4月12日 春季関東大学リーグ戦 神奈川・小田原アリーナ
春季関東大学リーグ戦第2戦は駒大と対戦。第1セットからサイド陣が躍動し大きく差を付けてセットを取り切ることに成功する。立ち上がりの良い勢いを保ち、第2セットもサーブやブロックで相手を寄せ付けない。第3セットは拮抗した展開が続くも、終盤に一気に連続得点でセットを取り、セットカウント3―0(25―16、25―12、25―19)で勝利した。
第1セット、1点目からラリーとなり早大の攻撃に対し駒大が粘り、被ブロックとなる幕開けに。しかし、その後すぐさま3枚ブロックでやり返し勢いは渡さない。OH小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)のバックアタックやOP中上烈(スポ2=京都・洛南)のサービスエースでブレイク。ブロックタッチにかけたボールをリベロ布台聖主将(スポ4=東京・駿台学園)が片手で懸命につないで、相手のミスまで粘るなど徐々に駒大に差をつける。早大の堅いブロックで仕留めて相手に圧を与えてミスを誘発し、さらにレセプションが乱れてもOH徳留巧大(スポ3=長野・松本国際)が落ち着いてリバウンドを取り、再度攻撃に転じて長いコースに打ち込むなど安定したプレーを見せる。徳留がサービスエースを取り、小野が3枚ブロックをものともせず打ち切るなど、クイックに対して駒大が厚くマークをする中で、両サイドの活躍が光る。リリーフサーバーの伊東昌輝(商4=山梨・日本航空)がサーブで崩し相手にミスをさせ、日大戦に続き高いサーブ効果率を発揮した。最後はオポジットとして投入されたローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)がブロックで抑え、25―16でセットを取った。

トスを上げる瀬川
第2セット、セッター瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)がネット際に上がったボールをトスにせず、そのまま返球するトスフェイントの形で得点。立て続けに小野が2連続サービスエースを決め、徳留の冷静なストレートへのコース打ちとブロックアウトで序盤から大きく点差を開く。MB麻野堅斗副将(スポ4=京都・東山)が相手クイックを跳ね返し、バックアタックを叩き落とすなど2連続ブロックポイントで11―3となりさらにタイムアウトを取らせる。その後も小野のスパイクや中上のバックアタックで得点を重ね、ブロックタッチを取って切り返し小野のサーブ時に5連続得点で大きく突き放す。中上のエンドライン際に落とすサービスエースや、關屋幸馬(スポ1=静岡・浜松修学舎)のディグから工藤文将(スポ2=東京・早実)がブロックに当てて外に出し得点するなど交代で入った選手も活躍し勢いを維持する。最後は相手のサーブがミスとなり25―12でセットを取った。

スパイクを打つ徳留
第3セット、小野のブロックポイントからスタート。瀬川がワンハンドトスで麻野のクイックにつなげ打ち切り、さらにブロックタッチを取り布台のディグから切り返して小野がバックアタックを決めブレイクする。相手もサービスエースなどでお互いにブレイクし、僅差の展開が続く。1本で切れない状況でも集中力を保ち、小野のディグから自分でバックアタックを打っての得点や、瀬川のブロック、麻野のクイックなど点数を積み重ねていく。終盤で再び伊東がサーブで登場し、ラリーの中で徳留が連続で打ち切って3連続得点。続けて中上のサーブで相手を大きく崩しミスを連発させ、最後はサーブで崩して、相手のスパイクを3枚ブロックでシャットし4連続得点で相手を一気に抜き去って25―19でセットを取り、セットカウント3―0で勝利した。

