最終回となる今回は幹部のお二人に話を伺いました！ 幹部だからこそ分かる、早大準硬の魅力とは――。
――準硬式野球部に入部した理由を教えてください
新井 最初は野球部の方に入部して、１カ月くらいで練習についていけなくなって退部した後、どうしようかと思っていた時に、隣で練習をやっていた準硬式野球部を見学してみたら雰囲気が良くて、しっかり野球をできる環境が整っていると思ったので、入部を決めました。
鳥越 自分は高校時代、軟式野球をやっていて、大学で硬式の野球部に入るという選択肢はありませんでした。高校時代の先輩が何人か準硬式野球部にいたので、紹介で入部することを決めました。
――他の部活に比べて、準硬式野球部の良いところはどんなところですか
鳥越 比較的、主体性を持って練習に取り組める環境が準硬式野球部にはあると思います。他の部活では、大人の方が常にいる状態ですが、準硬式野球部では平日は大人の方がいなくて、自分たちのやりたい練習が実現する環境なので、そこを魅力に感じています。
新井 準硬式野球部はスポーツ推薦の選手を取っていないので、その点で言えばすごくみんなチャンスは多いと思います。スポーツ推薦でレギュラーが固まっている状態ではないので。それこそ鳥越など、高校で軟式野球をやっていて、大学で準硬式野球をやる選手もいます。高校で非常に高いレベルでやっていた選手もいますが、みんなにチャンスが行きわたるところは魅力だと思います。
――大学で部活動に入部することにどんな魅力を感じていますか
新井 一番は学生生活が充実することだと感じています。目的を持ってしっかりと活動に取り組めるところは部活動の魅力だと思います。
鳥越 自分も新井とほとんど一緒で、４年間ひとつのことに打ち込む経験ができるところが魅力だと思います。
――勉強や就職活動と部活動はどのように両立させていますか
新井 準硬は練習時間も短い部活で、午前または午後だけの練習が多いので、練習のない時間を勉強や就職活動の時間に充てています。時間の管理をしっかりとしながら両立させています。
鳥越 部活のない時間にどれだけ計画性を持って取り組めるかが勝負になってくるかなと思います。
――どのような人に準硬式野球部に入部してほしいですか
新井 野球が好きで、とにかく野球をやりたい、うまくなりたい人に入ってもらいたいと思っています。
鳥越 自分も、野球が好きで、向上心を持った人に入ってほしいと思っています。
――他大学と比べて、早大準硬式野球部ならではの良さはどこにあると思いますか
新井 まずは伝統があるところだと思います。それから他大学の準硬式野球部と比べて、トップクラスの環境の中で野球ができることは大きな魅力だと思います。
鳥越 恵まれたグラウンドも早大準硬式野球部ならではの良さですし、アットホームな雰囲気で学年間の壁があまりないので、みんなでいい関係を築きながら４年間野球に打ち込むことができます。
――最後に、新入生にメッセージをお願いします
新井 私たちは３年ぶりの日本一という目標に向けて日々練習に励んでいます。その目標に向けて一緒に頑張れる人、一緒に野球がうまくなりたいと思える人の入部を待っています。
鳥越 野球が好きで、向上心を持った人を募集しています。
(取材 齋藤汰朗、編集 横山勝興、写真 小山亜美氏)