【連載】天皇杯全日本選手権直前対談『闘』【第1回】梅林太朗×安楽龍馬×米澤凌

レスリング

 天皇杯全日本選手権直前対談・第1回に登場するのは、3年生ながらチームを盛り立てた安楽龍馬主将(スポ3=山梨・韮崎工)と米澤凌副主将(スポ3=秋田商)、そして最上級生としてチームを引っ張ってきた梅林太朗(スポ4=東京・帝京)の3人。自由な雰囲気のなかで、コロナ禍での活動や競技にかける思いを中心にお話を伺った。

※この取材は12月12日に行われたものです。

「まさにフリースタイル」(安楽)

左から梅林、米澤、安楽

――初めに他己紹介をお願いします

梅林 じゃあ龍馬(安楽)の紹介から行くか。

安楽(パンを食べ始める)

米澤 自由です、見ての通り。

一同 (笑)。

安楽 まさにフリースタイル。でも自由と思ってやっているわけじゃなくて、普通に腹減ったから。

一同 (笑)。

――次に米澤さんの紹介をお願いします

安楽 何かとでかい。声がとか、リアクションがとか。それが普通なんですよ。 一般の倍、「でかい」です。

米澤 良いこと言ってください。

安楽 俺良いこと言われてないよ。自由だけだもん。

米澤 良い意味で自由だから。

梅林 難しいね。凌(米澤)だけに限らず、この2人が今年のチームを引っ張って盛り上げてきてくれました。

安楽 これ(コーヒー)、ラベル剥がしたほうがいいですか?

一同 (笑)。

梅林 パンも一緒やろ、そしたら(笑)。

――梅林選手については

米澤 まさに引っ張ってくれる存在です。

安楽 そうですね、間違いない。

――皆さんは寮で生活されていますか

米澤  そうです、みんな3人一緒です。

梅林 あ、自分は11月に退寮しました。

安楽 ごそつたいりょう(ご卒退寮)。

――ごそつたいりょう...?

安楽  オウム返ししなくていいっすよ(笑)。俺が今考えた言葉なんで、広辞苑には載ってないから。

――一緒に寮生活を送ってきた中で気が付いたことはありますか

梅林 (安楽に対して)朝弱い(笑)。

安楽 そうですね、俺は朝弱いですね。だから、今だから言えるけど、1年生のときにけっこう俺が寝坊していて、目立っていたんですよ。そんな中、こっち(米澤)とか彩天奈(小玉、社3=高知東)が寝坊してバレないっていう。それぐらい朝弱いっすね。

――他のお2人については

安楽 凌は部屋の外の廊下から聞こえるくらい、声がめちゃめちゃでかい。なんかたまに奇声が聞こえる。

米澤 また「でかい」やん(笑)。

安楽 奇声。とりあえず「でかい」。また凌叫んでるわ、みたいな。

梅林 ゲームかなんかわからんけど。

米澤 ゲームですね、盛り上がっちゃって。

安楽 太朗くん(梅林)は、部屋を開けたら大体Netflix見てます。Netflixの主と言っても過言ではないです。

米澤 何でも知ってますね。

梅林 それは言い過ぎやろ(笑)。

安楽 ほんとに。「これいいよ」みたいに言われたりとか。前、『ラ・ラ・ランド』一緒に見ました。あれめっちゃ感動しました。俺泣きそうでしたもん、あのとき。

米澤 通(つう)ですね。

安楽 ツー(2)なんかあるの?

