今回登場するのは、田中優之介（スポ１＝埼玉・秀明英光）、千頭昇平（スポ１＝愛知・誉）の１年生コンビだ。全日本学生選手権（インカレ）、関東大学リーグ（リーグ）でも活躍を見せるルーキーズは、全日本大学対抗王座決定試合（王座）を前に何を思うのか。初めての大舞台に臨むルーキーたちの心境を伺った。
※この取材は９月２７日に行われたものです。
「応援にうなずいたり目を合わせたりする余裕ができた」（千頭）
『団体戦男』らしくなってきたという千頭
――まずここまでの振り返りからお願いしたいと思います。インカレ、関東学生選手権（夏関）をそれぞれどう振り返りますか
田中 インカレは優勝が目標だっただけにベスト８は悔しいところもあるんですけど、ひとまず出し切れたというか、自分が思っているような勝ち上がり方ができていたので、最後に三好さん（健太副将、スポ４＝埼玉・秀明英光）に負けるまでは良かったかなと思います。それと比べて夏関では、インカレ終わってすぐということで疲れもあって、その疲労に負けてしまって満足するプレーができなかったです。でも連戦になったときに自分がどのようなプレーをすればいいかという課題も見つかったので、それはそれで良かったと思います。
千頭 僕はまずインカレ本戦に上がれるか危うかったんですけど、インカレ予選に出れたのがまずよかったと思っていて。そこで練習する時間ができて、自分のプレーが戻って満足のいくプレーができると思っていたので、その結果予選から自分の力を出し切ってベスト４まで進むことができました。でもベスト４で満足というわけではなくて、本当に優勝したかったんですけど、島袋さん（将、スポ２＝三重・四日市工）に負けてしまって、やらなきゃいけないことがもっと見つかったので、今後どうしていくか考えるいいきっかけになったかなと思います。夏関でも同じく島袋さんに負けてしまって２連敗中なんですが、次戦ったときは絶対勝ちます（笑）。
――夏関のダブルスでは決勝で顔を合わせましたね（〇齋藤聖真、スポ３＝神奈川・湘南工大付・千頭組５－７、６－３、１４－１２坂井勇仁、スポ３＝大阪・清風・田中組）
田中 あ、忘れてた（笑）。
千頭 僕はダブルスが基本的に得意じゃないんですけど、ペアの齋藤さんが全部指示してくれて、僕はその通りにやるだけだったので、優勝したのは齋藤さんのおかげです。
田中 大接戦の末に齋藤さんと千頭のペアに負けてしまったんですが、自分は夏関を通じて調子に乗ってたというか、坂井さんと組んで負けたことはほとんどなかったので調子に乗っていた部分があって、その天狗の鼻が折られたって感じでした。そのおかげでリーグにしっかり臨めたと思います。（夏関では）トルネードサーブは無効だったんですけど（笑）、（リーグでは）そのトルネードサーブを極めることができたので、これからも謙虚にやっていきたいと思います。
――１年目の個人戦を振り返って全体的にはどう評価しますか
田中 シングルスは、夏関を除けば安定した結果だったとは思うんですけど、ダブルスはシングルスがダメだった夏関でしか勝ててなかったので、もっと単複両方勝てるプレーヤーになっていきたいというのが来年への課題ですね。
千頭 １年生だから勝てない、４年生だから強いというのは全く関係なくて、どんな相手にも試合になったら勝ちにいくというの気持ちを大事にしています。僕は個人戦での目標は特になくて、ケガをせずに１年間楽しくテニスができるのが一番だと思っていたので、大きなケガなくプレーできたのがうれしいですし、今はケガなくテニスができてとても幸せです。
田中 それ定型文になってきてるよな（笑）。
――リーグでのご自身の試合についてはどう振り返りますか
