【男子バレー】総合力の高さで粘り勝ち 駒大にストレート勝利

男子バレーボール

10月3日 秋季関東大学リーグ戦 神奈川・専修大学生田キャンパス

 秋季関東大学リーグ戦第7戦は駒大と対戦した。相手の守備からの速いテンポの展開や、大エースの存在などがありながらも、早大のチームでの総合力を示し、セットカウント3ー0(25ー20、25ー19、25ー19)でストレートで勝利した。

 第1セット、OH小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)のバックアタックで相手のブロックに当てて弾き飛ばすスパイクや、ラリーの切り返しでセッター瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)が相手ブロックを振り、OP中上烈(スポ2=京都・洛南)が打ち込みスタート。OH德留巧大(スポ3=長野・松本国際)のブロックアウトや中上のスパイクで5ー2とリードする。MBローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)が相手クイックをシャットし、続けて3枚ブロックで相手サイドのスパイクを抑え込んだ。相手のサービスエースや長いラリーを取られるなど、12ー13と一時逆転を許す。しかし、3枚ブロックでコースを限定してリベロ布台聖主将(スポ4=東京・駿台学園)がディグを上げ、そこから小野が打ち切ってすぐに取り返した。アンダーでの二段トスを小野や中上が打ち切り、徐々に差を広げる。ブロックで相手をスパイクを跳ね返し、小野のサーブで崩してMB菅原啓副将(教4=山形南)がダイレクトで打ち込み相手のミスを誘った。最後はローゼンがBクイックを決めて、25ー20でセットを取った。

スパイクを打つ小野

 第2セット、早大は菅原のクイックから幕を開けた。相手のブロックポイントで先行されるも、ローゼンがクイックを安定して決め続け、5ー4と前に出る。瀬川のブロックポイントで更に追撃し、相手にミスを出させる。小野のサービスエースから中上のスパイクと得点を重ね13ー8。布台がディグでつなぎ、德留がリバウンドを取って攻撃に転じ、ここで決め切れなくても、さらにストレートコースのスパイクを布台が上げ、小野がバックで打ち切ってラリーを制した。小野が後ろから来るトスを3枚ブロックに対して打ち切り、最後も乱れたボールをバックから打ち込んで決め、エースとしての強さを発揮。25ー19でセットを取った。

左から小野、ローゼン、中上の3枚ブロック

 第3セット、菅原が前に落としてくるサーブを処理し、そのままクイックを打ち込み、続けて德留がブロックでシャットするなど良い立ち上がりを見せる。相手スパイクを德留がギリギリで拾い、小野が体を投げ出して相手コートへ返球し、相手のスパイクミスで得点を上げ粘り勝ち。中盤までお互いにサイドアウトを取り合う展開が続き、1点差で試合が進む。ブレイクのきっかけは小野。小野のサーブで崩し、そのまま返ってきたボールをバックアタックで決める。相手のミスなどもあり点差を拡大し、最後は選手交代でコート上にセッター不在の中、德留が小野に丁寧にトスを上げ、しっかりと小野が決め切って25ー19で勝利した。

トスを上げた德留

 ブロック、ディグ、そこから切り返しての攻撃など様々な展開で早大の力の強さをうかがい知ることができた一戦となった。個々の実力だけでなく、それを生かすチーム全体での強さを実践していた。次戦は春季リーグ戦でストレートで敗戦した明大との対戦となる。この試合で見せたような早大の総合的な強さをもって、リベンジを成し遂げてほしい。

(記事 井口そら 写真 井口そら、上野沙織)

セットカウント
早大325ー20
25-19
25-19
0駒大
スタメン
アウトサイドヒッター 小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)
アウトサイドヒッター 德留巧大(スポ3=長野・松本国際)
ミドルブロッカー 菅原啓(教4=山形南)
ミドルブロッカー ローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)
オポジット 中上烈(スポ2=京都・洛南)
セッター 瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)
リベロ 布台聖(スポ4=東京・駿台学園)
途中出場
佐藤遥斗(スポ4=東京・駿台学園)
本多心(教2=東京・早実)
坂本勇芽(教2=東京・早実)

コメント

德留巧大(スポ3=長野・松本国際)

ーー試合を振り返って

 駒澤大学は粘りのあるチームだったので、その場面で負けないようにと思ったことと、誰が相手だろうと自分たちのバレーをやれば勝てるという自信を持つことを意識していました。

ーーつなぎの良さが出ていましたが、国士舘戦からブロックとディフェンスの関係はかなり良くなっているのですか

 毎週ブロックの練習をしていて、細かいところを全日本インカレに向けてしっかり詰めています。やっぱりブロックの質が上がることによって、後ろもレシーブを拾いやすくなるし、相手のプレッシャーになると思います。そういうことを意識して4年生が練習を組んでいたので、ブロックの成果というのは結構出てたんじゃないかなと思います。

ーー最後トス上げる時はどんな気持ちでしたか

 法大戦の時以来だったと思うのですが、クイックをあげようっていう話だったんですけど、今日は上げられませんでした。ボールを触る瞬間まではクイックあげようと思っていたのですが、レフトに上げました。逃げずに、中上のパイプもあるので、それも使えたらいいかなと思います。

ーー次戦への意気込み

 明日の明治大学さんは駒澤大学さんと一緒で速いバレーでミドルが結構強いので、そこをどう攻略するかと、春リーグの最終戦できなかったことをリベンジしたいという感じです。春リーグではできなかったことを秋リーグできるように、と意識しながら夏合宿とかやってきたので、明日はそれを出せればいい結果がついてくると思うので頑張りたいと思います。