米澤 通じてない(笑)。Netflix通です。

梅林 通うって方の。

――自粛期間中は寮に残っていましたか

米澤 自分は残っていました。

安楽 自分は実家に帰ったり、高校のほうに行ったりとか。山梨です。

梅林 凌と一緒に残っていました。

――それぞれどのように過ごしていましたか

米澤 今思えば、もうちょっと自粛期間しかできないことを、夜更かしとかしておけばよかったんですけど(笑)。 自粛期間は真面目に朝縄跳びして、朝練して、午後筋トレ。真面目に生きてました。

梅林 ウエイトしたりね。

米澤 真面目に生きてました。

安楽 真面目にトレーニングやってましたって言いたいですけど、ほんと、めっちゃだらだらしていました。本読んで、YouTube見て、夜更かしして(笑)。

梅林 やりたかったことやられた(笑)。

安楽 トレーニングしようと思ってるんですけど、頭では。体が動かない。

――レスリング面でのお互いの印象は

安楽 筋トレとか、めちゃくちゃ真面目っす。ストイックです、2人とも。

米澤 俺も?

梅林 俺は凌に対して言ったのかと思った(笑)。

米澤 それはちょっとテキトーじゃない?(笑)太朗くんは、自分のペースを持ってるというか、オンオフがはっきりしていて。ほんとに良い意味で、ですよ。

梅林 選手権(東日本学生秋季選手権)の前とか完全にオフだったもんね。

米澤 リラックスじゃないけど、余裕を持っていて。俺も自分のペースを持ちたいなと思います。

梅林 2人ともマットの上だけでレスリングしているんじゃなくて、マット降りてからもレスリングについてビデオ見て考えたりとか。良い意味で「なんでそんな発想になるのかな」って。練習中に聞く場面も多いし、海外の試合を見ていたりすることも含めて、いろいろな選択肢を持っていてすごいなと思います。

安楽  自分にないものを2人は持っていて。例えば凌は、ゼロから100に持っていくことができたり。太朗くんはさっき言ったストイックさ、マットから離れても筋トレをしたりとか、レスリングで発揮できるようなトレーニングをしていて、自分が持っていないものをやっているって感じです。

今年の活動をふり返って

部の広報を務めてきた梅林

 

――今年はSNSやYouTubeなど、広報にも力を入れている印象です

梅林 YouTubeのチャンネル登録数が1000人超えました。

安楽 なんか便乗して他の部活とかもやっているらしいです。

米澤 見ました?

梅林 見てない。

安楽 やってるなと思って。先にやりました感を出されて、腹立ちます。喧嘩売っちゃうような感じになっちゃいますけど(笑)。

――YouTubeの企画はどのように考えてやっていますか

安楽 即興っすね。

米澤 ちゃんとグループがあって。4人一組のグループで週ごとに回しているんで、その4人の中で週3つ。

梅林 1週間に3本の動画で、そのうちの1本はレスリングか早稲田に関することを上げようっていうことで。方向性がバラバラになってしまうと良くないから、レスリングか、早稲田の印象とか早稲田大学についてとか。その中で自由にやっていいよ、というかたちで。

米澤 あとね、レスリングの記事もやっているんですよ。これ書いておいてください。『TAKEDOWN』っていう、ここで宣伝しておきます。

梅林 1~3年生がメインでやってるんだけど、まとめサイトみたいな感じで、学生がレスリングについて書いたり、レスラーがこれをどう思うのか、みたいなことをいろいろと記事にして書いています。

安楽 面白いっす。

梅林 “takedown”っていうのは、レスリングでは相手を倒した時っていう意味があるんだけど、そもそもの意味でいうと高いものを下ろすっていう意味があるらしくて。早稲田のものをもっといろんな人に広げていこうという意味合いがあるっていうふうに聞いています。

安楽 由来が賢いですね。

米澤 1年生の深田(雄智、スポ1=千葉・日体大柏)が(考えました)。

――広報活動を通して反響はありましたか

安楽 Facebookで、ちびっ子とか小学生の保護者さんたちから友達リクエストが来て。自分の技術動画を紹介して、個人のチャットで「参考になります」とか来ると嬉しいっすね。

米澤 (チャンネル登録数の)1000人って大きな数字で。でも1000人以外にも見ていると思うので、これからまだ伸びてほしいですね。収益化して部活動の環境を整えます!