田中 一戦目の亜大戦はダブルスだけだったんですが、リーグ初戦独特の緊張感に途中のまれかけた部分があったので、緊張した場面でも自分のプレーができるようにしないといけないと感じました。２戦目からは単複共に出させていただいたんですけど、ダブルスで３－０にできるかどうかが自分たちにかかっていたというか、２－１と３－０ではだいぶ違うと思うので、シングルスの人たちを楽にさせるように絶対勝つというのを意識していました。シングルスでは自分のプレーができればいいなと思っていたんですけど、慶大戦の今村（昌倫、１年）との試合（●１－６、１－６）では、ダブルス１－２の後のシングルスが先に３人勝ってくれて、僕が勝てば（チームの）勝ちだと意識しすぎてしまったのか自分の取りえであるプレーができず、変に硬くなってしまって自分で自分の首を絞めた部分がありました。王座でももしかしたらそのような場面で試合するかもしれないので、そこはもっと改善していきたいと思いました。
千頭 大人数でチームとして戦ったことが高校まで一度もなくて、初めての経験だったんですけど、やっぱり仲間が助けてくれて応援してくれて本当に力になりましたし、「やるぞ」という気持ちにもなりました。団体戦は面白くて好きだなと思います。試合については、かっこつけて決めようとしているわけではないのに「見せつけるようなプレー」ってよく言われるんですけど（笑）、試合に出たら自分の持ち場で１勝してくるというのが役割だと思っているので、その役割はほぼ果たせたかなと思います。
――改めて大学の団体戦の印象はいかがですか
田中 みんな心強い応援を後ろからしてくれて、自分が苦しいときに応援してくれる人への感謝が芽生えますね。あと、ベンチコーチがいつでも変えられるじゃないですか。それでテニスのうまい下手関係なくいろんな人がアドバイスをくれるので、そういうところがワセダの強みだなと感じました。みんなのおかげです、感謝です。
千頭 大学はこれまでとガラッと雰囲気が変わったなという印象です。個人戦とかでも独特な応援もあって、その中でも気にせず自分のプレーをし続けるのが大事だと思いますし、そんなのでイライラしているようじゃガキですもんね。どんな雰囲気でも自分のプレーをすることが大事なんだなと実感しました。
――リーグを終えてのチームとしての課題、収穫はありますか
田中 他の方も言われていると思うんですけど、慶大に勝って優勝が決まって、その次の明大戦のダブルスでの応援の質というか、選手もそうなんですけど、「どうせ負けないだろう」みたいな雰囲気が伝わる部分あったので、どんな相手でもそこはしっかりしていかないといけないなと思いました。チームとしては、とにかく１位通過できたことはよかったと思います。僕個人としてはこれまでサポートの人と関わる機会が少なかったんですけど、リーグの期間ではベンチコーチじゃない人とかでも、僕が調子悪いときはアドバイスしてくれたので、そこはすごくありがたいなと思って、チームの皆さんとの距離が縮まったなと感じました。
千頭 僕が感じたのは、小倉主将（孝介、スポ４＝神奈川・湘南工大付）が最後の明大戦後に激怒したときのことなんですが、試合が雨で中断しているときに控え場所でゲーム（クラッシュ・ロワイヤル）をやっていて、そういう雰囲気のまま試合に入ったということで小倉さんは怒っていたんですが、まあゲームをやっていてもすぐ切り替えられる人もいると思うんですよ。思うんですけど・・・。
田中 小倉さんにけんか売ってるみたいになってる（笑）。
千頭 いやいや、そういうことじゃないって（笑）。チームとして戦っている以上、みんなで同じ方向を向いていく必要があるので！自分だけが良ければそれでいいと思うのは駄目で！！チームとしてどうすれば一番いいのかを考えないといけないと感じました！！！
田中 声でかい声でかい（笑）。
――クラッシュ・ロワイヤルのメンバーは集まりましたか
田中 そうなんですよ！５、６人いて、結構強くなってきたので、皆さんぜひクラロワ始めたら俺らのクランに入ってください（笑）。
――リーグを通して見つかった個人としての課題、収穫はありますか
田中 先ほども言ったんですが、慶大戦で自分が勝てば優勝という場面でいつもより振れなくなっていたと言われて、とにかくラケットを振るのが自分の強みだと思っているので、緊張した場面で自分の強みが出せるかというのが課題です。成長したなと思ったのは、ダブルスですね。最初より緊張せずに試合に臨めたと思います。１戦目とかは「頑張らなきゃ」と思い過ぎていたんですが、だんだんリラックスして試合に入れるようになりました。
