学生日本一の座を争う最高峰の舞台・全日本学生選手権(インカレ)。予選を含め12日間にわたって行われた今大会はきょうその全日程が終了し、早大は3種目で優勝を果たした。
逆転優勝を飾った吉冨
男子シングルスはシード選手が苦戦を強いられる。その中で決勝に駒を進めたのは岡村一成(スポ4=岡山操山)と近藤大基(慶大)だった。これまでの好調を維持し試合を有利に展開したい岡村であったが、近藤の強打に押され敗戦。悔しい準優勝に終わった。女子シングルスは同士打ちが多く、早大勢で決勝に残ったのは吉冨愛子(スポ3=愛知・椙山女学園)のみ。関東学生トーナメント決勝でも対戦した西本恵(慶大)に挑んだ。吉冨はファイナルセット2-5から5ゲームを連取。悲願の初優勝に輝いた。ダブルスの決勝は男女ともにワセダ対決。どちらも勝負はスーパータイブレークに委ねられたが、最後まで攻めの姿勢を貫いた古田陸人(スポ4=愛知・名古屋)・今井慎太郎(スポ3=神奈川・湘南工大付)組、梶谷桜舞(スポ3=東京・富士見丘)・林恵里奈(スポ2=福井・仁愛女)組が勝利した。
個人戦の集大成となるインカレが終わり、次に見据えるのは団体戦の関東大学リーグだ。個人戦同様、団体戦にも重きを置いている早大。それぞれが今大会で得た課題を克服し、万全な態勢で臨みたい。
(記事、写真 松下優)
※詳細な結果は、後日改めて掲載いたします
結果
▽男子シングルス
準優勝
岡村一成(スポ4=岡山操山)
▽男子ダブルス
優勝
古田陸人(スポ4=愛知・名古屋)・今井慎太郎(スポ3=神奈川・湘南工大付)
準優勝
岡村一成(スポ4=岡山操山)・梶修登(政経3=東京・早実)
▽女子シングルス
優勝
吉冨愛子(スポ3=愛知・椙山女学園)
▽女子ダブルス
優勝
梶谷桜舞(スポ3=東京・富士見丘)・林恵里奈(スポ2=福井・仁愛女)
準優勝
間中早紀(スポ4=東京・早実)・吉冨愛子(スポ3=愛知・椙山女学園)
※優勝者、準優勝者のみ掲載