――今年の活動をふり返っていきます。コロナ禍で多くの大会が中止となりましたが、当時の心境は

梅林 沈む以前に、何をモチベーションにやればいいのかわからなかったのが辛かったです。

米澤 先が見えてなかったので。いつから試合始まるんだろうとか、今年ないんじゃないかっていう。

梅林 テンションが落ちるというか、作るのが大変だったよね。

安楽 大会ないんだ、みたいな。

米澤  こんなに大会がない期間って初めてだよね。

安楽  10カ月くらい?けっこう長かった。その中で練習が再開して、それでもまだ先が見えなかったので、監督さんとかコーチには感謝しかないですね、見捨てず指導してくださって。

――実際にマットでの練習が再開したのはいつ頃ですか

安楽 6月とかか。

――(マットでの練習が再開するまでの)自粛期間中はそれぞれ個人で練習をされていたのですか

梅林 はい、そうですね。

――自粛期間中の練習で苦労した点は

米澤 自分は寮にいてマット練習ができない状態だったので、レスリングに手を付けられないっていう状況が一番苦労したというか。3か月間レスリングをしていなくて、感覚も忘れてしまうくらいだったので、そこが苦労しましたね。

安楽 スタミナやばかったよね(笑)。走ってたりはしたんですけど。

梅林 走る体力とレスリングで使う体力はけっこう違って。

安楽 キツイんだなって。

――反対に自粛期間中の練習でよかった点は

米澤 レスリングができなくて、レスリングやりてえなっていう気持ちが自分に見られて。

安楽 ああ、結局レスリングが好きなんだなって(笑)。

米澤 再確認できたっていうか、中毒者です(笑)。レスリングがある生活が当たり前だったので、なかったらなかったでやりたいんだなって。

安楽 なんか足りなかったよね。

――「レスリングが好き」とおっしゃっていましたが、改めてレスリングの魅力はどのようなところにあると思いますか

安楽 ええ、わからない(笑)。

米澤 対人競技、格闘技なので勝ち負けがしっかりしていて、勝つと嬉しいし、すっきりするじゃないですけど、そこが楽しいですね。

安楽 魅力ね・・・。力だけじゃだめだよって感じですね。心技体そろっていないとっていう。

米澤 正解がないのが、また面白い。

梅林 そうだね、それは言えてるわ。勝ったらそれが正解だし。

米澤 終わりがなくて、個性っていうものが大事だと。

安楽 ひとりひとり違いますね。

梅林 それヒーローアカデミア(『僕のヒーローアカデミア』)や。

安楽・米澤 わからないです(笑)。

梅林 ああ、だめか(笑)。

安楽 ネト通。

梅林 やってる者同士でしかわからない駆け引き。レスリングをやっている人が見ればわかるけど、レスリングを始めて見たとか、ルールがわからない人が見ているとわからないような駆け引きが(レスリングをやっている)2人の中では行われていて。僕らの視点から見ると、どっちに転ぶのかとか、どっちがどうするのかっていうのが見ていて面白いかなというふうに思います。

安楽 心理戦だね。誘導したりだとか。

――試合のふり返りに移ります。10月から試合が再開しましたが、出場された大会をふり返っていかがでしたか

米澤 気合は十分だったんですけど、不甲斐ない結果でした。

梅林 準備する期間自体はあったし、周りも同じ環境だったけど、3つ試合出た中で、まだ内閣(内閣総理大臣杯全日本大学選手権)が一番準備できていて。それ以外の2つは正直あまり大会に対する準備ができていなかったので、まあそんなもんかなっていう部分が。ただ天皇杯(天皇杯全日本選手権)が一番で調整しているので、今が一番調子良いかなって感じです。

安楽 悔しかった、の一言です。やるべきことをやれば結果になったのですが、それが発揮できなかった部分があったので、そこは自分のメンタルの問題かなっていうふうに思います。