千頭 昔からなんですが、自分はサーブがひときわ遅いので、苦手ってわけではないんですけど、やっぱりまだまだだなと思います。シングルスでは自分の世界に入ってしまうこともあるんですけど、だんだんチームの応援の人にうなずいたり目を合わせたりする余裕ができたというのが成長した点ですかね。どんな状況でもチームのみんなで、王座に出場した場合も頑張りたいです。
――丹波谷克志主務（法４＝東京・早実）も「千頭は『団体戦男』っぽくなってきた」と言っていました
田中 おおー！すげー。
千頭 そうですね、自分ひとりで戦ってるんじゃなくて、みんなで戦っている、というのを伝えながらプレーしていきたいです。
――千頭選手は先日「全日本（三菱全日本選手権）までに２００キロのサービスが打てるようになりたい」と言っていましたが、王座までには何キロまで上げられそうですか
千頭 この間ちょうどサーブのスピードを測って、僕は最速１８４キロで（笑）。
田中 おっそ（笑）。俺、２０７（キロ）。フォルトだったけど（笑）。
千頭 ２００キロは諦めました（笑）。
田中 いや、もうちょっとじゃん。あと１６キロ（笑）。
千頭 いやいや、厳しいって（笑）。王座までには１９０（キロ）は出そうと思います。あと、ダブルフォルトしないようにします。
真面目に不真面目
二人で顔を見合わせる１年生たち
――ここからは少し砕けた質問に入っていきます。まず、あすから新学期が始まると思いますが・・・
千頭 え！？あした！？まじで！？
田中 おいおい（笑）。
千頭 授業いつ分かるんだっけ・・・。
田中 あしたの朝でしょ。とりあえずあしたは行かないといけないってこと。あした１限あんの？
千頭 えっと・・・。
田中 やばいっすね、コイツ（笑）。
――春学期の単位取得状況はいかがでしょう
田中 僕は２１単位中２０単位取りました。１つはちょっと調子乗ってしまいました・・・悔いが残っています。
千頭 僕は当然のフル単です。授業にはしっかり出ていたので、フル単でした。
――大学生活にはだいぶ慣れてきた、と
田中 まあそうですね。
千頭 初めははこなすだけで精いっぱいだったんですけど、だんだん余裕が出てきましたね。
――大学に入ってみてそれまでの大学生活のイメージと違ったところはありますか
田中 思ったより暇だなと思いました。もちろん、自分の時間ができるのでやりたいことができるというプラスの面ですよ（笑）。
千頭 大学はもう少しお堅いところなのかなと思っていて、最初入るときは怖かったです。でも実際は先輩方もとてもフレンドリーに接してくれますし、最高の先輩だと思っています。
――ことしの庭球部のスローガンは『挑戦』ですが、お二人は知っていましたか
千頭 いや、知らなかったです・・・。
田中 もちろん僕は知ってましたよ！
千頭 嘘つけ、絶対知らなかっただろ（笑）。
――その『挑戦』にちなんで、なにか今後『挑戦』したいことはありますか
千頭 大学生でもここまでできるんだぞ、というのを見せていきたいです。しょせん大学生だろって思われる部分があると思うので、そこを田中くんと一緒に、大学生でもここまでできるんだぞという見本になっていきたいです・・・と田中くんが言っていました。
田中 おい！たまにはいいこと言うじゃんって思ってたのに（笑）。僕はボレーに挑戦したいです。齋藤聖真くらいになりたいです。
――もし自分が女性だったら彼氏にしたいランキング１位は誰ですか
田中 うーん・・・僕はやっぱり聖真さんかな。やっぱり少し抜けてるところが面白いですよね。あ、でももう少しゲームをする時間を減らしてほしいです（笑）。
千頭 誰やろうな・・・（熟考すること約２分）やっぱり小倉さんですね。顔が竹内涼真に似てますし、性格もすごくいい人なので、付き合いたいですね（笑）。
――ことしの夏はなにか夏らしいことはできましたか
千頭 なんかあったかな・・・。
田中 最近こいつノリ悪いんですよ。リーグ後のオフに同期で遊ぼうぜみたいになったのに、「えー行かねーよ」とか言って。
