

2000(平12)年10月9日生まれのB型。東京・白鵬女子高出身。社会科学部2年。大学での主な実績は、関東学生トーナメントシングルス初戦敗退、ダブルスベスト16。全日本学生選手権シングルスベスト64、ダブルスベスト16。関東学生新進選手権ベスト8。全日本学生室内選手権ダブルス優勝。

◆押川千夏(おしかわ・ちなつ)(※写真右から2人目)

2000(平12)年7月2日生まれのO型。福井・仁愛女子高出身。社会科学部2年。大学での主な実績は、関東学生トーナメントシングルスベスト16、ダブルス初戦敗退。関東学生選手権シングルス初戦敗退。関東学生新進選手権ベスト8、ダブルスベスト16。

◆渡邉早和子(わたなべ・さわこ)(※写真右から1人目)

2000(平12)年5月7日生まれのB型。愛媛・新田高出身。社会科学部2年。大学での主な実績は、関東学生トーナメントシングルス初戦敗退、ダブルスベスト32。全日本学生選手権シングルスベスト64。関東学生選手権シングルスベスト32、ダブルスベスト16。関東学生新進選手権ベスト32、ダブルスベスト8。