――試合がなかったことが影響しましたか

安楽 それはみんな同じなんだよね。

梅林 でも一発目はめっちゃキツかったな。

安楽 練習とのギャップはありました。

梅林 (練習だと)いつも同じ相手とやるから。

米澤 慣れてるから、やってると自分の技が防がれる。そこで自分の技に対する自信が薄れてくるじゃないですけど、試合でも自分の技に自信を持ったほうがいいなと思いました。

――実戦を通して試合勘は戻りましたか

梅林 選手権(東日本学生秋季選手権)はその勘を戻したくて出たようなものなので。そればっかりは、試合の日の一発目動いてみないとわからない部分があります。いくら準備していても、動いてみないとわからないよね。減量が上手くいってるとか、今日の調子どうかなとか。いくらその日のアップが良くても、1試合目をやってみないとわからない部分があるので、そこは今できる一番良い準備をするのが良いかなと思います。

天皇杯に向けて・・・「2人で優勝したい」

昔から切磋琢磨し合う同期の2人(米澤、安楽)

――皆さん昨年も天皇杯全日本選手権に出場されていますが、前回大会からパワーアップした点はどこですか

安楽 自分のストロングポイントは創造性が豊かなこと、即興でいかに自分を信じるかというところで。内閣杯とかはそこがちょっと欠けている部分があったので、そこの即興で創造したことをその場で出すというところを今鍛えています。何をやるか具体的なわけではなくて、練習の中で自分の頭の中の引き出しを増やすことをやってきました。そこはけっこうパワーアップになったんじゃないかな、と。

米澤自分の技への自信と、そこからの展開とか技の繋ぎがレベルアップしたんじゃないかと思います。

梅林昨年の天皇杯と今年の3試合をふり返って、試合中どれだけ冷静にいられるかと、どれだけ我慢できるかっていうのが以前と違う部分であって、パワーアップしなければいけない部分でもあって、残り短い期間で強化しながらやっていきたいなと思います。 

――それぞれ出場される階級で注目している選手はいますか

梅林みんな、じゃない?今回は(各階級)8人しか出場できないから誰と当たっても決勝と同じくらい、トップの選手ばかりで。

安楽していないです。どこも勝負って感じです。注目すると相手を上に見ちゃうので注目はしないようにしています。

――今年は1日で決勝までの試合がすべて行われますが、その進行方法の違いについては

梅林逆に3試合って決まっているし、計量も朝一の1回だけで、去年までは2日目のことも考えなければいけなかったけど、正直1度体重が落ちてしまえばいいわけだから。逆に気持ちが楽な部分もあるかなと。

安楽自分は今減量が多いので、それをクリアしたらあとはやるだけです。

梅林試合に集中できるからね。

――減量はどのように行っていますか

安楽自分は10日で6から7キロくらい落とすんですけど、今回スタートがめちゃめちゃ重くて、ほんとに今全然落ちてないです。ここから落とすんですけど、あと5キロくらい。

米澤みんな聞いてくるんですよね(笑)。

梅林ダイエットと減量は違うんだよね。俺らは一時的に落ちていればいいわけで、ずっと体重をキープするとなるとやり方が変わってくると思います。

安楽俺らがやってるのは寿命が縮まる。

――減量した分の体重はすぐに戻りますか

安楽次の日8キロくらい太ります。内閣杯のとき、65キロまで落ちるじゃないですか。試合終わったその日にめちゃめちゃ食べて、次の日測ったら73.5くらい。

一同え~!

梅林俺でも6キロくらいしか戻らんよ。

安楽スポンジ男なので。レスリング人生、ずっと減量です。キツイっす。

梅林途中でさ「なんでこんなことしてるんだろう」って思うことない?