千頭 いやいや、そんなこと言ってないって。
田中 いや、本当にそういう顔してたよ、うん。
千頭 リーグ後のオフは３日あったんですけど、１日だけ遊びました。お台場行きました。夏らしいことと言えば、花火をやろうと思って買ってあるんですけど、まだやってないです。そろそろやろうかな。
田中 坂井さんとかと何回か「あしたプール行こうぜ」ってなったんですよ。でもそれ話してるのが風呂入ってるときとかだったんですけど、風呂上がったらもう坂井さんが「やっぱいいや」とか言って。坂井さんって自分で誘っておいて自分で断るので（笑）、一回も行けてないです。「きょうカラオケ行こうぜ」とか誘ってきたくせに気づいたら寮からいなくなってたりします（笑）。
「僕たちが出た試合は全て勝つ」（田中）
田中はリーグでチームに単複２本の勝利を持ち帰ってきた
――ここからは真面目な質問に戻ります。新チームが発足してから今までの戦いぶりを振り返っていかがですか
田中 昨年までのチームはあまり分からないんですけど、ことしはシングルスの層が本当に厚いと思うので、チンタラしてたらすぐ出られなくなるので普段の練習から集中して励むことができていると思います。出られなかった人でもしっかりサポートや応援をしてくれるので、そういうところはすごくいいチームだと思います。
千頭 僕ら１年生はチームに加わるというかたちでしたが、自分がやるべきことは出場したら１勝を持って帰ってくるということだと思うので、今後もチームに貢献していきたいです。
――リーグ後のチームの状況はお二人にはどう見えていますか
田中 ダブルス強化がチームとしての課題で、そこは練習からうまくやっていけていると思います。その分シングルスの練習が少なくなってしまうのですが、自分はシングルスの調子が悪かったときもあったので、少し不安です。
千頭 あと２週間くらいなので、技術的にうまくなることは少ないと思うのですが、焦ってもいいことはないので、みんな焦らず自分たちのペースで練習できていると思います。
――王座の出場校が全て決まりましたが、他大のチーム状況についてはどう見ていますか
田中 関西の２校はダブルスも３本強いペアがいますし、シングルスも強い選手がそろっている層の厚いチームだと思っていて、油断していたら足元をすくわれると思うので、油断せずしっかりとぶっ倒したいです。慶大は・・・強いですよね。僕のせいでもあるんですけどリーグではあと一歩で負けるというところまで追い詰められましたし、ここ２週間でできる準備を全てして、王座では９－０で勝てるようにみんなでやっていきたいです。
千頭 どの大学も強いので、相手がどことかは関係なく、まずは自分たちが１００パーセントの力を出し切ることが大事だと思います。そうすれば自然と、ワセダのチーム力があれば勝ちはついてくると思います。
――王座優勝に向けてキーになるところはどこでしょう
千頭 やっぱり僕らですね（笑）。
田中 僕らが出るかは分からないですけど、出たとしたら俺ら二人で４本取れれば楽になると思います。
千頭 二人で４本。調子乗ってるって言われるんじゃない（笑）？
田中 まあ３本でも２本でも、俺らが出た試合は全て勝ちます。いい意味で上級生に「あいつらが勝ってるなら俺たちも負けらんねえ」と思わせたいですね。
――では優勝に向けたキーパーソンはご自身ということで
田中 一番は千頭さんで（笑）、２番目は僕ですかね。
千頭 キーパーソンは増田さん（啓孝、政経４＝チリ・Ｎｉｄｏ ｄｅ Ａｇｕｉｌａｓ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｓｃｈｏｏｌ）ですかね。増田さんの応援でみんなリラックスできる部分もあると思うので、ああいった応援をしてくれる人がいるのはキーとなってくると思います。
――今強化しているところ、重点的に練習している点はなにかありますか
田中 最近はずっとダブルス練習をやっています。リーグでは全勝できたんですけどまだ改善していく必要があるところばかりなので。新しいペアリングで試合形式の練習をして負けてしまうこともあるので、王座に出られるように頑張っています。
