国際大会で多胡島、悔しい結果に

レスリング

 年明け初の実戦の舞台はアメリカ。大学王者を中心に日本代表が選抜され、ワセダからは多胡島伸佳(スポ2=秋田・明桜)が出場した。

 多胡島はフリースタイル(フリー)70キロ級に出場。2回戦でアメリカ人選手に敗れ、敗者復活戦にまわった。迎える敗者復活1回戦はモンゴル人選手との対戦。1ピリオド(P)開始1分40秒、まずはローリングで点を奪う。その後も多胡島の優性が続き、終盤は相手を場外に追い込んだ。2Pでは開始早々再び相手を場外に出し、1ポイントも失うことなくテクニカルフォール勝ちを決めた。

 しかし敗者復活2回戦では、アメリカ人選手の勢いを抑えることができなかった。同点で締めた1Pから、2Pではフォールの体勢に持ち込まれるなどして封じられてしまう。7ポイント差をつけられ、負けを喫した。

 3位決定戦まであと1勝のところで敗れ、悔しい結果となった今回の海外遠征。一方、レスリング部では、すでにを洞口幸雄(スポ3=岐阜・岐南工)を主将とする新体制が始まっている。今回のような海外の選手と戦う経験を増やしていき、今後に生かしたい。

(記事 寺脇知佳)

結果

▽フリースタイル

70キロ級  多胡島        敗者復活2回戦敗退