安楽試合中に思いますもん。毎年言ってるんですけど、「試合中になんでこんな競技やってるんだろう」って。

――モチベーションはどのように保っていますか

梅林目標を自分の中で立てて、その目標をどうやったら達成できるか、というのがモチベーションの作り方かな。

安楽凌と一緒の大会で優勝するっていうモチベーションがあるので、2人で1位獲ったら格好いいんじゃないかって。

梅林まだないんだっけ?

米澤ないんですよね。

梅林それは見届けたいね。俺いるうちにやってよ。

米澤毎回どっちかが負けて、どっちかが勝ってみたいな感じなんで。

安楽天皇杯2人で優勝したらめっちゃ格好いいね。

米澤1番格好いいです、1番いいよね。

梅林1日目と2日目だから。それ見たら俺も頑張るわ、もっと頑張る。

――安楽選手と米澤選手は同期同士ライバル意識はありますか

安楽常にライバルっすよね。

米澤ずっと一緒にやってきているので。

安楽凌は小さいころから仲が良くて、高校のとき同じ階級でずっとやり合ってたので。

梅林 なんなら俺も一緒だったもんね。

安楽違う高校だけど、同じ階級でずっと切磋琢磨していました。

米澤あともう一人いたんですよ、同じ学年に。三角関係ですね。

安楽もう一人の同じ階級の選手(基山仁太郎、日体大)が凌とやっていて。

米澤そうですね、今度(天皇杯全日本選手権)も。

安楽俺は65キロ級なので、2人が階級を上げて。

――天皇杯全日本選手権で自分のプレーのここに注目!という部分について教えてください

梅林前に出るプレッシャー、圧ですね。

米澤思い切りの良さ、を見て下さい!

安楽全部の試合、自分の手が上がるところに注目してほしいです。

――天皇杯後にしたいことはありますか

安楽 オフっすね。

梅林食べることじゃない?メインはやっぱり。試合前は減量あるなしに関わらず食べるものを選ぶから、自分が好きなものをある程度我慢するから、脂っこいものとか食べたくなるかな。

安楽オフがけっこう長いんで、レスリングを1回忘れられる。

梅林そのスイッチも大事だよね。

安楽1週間くらいプチ競技引退して、リフレッシュするのが本当に楽しみです。

――梅林選手の引退後のご予定は

梅林続ける予定です。パリ(五輪)まで頑張ります。

――最後に、天皇杯に向けて意気込みをお願いします

梅林誰とやっても強い相手というのはわかっているので、1試合目から全力で、1個ずつしっかり勝っていく。負けたらその時点で終わりなのでまず目の前の試合に勝ちにこだわった負けないレスリングを意識してやっていこうと思います。

米澤3試合とも全力で、自分らしくレスリングしたいと思います。

安楽やることをやるだけです!

――ありがとうございました!

(取材・編集 北﨑麗、鬼頭遥南)

色紙には思い思いの言葉を選んでくださいました!

◆梅林太朗(うめばやし・たろう)(※写真右)

1998(平10)年4月3日生まれ。166センチ。男子フリースタイル79キロ級。JOCエリートアカデミー/東京・帝京高出身。スポーツ科学部4年。天皇杯に向けて「今が一番調子良い」と語ってくださった梅林選手。早稲田の選手として出場する最後の大会で集大成を発揮します!

◆米澤凌(よねざわ・りょう)(※写真左)

1999(平11)年5月20日生まれ。173センチ。男子フリースタイル70キロ級。秋田商高出身。スポーツ科学部3年。天皇杯でのアピールポイントに「思い切りの良さ」を挙げてくださった米澤選手。自分らしいレスリングで、いまだ実現していない安楽選手とのダブル優勝を目指します!

◆安楽龍馬(あんらく・りょうま)(※写真中央)

1999(平11)年6月14日生まれ。169センチ。男子フリースタイル65キロ級。山梨・韮崎工高出身。スポーツ科学部3年。創造性・即興性豊かなレスリングが持ち味の安楽選手。写真撮影の際はシャッターに合わせてポーズを変えるなど、対談中も「即興」で場を和ませてくださいました!