千頭 まだオフが終わってから２日くらいしか練習していないのですが、いつも通りのワセダらしい練習ができていると思います。長い時間でもみんなが高い集中力を持って練習できているので、まさに長期集中でうまさ倍増って感じです。
――初めての王座になると思いますが、王座にはどんなイメージを持っていますか
田中 僕は昨年の決勝を見に行って、リーグと違ってＯＢの方や保護者の方々の数がすごく多いなと思いました。コートとコートの間にギャラリーが多すぎて、もう試合見られないくらいで、リーグよりも緊張するのかなと思いますね。
千頭 大学版デビスカップですね。
田中 うわ、こいつ世界出してきたよ（笑）。
千頭 大学を背負って戦ってるんですよね、やっぱり。
田中 あ、あと最初の式次第の言い方がリーグと違うって言われました。なんかフルネーム呼ばれるみたいで。「ふるた～！いぶき～！（古田伊蕗、スポ３＝静岡・浜松市立）」って呼ばれるのが楽しみです（笑）。
――王座は４年生の最後の大会だと思いますが、今の４年生への思いは
田中 僕は最初から小倉さんとかにはすごく迷惑をかけてきたので、それを全て帳消しにできるようなプレーが見せられればいいなと思います。
千頭 僕が入学した時から優しく接してくれましたし、ダメなところはちゃんと指摘してくれました。４年生の方々は絶対に優勝したいと思っているはずなので、その中で１年生の僕が試合に出た場合は、４年生のためにも１勝を必ずつかみにいきます。
――王座における自分の役割は何だと思いますか
田中 単複共にいつ出ても大丈夫なように準備して、もし出た場合は勝つ。それだけです。
千頭 同じです。
――王座ではここを見てほしい！というアピールポイントはありますか
千頭 時々出る独特な「カモン！」の言い方ですかね。インカレでは「レッツゴー！」と言ってしまったのですが（笑）、そこは気にせず出せる力を出していきたいです。
田中 僕も声は出していきたいですね。Ｙｏｕｔｕｂｅでたたかれないようにします（笑）。レッツゴーは寒いです。
――最後に、改めて王座への意気込みをお聞かせください！
千頭 体調管理をしっかりして、忘れ物をせずに会場に行くなど、まずは身近なところから気を付けていきます。いつ出てもいいように準備をして、いざ試合に出るとなったら存分に自分のプレーを発揮していきたいと思います。
田中 いつ出ても大丈夫なように準備をして、出たら勝つ、出られなくても選手が気持ちよくなるような応援をする。チームの優勝に少しでも貢献したいと思います。
――ありがとうございました！
（取材・編集 熊木玲佳、松澤勇人）
笑顔あふれる対談となりました
◆田中優之介（たなか・ゆうのすけ）（※写真右）
１９９９（平１１）年３月３日生まれ。身長１７８センチ、体重７０キロ。埼玉・秀明英光高出身。スポーツ科学部１年。今季の主な実績は、関東学生トーナメントシングルスベスト４、全日本学生選手権シングルスベスト８、関東学生選手権ダブルス２位。全日本学生ランキングシングルス１３位、ダブルス２２位（２０１７年９月付）。「今年は絶対に海に行く」と意気込み、夏休み前にアウトレットで水着、ビーチサンダル、サングラスを買いそろえたという田中選手。結局今年の夏は一度も海には行けなかったそうです。来年は行けるといいですね！
◆千頭昇平（ちかみ・しょうへい）（※写真左）
１９９８（平１０）年１０月２２日生まれ。身長１７５センチ、体重６８キロ。愛知・誉高出身。スポーツ科学部１年。今季の主な実績は、全日本学生選手権シングルスベスト４、関東学生選手権ダブルス優勝。全日本学生ランキングシングルス１５位、ダブルス１９位（２０１７年９月付）。Ｙｏｕｔｕｂｅにアップされたインカレの動画のコメント欄に「レッツゴーは寒い」というコメントを発見してしまったという千頭選手。その反省も込めて色紙には「Ｌｅｔ‘ｓ Ｇｏｏｏｏ！」と書いてくれました。王座でも千頭選手の「レッツゴー！」は聞けるのでしょうか？楽しみです！