【男子バレー】TM東京スパークルに快勝 ファイナルラウンドをかける一戦へ

男子バレーボール

天皇杯全日本選手権大会ブロックラウンド 9月21日 山梨・小瀬スポーツ公園体育館

 昨年とは違い秋季関東大学リーグ戦2週目終了後に行われた天皇杯全日本選手権大会ブロックラウンド(天皇杯ブロックラウンド)。初戦はトヨタモビリティ東京スパークル(TM東京スパークル)と対戦した。3セットマッチで行われ、トーナメント式で天皇杯全日本選手権大会への出場が決まる。1セット目から好調な滑り出しで、セッター前田凌吾主将(スポ4=大阪・清風)を中心に試合が進む。2セット目後半にはスタートのメンバーから全て入れ替え、全員バレーでセットカウント2ー0(25ー16、25ー15)で勝利し、次戦の東海大戦へと進んだ。

 試合開始直後、OH小野駿太(スポ2=静岡・聖隷クリストファー)が自らレシーブしたボールを打ち切り先制点を奪う。その後もOP川野琢磨(スポ1=東京・駿台学園)のバックアタックや小野を中心に得点を重ね、優位に試合を運んだ。8点差と、大きくリードしながら迎えた20点目にMB板垣慧(政経4=京都・洛南)が鋭いAクイックを相手コートに叩きつけると会場が湧く。その勢いのままセットカウント25ー16で1セット目を取り切った。

サーブを打つ小野

 続く第2セット、序盤から小野のノータッチエースが決まり試合の流れは早大のものに。中盤に板垣のブロックが決まり始め、チームが盛り上がりを見せると相手のミスも続き5連続得点。多くの選手交代がある中で、流れはそのままにブレイクを積み重ね、20ー8で板垣と菅原啓(教3=山形南)が交代した場面で今セットのスタメン全員がベンチに退く。最後は今セット終盤活躍を見せた中上烈(スポ1=京都・洛南)が相手コート中央に軟打を決めセットカウント25ー15でセットを獲得。ストレートで勝利し、ファイナルラウンド進出をかけた東海大戦へと進んだ。

スパイクを打つ中上

(記事 山口愛結、写真 井口そら、井口瞳)

セットカウント
早大

25-16
25-15

TM東京スパークル
スタメン

アウトサイドヒッター 佐藤遥斗(スポ3=東京・駿台学園)
アウトサイドヒッター 小野駿太(スポ2=静岡・聖隷クリストファー)
ミドルブロッカー 板垣慧(政経4=京都・洛南)
ミドルブロッカー ローゼンマーク有廉ジュニア(スポ2=茨城・土浦日大)
オポジット 川野琢磨(スポ1=東京・駿台学園)
セッター 前田凌吾(スポ4=大阪・清風)
リベロ 布台聖(スポ3=東京・駿台学園)

途中出場

畑虎太郎(スポ4=福井工大福井)
伊東昌輝(商3=山梨・日本航空)
大谷陸(スポ3=埼玉・川越東)
菅原啓(教3=山形南)
徳留巧大(スポ2=長野・松本国際)
瀬川桜輝(スポ1=宮城・東北)
中上烈(スポ1=京都・洛南)

※コメントは東海大戦と合わせて掲載いたします。