サーブを打つ中上
第1戦に引き続き大差をつけてのストレート勝利となった早大。難しい立ち上がりとなる第1週を難なく乗り切り、早大の安定感を示した。サーブやスパイクはもちろん、ブロックやレシーブのつなぎなども高いレベルでこなし、早大らしさを十分に発揮した試合運びであった。これからの試合に向けても、きっと揺らぐことのない軸をもって戦い抜いてくれるだろう。
(記事 井口そら、写真 井口瞳)
| セットカウント | ||||
|---|---|---|---|---|
| 早大 | 3 | 25-16 |
0 | 駒大 |
| スタメン | ||||
| アウトサイドヒッター 小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー) アウトサイドヒッター 徳留巧大(スポ3=長野・松本国際) ミドルブロッカー 麻野堅斗(スポ4=京都・東山) ミドルブロッカー 菅原啓(教4=山形南) オポジット 中上烈(スポ2=京都・洛南) セッター 瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北) リベロ 布台聖(スポ4=東京・駿台学園) |
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| 途中出場 | ||||
伊東昌輝(商4=山梨・日本航空) |
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コメント
布台聖主将(スポ4=東京・駿台学園)
ーー試合を振り返って
やりづらい相手ではあったのですが、その中でも1セット目の入りとかをちゃんとして、2セット目、3セット目も大差で勝ったというところで、自分たちが軸をぶらさずやっていたのが良かったのかなと思います。
ーー主将として心がけていることはありますか
自分は2年生から出ているので、試合経験が豊富というところで、今年から凌吾さん(前田、令8スポ卒=現ウルフドッグス名古屋)から桜輝に変わったりとか、オポも去年出ていなかった烈が出ていて、そういう下級生をしっかり支えながら、自分のプレーもしっかりやるというところを意識してやっています。
ーー今年のチームの特徴はどういったところがありますか
サーブがいいと思います。サーブがどのチームよりも入ったらいいと思うので、そこが一番の強みになってます。
ーー春リーグの目標
自分たちが試合ごとに課題を出していって、その課題を試合ごとに潰せるようにやっていくというところと、 一戦一戦を無駄にしないで、しっかり戦い抜きたいと思います。
ーー次の試合への意気込み
どんな相手でも自分たちのバレーをするだけなので、自分たちの軸をぶらさず戦っていきたいと思います。
中上烈(スポ2=京都・洛南)
ーー試合を振り返って
昨日、初戦でうまくいっていたと思うのですが、1週目って結構難しいというのを先輩から聞いていました。とりあえず1週目無事に終われたことで安心しています。
ーーオポジットとしての出場はいかがでしたか
オポジットをメインでやることは今までそんなに無くて、全カレ(全日本インカレ)の時に去年の4年生に頼まれてから、そこからアウトサイドヒッターとどっちもやりながらやってきました。今、琢磨(川野、スポ2=東京・駿台学園)がいなくて、自分しかオポをやる人がいないので、とりあえず琢磨が帰ってくるまではオポに集中というかたちでやっています。少しずつ決め方だったりとか、どこに行けばいいだったりとか、コースも分かってきたので、そこら辺は少しずつ上達してきてるかなと感じます。
ーー1セット目はトスが多く集まりましたが、2セット目は少ない本数をきっちり決め切っている印象でした。集中力を維持して臨めましたか
1セット目は、調子的には悪くないなという感覚ではありました。駒澤大学さんのクロスディグが、コミットでストレートを閉められていたので、ずっとクロス側に叩き込んでいたんですが、相手がつなげてきて、結果的に決まらず、少し気にしちゃって、顔に出ちゃったのかなと思います。それで2セット目は少ない本数だったのですが、なんとか決められたので、自分の気持ちの持ち方という面では今日は耐えていたのかなと思います。
ーーサービスエースが飛び出すなど、全体を通して攻めのサーブが印象的でした。ご自身の調子はいかがですか
サーブも自分の持ち味なのですが、大学では攻めないと相手がもう普通にAパスで返ってきてしまうので、攻める意識ではあるのですが、自分がサービスエースを取るというよりかは、今年はブロックが強いので、自分の8割ぐらいでもある程度は崩れてくれます。そこでコースだったり、サーブで崩してからのブロックだったり、ブロックタッチからの切り返しというのが今年は上手くいってるかなと思うので、サービスエースもあるのですが、サービスエースにこだわらずに、チームでサーブを攻めていけたらなと思います。
ーー次の試合への意気込み
去年の秋リーグの順位で、どんどん強いところと当たっていってレベルが上がっていくので、そのレベルに対応していけるようにしていくのと、取られるセットも出てくるとは思うのですが、そこで焦らずにプレーしていこうかなと思います。
關屋幸馬(スポ1=静岡・浜松修学舎)
ーー試合を振り返って
今日は序盤から早稲田のバレーができていて、ずっとリードができていてベンチも出るチャンスがあって、すごくいい試合展開だったなと思います。
ーー初出場でしたが緊張はありましたか
初めての大学でのリーグ戦ということで緊張しましたけど、自信を持ってプレーできたのかなと思います。
ーー出場する際にどういったことを心がけていましたか
まだ1年生なので、ミスを恐れずに思い切ってプレーしようという気持ちでやりました。
ーーディグもレセプションもどちらも上げていましたが、体感してみていかがでしたか
相手も同じ1年生の糸瀬(駒大)だったというのもあって、球の速さだったりは同い年なのでまだ大丈夫でしたけど、外から見て大学4年生とか3年生のスパイクは少しまだ上げられるか不安はありますね。
ーー次の試合への意気込み
今日みたいにもしもう一回出場する機会があるなら、もっと自信を持って声出してプレーできたらいいなと思います。